二次創作小説(新・総合)

Re: 【μ'sでミステリー投稿中!】ゆうきとμ's+@の日常。 ( No.401 )
日時: 2020/01/10 23:51
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

ゆうき
「ミステリー連載中ですが、日常語りします」


ことり
「えぇ~・・・;」


ゆうき
「あ、今日は時間的に逃走中更新出来ないので、それの代わりだと思ってください。」


にこ
「コメント沢山来た時に限って更新しないクソ作者」ボソッ


ゆうき
「おい」






ゆうき
「1年以上ぶりにスクフェスにことりちゃんUR追加されたよ!やったねゆうき君!」


絵里
「口開けばすぐことりの名前が出てくるんだから・・・」


ゆうき
「うっせえ」


ゆうき
「そんなわけで、ささっとお迎えしてきました☆」



「ささっと(43連)」


ゆうき
「おい」


(内訳)
持ってた勧誘チケ×10枚
11連チケ×2枚
ラブカ50個(11連)←ここでお迎え



「ことりちゃんのためにこれだけ使っちゃうなんて、流石ゆうき君だにゃ!」


真姫
「・・・前回(RPG編)は22連だったけどね」ボソッ


ゆうき
「怒るよ?」


花陽
「それで、お迎えした感想は?」


ゆうき
「やっぱりかわいい。思わず即覚醒してレベルMAXにした。」


ことり
「えへへ・・・嬉しいな・・・///」


穂乃果
「思わず覚醒出来るくらいシール持ってたんだ」


ゆうき
「ことりちゃんの為だけに貯めてるので」


海未
「流石ですね」


ことり
「嬉しいけど、ちょっと恥ずかしいな・・・///」


にこ
「スキルはどうなの?」


ゆうき
「正直言って、ポリスちゅんの劣化。
同じクール属性で共に判定強化。
必要リズムアイコンは新規の方が少ないけど、確率がポリスちゅんの方が倍近く高い。
まあ、スキレベ上げたら秒数がポリスちゅんより長くなったから、いらない子にはならないと思うけど・・・
ことりちゃんでクール属性で判定強化UR使いたいってなったらポリスちゅんの方が絶対良いという結論に達しました。」


海未
「何話してるのかわかるの気になるさんくらいですよ」


ゆうき
「うるせえ」






ゆうき
「そんなわけで、新規ことりちゃんUR引けて嬉しかったって話でした。」


ことり
「(ゆうき君って運悪いんじゃなくて、
ことりの為に使いすぎて普段は運が無いだけなんじゃないかな・・・?)」


ゆうき
「ことりちゃんどうしたの?俺に何かついてる?」


ことり
「えっ・・・?ううん、何でもないの。」ギューッ


ゆうき
「えっ!?何々!?」


ことり
「ゆうき君、ことりの新規UR引いてくれてありがとう♡」ギューッ


ゆうき
「えっ・・・うん・・・」


ことり
「嬉しいから、ことりがご褒美あげちゃうね♪」


ゆうき
「・・・ご褒美?」












ちゅっ♡


ゆうき
「なっ…!?///」


ことり
「えへへ・・・///ほっぺちゅーだよ♡」


ゆうき
「・・・好き。」ギューッ


ことり
「ひゃっ・・・ゆうき君・・・///」ドキドキ





海未
「結局いちゃいちゃになるんですね」



「それがゆうき君とことりちゃんやからね。」


※ミステリーはこのあと更新します!


ゆうき
「コメントはいつでも大歓迎ですよ!」

悪夢の夏合宿~第4章「容疑者」~ ( No.402 )
日時: 2020/01/11 00:00
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

【ここまでのあらすじ】
μ'sのメンバーの1人で「彼女」でもある南ことりちゃんに夏合宿に誘われた俺、ゆうき。
μ'sの9人と共に合宿の舞台である錦野島を訪れた・・・

しかし翌日、その南ことりちゃんと、同じくμ'sのメンバーである矢澤にこが行方不明になる。

2人を心配し、別荘中を捜索した俺達だったが、そこでこの島に来るのに使った船が燃やされているのを発見する。

不安を募らせ、さらに捜索を続ける俺達だったが、見つけたのは「最悪の光景」だった・・・






にこ
「」チャプ…チャプ…


海未
「・・・に・・・こ・・・?」


穂乃果
「にこ・・・ちゃん・・・?」


花陽
「あ・・・あ・・・」ブルブル




花陽
「いやあああああ~!!」


ゆうき
「・・・・・・」


行方不明だった矢澤にこはーーーーー

死体となって俺達の前に姿を現したーーーーー











花陽
「・・・・・・ん」パチッ



「あ、かよちん!」


ゆうき
「良かった。目を覚ましたんだね。」


花陽
「凛ちゃん・・・ゆうき君・・・」


花陽
「(私・・・気絶してたのかな?でもどうして・・・)」


花陽
「・・・・・・!!」ハッ


花陽
「そうだ!にこちゃん!にこちゃんは!?」ガバッ



「か、かよちん!落ち着いて!」


ゆうき
「かよちんも見たでしょ。にこは・・・もう・・・」


花陽
「・・・・・・」グスッ


花陽
「どうして・・・?どうしてこんなこと・・・!」





ガチャ!


3人
「「!」」




真姫
「あら、花陽。目を覚ましたのね。」


花陽
「真姫ちゃん!」


ゆうき
「それで、真姫!にこはどうだったの?」


真姫
「そうね・・・私も医者ってワケじゃないし、断定は出来ないけど・・・」


真姫
「死因はおそらく失血死。腹部に鋭利な刃物で刺された形跡があったわ。」


ゆうき
「鋭利な刃物・・・」


真姫
「後、にこちゃんが殺された時間だけど・・・」


真姫
「死後硬直っていって、死体の筋肉は時間が経つと硬直、
つまり固まって動かす事が出来なくなるんだけど・・・」


真姫
「それがほとんど見られなかった。つまり、死後硬直の始まる
死後2~3時間程度しか経ってないんじゃないかって考えられるわ。」


真姫
「死斑っていって、死んだ後に現れる斑点状のアザみたいなのがあるんだけど、
それが死体を動かすと消えた所からも、死んでからそれほど時間が経ってないって
考える事が出来るわ。」


ゆうき
「なるほど・・・死体を見つけたのは6時半頃だから、
にこが殺されたのは3時半~4時半くらいの早朝って事になるのかな?」


真姫
「あら、時計見てたなんてやけに冷静だったのね。」


ゆうき
「こんな事になったからこそ見てたんだよ。
時間って結構重要になってきたりするからね。今みたいに。」


真姫
「まあね。」


花陽
「でも・・・そんな朝早くじゃみんな寝てただろうし、
アリバイ・・・っていうのかな?それがある人もいないんじゃないかな?」


ゆうき
「そうだね。俺に至っては昨日の夜1人になってから、
今朝皆と会うまで完全にアリバイ無しだし。」


真姫
「ま、ゆうきさんは犯人じゃないし問題無いでしょ。」



「え?なんで?」


真姫
「だってそうでしょ?ゆうきさんは元々ここに来る予定は無かったんだから。」



「あ、そっか・・・」


花陽
「良かった~!じゃあゆうき君と一緒に居れば安心だね!
ゆうき君、花陽のこと守って♪」ギューッ


ゆうき
「ちょっ・・・かよちん・・・!///」ドキドキ


真姫
「花陽・・・ことりみたいな事しないの。」


花陽
「・・・そういえば、ことりちゃんは見つかったの?」


ゆうき
「あ・・・・・・」






ガチャ!


4人
「「!」」


海未
「ふぅ・・・」



「ここにいたんやね。」


穂乃果
「疲れた~・・・」


絵里
「真姫も検死ありがとね。」


花陽
「みんな・・・!」


真姫
「いいのよ、絵里。それより・・・」


海未
「もう一度別荘中をくまなく探しましたが、指一本出てきませんでしたよ。」


穂乃果
「行ける範囲で外回りも見てみたけど、居なかったよ。」



「そっか~・・・」


ゆうき
「ことりちゃん、どこいっちまったんだよ・・・」


花陽
「・・・・・・」


穂乃果
「・・・・・・」



「それもやけど、一体誰がにこっちを・・・」





絵里
「ことりじゃないの?」


ゆうき
「は?」


花陽
「え?」




ガシッ!(胸ぐらを掴む音)


絵里
「っ!」


一同
「「!!」」




ゆうき
「お前、ふざけんなよ!?」グググ…


花陽
「わわわっ!ゆうき君!」ガシッ


穂乃果
「お、落ち着いて!」ガシッ


ゆうき
「ことりちゃんが犯人だと!?んなわけねーだろ!?適当な事言ってんじゃねーよ!」


絵里
「だ・・・だって!現状一番怪しいのはことりでしょ!?
事件が起こって1人行方をくらましてるんだから!」


ゆうき
「それは違う!ことりちゃんは昨日の夜から行方がわからなくなってる!
にこが殺されたのは今朝だから、その前に居なくなってることりちゃんが犯人なワケねーんだよ!」


真姫
「わかんないわよ?ことりは結構頭がいいもの。そう思わせるために敢えて昨日の時点で行方をくらましたって可能性もあるんじゃないかしら?」


ゆうき
「なっ・・・!真姫までことりちゃんを疑ってるのか!?」



「・・・うーん。一理あるかもしれへんね。」


ゆうき
「希まで・・・!」



「実際、にこっちとことりちゃんはうまくいってなかったみたいやし・・・」



「そういえば、にこちゃんはことりちゃんがアイドルなのに
ゆうき君と付き合ってるのが気に入らないとか言ってたにゃ。」



「そうなんよ。だから自分達を認めてくれないにこっちに、
ことりちゃんは嫌気が差して・・・」



「うーん・・・なんかそんな気がしてきたにゃ~・・・
実際ことりちゃんはいなくなってるし・・・」


ゆうき
「凛まで・・・?どうしてだよ!?」


海未
「そうですよ!あなた達は狂ってます!」


ゆうき
「海未・・・」


穂乃果
「そうだよ!普通に考えてあの優しいことりちゃんが殺人なんてするわけないよ!
ましてや、にこちゃんを殺すなんて・・・!」


花陽
「そ・・・そうだよ!ことりちゃんはゆうき君が来てくれるって、今回の合宿を楽しみにしてたんだよ?
それなのに、こんなことするなんて・・・!」


ゆうき
「穂乃果・・・かよちん・・・」





ゆうき・花陽・穂乃果・海未
「む~~~~~っ!」


バチバチ・・・


凛・真姫・希・絵里
「む~~~~~っ!」




絵里
「・・・ま、やめておきましょう。こんな所でいがみあっても何の意味も無いわ。」スッ



「絵里ち・・・」


ゆうき
「・・・・・・」


絵里
「今私達がやるべきは、ことりに殺されないように、身を守ることね。」


花陽
「っ・・・!」ムッ


海未
「絵里・・・」ギリッ


ゆうき
「ことりちゃんは犯人なんかじゃない・・・」



ゆうき
「俺は必ずことりちゃんを見つけ出す!
そして、ことりちゃんの無実を証明してみせる・・・!」


真姫
「ゆうきさん・・・」



「にゃぁ~・・・」



ゆうき・絵里
「・・・・・・」バチバチ





絵里
「・・・ふん。希、部屋に戻るわよ。」



「絵里ち!」タッ



ダッダッダ・・・





ゆうき
「・・・・・・」












真姫
「ごめんさいね、ゆうきさん。別に私はことりが犯人だなんて思ってないわ。」



「凛も・・・だってことりちゃん、あんなに優しいんだもん・・・絶対違うと思う・・・」


ゆうき
「2人とも・・・ありがとう。」


海未
「希もきっとそうですが・・・絵里は本気で疑っているようですね・・・」


穂乃果
「こんな状況だもん。ことりちゃんを疑いたくなるのもわかるよ。わかるけど・・・」


ゆうき
「・・・・・・うん。」


花陽
「それでも、ことりちゃんを信じるよ。だって友達だもん。仲間だもん。」


真姫
「花陽・・・」



「かよちん・・・」


ゆうき
「とにかく、ことりちゃんに何かあったのは間違いない。
一刻も早くことりちゃんを見つけて、無実を証明しないと・・・」


5人
「「・・・・・・」」


ゆうき
「(ことりちゃん・・・違うよね?
ことりちゃんは何もやってないよね?)」


ゆうき
「(すぐに見つけてあげるから・・・ことりちゃんは何もやってないって証明するから・・・)」


ゆうき
「(だから・・・待っててね・・・!)」


続く

悪夢の夏合宿~第5章「行方」~ ( No.403 )
日時: 2020/01/13 23:26
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

【謝罪】

ごめんなさい、昨日は完全にこれの存在忘れてました(ぇ
いや、逃走中書いてる時は覚えてたんですよ?
そのあとすぐお風呂行ってそれで・・・

はい、言い訳すいません。
お詫びとしては今日は2話更新します。


↓本編


ーーーーー


【ここまでのあらすじ】
μ'sのメンバーの1人で「彼女」でもある南ことりちゃんに夏合宿に誘われた俺、ゆうき。
μ'sの9人と共に合宿の舞台である錦野島を訪れた・・・

しかし翌日、島に来るのに使った船が何者かに燃やされてしまい、島に閉じ込められてしまう。

さらにその後、行方不明だった矢澤にこが殺害されているのが発見される。

俺を連れてきたことりちゃんは依然として行方不明。そのせいで犯人ではないかと疑われてしまう。

果たして、にこを殺したのは本当にことりちゃんなのだろうか?それとも・・・



ゆうき
「・・・さて。」


ゆうき
「そうは言ったものの、別荘中探してもことりちゃんは見つからなかったんだよね・・・」


穂乃果
「うん・・・それこそ皆の部屋のクローゼットの中まで見て回ったけど・・・」


海未
「どこにもいませんでしたよね・・・」


花陽
「ことりちゃん、どこいっちゃったんだろう・・・」


真姫
「早く見つけないと・・・殺されてないにせよ、
何処かに閉じ込められてるとすれば放っといても死んでしまうわ・・・」


海未
「食べ物を与えられていないとなると、餓死してしまいますからね・・・」



「ねぇ真姫ちゃん。人って何日何も食べなくても大丈夫なの?」


真姫
「そうね・・・勿論個人差はあるだろうけど、3日ってところね。
行方不明者は72時間・・・つまり3日経つと発見時の生存率が格段に下がるみたいだし。」


ゆうき
「まだことりちゃんが行方不明になってから1日も経ってないし、その辺は大丈夫そう・・・かな?」


穂乃果
「まあ、早く見つけてあげるに越した事は無いよね。」


ゆうき
「うん・・・でも本当にどこ行ったんだか・・・
真姫、この別荘に俺達の知らない隠し部屋とかあったりする?」


真姫
「え?・・・・・・無いと思うけど・・・」


ゆうき
「・・・・・・そっか・・・」


花陽
「・・・・・・!!そうだ!電話してみれば・・・!」


ゆうき
「残念だけど携帯は部屋にあったよ。」


真姫
「そもそも圏外よ。」


花陽
「うーん・・・そっか~・・・」


真姫
「・・・あっ!そういえば、警察に通報したりしないと・・・」



「えっ!?ここ、電波飛んでるのかにゃ!?」


真姫
「電波は飛んでないって言ってるじゃない!
裏の森に発電用の施設があって、そこに非常用電話があるって言ったでしょ?」


海未
「あぁ、そういえばそうでしたね。」


ゆうき
「じゃあ、早速行ってみよう!」











真姫
「なっ・・・!何よこれ・・・」


穂乃果
「うわっ・・・無茶苦茶に荒らされてる・・・」


ゆうき
「非常用の電話は?」


真姫
「・・・ダメ、壊されてるわ・・・」


花陽
「そんな・・・」


ゆうき
「・・・にこを殺した犯人の仕業かな?」


穂乃果
「・・・でも、犯人はここの事を知ってたのかな?」



「一応、別荘からは見えるけど・・・」


真姫
「・・・だから、船の中で私が言ったって言ってるじゃない!
・・・こんなことになるなんて予想つかなかったとはいえ、迂闊だったわね・・・」


花陽
「そ、そんなことないよ!誰もこんなことになるなんて思ってないもん!」


海未
「そうですよ、真姫。・・・とにかく、
これで自力でこの島から脱出する方法は無くなったのですね・・・」


真姫
「合宿は元々今日を除いて後3日だから、それ以上経っても私達が帰って来なかったら、
心配した親が捜索してくれるハズだけど・・・」



「後3日も・・・ねぇ、もう何も起きないよね?
また誰かが殺されたりしないよね?」



ゆうき
「・・・残念だけど、まだ殺人は起きると思う。」


花陽
「えっ・・・?」


ゆうき
「だってそうだろ?にこ1人を殺すのが犯人の目的なら、
わざわざ俺達を閉じ込めたりする必要は無いんだから。」


穂乃果
「あっ・・・そっか・・・」



「そんな・・・やだよ!凛死にたくない!」


海未
「落ち着いてください。そんなのみんな同じですよ。」



「海未ちゃん・・・」


海未
「・・・ともかく、誰が犯人かわからないんです。起きている間は必ず2人以上で行動するようにしましょう。
寝るときも必ず部屋に鍵を掛けること。いいですね?」


花陽
「そ・・・そうだね!ゆうき君、花陽の事守って!」ギュー


ゆうき
「ちょい・・・!かよちん・・・!///」


穂乃果
「・・・あ!そういえば、鍵って私達が使わせてもらってるやつ1つだけなの?」


真姫
「あぁ・・・皆に配ってるのと別にマスターキーがあるわね。」



「えぇ!?それがあったら部屋に鍵掛けても意味無いんじゃ・・・!」


海未
「・・・壊す、しかありませんかね・・・」


真姫
「・・・いや、それは流石に・・・」


花陽
「じゃあさ!ゆうき君が持ってれば良いんじゃない?」


ゆうき
「えっ!?俺!?」


穂乃果
「そっか!元々ここに来る予定の無かったゆうき君は犯人なのは有り得ないから、
ゆうき君になら安心して預けられる!」


真姫
「・・・まあ、壊さないとなるとそれが一番安全策ね・・・」



「え~・・・でも、ひょっとしたらことりちゃんと共犯だったり・・・」


海未
「いえ、その点は大丈夫だと思います。」


ゆうき
「えっ?」


海未
「考えてください。あなたがマスターキーを預かっている状態で密室殺人でも起こせば、
「マスターキーを持ってる私が犯人です」と言っているようなものです。
ゆうきさんもことりも並以上の頭の良さを持っていますから、そんな頭の悪い行動はしないでしょう。」


ゆうき
「海未・・・」


真姫
「・・・それじゃあ、貴方にマスターキーを預けるわ。絶対肌身離さず持ってるのよ。
他の誰かに盗られたりしないように。」


ゆうき
「わかってる。」


花陽
「・・・あ、そうだ。鍵がすり替えられてないかとか、一応見ておいた方が良いんじゃないかな?」


穂乃果
「あ、そうだね。誰でもわかる所に置いてあるし、
もうすり替えられててもおかしくないもんね。」



「でも、どうやって?」


真姫
「実際にどっかの扉に鍵が掛かるか確かめればいいわ。」


花陽
「じゃあ、ロビーから一番近いし真姫ちゃんの部屋にする?」


真姫
「そうね。私の使ってる201の鍵はここにあるし、
にこちゃんに渡したのは検死をした時にポケットに入ってたのを見たわ。
もし鍵が掛からなかったらマスターキーがすり替えられてるってことになるわね。」


海未
「おそらく、心配しすぎだとは思いますが・・・」


穂乃果
「まあ、一応ね?」


ゆうき
「それじゃあ、行こう。」











201号室前


ゆうき
「それじゃあ・・・いくよ。」スッ


ガチャ・・・カチリ


花陽
「鍵・・・掛かったね。」


真姫
「それは確かにマスターキーってことね。」


ゆうき
「じゃあ、俺がこれをキッチリ保管しておけば寝込みを襲われる心配は無さそうかな?」


海未
「ですね。」


穂乃果
「ゆうき君、お願いね。」


ゆうき
「任せて。」


花陽
「それじゃあ、そろそろご飯の用意しなくちゃ・・・」



「あっ・・・もうそんな時間なんだ。」


海未
「捜査の続きは明日ですね。」


穂乃果
「うん。じゃあご飯にしよう。」











食後


穂乃果
「ふぅ~・・・お腹いっぱい・・・」


海未
「こんなときでもこの食欲、恐れ入りますよ・・・」


穂乃果
「・・・それ、褒めてるの?」



「食べたら眠くなってきたにゃ~・・・」




絵里
「みんな、お疲れ様。温かいココア淹れたわよ。」スッ



「おっ!気が利くやん、絵里ち。」


花陽
「はい、凛ちゃんは食後のラーメン。」スッ



「にゃ~!かよちんありがとにゃ~♡」


海未
「・・・まだ食べるのですか・・・」



「ラーメンは別腹だもんね♪」ズルズル


真姫
「イミワカンナイ!」



「だって、美味しいんだもん♪
・・・あれ、このココアってかよちんの?」


花陽
「あ、ゴメンね。キッチンで絵里ちゃんから貰ったの一緒に持ってきてたんだ。」スッ



「あ、そっか~!凛のラーメン作ってくれてたから・・・」ズルズル


絵里
「本当によく食べるわね・・・」



「太っても知らんよ~?」ニヤニヤ



「うっ・・・・・・それは困るにゃ~・・・」


花陽
「もう~、凛ちゃん~・・・
ふぅ~・・・それにしてもココア美味しい♪体があったまるね!」ズズッ


ゆうき
「うん。・・・ふぁ~・・・体があったまったら眠くなってきたみたいだ・・・」


穂乃果
「そうだね・・・もう寝ようかな~・・・」


海未
「ですね。今日は解散で・・・」


真姫
「・・・あっ、1ついいかしら?」


ゆうき
「真姫?どうしたの?」


真姫
「1個思い出した事があって・・・昨日の夜のにこちゃんの様子で、気になる事があるのよ。」


花陽
「気になること?」


真姫
「えぇ。それまで明かりがないと寝れないからって言いながらずっと起きてたのよね。」


真姫
「少ししたらにこちゃんの携帯からメールを受け取ったような音がして・・・」


真姫
「そしたら急に態度を変えて床についたのよね・・・」


海未
「・・・メール・・・ですか・・・」


真姫
「あの時にこちゃんが受け取ったメール・・・
内容は知らないけど、何か事件に関係あるんじゃないかしら?」


ゆうき
「・・・なるほどねぇ・・・」


穂乃果
「・・・あ~・・・眠い!もう寝よう!」



「にゃあ!」


花陽
「ヴエェ!?凛ちゃんもう全部食べちゃったノオ!?」


海未
「本当に太りますよ・・・」


ゆうき
「ははは・・・」



・・・結局、この日は特に進展なく終わった。

昨日と同じく、ご飯と入浴を済ませ、俺達はそれぞれの部屋へと戻っていった・・・


・・・が、しかし・・・

第2の殺人の準備は、俺達の知らない所で着々と進んでいたのだ・・・


201号室


ガチャリ


真姫
「ふぅ・・・これで大丈夫ね。」


真姫
「にこちゃんの遺体のポケットに入ってたのもここに持ってきてあるし・・・」チャラ


真姫
「これで寝込みを襲われる心配は無さそうね。
ゆうきさんなら大丈夫なハズだし・・・」


真姫
「それにしても・・・まさかにこちゃんが殺されるなんてね。」


真姫
「まっ、自業自得よね。にこちゃんみたいな性格の悪い人、
早かれ遅かれこうなると思ってたわ。」


真姫
「・・・それにしても、誰がなんでこんなことを・・・」


真姫
「・・・希が言ってたみたいに、にこちゃんがことりと上手くいってなかった事が原因だったり・・・?」


真姫
「もしそうだとしたら、次に殺されるのは・・・!」


真姫
「・・・ううん。それは考えすぎよね。」


真姫
「きっとにこちゃんはしょうもないことばっかりやってるから、
それで恨みを買って殺されたんでしょ!」


真姫
「そうよ!そうに決まってる!」


真姫
「私は何も関係無い!だから殺されたりしない!」


真姫
「そうよ!殺されたり・・・なんて・・・」


真姫
「し・・・な・・・・・・」


真姫
「・・・・・・」スヤスヤ











真姫
「・・・・・・」スヤスヤ






ガチャン…キイィ………


???
「・・・・・・」スタスタ





真姫
「・・・・・・」スヤスヤ


???
「・・・・・・」ニヤッ


続く

悪夢の夏合宿~第6章「終わらない悪夢」~ ( No.404 )
日時: 2020/01/13 23:25
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

【ここまでのあらすじ】
μ'sのメンバーの1人で「彼女」でもある南ことりちゃんに夏合宿に誘われた俺、ゆうき。
μ'sの9人と共に合宿の舞台である錦野島を訪れた・・・

しかし翌日、船が燃やされ島に閉じ込められているのが発覚。

さらに、矢澤にこが殺害されているのが発見される。

容疑者にされたのは俺を島に連れてきて、1日目の夜から行方不明のことりちゃん。

ことりちゃんが殺人なんてするハズがない!そう信じる俺だが、その真実は・・・?


・・・そして、3日目の朝・・・


ドンドン! ドンドン!


ゆうき
「・・・・・・ん」


ドンドン! ドンドン!


ゆうき
「・・・な、何だ・・・?」ムクッ


「ゆうき君!ゆうき君!?」


ドンドン! ドンドン!


ゆうき
「・・・・・・この声は・・・」


ガチャ…


花陽
「・・・あ!ゆうき君!良かった!」


ゆうき
「かよちん・・・?どうしたの、こんな朝早くから・・・」


花陽
「皆を起こして回ってたの。朝になっても誰も起きてこないって
凛ちゃんが花陽を起こしてくれて、それから2人で・・・」


ゆうき
「・・・誰も・・・?クソッ、頭痛い・・・」


花陽
「・・・実は、花陽も体が重くて・・・」


ゆうき
「・・・何だ、これ・・・ひょっとして、何か薬でも・・・」







「真姫ちゃん!真姫ちゃん!?」ドンドン!


ゆうき&花陽
「!!」


花陽
「凛ちゃん!」タッタ



「あ、かよちん!ゆうき君も!」


ゆうき
「どうしたの?真姫に何かあった?」



「・・・そ、そう!そうなんだよ!皆を起こして回ってたんだけど、
真姫ちゃんだけ何の反応も無くて・・・!」


ゆうき&花陽
「!!!」


花陽
「ゆ、ゆうき君!マスターキー!マスターキーは!?」


ゆうき
「ここにある!寝る時もずっと持ってたし、ちゃんと部屋に鍵掛けてたから、
犯人に使われたって事は無いハズだけど・・・!」ゴソゴソ


海未
「どうしたんですか?騒がしい・・・」ガチャ


穂乃果
「うーん・・・何かあったの~?」ウトウト



「真姫ちゃんがどうとかって聞こえたけど?」ガチャ


絵里
「どうかしたの?」フラッ


ゆうき
「みんな・・・」



「みんななんか眠そうだにゃ~・・・」


花陽
「そういえば、凛ちゃんは眠そうじゃないね~・・・」


ゆうき
「・・・って!話は後!開けるよ!」


ギイィ…


ゆうき
「おーい!真姫ー?もう朝だぞー?」


花陽
「真姫ちゃーん!」


ゆうき
「ま・・・・・・!!」







真姫
「」


その部屋の中ーーーーー


胸に包丁を突き立てられた西木野真姫はーーーーー


まるで「何か信じられないもの」を見たような顔で生き絶えていたーーーーー



絵里
「なっ・・・!真・・・姫・・・?」


花陽
「い・・・いやあああああ~!」


ゆうき
「・・・・・・!!」


穂乃果
「そんな・・・真姫ちゃんまで・・・」


海未
「また・・・殺人が・・・」


ゆうき
「・・・・・・」


花陽
「うぅ・・・ゆうき君~・・・」ヒシッ


ゆうき
「かよちん・・・」ヨシヨシ


ゆうき
「・・・・・・」


ゆうき
「・・・・・・!!」ハッ



「ゆうきさん?どうかしたん?」


ゆうき
「っ・・・!」ガサガサ


絵里
「ちょっと!ゆうきさん!?」


ゆうき
「・・・あった!この部屋の鍵!2つとも・・・!」ジャラ


カチリ…


ゆうき
「鍵はちゃんと掛かる。この2つは間違いなくこの部屋の鍵だ。」


ガタガタ…


ゆうき
「窓もしっかり鍵が掛かってる。・・・そもそもここは2階だし、窓からの出入りは不可能・・・」


海未
「・・・!ゆうきさん、つまり・・・!」


ゆうき
「・・・あぁ。これは、完全な密室殺人だ・・・」


花陽
「か、完全な・・・」


穂乃果
「密室殺人・・・」



「・・・・・・」



「・・・・・・」


絵里
「・・・・・・」


絵里
「・・・・・・あら?」


ゆうき
「絵里?」


絵里
「ちょっと!これって・・・!」スッ


ゆうき
「・・・髪の毛?真姫の体に髪の毛が?」


ゆうき
「でも、髪の毛って以外とすぐ抜けるらしいし、
そんな気にする事でも・・・」


ゆうき
「・・・・・・!!」ハッ


ーーーーーいや、待てよ・・・

これ、真姫の髪の毛じゃないーーーーー

それどころか、この髪の毛ーーーーー

ベージュのような、グレーのような、この髪の毛はーーーーー


絵里
「これ・・・紛れもなくことりの髪の毛ね。」


海未
「なっ・・・」


穂乃果
「えっ・・・?」


ゆうき
「・・・・・・」ガタガタ


絵里
「・・・やっぱり、真姫を殺したのもことりなのね。
かわいい顔して恐ろしい子だわ・・・」


花陽
「・・・・・・」



「・・・・・・」


ゆうき
「・・・・・・」ギリッ


ゆうき
「(違う!そんなわけがない!)」


ゆうき
「(ことりちゃんに限って、そんなわけ無いんだ・・・!)」


ゆうき
「(そうだよね?ことりちゃん・・・!)」











海未
「どうでした?ゆうきさん。」


ゆうき
「いや、やっぱりどこにも抜け穴の類は無いよ。やっぱり完全な密室殺人だ。」


花陽
「うーん・・・犯人はどうやって真姫ちゃんの部屋に入ったんだろう・・・」





絵里
「マスターキーを使って、でしょ?」


穂乃果
「絵里ちゃん・・・」


ゆうき
「いや、マスターキーは俺が持って閉じこもってたから・・・」



絵里
「だから、あなたが犯人でしょ?」


ゆうき
「は?」


花陽
「えっ?」


絵里
「あなたが真姫を殺したんなら、密室も何も無いでしょ?それで解決よ。」



「絵里ち!またそんなこと言って・・・」


絵里
「それで・・・そうね。ことりと共犯とかじゃないの?
ことりはあなたが逃がして今頃島の外とかじゃないかしら?」


ゆうき
「絵里・・・お前、またそんな適当なことばかり言って・・・!」ダッ


穂乃果
「ゆうき君!落ち着いて!」ガシッ


花陽
「そ、そんなこと思ってるの絵里ちゃんだけだから!ね?」ガシッ


ゆうき
「っ・・・・・・」


海未
「・・・絵里・・・ことりが、ゆうきさんが、犯人。
本気でそう思っているのですか?だとしたら、貴方は・・・」


絵里
「思ってるわけないじゃない!!」



「絵里ちゃん・・・?」



「絵里ち・・・」


絵里
「・・・でも、そうとしか考えられないじゃない・・・」


絵里
「・・・正直、わかんないのよ。こんなことになって、頭の中グチャグチャで・・・」


穂乃果
「・・・・・・」


花陽
「・・・・・・」


絵里
「・・・ごめんなさい。ちょっと頭冷やしてくるわ。」タッタ



「絵里ち、一人になったら危ないよ。」


絵里
「希?」



「ウチもいく。」


絵里
「・・・ありがと。」


タッタッタ・・・




ゆうき
「・・・絵里も絵里で、相当参ってたんだな・・・」


海未
「だからといって、実際問題有り得ないことを力説されても困りますが・・・」


穂乃果
「・・・まぁ、ゆうき君が犯人なのこそ有り得ないけど、
ことりちゃんが第一の容疑者なのは事実だからね・・・」


花陽
「・・・とにかく、一刻も早くことりちゃんを見つけないと・・・」



「・・・でも、他に探す所なんて無いよね?別荘は人が入れそうな所は全部調べたし、
外だって危険だから行くなって言われたところ以外は全部見たもん・・・」


海未
「・・・そうですね。こうなると、最悪の可能性も覚悟する必要がありそうです・・・」


ゆうき
「・・・丸一日は経ってるもんね・・・」


穂乃果
「ことりちゃん・・・」












「絵里ち、ちょーっと言い方キツかったんやない?」


絵里
「・・・そうね。状況的にはことりが犯人だとしか考えられないとはいえ、言い過ぎたと思うわ。」



「お、絵里ちが珍しく素直に自分の非を認めた・・・」


絵里
「珍しくは余計よ。」フフッ



「あ、やっと絵里ち笑った。」


絵里
「え?何よ?」



「だって、さっきみたいにことりちゃんが犯人じゃ?・・・って力説してる絵里ち、
誰とも打ち解けてない生徒会長時代みたいな雰囲気で怖かったもん。」


絵里
「うっ・・・言ってくれるわね・・・あの頃の私にそんなこと思ってたの?」



「最初の頃はみんなお堅い厳しい生徒会長、って思ってたと思うよ。ウチに関しては別やけど。」


絵里
「・・・今は?」



「・・・え?今は・・・・・・頼りになるお姉さん、って感じやない?」


絵里
「・・・何よ、今の間は・・・」



「え?別に深い意味は無いよ。うふふっ。」


絵里
「本当に?」



「本当やって。・・・それより、ゆうきさん達にちゃんと謝っとくんよ?」


絵里
「・・・わかってるわよ。・・・というか、まさか掴みかかられるとは思わなかったわ。」



「ゆうきさん、本気でことりちゃんの事を愛してるんやね。ことりちゃんは幸せ者や。」


絵里
「本当よね。ちょっと羨ましいくらいだわ。」



「え?絵里ち、彼氏欲しいの?」


絵里
「なっ・・・!違うわよ!ただ、それくらい本気で人に愛されてみたいなって。」



「・・・ここにいるよ。」


絵里
「・・・えっ?」



「本気で絵里ちの事を愛してる人。」


絵里
「もう・・・変なこと言わないでよ、希。」



「え~?ウチは真面目に・・・」


\ノゾミチャーン!エリチャーン!ゴハンダヨー!/


絵里
「あら、もうそんな時間なのね。」



「話してると時間が経つのが早いね。ほな行こっか。」


絵里
「そうね・・・・・・って、上手いことはぐらかされちゃったわ・・・」



「うふふ。ウチは運が良いのです♪」


絵里
「もう・・・調子良いんだから・・・」ウフフ











オヤスミー! オヤスミー!


ゆうき
「・・・・・・」


ーーーーー結局、この日も何も進展が無いまま過ぎていった。

ことりちゃんが居なくなってから丸2日。謎は深まるばかりだったーーーーー




ーーーーーそして、翌朝・・・


ゆうき
「ふぅ・・・・・・」ゴクッ ←水分補給してる


ゆうき
「・・・ん?キッチンの方に誰かいる?」タッタ




ゆうき
「おはよ~」ガチャ


花陽
「あ、ゆうき君!おはよう!」ジュー


ゆうき
「早いね。朝ごはん作ってるの?」


花陽
「うん!こんな時だからこそしっかりご飯を食べなくちゃだもんね!
ゆうき君は?ゆうき君にしては早起きだけど・・・」


ゆうき
「・・・ちょっと眠れなくて。」


花陽
「・・・やっぱり、ことりちゃんのこと?」


ゆうき
「うん・・・どこ行っちゃったんだろうって、気になって仕方無くて・・・」


花陽
「・・・・・・」ジュー


花陽
「・・・あ、焦げちゃう。火止めよう・・・」シュボッ


ゆうき
「・・・ここで離すのもアレだし、ロビー行こっか。」


花陽
「うん。」











ロビー


ゆうき
「・・・で、さっきの話の続きだけど・・・」


花陽
「うん。」


ゆうき
「他にも解けてない謎はいっぱいあるから・・・」


ゆうき
「例えば、真姫殺害の密室とか、にこの死体がお風呂に放り込まれてた理由とか、
誰が犯人で何故こんなことをしてるのか、とかね。」


花陽
「・・・・・・」


ゆうき
「後は・・・真姫の言ってたにこのメールの事とか。」


ゆうき
「それに、昨日の朝の異常な眠さ。これは多分睡眠薬のせいなんだけど、いつ盛られたのか、とかね。」


花陽
「・・・・・・」


ゆうき
「・・・とにかく、わからないことが多すぎる。」


ゆうき
「そんなこと考えてたら眠れなくて・・・」


花陽
「・・・そっか・・・」


ゆうき
「・・・・・・」


花陽
「・・・・・・ゆうき君?」


ゆうき
「・・・・・・くそっ!」ドン!


壁を思いきり殴り付けるゆうき・・・


花陽
「ピャアッ!ゆうき君!?」


ゆうき
「ことりちゃんは見つからないし、事件はわからない事だらけ・・・一体どうすりゃ・・・」


パカッ…


スルッ…


ゆうき
「・・・えっ?」グラッ


花陽
「へっ・・・?」


ゆうき
「うわあああああ!!」ズダダダダ・・・


花陽
「・・・ゆ、ゆうきく~~~~~ん!!」







ゆうき
「・・・いてて。そんな深くなくて助かった・・・」


花陽
「ゆうきくん~!!大丈夫~!?」


ゆうき
「かよちん!俺は大丈夫だよ!!」


ゆうき
「・・・しかし、こんなところに隠し扉なんてあったのか・・・
よく見たら階段もあるし、どうやら地下室みたいだ・・・・・・あっ!?」ハッ


花陽
「っ!?(ビクッ)・・・ゆうき君!?どうしたの!?」


ゆうき
「あ・・・あ・・・」


花陽
「ゆうき君ってば!!」












































ことり
「」


ゆうき
「こ・・・・・・ことりちゃん!?」


花陽
「・・・・・・えっ!?」


続く