二次創作小説(新・総合)
- いとデザ・さんにんめの奇跡物質 ( No.26 )
- 日時: 2018/09/23 02:31
- 名前: 麻ふすさん (ID: PFFeSaYl)
※ミラマタ企画参加記念その3。今回はいとミラ。
テスト期間だったので失踪しかけました。
私の中での暗黒物質って、プリキュアの敵幹部が起こす悪事が
ひとつひとつ世界破壊モノみたいなイメージ。(?)
っていうか私暗黒物質多めですね!!書きやすいもん!!(開き直り)
「ゼロツー様!!!」
「わぁっ!?な、な、なんです……って、ミラクルマターだったの……」
ゼロツーは叫ばれた勢いで尻もちをついたので、立ち上がり体をはたいた。
それでも気にせずミラクルマターは続ける。
こころなしか、その目はきらきらと希望に満ち溢れた瞳であり……。
「ゼロツー様!!聞いてください!!」
「うん、いいよ」
「実はですね!!私……………………」
かなり溜めてからミラクルマターが言い放ったのは、
「身長が1cm伸びたのです!!!」
かなり溜めたからもっと重大な事かと思ったのに、
みたいな顔をしてゼロツーが「よかったね」と小さく言った。
「ついに!!夢にまで見た170台です!!」
「えぇ?ミラクルマター、そんなに身長高かったの?まぁ確かに、
わたしとかゼロとか、ダークマターくんとかより高いけど……」
ダークマターは身長が男性にしては低めだ。
彼はその事をかなり気にしているが、たまにゼロがその事をいじる。
「そうですよー、ワタシ、この日を今か今かと待ってたのですから」
「170台って夢にまで見るものなの?」
「だって悔しいでしょう?徒競走のタイム、あと1秒早ければ……みたいな」
「ちょっと違う気がする」
「だからワタシ、すっごく嬉しくて!この喜びをゼロツー様にも伝えたくて!」
ぴょんぴょん跳ね回るミラクルマターを避けながら、ゼロツーが言う。
「それはありがたいんだけど……やっぱそろそろゼロが爆発しちゃうかも」
「え?ゼロ様に爆弾が仕掛けられているのですか?」
「ミラクルマター、頭良いのになんでそういう思考回路なの?
……じゃなくて、そういう爆発じゃなくてね」
ゼロツーははたと立ち止まり、ミラクルマターを凝視する。
ミラクルマターも一応真似をしてゼロツーを凝視。
「その……色々なスペックが主より勝ってると……あれでしょ?」
「色々なスペックとは?」
「え?えーっと、例えば、身長もそうだし、あと……む、胸?」
「ゼロ様は小さい方がお似合いなのです」
「そーいう事、絶対本人の前で言っちゃ駄目だからね!」
必死になってそういうゼロツーに向かって、ミラクルマターは気楽に言う。
「だーいじょぶですよ。ワタシ、確かにゼロ様の部下でありますが、
所属的にはゼロツー様なので!ワタシの主はゼロツー様ですから!」
「んん~……そういう問題じゃないのね~……」
また跳ね回り始めたミラクルマターを横目に、ゼロツーはため息をついた。
「うーん……まぁ……いいかな」
(ダークマターくんは元人間だから背が低いんだもん(言い訳)
ちなみにいーマターさん、ふすマターさん、かかマターくんは高身長です。
個体値の差が出たね(ゲーム脳乙)