二次創作小説(新・総合)
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.71 )
- 日時: 2018/06/17 22:56
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十二話】
『イクサーだってご飯くらいは好きなものをムシャムシャムシャムシャ』
渚
「ねぇ、この学校に中学なんてあったの?」
ガイキング
「え、知らなかったのか?」
渚
「そりゃあ...三階なんて行ったことなかったけど、そのわりには中学生を見なかったなぁって」
ダン
「はぁ?やかましいくらい騒いでるだろ」
渚
「あれー?」
渚が頭を抱えていると、イクサー1が軽く肩を叩く
渚
「あっ...ねぇ、イクサー1も変だと思わない!?」
イクサー1
「いいえ、これは時空修正がかかっています」
渚
「しゅ、修正?」
イクサー1
「そう...イクサー3を転入させるために都合のいい世界に書き換えたのでしょう」
渚
「誰が?」
イクサー1
「恐らく、リーンが」
渚
「ええっ!?」
イクサー1
「だからこういったことはあまり気にしないようにすれば...」
渚
「...それって、よくあること?」
イクサー1
「はい、たくっちスノーが絡む場合は特に」
渚
「うわぁ」
ダン
「いいよなぁ中学の奴は、給食があってよ」
イクサー1
「キュウショク...?渚、キュウショクとはなんです?」
渚
「給食って言うのは、学校が決められた食事を用意してくれるのよ」
ガイキング
「きゅ、給食を知らないのか?」
渚
「しょうがないでしょ、イクサー1は宇宙人なんだから...地球に来てまだ間もないの!」
ゴーショーグン
「あ、そうなのか...悪い悪い」
D-1
「その妹がメニューでワガママ言ってなきゃいいな」
鋼鉄ジーグ
「あー...今日の給食ってひじきの和え物だもんな」
ザブングル
「おえっ、ひじき好きな奴なんているのかよ」
イクサー1
「.....」
渚
「嫌な予感...」
.....
イクサー3
「や~だ~!!こんなの食べたくない~!!」
ザンボット3
「ひじきなんて美味しくないだろ!!」
たくっちスノー
「出されたものはちゃんと食べなさい!!」
ザンボット3
「先生だって箸が進んでないじゃないか!」
たくっちスノー
「す、進んでるよ...進んでるけど...おえっ」
たくっちスノー
(ひじき苦手なんだよなぁ...)
ザンボット3
「あーーーもう無理っ!!匂いだけで吐き気してきた!!」
イクサー3
「もう...こうなったら!!」
イクサー3は別空間から携帯電話を呼び出す
イクサー3
「塩ラーメン5人前!!」
たくっちスノー
「学校で出前すんな!!」
イクサー3
「お代?イクサー2って人に領収書出しといて!!」
たくっちスノー
「姉に払わせるな!!」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.72 )
- 日時: 2018/06/17 22:37
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
その後、大量の塩ラーメンがイクサー3のテーブルに乗る
イクサー3
「ずぞぞぞぞぞっ!!ずるずる!!」
ザンボット3
「あ、ズルいぞ!そんなにあるなら俺にもちょうだいよ!」
コン・バトラーV
「そういう問題じゃ... 」
たくっちスノー
「あのねぇ...イクサー1さんに言い付けるから!!」
イクサー1
「イクサー3」シュンッ!!
イクサー3
「げっ、お姉様!?なんでもう来たの」
イクサー1
「いえ、私ではなくイクサー2が」
イクサー1の右肩はビームソードを構えイクサー2の剣を受け流していた
イクサー2
「お前か!!私のところに変な請求送ったのは!!」
たくっちスノー
「もう届いていたのか...(困惑)」
コン・バトラーV
「先生どうします?」
たくっちスノー
「イクサー2にイクサー3をシバいてもらう...って事でいいですねお姉様方」
イクサー1
「ええ」
イクサー2
「そういうこと...覚悟しろイクサー3」
イクサー3
「ひいい~っ!!」ダダダガシャーン
イクサー3はラーメンと給食を抱え、窓ガラスを飛び出す
たくっちスノー
「あ、あいつさりげなく給食まで...」
イクサー2
「イクサーロボに乗ったか...!!」
イクサー2
「逃がすか!!なんとしても払わせる!!」
イクサー1
「私と決着を付けると言ってませんでしたか?」
イクサー2
「...後で相手してあげる!!」シュンッ!!
たくっちスノー
「良いんですか?やらせておいて...」
イクサー1
「今回の件はイクサー3の自業自得です、私は様子見します」ポリポリ
たくっちスノー
「そうじゃなくてイクサー2の決闘!」
イクサー1
「そっちは...渚やその他の人物に危害を加える気は無いみたいですし」ポリポリ
コン・バトラーV
「あのすいません、それ俺のひじきなんですけど」
イクサー1
「失礼」
たくっちスノー
「...イクサー2、ギャグキャラ化には早いぞ」
...
そして、イクサー3は路地裏で...
イクサー3
「ずるっずるるるる...ふぅ、ここまで来れば邪魔されないな」
「イクサー3」
イクサー3
「ひいっ!!もう来た!?」
バキバキバキ!!
イクサー2
「新しく改造したこのイクサーΣΣ(ダブルシグマ)の実験台となれ!」
イクサー3
「ダブルシグマって何!?ZZじゃないんだから!」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.73 )
- 日時: 2018/06/18 07:39
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー1
「というわけです」ムグムグ
渚
「それはいいけどいつまでひじきをもぐもぐしてんの」
ダイモス
「学校内で堂々と出前とは度胸があるな」
ダン
「ただのワルガキだろ」
D-1
「俺もやってみたいなぁ~」
渚
「ええ~、出前はちょっとな~」
ゴーショーグン
「いやでも、ある意味では度胸あるよな、姉に払わせるところとか」
ガイキング
「しかも、イクサー2相手に...」
...
ズガガガガガガ
イクサー3
「どこまで追いかけてくるのよーーっ!!」
イクサー2
「お前が金を払わないのが悪い!」
イクサー3
「何よー!!新型なんか使ってちゃって!!」
イクサー3
「どうせお姉様にやられるのが怖くてあたし相手に八つ当たりしようとしてるんでしょ!?」
イクサー2
「...気が変わった、殺す!!」
イクサー3
「うわぁ図星だった!!」
イクサー3
「えーと、私の方の渚はいないけど...おねがーいイクサーロボ!!」
イクサー3が叫ぶと、赤いイクサーロボが現れイクサー3を収納する
イクサー3
「そりゃー!!」
イクサー2
「ただのイクサーロボごときがこのダブルシグマを落とせるものか!」
イクサーΣΣは、容易くイクサーロボを掴み、投げ飛ばす
イクサー3
「うわー!!ズルいよパワーアップ機体なんてー!!」
イクサー3
「こちとらお姉様みたいに最初から四段階改造じゃないんだぞ!もう怒った!」
イクサー3
「マガイモノ奥義使っちゃうから!」
イクサー2
「...えっ、お前も?」
イクサー3
「そーだよ!!あたしとお姉様はたくっちスノーと冒険して、王の力を手に入れたんだから!!」
イクサー2
「.....初耳だが?」
イクサー3
「...えっと、あのね、お姉様は、その...意図的に省かれたっていうか」
イクサー2
「殺す」プチッ
イクサー3
「殺意ゲージが限界突破した!?」
イクサー2
「お姉様はともかく、お前にまでマガイモノの力を先取りされたのが気に入らん!!」グググ
イクサー3
「マガイモノメイカーになってるんだからべつにいいじゃん!!」
イクサー2
「今日という今日はお前たちイクサーを殺す!!」ギギギギ
イクサー3
「あーもうめんどくさい!マガイモノ奥義!チェンジイクサードラゴン!!」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.74 )
- 日時: 2018/06/18 10:18
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ザンボット3
「イクサー3の奴帰ってこないな」
たくっちスノー
「次女のお姉さんにボッコボコにされてるんでしょ」
コン・バトラーV
「生きて帰ってくる?」
たくっちスノー
「この小説はギャグ系だし五体満足で帰ってくる事ぐらいなら余裕でしょ」
ザンボット3
「お、おう...だといいけど...」
...
イクサー3の呼び声でイクサーロボは竜のような形に変形する
イクサー2
「何っ!?マンガ版の設定だと!?」
イクサー3
「どうよ!悔しかったらそっちも変形を」
イクサー2
「イクサーグリフォン!!」
イクサーΣΣは翼を広げ、グリフォンのように変形する
イクサー3
「出来るんだ...」
イクサー2
「うおおおおおおおお!!」
イクサー3
「あっ、これやばい、ガンダムに挑む旧式のザクってこんな気持ちだったんだ」
イクサー3
「あっそうだ、学校まで逃げよう」キーン!!
イクサードラゴンは学校のあった方へと飛ばす
イクサー2
「待て、何処へ行くつもりだ!!」
イクサー3
「こっち来ないでよぉ!!」
...
リーン
「えー?君らも専用機が欲しい?」
ジーク
「何故あいつには作ったんだ」
リーン
「設計図用意してくれたから...」
シャープ
「抜け駆けして...」
リーン
「いやー俺もね?大雑把でもいいから設計図さえあればロボットなんて一瞬で作れるわけでね」
リーン
「上層部め、シルバリオンの骨組みの設計図しか用意しないとは...」
セーラ
「設計図さえあれば...って、本当に天才ですね...」
ジーク
「ならこれを使え」
リーン
「あるんじゃん...はい完成!!」
リーンは設計図を受けとると、背中から千本ものの細いロボットアームが飛び出し、瞬く間に設計図通りのロボットが作られた
セーラ
「えっ、そういう仕組み!?」
リーン
「バルムンク完成!ジークフリートだからそういう名前にしておいたよ!」
セーラ
「これ私達いらないんじゃ...」
リーン
「設計図無しだと時間かかるんだよ頼むよ~!」
シャープ
「はぁ...私達も設計図何か作っておきますよ」
セーラ
「あ、ゲシュペンスト全部貰っていいですか?」
シャープ
「いいよ、何に使うの?」
セーラ
「どうせならこれ全部使おうかなって...」
...
ガイキング
「あ、おい渚!イクサー1!」
イクサー1
「はい?」
イクサー3
「うわああああああ~~~!!」
ガイキング
「なんか戻ってきた」
渚
「なんで!?」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.75 )
- 日時: 2018/06/18 11:10
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー3
「あっ、前にもお姉様!」
イクサー2
「待て!!」
イクサー3
「後ろにもお姉様!」
イクサー3
「えっ、どうしよう...お姉様にすがっても助けてくれなさそうだし...」
イクサー3
「えーと逃げ道逃げ道...」
渚
「なんかどんどん迫ってきてない?」
鋼鉄ジーグ
「あのー、これ座席の位置的に俺がペチャンコになるフラグ?」
イクサー1
「はい」
鋼鉄ジーグ
「避けてくれーーっ!!頼むーーっ!!」
イクサー3
「あ、そうだ!マガイモノのイクサードラゴンならあたしが想像した技を真似できるはず!」
イクサー3
「えーとえーと、思い出せ、ベストフレンドの大技を...」
...
ザンボット3
「ザンボットオオオオ...ムーンアタック!!」
...
イクサー3
「十八番を奪っちゃ悪いよね...ほかには...」
...
コン・バトラーV
「超電磁スピン!!」ギュルルルルル
イクサー3
「これだ!!イクサースピン!!」
イクサードラゴンは突然目の前でぐるぐる回転を始める!
鋼鉄ジーグ
「なんか回り始めた!!怖い!!怖いんだけど!!」
渚
「やめて、この状態でこっちに来ないで」
イクサー3
「うりゃー!!」ズガガガガガガ
そのままの勢いで、ドラゴンは下へと掘り進んでいった
イクサー2
「しまった...逃がすものか!!」
イクサー2もドラゴンが開けた穴を進んでいく
ダイモス
「先生、グラウンドに大穴が」
アクセル
「え?位置によっては次の体育は中止になるかもしれないな」
アクセルが穴を見に行くと...
アクセル
「...あっ、この位置はまずいな」
...
シャープ
「所長!」
リーン
「どうしたの?」
シャープ
「真上から謎のロボットがこちらへ向かっています!」
セーラ
「えっ...真上から!?つまり」
ジーク
「地面を掘って来ているということか?」
セーラ
「この場所がバレちゃったのでしょうか...?」
リーン
「えー?渚さんやイクサー1さんが口を割るとも思わないし、たくっちスノーも言う理由がない...じゃあなんで」
ジーク
「緑風」
リーン
「はいよ」
ジーク
「もう俺たちのいる地層に到達する」
リーン
「えっ」
プチッ
その瞬間、リーンの真上からイクサードラゴンが落ちてくる!!
セーラ
「所長!?」
リーン
「大丈夫大丈夫!!自動的に全身エアバックモードが作動したから傷ひとつついてないよ!」
イクサー3
「ふう...あれ?ここは」
セーラ
「...」
...
そして地上は、イクサー3が開けた大穴の回りにロボットが集まり大騒ぎしていた
渚
「何?なんでざわめいているの?」
ザブングル
「見えないのか?」
渚
「う、うん深すぎて...」
ダイモス
「...研究所だ、真下に研究所のようなものがある」
渚
「ええっ!?」(ば、バレちゃった!?)
第十二話 END