二次創作小説(新・総合)

いーデザ・ひとりめの奇跡物質 ( No.23 )
日時: 2018/09/02 14:34
名前: 麻ふすさん (ID: PFFeSaYl)

※だいぶ間が空きましたが私は元気です。
つったかたーの方でミラマタ企画に参加させてもらった記念のミラマタ回その1。
いーデザの暗黒物質は貴族イメージ+会社です。




「あれ、今日は仕事服じゃないの?」
「え?あー……間違えてパーカー着てきちゃった」

同じ暗黒物質で相棒のダークゼロが、自分の服を指さして言う。
昨日も疲れたから、疲労がとれなくて頭が回らなかったんだろうな……。
でも、普段着で仕事するなんて、なんかちょっと新鮮かもね。

「今日は特別大事な仕事があるわけでもないから、ゆっくりやろーね」
「あはは、ゆっくり過ぎて中途半端な君には言われたくないなぁ」
「それどーいう意味?」


お昼ご飯の時間。
この時間だけはほんとに邪魔されたくないよね、ゆっくりご飯食べたいよね。
味わいたいよね、ご飯。しっかり。
でも邪魔が入るんだよなぁ……なんでだろうなぁ……。

「ミラクルマター」
「……は」
「なんだその声は。何か文句でもあるのか」
「いやぁないですけど。なんの御用で?」

お昼ご飯の時間に邪魔してくるのは大体ダークマターさん。
この人、お昼ご飯の時間にも仕事してるけどいつご飯食べてるのかな。

「昼食を食べ終わったら買い出しに行ってくれ」
「ボクじゃなきゃ駄目ですか?」
「マインドとリアルは別の仕事がある。当然ゼロ様やゼロツー様には頼めない。
ダークゼロは全く違うものを買ってくるから論外」
「へいへい行ってきますよ。なに買うんですか」

いつもこの態度だけど、ダークマターさんは表情ひとつ変えない。
そういえば笑ってる所とか見た事ないなぁ……。

「とりあえずこれを頼む」

そう言われてダークマターさんからメモを受け取ったよ。
あ、今日の買い出しはいつもより少なめだ。やった。

「買い忘れのないようにな」
「はーい」

そもそもダークマターさんってご飯を必要とするのかな……?
いつも着込んでるから分かりにくいけど、あの人すっごい痩せてるし、
なんか……大丈夫なのか?


買い出しはぶっちゃけ言うと楽しい。
自分で自由に動けるし仕事仲間はいないので、気がだいぶ楽。

「えーと、次は……にわとり、うずら。え?なんのこと?」

珍しいな……ダークマターさんがこんな簡潔的なメモを……。
いや、本当に大丈夫?

「えーと……どういうことなんだ?何を買えばいいんだボクは」

わ、分からない……。

「……両方買っちゃえ。どうせボクのポケットマネーじゃないしね」

噂では買い出しの費用はマインドさんが負担してるらしいからね!
がんがん使っちゃおう!


その頃ダークマターさん。

「……鶏とうずら、何故か勢いだけで書いてしまったが……種類を書くのを忘れていた……」
「どうした、ダークマター」
「ゼロ様……あいつは、鶏と鶉どっちを買ってくるのでしょうか……」
「……??飼うのか?うちで?」
「……あぁ、その選択肢もありますね……」
「お前、明日は仕事休んでいいからな?」


結局、ボクは鶏と鶉本体と卵を買ってきた。
やらないよりやる後悔、買わないより買う後悔!
ダークマターさんは案の定、次の日休んでたけど、
鳥達のお世話係に任命されてたよ!本人の意思はどこへ!




(なんかいーミラのテンションを掴みかねた。
ダークマターさんもうちょっと……その、ちゃんとした人です、
なんかギャグ世界線なんで、こうなりまして)