二次創作小説(新・総合)
- いーデザ・もうひとつの魂達 その4 ( No.15 )
- 日時: 2018/08/10 15:00
- 名前: 麻ふすさん (ID: PFFeSaYl)
※その3の続き(ry
長編書き終わるまでふすデザとかかデザあんまり書けない……
ポップスターの何処かに、地面から生えている長いながい蔓。
その蔓はどこまでもどこまでも伸びていき、行き着く場所は……
天空都市、フロラルド。
フロラルドには、ワールドツリーが大きな花を咲かせて揺らめいている。
「今日も綺麗だな」
「そうですね」
ワールドツリーを窓から見つめる、
かつては妖艶の悪女と呼ばれたフロラルドの女王セクトニアと、
その従者であるタランザ。
「そろそろ春の季節ですから……このフロラルドにも、美しい花々が咲き始めますよ」
「そうか、もう春……」
セクトニアは、窓の下に目をやる。
城の庭園には年中花が咲き乱れている。毎日毎日、手入れを欠かさない者がいるから。
「ソウル……花の手入れは今日でもう3回目だぞ?」
「どうやら珍しい花が咲いたようで。虫がつかないか気が気でないようです」
タランザがそう伝えると、セクトニアがため息をつく。
「まぁ、自分がやりたいのなら別に良いが」
「あ、手入れは終わったみたいですね。おそらくこちらに戻ってくると思うので、
座席の用意を致します」
「あぁ、頼んだぞ」
タランザが座席を整え終わると、丁度部屋の扉が開き、
セクトニアに格好も容姿もそっくりなセクトニアソウルが入ってきた。
「お疲れ様です」
すかさず水を手渡すタランザ。
「ありがとう」
「花の調子はどうだ?」
「そうそう、聞いてセクトニア。今朝、オールドローズの花が咲いたの。
あとね、ニーレンベルギアもたくさん咲いたの」
城の庭園は、ソウルの力によって季節の違う花も一緒に咲く。
「あともう少しでロベリアが満開なの。綺麗に咲いたら、招待するわ」
「ふふ、楽しみにしておるぞ」
すると、扉のノックが聞こえた。タランザが扉を開けて、部下からの用件を聞く。
「お二人共、1つお手紙が届きました」
「手紙?」
(セクトニアソウルさんは昔のセクトニア様の性格をイメージしてます。
タランザは仕事が出来るやつです。
それからこれは少し大事なことなのですが、星の夢SoulOSに関して、
SoulOSだけはプログラム上の存在の為小説が書けないので、
次書く小説はスタアラネタバレ注意となります)