二次創作小説(新・総合)

いとデザ・異端の暗黒物質 その2 ( No.9 )
日時: 2018/08/08 12:33
名前: 麻ふすさん (ID: PFFeSaYl)

※シリアス、捏造設定多め
その1の続きですのでそちらからどうぞ。



ゼロが思いついたことは、到底許されるものではありません。
でも、当時の彼女に、罪悪感はありませんでした。
その反対に、彼女の気分は浮き上がり、
思考を広げていきました。

「お前には確か、兄がいたよな?」
「はい、いますよ。自慢の兄です」

大災害で傷ついたところを
仕方がなかったと偽って
暗黒物質につくりかえてしまおう
彼を悲しませちゃいけないな
お兄さんも一緒に暗黒物質にしようか

「きっと素敵なんだろうな、お前に似て」
「そんな、恐れ多いです、兄は私なんかよりもっと凄いんですよ」

大災害が起こるのは、あと数カ月後。
そんなに待っていられない
暗黒物質としての力をここで使って……
災害が起こるのを早める

「ゼロさん、最近なんだか楽しそうですね」
「そうか?そうかもしれない……」

どうせそのうち起こることなんだ
それが少し早くなっただけ

「誰も文句ないよな?」

____もう絶対に許されない。
本当にやるの?
あぁ、もう駄目だって
後悔したって、もう
これは過去の話なんだから。





(過去編もうちょっと続きます。あと2つくらいかな?
やっぱシリアスは心臓に悪いダス)