二次創作小説(新・総合)
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.95 )
- 日時: 2018/06/19 17:52
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十六話】
『決着!!イクサー2』
一方、何も知らないイクサー3は友人と遊んでいた
ザンボット3
「よーし、サッカーするぞ!」
イクサー3
「あたしが蹴るから!」
ザンボット3
「こーい!!どんなボールも受け止めてやるぜ!」
イクサー3
「いくよ、とりゃーっ!!」シュバーン
ザンボット3
「なんの!」ガシッ!
イクサー3
「もういっちょ!」
ザンボット3
「でりゃーっ!!」
イクサー3の蹴り飛ばすシュートをザンボット3がキャッチする
イクサー3
「あー!全然入らない!」
ザンボット3
「ははは!どんなもんだい!」
イクサー3
「ぬぬぬ...次はあたしがキーパーね!」
ザンボット3
「俺のシュート、止めれるものなら止めてみな!ムーンシュート!!」
イクサー3
「必殺イクサーボム!!」
ザンボット3
「えっちょ」
ズゴォォォンッ!!
イクサー3はエネルギーを帯びた両腕でサッカーボールを弾き飛ばすが、そのボールがザンボット3の体にヒットする!!
イクサー3
「あっ、ごめん!!」
ガシャンガラガラ
イクサー3
「...あっ、動かなくなっちゃった」
イクサー3
「おーい、ザンボット、ザンボット?」
ボールがぶつかったザンボットはピクリとも動かず...イクサー3の血の気がすっと引いてくる
イクサー3
「どーしよっ!?ザンボット壊れちゃった!!」
イクサー3
「え、ええと、お姉様に相談した方がいいかな、でも大事な用事があるって言ってたし...」アタフタ
イクサー3
「...あーもう!こうなったらイクサーロボと同じノリで整備してやるー!!」
イクサー3
「えーとここだとまずいよね...リーンとかいう人の研究所貸してもらおう」
...
イクサー1
「テヤーッ!!」
イクサー2
「はあっ!!」
ガキン!ジャキン!!
二つの戦士が高速で飛び交い、剣を弾き合う
そのスピードは常人の目にはついていけないものだった
たくっちスノー
「め、目が追い付かない...」
セイブルヴィクス
「1/10スロー映像を用意します」
たくっちスノー
「ありがとう」
イクサー1
(イクサー2、また腕が上がっている...)
イクサー2
「どれだけ私が強くなっても、お姉様は私の先を行く!」
イクサー2
「何故?どうして私に殺させてくれないの、お姉様!」
イクサー2
「どうして貴方は、私よりも強くなるの!?」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.96 )
- 日時: 2018/06/19 19:23
- 名前: mirura@ (ID: PrIvPbQU)
ミルラ「「くるくるり」というフリゲをやったんです。
ヤンデレから逃げる少女の話」
ミラ「それだけ聞くと気持ち悪いな」
ゼネイラ『エンドによってはハッピーだったり手足切断されたり、
理由知ったり、捕まったり・・・奥が深いんだよ』
レウォル&クロノス「・・・帰っていい?」←顔面蒼白
こんにちは!
あ、あれ?ばあすでい何処行った?
ロボット小説は予想不可能だなぁ・・・・・
でも、
こうやって戦闘シーンの会話とか見てるとかっこいいですね。
うん、カッコいいです。はい。
イクサー2・・・
信念(?)が強すぎる・・・・
凄いのか、怖いのか・・・
ど、どっちもにしておきます。
決着・・・とか、あるのかなぁ・・・・
更新、頑張ってください!
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.97 )
- 日時: 2018/06/19 21:22
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Miruraさん
たくっちスノー
「自分は最近『天使のうつわ』というフリゲをやっています、理由は分からないけど冒険する為に世界を渡る天使の女の子の話」
ロストメイドウィン
「RPGはレベル上げがめんどい」
たくっちスノー
「うん...オートにしても中々貯まらないんだよなぁ」
ロストメイドウィン
「あと二回攻撃やめてくれ、普通にやられるから」
たくっちスノー
「ロボット学園はざくアクZみたいにギャグとシリアスをどうにか両立させようとしているんですよ」
ロストメイドウィン
「木原マサキも元は悪役なんだがな、うちの小説ではラスボス候補でもあった」
たくっちスノー
「まぁ今はイクサー2だ!あの人はどんな未来を迎えるのか...自分はどう書くのか、頑張ってくれよ数分後の自分」
コメント感謝だよ!
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.98 )
- 日時: 2018/06/19 21:32
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー1
「そこっ!!」
イクサー2
「うっ....!!」
イクサー1
「私は、貴方の先を通っているつもりはありません、私は私です」
イクサー2
「...」
イクサー1
「ですが」
イクサー1
「貴方が生き方を求め、さ迷っている姿をほうっておくことは出来ません」
ジャキ!!
イクサー1
「形や経緯はどうあれ、貴方は私の...妹ですから」
イクサー2
「っ...」
イクサー1
「貴方が宛も分からず怯えているのなら、私が手を取り、道標となります」
イクサー2
「...何が言いたい?」
イクサー1
「イクサー2」
イクサー1
「私と一緒に...来なさい」
イクサー2
「.....」
イクサー1
「私は、妹を二度も殺したくありません」
イクサー2
「....っ」
イクサー1
「さぁ...」
イクサー1は動きを止め、イクサー2に手を...
....
イクサー2
「黙れっ!!」ビュンッ!!
イクサー2はイクサー1の手を振り払う
イクサー1
「...っ!!」
イクサー2
「善人のような口を利くなっ!!私達イクサーの役割は1つ、戦うことのみ!」
イクサー2
「私には貴方を殺すという目的以外、何もない!!パートナーの居る貴方には分かりはしないだろうっ!!」
イクサー2
「私には、もうこれしかない...戦いにしか意味が見いだせないのなら、元々与えられた使命を果たすのみ」
イクサー2
「私にはイクサー1を...お姉様を殺すことしか頭に入らないんだ!」
イクサー1
「.....分かりました」
イクサー2
「お姉様?」
イクサー1はビームソードを投げ捨て...
イクサー1
「ならば、好きにしなさい」
イクサー2
「...え?」
イクサー1
「今、私の体は不死身...イクサー2がそこまで望むのであらば、この体をどれだけ傷つけても...責めません」
イクサー2
「お、お姉様...?本気、なのか...?」
イクサー1
「はい、私は死ぬことは出来ません」
イクサー1
「ですが、貴方が私を殺すことを望むのであれば」
イクサー1
「私は貴方のために、いくらでも殺されます」
イクサー2
「...!?」
イクサー2は...驚いていた
イクサー1がこんなことを言い出すなんて...と
マサキ
【誰かのために、いくらでも死ぬ...か、たくっちスノーの奴、成分を奴に渡したな】
たくっちスノー
「...嘘だろ?こんなことになるなんて」
マサキ
【ああ、あの思想は...お前そのものだ】
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.99 )
- 日時: 2018/06/19 21:53
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
渚
「...ん、んん?」
セーラ
「気が付きました?」
渚
「あれ、ここは...?」
ちょうど、研究所内で渚が目を覚ます
セイブルヴィクス
「外部、内部共に損傷無し、記憶障害の危険性0%、異常無しです」
渚
「あ、たくっちスノーのロボット...ってことは、ここは好調先生の研究所...」
リーン
「セーラが君を運んできたときはびっくりしたよ」
渚
「びっくり...そうだ、イクサー1は!?」
リーン
「あの人?イクサー2に切られてるよ」
渚
「えっ...すぐに助けにいかないと!!」
リーン
「いや、でもさー...イクサー1って、マガイモノなんでしょ?」
リーン
「マガイモノならイクサー2には殺せないし、やらせてあげれば?」
渚
「なんですって...!?」
リーン
「イクサー2もさ、姉を殺したいだけなんでしょ?なら、ちょっとやれば収まるって」
渚
「ふっざけないで!!」バーン
リーン
「うぐっ!!」
渚はリーンに殴りかかり、すぐに研究所を抜ける
リーン
「...普通、ビンタじゃない?」
...
イクサー2
「はあああああああっ!!たあっ!!りゃああっ!!」
ザン
シビュッ!!
イクサー2は何度も何度も斬りかかった
斬る度にイクサー1の頬や鎧から黒い液体が飛び出し、すぐに再生する
イクサー1は...それを静かに見ているだけ
イクサー2
(なんだ...?分からない)
ザン
ズバッ
ジュルッ!!
黒い液体が付着しようとも、イクサー2はソードを滅茶苦茶に振り回す...
イクサー2
(何を、感じている...この、感情は...)
イクサー1
「イクサー2、大丈夫だから、大丈夫...続けて」
イクサー2
「....はぁっ、はあっ」
イクサー2
「っ!!」
イクサー2は首を跳ねるが、切れた首は崩れ、すぐに新しい首が作られる
イクサー2
「...これは」
恐怖?
イクサー1
「イクサー2、どうしました?」
イクサー2
「...紛い物だ」
イクサー2
「お前は、紛い物...私の知る『お姉様』じゃない」
イクサー2
「今のお前は...お姉様の形をした気持ち悪い肉塊だ!!」
イクサー1
「...」
渚
「イクサー1、やめなさい!!」
渚
「そんなことを続けたら、お互いの心が壊れるわよ!?」
イクサー1
「...渚?」
イクサー1
「私、私は...イクサー2を...助けたくて...」
たくっちスノー
「イクサー1さん!!」
リーンから話を聞いたたくっちスノーも駆けつけ、渚を運びイクサー達のところへ連れてくる
イクサー2
「...お前、マガイモノの王なんでしょう?」
たくっちスノー
「.....」
イクサー2
「お姉様をこんなにしたのは、貴方でしょう?」
たくっちスノー
「...貴方の言いたいことは、良くわかるよ」
イクサー2
「なら、早くしろ」
イクサー2
「お姉様を...元に戻せっ!!!」
たくっちスノー
「言われなくても...そうするよ!!」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.100 )
- 日時: 2018/06/19 22:22
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ビッグゴールド
【聞こえるか、イクサー1】
ビッグゴールド
【お前...中々変わった行為をしていたな、あのままではイクサー2の精神は元には戻らないほどになっていた】
ビッグゴールド
【...私がこんなことを言うのも不思議な話だが、あの時のお前はらしくない行動をしたな】
ビッグゴールド
【たくっちスノーという怪物に精神を侵食されたか?】
ビッグゴールド
【奴はお前のような所はあるが、どこか歪んだ思考を持っている】
ビッグゴールド
【...まぁ、奴の遺伝子は奴自身の手によって抜き取られた、またああなることはないだろう】
ビッグゴールド
【...あの不死身の体、存分に使ってやろうと思ったが、お前の精神は隙がない】
ビッグゴールド
【次はないぞ、覚悟しろイクサー1】
...
イクサー1
「はっ...」
渚
「イクサー1、目が覚めた!?」
イクサー1
「渚...ここは何処?私は一体...」
渚
「ここは校長先生の研究所、分かる?」
イクサー1
「校長...リーンの...はい、分かります」
たくっちスノー
「イクサー1さん、気がついたんだね!」
セーラ
「良かった...ずっと倒れてたんですよ!」
イクサー1
「...なんだか、記憶が抜け落ちてるような」
セイブルヴィクス
「軽い記憶障害の可能性があります、どこまで記録していますか?」
イクサー1
「...イクサーΣΣに特攻して、イクサー2と剣で決闘をし、その後は覚えていません」
渚
「.....」
セイブルヴィクス
「私生活に支障はありません」
セーラ
「それなら安心だね...」
イクサー1
「私に一体何が?」
たくっちスノー
「イクサー2に頼まれたんだ...元に戻せって」
イクサー1
「え?」
たくっちスノー
「マガイモノではなく、前みたいな人造人間に変わったってこと」
イクサー1
「では、勝負の行方は...?」
たくっちスノー
「貴方の好きなように...捉えてください」
イクサー1
「.....」
渚
「ねぇ、イクサー1...もう大丈夫だからね」
イクサー1
「渚...?」
渚はイクサー1の左手を掴み、泣き崩れる
渚
「もう、あんな真似しないで...イクサー1...」
セーラ
「渚さん...」
イクサー1
「...抜け落ちた記憶のなかで、私はとんでもないことを?」
「目が覚めたのか...?」
イクサー1
「貴方は...イクサー2!」
イクサー2
「...元に、戻ったのか?」
たくっちスノー
「ああ、ばっちりさ」
イクサー2
「そうか...良かった」
- Re: 満開!ロボット学園 ( No.101 )
- 日時: 2018/06/19 22:45
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イクサー2
「お姉様...」
イクサー1
「どうしてここに...?」
渚
「どうしてって...イクサー2は、貴方を心配していたんだよ?」
イクサー1
「えっ?私を?」
イクサー2
「...それを言うな」
たくっちスノー
「それで、どうするの?」
イクサー2
「...そう、だな」
イクサー2
「イクサー1、今回は私の勝利だ」
イクサー1
「...」
イクサー2
「ただ...何故か」
イクサー2
「喜べない」
イクサー2
「まるで心の中が空っぽになったように、気分が優れない」
イクサー2
「私は...もう、お姉様を殺そうなんて気が微塵も感じられなくなった」
イクサー2
「なら、私はどうすればいいのでしょう、お姉様?」
イクサー1
「.....」
渚
「どうするの?」
イクサー1
「...私と貴方の最初の一騎討ち、最期に貴方はこう呟きました」
イクサー1
「渚のようなパートナーが欲しかったと」
渚
「えっ!?」
イクサー2
「...覚えていたの?」
イクサー1
「忘れたことはありません」
イクサー1
「...なら、私と共に見つけましょう、貴方が本当に信頼できるパートナー...友を」
イクサー2
「.....」
イクサー1
「イクサー2、貴方が望むのであれば、私は...」
イクサー2
「断る」
渚
「ちょっと、せっかく誘っているのに...」
イクサー2
「...私のワガママに、お姉様を巻き込むわけにはいかない」
イクサー1
「イクサー2...」
イクサー2
「自分のパートナーは、自分で見つける」
イクサー2
「お姉様は、渚を愛していたからこそ真のシンクロを実現させた」
イクサー2
「私も...少しだけ、『愛』というものを探してみようと思う」
イクサー1
「応援してますよ」
イクサー2
「ああ...ありがとう、お姉様」
イクサー2
「また、どこかで」
イクサー2は時空の穴を開け、何処かへと消えていく
たくっちスノー
「イクサー2は、『愛』を学びに行ったわけか...」
リーン
「これで三姉妹揃って時空の旅人だね」
マサキ
「マガイモノが絡んだ時空の旅人、いい加減増やすのなんとかしろ」
たくっちスノー
「わ、悪者は一人もいないんだしいいじゃん...」
渚
「...」
セーラ
「どうしました?」
渚
「いや、三姉妹で一緒に過ごすのも悪くないかなーって思ってたの、なのに...」
イクサー1
「いえ、あれでいいんですよ渚」
イクサー1
「間違いなく、イクサー2にとって何かが変わりました...」
そう、今のイクサー2ならきっと...パートナーを見つけられるって、信じてますから
それまでの間...いってらっしゃい、私の妹。
第十六話 END