二次創作小説(新・総合)

ふすデザ・秋 ( No.30 )
日時: 2018/10/05 15:24
名前: 麻ふすさん (ID: PFFeSaYl)

※祝!(?)30回目!
でも特に何もないです!!




「食欲の秋っテ……言うけどサァ」
「うん」
「キミにはまーったくカンケーないヨネェ」
「え?何言ってるのマホロア。関係ありありだよ」

色とりどりの果物を頬張りながらカービィがそう言う。

「だってキミ、年中食欲の塊じゃナイカ」
「人聞きの悪い。僕はいわゆるツッコミポジションだから、周りの変人の扱いで
疲れてるの。食べてなきゃやってらんないって」
「マァ確かに、キミの周りには異常ナ程の変人が集まるモンネェ」
「他人事みたいだけど、君もれっきとした変人だよ」
「ヒドォーイ!あの暗黒物質達トカ他の魔法使い達と比べタラ、ボクなんて
優しいモンデショ!?」

ガタッと立ち上がってマホロアが異議を唱える。

「まぁ、その辺と比べたらマシだけど。一般的に見たら変人」
「心外ダナァ。ボクは結構、誠実に生きてきたつもりなんだケド」
「うーん、変人かなぁ」
「……カービィも変人ダカラ、類は友を呼ぶ、なんじゃナイカイ?」
「えぇ!?僕まで変人扱いなの!?それはさすがに……」
「ダッテ……キミ、よーく考えたラァ………………ウン、何でもないヨォ」

マホロアが途中でやめたのでカービィが驚愕。

「えっ!?え、え!?なに?よく考えたらなに!!?」
「何でもないッテ」
「教えてよ!」
「エ……イイノ?ホントに?」
「……やめとく」

そのまま2人はまた椅子に座った。いつのまにか籠に入っていた果物は、
種一つ残さず食い尽くされている。

「僕はさ……星の戦士っていう立場上、変人が集まってきやすいんだよ……」
「確かニ、それが一番の原因カナァ」
「でもさ、メタナイトの周りには変人いないじゃん」
「ウン……メタナイトは真面目ダシ、変人じゃないからネェ。仮面以外」
「なんで?」
「やっぱりキミは変人なんだヨォ」

その言葉にがっくりと肩を落とすカービィ。そしてどこから持ってきたのか、
クッキーを頬張る。

「……キミ、食べるコト以外に趣味あるカイ?」
「ないかも」
「……だからダヨォ」
「えぇー……?」

そう言いつつカービィは、またどこからか取り出したアイスを食べた。




(最近また忙しくて全然更新出来てませんですね。まぁ頑張ります。)