二次創作小説(新・総合)

Re: ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て ( No.67 )
日時: 2018/07/02 09:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【part11】
『歌い手、緑の石にまみれ試かめる』

野獣先輩
「これで鍵は二つ手に入れたっすけど...あとどこまで集めればいいんだ?」

たくっちスノー
「おいおい、鍵穴の数を見てこなかったのか?」

野獣先輩
「だって多すぎてめんどくさかったし」

たくっちスノー
「お前、5から先を数えるの嫌っていつも言ってるからな...」

冬夜
「となると、最低でも6以上になるかな...」

K
「四天王も鍵を持っているとなると、田所の言うとおり相当めんどくさい事になるな」

野獣先輩
「もう一回通報活動してさ、集めて終わりでいいんじゃない?」

たくっちスノー
「あの、出来れば安全に事件解決してくれないかな」

ゆかり
「そうですよ、その方法はちょっと...」

野獣先輩
「...しょうがねぇな、全員が平野のように逃げてるわけじゃねーと思うし、素直に追いかけるゾ」

オルガ
「他のミステリアスパートナーもカオスの力で洗脳されてるかもしれねぇ、レムから漏れていたカオスの力を解析して居所を探るぞ」

Sans
「こいつ万能だよな」

三日月
「オルガは時空の旅人のプロだから」

オルガ
「旅人にアマチュアもプロもないだろ...あの辺りに一番近い反応がある」

K
「よし、行ってみよう」

...

葛城
「AKYS」

AKYS
「どうした?」

葛城
「...アレが、ニコニコ動画で持て囃されているものなのか?」

AKYS
「おうどうした、カオスの力が不満か?」

葛城
「あんなのがカオスなのか...?」

AKYS
「オメーも俺もカオスのオモチャでいいんだ上等だろ」

葛城
「だけどよ...」

...

トール
「小林さん、あれ!」

野獣先輩達の目の前に、さっきまでのレムと同じフードを被った人影が


ゆかり
「本当に居ました!」

野獣先輩
「おい、そこのお前!」

「...来たか、田所...いや、野獣先輩!」

リーン
「こいつ...何か知ってるわね?」

黎斗
「...これは」

リーン
「何か覚えでも?」

黎斗
「私とは無縁なようで...同じような何かを奴から感じる」

野獣先輩
「ってことは...俺と同じ例のアレか、なんで?」

「アッアッアッアッアッ...覚えていないのも当然だ、俺は」バサッ!

ゆかり
「あっ、貴方は!!」


「俺の名前は鋼兵...歌い手さ!」

Re: ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て ( No.68 )
日時: 2018/07/02 10:27
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

野獣先輩
「歌い手!?」

アライグマ
「...って、何なのだ?」

ゆかり
「私やミク先輩が歌っている曲は、人間が歌うこともあるそうです...そういった方は【歌い手】と呼ばれているんですよ」

オルガ
「【歌ってみた】カテゴリって奴か」

野獣先輩
「ふーん、要するにカラオケっすか...まぁ俺も聞いたことはあるっすよ」

野獣先輩
「で、この鋼兵って奴は?」

ゆかり
「それなりだったはずです...ミク先輩からニコニコ動画のイベントで生ライブをしたって聞きましたから」

鋼兵
「どうやらそうっぽいな、リアルワールドの事は知らないが話題にはなったみたいで」

野獣先輩
「で、その歌い手様が俺を潰しに?」

鋼兵
「まあな、この最近はリアルの俺が活動を見せなくて暇だったし...」

ゆかり
「え、ああ...まぁ、そうですね」

鋼兵
「そんなわけで、本来歌を専門とする俺があんたらを消すことになった!恨むならリアルの俺を恨むんだな、アッアッアッアッアッ」

オルガ
「まさか歌い手まで敵に回るとは...」

トール
「でも戦いが本業じゃないなら余裕じゃないですか?」

鋼兵
「それは違う、ニコニコ動画において戦闘力とは、視聴者に愛されているかによって決まるんだ!」

鋼兵
「逆に嫌われものはすごく弱くなる」

K
「だから人気のトールや冬夜、Sansとレムは強かったのか」

ゆかり
「ミク先輩が全盛期の力を出せなかったのも、新しい後輩ができて人気が分散したから...」

たくっちスノー
「そうじゃないか!確かに初音ミクがカオスに挑んだ時期はまだ鏡音すら造られてなかった頃だ!」

鋼兵
「そういうことだ...中堅歌い手の俺なら、人間の屑と称されるほどの不人気なお前にだって勝てるはず!」

野獣先輩
「俺のみを狙うってわけっすか」

鋼兵
「他のヤツらは絡まれてるにすぎないそうだからな!これで終わ...」

野獣先輩
「ラ ッ シ ュ 先 輩 」ドスドスドスドス

鋼兵
「シカメッ!!」

鋼兵は野獣先輩の高速ラッシュにボコボコに殴られ、吹き飛ばされる

K
「弱っ」

たくっちスノー
「正直どっちが弱いのか強いのかさっぱりだけどな」

鋼兵
「ど、どうして.....」

野獣先輩
「鋼兵...確かに、あんたは中堅の歌い手で、ちゃんとした人気もあったよ」




野獣先輩
「数年前までは、な」

鋼兵
「え?」

Re: ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て ( No.69 )
日時: 2018/07/02 13:03
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

野獣先輩
「俺が出ていった後もニコニコ動画を見ていないとでも思ったのかゾ?」

鋼兵
「え、そうなの?」

野獣先輩
「当たり前だよなぁ?じゃなかったらけもフレとか知ってるはずは無いゾ」

たくっちスノー
「まさかアレが流行るとは思わなかった」

K
「たくっちスノーが気に入ってる奴は低評価になって、あいつが興味を示さなかった奴は基本人気になったからな」

オルガ
「エグゼイドとかもそうだしな」

トール
「あの人呪われてるんじゃないんですか?」

たくっちスノー
「自分もそう思う」

鋼兵
「それがどうしたんだ...」

野獣先輩
「...あんたの落ち目はな、あいつがお前に興味を持った時期なんだ」

鋼兵
「!?」

野獣先輩
「あんた、歌い手以外の事は知ってるか?」

鋼兵
「いや...最近派生キャラが作られたのは知ってるけど、俺は歌い手時代を元にして作られた存在だし」

野獣先輩
「たくっちスノー、用意しろゾ」

たくっちスノー
「はいはい...」

たくっちスノーはビジョンを用いてある動画を見せる

鋼兵
「...これは?」

たくっちスノー
「ゆっくりこうへいの全然ゆっくりじゃない雑談動画...名前しか知らなかった貴方を知ったきっかけとなった動画です」

たくっちスノー
「2016年頃ぐらいから、リアルワールドの鋼兵氏は歌い手としての活動の他に、こうやって雑談動画も作るようになって...」

鋼兵
「だから俺の出番が少なくなってたのか...こっちも再生数が多いし、やっぱり人気者じゃないか、なのに...」

野獣先輩
「そりゃ、その頃はまだ人気だったし...」

たくっちスノー
「.....あの、こんなことは言いたくないけど、今の貴方は人気者ではないんだ、むしろ目の敵にされている」

鋼兵
「アッ!?なにやらかしたんだよリアルの俺!」

野獣先輩
「何やらかしたって、羅列するとキリがないし...」

たくっちスノー
「ここでぶちまけると、なんかヘイトみたいで読者が不快になるし...」

オルガ
「正直調べれば調べるほどドン引きものだし」

鋼兵
「分かってるなら最初から出すなや」

たくっちスノー
「しゃーないでしょ最近のはそういうの多いんだから!!」

野獣先輩
「まぁ、結論から言うと...あんたはもう、力がない」

野獣先輩
「いや、下手すると...俺以上に人気のパロメータが...」

リーン
「子は親を選べないって言うでしょ?しょうがないのよ」

鋼兵
「.....まだだ!!」

野獣先輩
「ファッ!?」

Re: ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て ( No.70 )
日時: 2018/07/02 14:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: sFi8OMZI)

鋼兵
「俺に...鋼兵に歌い手以外の動画があるというのなら、それで抵抗するだけだ!」

野獣先輩
「まだやるっていうのか!?勝ち目はないというのに!」

冬夜
「あれなんか向こうのほうが主役っぽいぞ」

トール
「うちってチート集団ばかりですしあるいみ敵かもしれませんね」

レム
「あっ...腕が!」

鋼兵
「アッアッアッアッアッ!!!」

鋼兵の両腕が緑色の宝石で固められる

オルガ
「なんだ、あの石はよ!?」

Sans
「あーなんかテレビで見たことあるわ、あれってエメラルドじゃね?」

鋼兵
「なんでエメラルド...まあいいや、直接石ころでぶん殴れば、お前でも倒せるはずだ!」

野獣先輩
「原始的な手を使おうとするのやめてくんない!」

ゆかり
「どうにかしてあの人を押さえ付けないと...」

野獣先輩
「たくっちスノーなんとかしろ、このままじゃ俺は確実にあいつを殺すぞ」

たくっちスノー
「そんな堂々と言われるのも困るんだけど」

野獣先輩
「いいか、例のアレで投稿された時点で鋼兵は歌い手じゃない、ただの視聴者のオモチャだ」

野獣先輩
「安全に事件解決したいんだろ?ほならね?お前が命令してみろって話ですよ」

たくっちスノー
「それもそうだ...そうだな、考えるから耐えてくれ!」

野獣先輩
「そう来たかてめぇ!!これで死んだら怨んでやるゾ...」

鋼兵
「そこだっ!!」

野獣先輩
「あっぶね!!」

鋼兵のエメラルドグローブを田所はどうにか受け止めるが、地面に沈んでいく...

Sans
「おーやべぇな」

オルガ
「まぁとりあえずだ、頑張りな」

野獣先輩
「止めろや」

黎斗
「リアルの彼を呼び出すことは?」

たくっちスノー
「出来なくはないけど、ニコニコ動画的に面倒なことになって...」

黎斗
「ならば他に、彼の戦意を喪失させる手段は?」

たくっちスノー
「.....歌い手のあの人に伝えるのは酷だけど、自覚させるしかない」

たくっちスノー
「もう...昔には戻れないということを」


たくっちスノー
「で、でも!!さすがに僕の口からこれは...」

黎斗
「ほう?」






黎斗
「聞かせてみろ、何を伝えるつもりだ?」

たくっちスノー
「黎斗?」

黎斗
「檀黎斗神だァ...」

...

野獣先輩
「あーもう!あくしろよ!」

黎斗
「待たせたな」

野獣先輩
「ゲンム!?」

鋼兵
「?」

黎斗
「ミュージックスタート!」





黎斗
「鋼兵っ!」

Re: ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て ( No.71 )
日時: 2018/07/02 18:02
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: sFi8OMZI)

黎斗
「何故中堅歌い手の君が、ここまで人気が落ちたのか」

黎斗
「何故エメラルドを産み出せたのか」

黎斗
「何故例のアレに加えられているのくぁっ!!」

オルガ
「それ以上言うな!!」

黎斗
「その答えはただ1つ...」

野獣先輩
「(容易なパロディは寒いだけだから)やめろー!!」

黎斗
「ハァ...鋼兵!君が!ネットで数多くの醜態を晒して...炎上したからだァっ!!ダァーッハッハッハ!!」

鋼兵
「...俺が、炎上?」

野獣先輩
「ッヘーイ!(煽り)」


鋼兵
「嘘だアッアッ...俺を騙そうとして居る」

黎斗
「.....」スッ

黎斗はパソコンからある動画を見せる


鋼兵
「えっ、なにこれ」

黎斗
「リアルの君の行為をまとめ動画だ」

鋼兵
「F9...?七つの大罪...?アオイ...?鋼式アンチスパイラル...?すしまみれ...?」

突如、鋼兵の体にノイズが生じ、エメラルドが砕ける

オルガ
「カオスの力が弱まった...」

野獣先輩
「助かった」

鋼兵
「分かったよ、もうニコニコ動画に鋼兵は必要とされてないんだな」

ゆかり
「鋼兵さん...仕方ありませんよ、人生って何が起きるか分かりませんし」

たくっちスノー
「視聴者からしてみれば『どうしてここまで酷いことになった』って気分だよ」

鋼兵
「...」

たくっちスノー
「でもこれだけは言わせてほしい」

たくっちスノー
「どんなに落ちぶれても、どんなに炎上しても...僕は、前の貴方の動画が好きだった」

たくっちスノー
「雑談動画だって、新作が出れば欠かさず見ていたんですよ...」

たくっちスノー
「こんな形でニコニコ動画で話題になってしまうなんて...」

鋼兵
「...俺の事、忘れないか?」

たくっちスノー
「はい、もちろんです」

鋼兵
「そうか...ははは」

鋼兵の体から鍵がこぼれ落ちる


野獣先輩
「あんたの鍵、貰っておくゾ」

鋼兵
「......ほんと、人生って何が起きるか分からないものなんだな」

野獣先輩
「恨むなら...リアルのあんたを恨むんだね」

鋼兵
「恨む気なんておきないさ」


鋼兵
「落ちていく姿が滑稽すぎて、かける言葉も見当たらない」

そして、鋼兵の姿は消えていった


野獣先輩
「...コンテンツは人を選べない」

野獣先輩
「たった1つの騒動で、コンテンツは終わりを告げる」


野獣先輩
(だから、俺は...)

part11 END