二次創作小説(新・総合)
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その1) ( No.78 )
- 日時: 2017/04/03 17:27
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
本日、【全然FEじゃねぇ日常】は3周年を迎えました!!
という訳で今回はパーティ繋がりで子世代でフルハウスの「疑惑のパーティ」のパロディをお送りします。
チュチュ「一昨日のエイプリルネタといい、今回といい、いつになったら運動会は開催されますの?(^ω^#)」
ゆめひめ「か、書いてるよ!!中々執筆が上手くいかないだけや!!;」
〜更新前のアバン1・マリオカート8DXについて独り言〜
ゆめひめ「ニンテンドースイッチが発売されて、今月29日にはマリカ8DXが発売するじゃん。そんで新規キャラでイカガールとイカボーイが参戦が決まったじゃん」
ヘッドホン「そうだね!ゴーグルくんが変な事しないかが心配だけどマリオカートに参戦出来るなんて楽しみだよ!」
ゆめひめ「うん、それは良いけどWiiU8でもDLCでリンクやしずえさんやむらびとが参戦したり、コースではF−ZEROやエキサイトバイクも出てるし、DSあたりではロボットが参戦してたりしてるやん」
ヘッドホン「あぁ、言われてみればマリオシリーズ以外のキャラも結構出てるね・・・」
ゆめひめ「だからさ、もうここまでゲスト出すなら【スマブラカート】なんてもんでも作ってしまえば良いじゃんと思ってwwww」
ヘッドホン「何を提案してるの;まぁでも任天堂にはカービィのエアライドもあるし、今のポケモンではポケモンに乗ってるもんもあるからね〜」
ゆめひめ「そんでFEも参戦するとすれば馬やペガサスを意識したカートが・・・・・」
ヘッドホン「作者?」
ゆめひめ「・・・いや、木馬みたいになりそうでカッコ悪いんで却下;」
ヘッドホン「ちょっと;」
〜更新前のアバン2・歴代英雄の設定〜
ゆめひめ「FEヒーローズやFEサイファとかで歴代FE作品が出品しているし、歴代FE主人公達も準レギュラーとして出していこうかなって思ってるんだけど」
クロム「ほぉ、それは良いな。他の英雄が登場したらFEメインのこの世界も賑やかになるな。それでどんな感じの設定だ?」
ゆめひめ「とりあえずロイ親子は前(前スレの『スポーツマンガの主人公は大体名前にテーマのスポーツの単語が入ってる』のアバン参考)にも言った通りギャグカオス組なのは確定かなwwwwあとヘクトルさんもギャグカオス組なのは確定wwww」
クロム「冗談じゃねぇよ。ただでさえうちの娘や伊勢海老や腹黒王子や大乱闘双子だけでも腹いっぱいなのにこれ以上FEの問題児を増やすつもりか」
ゆめひめ「まぁまぁwwwとりあえずアイクと封印系と聖戦系の設定はこんな感じ」
アイク:グレイル傭兵団団長。純粋組でよくロイのガセネタやイタズラに引っ掛かる。その為傭兵団の面々は片時もアイクをロイから遠ざけようとする努力が絶えないのだとか・・・;肉好きなのは相変わらずで、肉が関わると戦でも乱闘でも料理でも兎に角本気を出す。
封印系
ロイ:フェレ家の嫡男。元気で明るいのだが、ギャグカオス組という事は大体の他の世界のロイと同じ。違う所といえば腹黒気質が強く、アイクに対して今だにスマブラの恨みがあるらしく、よくアイクにガセネタなどを吹っ掛けてリリーナやグレイル傭兵団の皆さんにシバかれる。最初は真面目だったが、留学先のオスティアでカオスの素晴らしさを知ってギャグカオス組に覚醒してしまった;
リリーナ:ロイの幼なじみ。心優しい性格だが、母親と共に父親とその親友のカオスっぷりに頭を悩まされている。その上恋心を抱いていた幼なじみまで覚醒し、これをきっかけに彼女もお仕置き組に覚醒した。彼女を怒らせるとファラフレイム地獄が待っています。意外にもちくパ好き同盟の1人。
エリウッド:フェレ領公子でロイの父親。うちではニニアンと結婚している。正義感の強い情熱家・・・なのだが、息子以上のギャグカオス組で、息子以上にイタズラやガセネタをして仲間や苦労人キャラが被害に遭う。ロイが覚醒した時、何のインスピレーションが働いたのか病床状態から回復して、そのまま戦争に参戦して親子で敵兵に(色んな意味での)地獄をみせたという武勇伝があるとか・・・;
ヘクトル:オスティアの侯爵でリリーナの父親。無類の戦闘好きで勝負事があるとよく飛び入り参加してくる。親友同様ギャグカオス組でよくカオス対決をしている。無駄にタフな体質で大概の事は無傷で済むが、リンと結婚してからは彼女と娘にボコボコにされる事が多くなった。
リン:サカ族の血を引くキアラン公女。仲間であり、親友であるヘクトルと結婚したのだが、先述通り旦那がギャグカオス組なんで娘同様苦労している。旦那と親友とその息子が暴れると『リンDEATH』として旦那達に斬りかかる。つくづくどうしてあんな奴と結婚しちゃったんだろと思っている。いうまでもなくお仕置き組
聖戦系
シグルド:シアルフィ公子。原作で色々とありかなりの苦労人で個性の強すぎる他の英雄たちに頭や胃を痛めている。マークスとはサイファで同じ弾で登場したのと、苦労人同士でよく知り合いや他の英雄の愚痴を語る仲である。その為かマークス諸共リョウマやエリーゼの被害に巻き込まれる事が・・・;
セリス:シグルドの息子。父親同様辛い事があったが、精神面に強い。他の英雄で胃と頭を痛める父親をフォロー(と言うか介抱)し続けてきた結果、自然と保護者スキルが身に着き世話好きに。最近では同じく酷い目に遭いやすいマークスやクロムのフォローに回ることもある。英雄一同の数少ない良心の1人。
リーフ:レンスター王国の王子。いとことなるセリスと共にシグルドのフォロー(と言う名の介抱)をしていたら彼も保護者スキル持ちになった。外見がロディと似ていてアリティア関係者からはよく間違われ、特に第七小隊からは「ロディのえらい立場版の人」とまで言われる。でも実際ヒーローズでトラキア枠でも聖戦枠でも登場してない事についてクリスと分かりあえる関係があったりとか・・・;
クロム「とりあえず他の世界のロイの影響か、ロイとその身内達の設定が完全に世紀末状態になっているな。シグルド達が胃を痛めるのも理解できるな・・・;」
ゆめひめ「いやwwwwロイをギャグカオス組にしたら身内もそれに合うような設定にしようとしたらこういう設定になってwwwwあ、ちなみにこの世界では初期にあった異界の門の大量発生で色んな時間帯から色んなキャラがやって来たという設定で烈火3人組も烈火での若さだし、聖戦の親世代と子世代も覚醒と同じ様に同じ時間軸に存在する事が出来ます」
クロム「余談になるけどFEヒーローズでの烈火3人組の声の人は見事にロンパ声優だったな・・・ヘクトルとナーシェンがまさかの同じ石丸の声だったのには衝撃を受けたし、封印には霧切の声の人もいるからな・・・しかもロイ親子の声の人は2人元チャプター1で・・・;」
本編は次から 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その2) ( No.79 )
- 日時: 2017/04/03 15:17
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
本編スタート!
マーク(男)(そ〜っ・・・)
ルキナ「マークー?つまみ食いはダメですよ〜?そのお菓子は今日のパーティで出すんでそれまで我慢して下さいね?」
マーク(男)「ひゃあ〜」
『修羅場は重なって起こると大変だ』
今日の子世代邸はいつも以上に賑やかだった。なぜなら今日は前スレの【全然FEじゃねぇ日常】の設立の日。つまりあれから数えていて今日で小説設立3周年なのだ。という訳で子世代一同は現在、3周年パーティの準備で大忙しなのである。
ウード「しっかしこの小説も3周年か〜時が流れるのは早いもんだな〜」
ンン「作者はこの設立日に「なんでエイプリルフールが明けてすぐのこの日に設立したんだろ」って少し後悔していますけど」
シャンブレー「あぁ、こういう○周年記念のネタ書くためか・・・」
ロラン「しかし逆にいえば「さて、ここからホントの話です。なんとこの小説が○周年を迎えました!」っていう話が出来るじゃないですか」
ジェローム「それ、3周年になった今で出来る話か・・・?」
シンシア「マーク、さっきいなくなったと思ってたらつまみ食いしようとしたね〜?」
マーク(男)「む〜、ルキナさん早速言いふらして・・・」
マーク(女)「まぁまぁ、それほど今日のパーティが楽しみだって事ですよ!」
セレナ「あんた達ーおしゃべりは良いけどケーキの飾り付けも忘れるんじゃないわよー」
そんな中、台所では料理が得意な人達が3周年記念のケーキを作っていた。そのケーキはかなり高く、デコレーションもウエディングケーキ顔負けの派手な仕上がりになる。そんな中でアズールはフルーツを持って台所にやって来る。
アズール「みんな〜飾り付けのフルーツ持ってきたよ〜」
シンシア「あ!アズールありがとー!!」
セレナ「あら?そういえばあんた、マークス王子に呼び出されてなかったっけ?」
アズール「うん、そろそろ行くところ。けど結構時間かかりそうだから、パーリィの時間までに帰ってこれるか分からないんだ・・・;」
マーク(男)「そうですか・・・大変ですね〜・・・;」
アズール「あはは・・・;もし戻ってこなかったら勝手に始めてても大丈夫だから;あ、そうだ!セレナに渡したいものがあったんだ」
セレナ「え?」
アズールはポケットから何か取りだしたと思うと、彼の手には星型の髪飾りが2つあったのだ。
セレナ「髪飾り・・・?」
アズール「これ、前に買い物行った時にセレナに似合いそうだと思って買ったんだ。折角のパーティだし本番では可愛くしておかなきゃね」
セレナ「あ、あたしの為に・・・?・・・も、もう!そういうのは買った時にすぐに渡しなさいよ!!ホントあんたもどんくさいのだから・・・!(とか言いつつも髪飾りを受け取る」
アズール「え?えぇ・・・;」
シンシア「もーセレナったら相変わらず素直じゃないんだからーwww」
セレナ「う、うっさい!!」
しかしセレナは彼氏からのプレゼントだというのに、本当は嬉しいのにいつもの素直じゃない態度が出てしまう。全く、最近NL厨キャラとなりつつあるのに、シンシアの言う通り自分の場合となるとホント素直じゃなくなるのだから(笑)そんな光景をずっと黙って見ていたマークちゃんは・・・
マーク(女)(セレナさんったら、よくノワールさんの恋を応援してますのに肝心のセレナさん自身もいざとなるとツンツンな所が出てしまうんですよね〜・・・よ〜し!ここはマークちゃんがひと肌脱ぎますか!!)
〜〜〜〜〜〜〜
マーク(男)「一体どうしたのですか?」
マーク(女)「大したことじゃないんです。このお手紙をさっき台所にいたツインテールの彼女さんにアズールさんからの手紙って事で渡してほしいんですよ」
数分後、マーク(女)はある部屋にマーク(男)を呼び出した。彼女が呼んだのはセレナにアズールからという手紙を渡してほしいという。だが差出人を偽って手紙を渡してはいけないとマーク(男)は反対するが・・・
マーク(男)「マーク、嘘はいけませんよ〜!」
マーク(女)「はい、お礼に500円あげますよ〜」
マーク(男)「わーい!任せてくださーい!!」
マークくん、完全にお金で釣られちゃってるのですが;500円もらってご満悦のマークくんは手紙を受け取り、マークちゃんの策略に向かって行くのだった・・・
マーク(女)(うふふ♪セレナさん、あの手紙をもらって読んだらビックリするのでしょうね〜♪)
今日のマークちゃんは何を企む・・・? 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その3) ( No.80 )
- 日時: 2017/04/03 15:26
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
マーク(男)「♪〜」
さて、500円で釣られてマーク(女)の頼み事を頼まれたマーク(男)はマーク(女)の言う彼女に手紙を渡そうとリビングに行く。
マーク(男)「シンシアさーん!お手紙ですよー!!」
シンシア「ん?手紙?ところで差出人が書かれてないけど誰から?」
マーク(男)「シンシアさんですからホントの事を言いますね。それマーク(女)が書いたのですよ」
って違ぁぁぁぁぁう!!!シンシアじゃなぁぁぁぁい!!いや、確かにシンシアもさっき台所にいたし、シンシアもセレナもツインテールだけど(違うところと言ったらツインテールの長さ。長いツインテールの子だと言えば良かったか・・・;いや、それ以前にマーク(女)なぜ出す相手の名前を言わなかった)!!おまけに正直な事話しちゃってますし!!
さて、間違って手紙を受け取ったシンシアは手紙を読んでみる事に。
シンシア「(え〜っと何々?「ずっと前から秘かにあなたの事を愛してました。家の中のあなたを見る度、胸が熱くなります。もうあなたなしではいられません。あなたを愛する者より」・・・)・・・うっひゃあ〜」
マーク(男)「? 何て書かれてたのですか?」
シンシア「簡単にまとめるとこれマーク(女)がわたしを愛してるって内容だね」
マーク(男)「うっひゃあ〜(意味も分からず反応する」
どうやら手紙の内容はラブレターだったようだ。マーク(女)の思惑ではアズールからの手紙だと思ったセレナがラブレターをもらった反応にドキドキしてNL好きな皆さんが喜ぶような展開になる・・・はずだったが、マークがシンシアの手に渡してしまって、マーク(男)の言葉を合わせると「マーク(女)がシンシアを愛してる」という内容になってしまった・・・;
マーク(男)「で、シンシアさんはマーク(女)の事は好きなんですか?」
シンシア「ん〜まぁ、友達って事では好きってことかな?でも大丈夫!わたしが1番好きなのはマーク(男)だけだから!!」←マーク男とカップル
マーク(男)「そうですか!僕もシンシアさん大好きです〜!!あ、僕飾り付け頼まれてましたんで行ってきますね!!(その場から去る」
シンシア「うん!・・・にしてもマーク(女)も可愛いことするもんだなぁ〜」
シャンブレー「シンシアー、ちょっと良いか?」
シンシア(Σうぉっと;)
意外にもラブレターを「友達として好き」って事ですんなり受け入れたシンシア。そこにマーク(男)と入れ替わりでシャンブレーがやってくる。友達としてだという事を理解しているとはいえ、ラブレターを人に見られるのは少し抵抗が生じる。シンシアはとっさにラブレターを近くに隠す。
シンシア「どうかしたの?」
シャンブレー「救急箱ここになかったか?いや、ブレディが外に仕掛けた泥棒対策の地雷に引っ掛かって・・・;」
シンシア「ちょwwwwまたブレディがwwwwつかあれ仕掛けたのわたしなんだけどwww」
シャンブレー「お前かよ;同じ場所で作業してたけど俺マジで引っ掛からなくて良かった・・・;」
シンシア「あぁ、救急箱だったら他の部屋にあったはずだから探してくるね〜!」
2スレ目のプロローグでの様子の中で書ききれていなかったが、子世代邸は豪邸故、泥棒対策として外に色々と罠が仕掛けられてる。どうやらその罠の1つに外で作業していたブレディが引っ掛かってしまったようだ・・・;つか、その罠仕掛けたのシンシアかよwwwwしかも地雷って地味にえげつないな!?(まぁ、他にも彼女と同じギャグカオス組のルキナやウード、先ほどの天然どSマーク(女)、知性派のロランやンンなど、もっとえげつない人のもあるからそれに比べば・・・;)
自分の作った罠でけが人(地雷でけがどころじゃない)が出た事にシンシアは救急箱を探しに行く。そこで入れ替わりでやって来たのはデジェルだ。
デジェル「シャンブレー、バルーンに使うヘリウムガスまだなかった?」
シャンブレー「ヘリウムガス?あ〜確かロランが倉庫にあるって言ってたな。もしかして足りなくなったのか?」
デジェル「えぇ、それでウードやルキナが「足りないなら水素で代用すりゃ良いじゃん」って言ったけど、その水素入り風船が何故か近くにあったバーナーに引火してその近くにいたブレディが・・・;」
シャンブレー「Σ巻き込まれたのか!!?俺マジでそこにいなくて良かった!!(滝汗」
デジェル「で、やっぱり普通のにしようとヘリウムガスあるか確認しようとしてきたのだけど・・・;」
シャンブレー「あ〜俺が確認してくる。このままあそこ戻ったらなんか巻き込まれそうだし;」
デジェル「え、えぇ;頼んだわ;」
多分今の状況を考えると、外にいるのは最低でも水素入り風船を作ったバカ2人と地雷に加えて水素爆発に巻き込まれたガチ不憫の奴・・・;今戻ると危険と察した怖がりタグエルはすぐさまヘリウムガスの確認に行く。にしてもシャンブレー、お前さっきから危ない目から回避して運が良いな・・・;
ガッ
シャンブレー「あいてっ」ハラリ
デジェル「?」
するとシャンブレーは近くの棚にぶつかる。本人は気にせずそのまま倉庫に向かうが、棚から1枚の紙が落ちる。それを見かけたデジェルはその紙を拾うが・・・
デジェルが拾ったもの:さっきシンシアが隠したマーク(女)のラブレター
ってうぉぉぉいっ!!?それマーク(女)のラブレターじゃねーか!!?そんなとこに隠してたのかよ!?で、手紙を拾ったデジェルはというと・・・
デジェル(あなたを見る度、胸が熱くなります・・・あなたなしではいられません・・・)
デジェル(ウソでしょ・・・!?シャンブレーが私の事を・・・!?)
なんてこった!あのラブレターでデジェルが勘違いを起こしたんですけどぉぉぉぉ!!?
ウソでしょ!?(某ネコピーチ風) 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その4) ( No.81 )
- 日時: 2017/04/03 15:31
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
手紙を見たデジェルは驚きの余りに頭の中が真っ白になる。一部のカップルはあんまり触れてないんで覚えてない人もいるかもしれませんが、うちのデジェルはウードとカップルであり、シャンブレーもンンとカップルです。まさかの告白に百戦錬磨の彼女でもどうすれば良いのか分からず困惑する。と、そんな彼女の元に本命の人物がやって来る。
ウード「おーいデジェルーいるかー?」
デジェルΣ(・ω・;)
今の手紙を本命の人物に見せるのは流石にまずい。デジェルはとっさの判断で近くの本の下に隠し、何とか平常を保ち彼に接する。
デジェル「な、何なのよ?」
ウード「あぁ、ヘリウムガス新しいのあったってよ」
デジェル「あぁそうなの。あいつ今倉庫に行ってるから伝えとくわ」タタタ・・・
ウード「おー」
ガチャ
ノワール「ウード、ちょっと良いかな・・・?」
そこへデジェルと入れ替わりでやって来たのはノワールだ。彼女は手元にチョコケーキを持っている。
ウード「お〜どうした?フォンダンショコラはどうなった?」
ノワール「それが火加減を間違えちゃったみたいで中のチョコも固まってしまって・・・;」
ウード「ありゃー;まっ、気にするなよ。料理得意な奴でも失敗はあるし、それガトーショコラだって皆に言っておくから」
ノワール「う、うん・・・」
ウード「あ、そうだ。さっき買い物頼まれたからちょっと付き合ってくれないか?俺、庭の片づけ終わったらすぐ準備するから。あ、メモはあっちのテーブルに置いてあるから確認しておいてくれ」
ノワール「分かったわ」
料理スキルが☆5の彼女でも料理の失敗はある。それは幼なじみである彼もよく分かっている。ウードはノワールを励ますと先ほど水素風船の惨劇を受けた庭を片付けに行く。一方ノワールはウードの言うメモを探そうとテーブルに向かう。そしてノワールは1枚の紙きれを見つける。
ノワールが手に取ったもの:さっきデジェルが隠したマーク(女)のラブレター
Σってうおぉい!?それとちゃう!!つかなんでよりによってそれを見つけた!?ん?ちょっと待て、さっきのデジェルであぁなったって事は、まさか・・・;
ノワール(待って、ウードが私の事を・・・!?嬉しいけどこんなのブレディやセレナやアズールが知ったらとんでもない事になるわよ・・・!?)
やっぱり!!ノワールも勘違いしちゃったんですけど!?しかも彼女の場合は幼なじみってのもあるからバレたら余計えらい事になるんですけど!?
ノワール(あ、でもウードはifの世界にも登場しているし、上手くいけば孫の顔も見せられるかも・・・)
お前、心配する所はそこかい。まぁウードやアズールはifにて2人の子供が出来るんだよな・・・;
と、今度は・・・
ブレディ「うぅっ、酷い目に遭ったもんだぜ・・・;」
シンシアの地雷仕掛けと水素風船の被害に遭った本命の強面僧侶がやって来た。にしてもお前良く無事だったな・・・;
ノワール「大丈夫なの・・・;」
ブレディ「おう・・・;シンシアが手当てしてくれたから良かったものの・・・;あいつら・・・!」
ノワール(怒ってるわね・・・;けどブレディにこれを見せたらまずいわ!)
この状況でラブレターを見られてしまってはブレディがショックを受けるのは目に見える。ノワールはラブレターをさっきの本に戻すが、その挙動不審さにブレディに怪しまれる。
ブレディ「? どうしたんだ?」
ノワール「へっ!?い、いや、なんでもないわ!;」
ブレディ「ん?その本・・・?」
ノワール「あぁ!ンンから借りていたの!そろそろ返さないとって思って・・・!;」
ウード「おーい、庭の片づけ終わったぞー・・・って、おーブレディ、生きていたか」
ブレディ「生きていたかってどういうことだオイコラ元凶の1人が(^ω^#)」
そこに庭の片づけを終えたウードが戻って来る。
ノワール(ウード・・・もしかして私と2人きりになりたいの・・・?)
ブレディ「けどなんでここにいるんだ?」
ウード「あ〜ロランからチョコの買い出しを頼まれてな、折角だしノワールにも付き合ってほしくてな。ノワールならお菓子について詳しそうだし・・・」
ブレディ「別にメモがあるんだろ?メモ通りの奴を買ってくれば良いんじゃねーのか?そんなこだわらなくても良いだろ?」
ノワール「こだわるわよ!?すごく!!」
ウード、ブレディ「Σえっ?;」
ノワール「あっ、違うの;こっちの話;私も準備してくる!!」
今の言葉と共にノワールは足早に退場する。
ブレディ「ど、どうしたんだ?ノワールの奴・・・?」
ウード「さぁ・・・?料理スキル高いし、多分あいつにもこだわりってのがあるんだろうな・・・;」
ブレディ「あぁ、だからか・・・なんか悪い事言っちまったな・・・;」←料理スキル☆2(ただし紅茶は☆5)
ウード「お菓子作りはあいつの十八番(おはこ)だし、買い出しのチョコもこだわりたいんだろうな・・・;」
ンン「買い物ですか?それでしたらついでに今月のちゃおも買ってきてくれないですか?」
そこに今度はンンとマーク(男)の2人がやって来た。買い物に行くと聞いてついでにちゃおも買ってほしいと頼んできたのだ。
ウード「お前なぁ、そういうもんは自分で買って来いっていつも言われてるだろ?」
マーク(男)「お金ならありますよ〜!500円!!」
ンン「残りの10円台は自分で払って下さい」
ウード「だが断る。俺は行くからな〜」
ブレディ「あっ、おい!あ、これノワールが返してだってよ」
そう言って本をンンに渡すと2人はこの場を後にする。一方受け取った側のンンは本の確認をしようとページをめくる。すると本の中から1枚の紙が落ちr・・・ん?あれ、たしかその紙って・・・;
落ちたもの:さっきノワールが隠したマーク(女)のラブレター
やっぱり!!それあのラブレターじゃねーか!?あぁ、そう言ってる間にもンンがそのラブレターを拾ってしまう;まさかこれって・・・;
ンン(あなたなしではいられない・・・という事はブレディはわたしの事が好きなんですか!?んな事言われてもわたしにはシャンブレーがいm・・・あ、でもブレディって確かマリアベルさんとリヒトさんの子供ですよね・・・?2人共貴族出身ですから玉の輿というのも良いですね・・・!!)
やっぱンンも勘違いしちゃったんですけど!!しかもなんか様子を見ると完全に本気にしてるみたいなんですけど!?完全に玉の輿目的になっちゃってない!?シャンブレーが聞いたら泣くぞ・・・;
なんかどんどん勘違いしていくのですが・・・; 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その5) ( No.82 )
- 日時: 2017/04/03 15:34
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
ンン(こうしてはいられません!マリアベルさん達に認められる様な女性になるように今から努力しませんと!!)
マーク(男)「ンンさんやけに気合入ってますねー」
完全に嫁に入る気満々のンンはパーティに向けておめかししようと部屋に走る!一方、意味を分かってないマーク(男)はラブレターをそっとテーブルの上に戻した。
ブレディ「テーブルの上にメモがあるんだな?」
その直後にブレディが再びやって来る。ノワールに頼まれて買い物のメモを取りに来たようだ。で、メモを見つけたブレディは手に取r・・・
ブレディが手に取ったもの:さっきマーク(男)がそっと戻したマーク(女)のラブレター
ってメモじゃねぇぇぇぇぇ!!?お前何恋人と同じ間違いしてんだよオイ!?ん?おい、これ恋人と同じ間違いをしたって事はあのラブレターの中身を見てしまうって事だよね?まさかこの流れって・・・;
ブレディ(ん?なんか中身が・・・ずっと前から秘かにあなたの事を愛してました・・・)
ブレディ(ウ、ウソだろ・・・!?ノワールが浮気してるだと・・・!?ま、まさか相手はウードなのか!!?)
やっぱこいつも勘違い起こしてますよ畜生!!しかも勘違いの内容が修羅場すぎるんですが!?ブレディ、お前がヘタレなのはよく分かるかどうしてそんな発想が生まれるんだよ!?
ブレディ(し、信じられねぇ・・・!?)
マーク(男)(はい、僕もです)←分かってない。つかこいつが元凶
ウード「ブレディー?いつまで探しているんだー?」
そこにブレディを呼びにウードとノワールの2人とたまたま通りかかったシャンブレーがやって来た。丁度探していた人物が来た事に、手紙を元にあった場所に戻すと意を決したブレディは真剣な顔で聞きだす。うわぁ、完全に修羅場スレスレの空気だよ・・・;
ブレディ「(こうなったら俺自ら真偽をはっきりさせねぇと・・・!)・・・なぁ、もう一度確認するけどウードがノワールとチョコの買い物に行くんだよな?」
ウード「何言っているんだ?確かにそうだけど・・・」
ノワール(ブレディ・・・まさかあのラブレターの事気づいたの・・・?)
おい、ただ買い物に行くだけなのに事情聴取みたいな雰囲気になっているのですが。ノワールの方も不安そうな顔してるし・・・;すると・・・
シャンブレー「なんだ、買い物か?それぐらいだったら俺が行っても良いぞ?ジェロームがウードに頼みたい事があったって言ってたし・・・」
ウード「え?そうなのか?」
ブレディ(なっ・・・!?シャンブレーまで出てきやがった・・・!?まさか浮気してるのはシャンブレーなのか・・・!?)
そこにシャンブレーが入って来た事でブレディの疑いの目はシャンブレーにまで向けられてしまいました;気づかぬうちに2人が災難に巻き込まれていく中・・・
デジェル「何かあったの?」
シャンブレー「あっ、デジェル!丁度良かったな。今からチョコの買い物に行くらしいけど一緒に行くか?」
デジェル「(う゛っ;ウードも見てる中でそんな真似は・・・;)せっかくだけど遠慮するわ。こっちもルキナとバルーンの準備してるところだし・・・;」
シャンブレー「お?そうなのか?」
デジェル「あ、チョコならちょうどさっきアンナ商会からチョコのカタログが届いてたわよ」
同じくラブレターで気がぐらついてるデジェルがやって来る。ラブレターのせいで好意を向けられていると勘違いしているシャンブレーから誘われるも、本命の彼を目の前に受け入れられないと誘いを断る。
ノワール「そ、そうだわ!買いに行かなくてもそのカタログで注文すれば良いじゃない!!;」
ウード「おーしかも都合よく今なら即日届けで割引もつくみたいだって」
ブレディ「ほぉ、だったらそれを注文すればお前らも他にやる事が出来て都合が良いだろうな(とりあえず買い物の件はなんとかなりそうだが、怪しい奴が2人に増えちまった・・・!)」
おい、はたから見ればチョコをカタログで注文しよう的な感じの雰囲気なのに、内心はラブレターの問題を穏便に解決する方法を悩んでいたり、恋人の浮気相手を調査したり、何にも知らずにパーリィの準備をしてたりもうぐちゃぐちゃなんだよな・・・;何なのこの状況・・・;
ノワール「丁度メモのチョコもカタログに載っているみたいだし・・・!」
ブレディ「(こうなりゃダメ元でも、ノワールに直接聞いてみるしか・・・!)そうだな。ところでノワール、ちょっとはなs・・・」
ンン「ブレディ〜これどうですか〜?(ヴィクトリアス風の髪型とドレス姿で登場」
ブレディ、デジェル、シャンブレー、ノワール「!!!?”;・´、゜・”:`。(°ε°)」
ウード「ぶっふぉwwwwンンいきなりどうしたwwwww」
すみません、ブレディが意を決してノワールにラブレターの事を聞き出そうとしたらSB69の闇の女王を意識させたスタイルでンンがやってきたのですが。
彼女もまたラブレターのせいで勘違いを起こし、玉の輿に乗る気満々である彼女はどうやら彼の気をひこうとメイクアップしたようだ・・・;
ブレディ、シャンブレー( °д°)ポカーン・・・
ノワール「ね、ねぇンン、どうしたのその格好・・・;(ブレディもラブレターの事を感づいていたら大変な事になりそうだわ・・・!この手紙、何とかしないと・・・!)」
ンン「いや〜パーリィに向けておめかししようと思いまして。セレナ達ももうその準備になってますよ?(彼の目をひくには見た目が肝心だといいますからね・・・それにこうやってさりげなくアピールしないとラブレターの事をノワールに感づかれてしまいますし・・・)」
デジェル「いや、パーティの服を考えるのは別にいいけど、流石にその格好は逆にみんな引くからよした方が良いと思うわ・・・;」
ウード「あと中の人的にお前じゃなくてマーク(女)やカミラがやるべきだと思うから」
ンン「え?そうですか?」
だがあまりのインパクトに結果は茫然としているだけに・・・;そのうえその格好はヤバいからよした方が良いと言われる結果に・・・;まぁ、その格好じゃ気をひくよりインパクトの方が印象に残りやすいのは分かりますが・・・;おいウード、ツッコむところはそこか。まぁ確かにヴィクトリアスの声は沢城みゆきさんがやってましたけど。
何この泥沼状況 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その6) ( No.83 )
- 日時: 2017/04/03 15:45
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
シンシア「・・・っていう事があったの〜」
セレナ「うわ・・・;あの子ホント一体何するか分からないから・・・;」
一方、場所は変わってセレナの部屋。さっき間違ってラブレターを受け取ったシンシアは本来そのラブレターのターゲットになるはずだったセレナにパーティに向けてヘアスタイルと整えてもらいながらラブレターの事を喋っていた。
セレナ「女の子同士でラブレター書くなんて何考えてるのよ・・・;あの子ラブレターっていうのを分かってるの!?一発バシッと言ってやるわ!!」
シンシア「セレナ、いくらあんたが最近NL厨に目覚めてきたとはいえ、相手は一応純粋組だよ;なるべく言葉を選んで喋ってね;」
セレナ「うるさいわね・・・はい、髪整えたわよ」
シンシア「サンキュー!じゃ衣装選んでくるー!!」
髪型のセット終えたシンシアはお礼と言って衣装選びの為部屋を出る。そこに入れ替わりの様に元凶であるマーク(女)がやって来た。セレナはそれを見計らっていたかの様にマーク(女)に自分の元に来るよう言いかける。
マーク(女)「セレナさ〜ん、衣装選びに向かわなくて良いんですか〜?」
セレナ「あぁマーク、いいところに来たわね。ちょっと話があるからここ座ってくれる?」
マーク(女)「? はーい」
セレナ「えっとね・・・マーク、誰かを好きになるっていうのは別に悪くはないわ。けどね、こういう事はもっと言葉を考えた方が良いのよ?」
マーク(女)「・・・?」
セレナ「確かにあんたはその人を好きと思っているかもしれない。けどあたし達は他にも好きな人というのはいるものなのよ?もちろんあんたにもそういう人はいるはずだけども、もっとそういう人の関係っていうのを考えて欲しいわ」
マーク(女)「・・・」
セレナ「さて、あたしが言いたいのは以上よ。今の言葉ちゃんと考えるのよ?」
話を終えたセレナはそのまま部屋を後にする。今の話を聞いてマークちゃんは・・・
マーク(女)(好きな人に、人の関係ですか・・・)
マーク(女)(もしかしてセレナさん、あのラブレターでマークちゃんに惚れちゃったんですか!!?)
どうしてそうなる!!?セレナが言ってる事は、要は「友達として「好きだ」というのは悪くないが、受け取り次第では恋愛的な意味になってしまう」って事なのに何故そんな結論が出たってんだ!!大体あんたら同性でしょうが!!つーかラブレター書いた元凶までもが何勘違いを起こしているんだよ!!?
〜〜〜〜〜〜〜
ルキナ「皆さん、そろそろパーティの準備が整いますよ〜!」
そうこうしてる間にパーティの時間が近づいてくる。リビングはバルーンやガーランドやペーパーフラワーなどで華やかになり、子世代の衣装もおしゃれな服やドレスを身にまとうが、こいつらの一部はあのラブレターが原因でギクシャク状態なんですよね・・・;
シャンブレー「しっかし、我ながらすごい派手になってるなー・・・;」
ノワール「・・・・・・;」
シャンブレー「ん?どうしたんだノワール?まさか体調でも悪いのか?」
ノワール「・・・あ、あのねシャンブレー!ちょっと相談したい事があって・・・!この話ブレディやセレナが知ったらショックを受けるから・・・!!」
シャンブレー「? 俺で良かったら聞いてやるよ?」
ノワール「あ、ありがとう・・・;」
そのギクシャクしている人々の1人であるノワールはあのラブレターの事を思い切ってシャンブレーに相談してきた。
ノワール「え、えっと・・・その・・・あ、あのね、知り合いや友達だと思っていても、ずっと一緒にいてると友情以上の関係になるって事もあるよね・・・?」
シャンブレー「・・・・・・」フムフム
ノワール「で、でも付き合っていなかったら悪くないかもしれないけど・・・えぇっと、何て言えばいいんだろ・・・;」
シャンブレー「・・・俺、難しい事はよく分からないけど、そういうのって自分の本当の事を思えば良いんじゃないのか?」
ノワール「え、そ、そうかな・・・?」
中々上手く喋る事が出来ずノワールはますます不安になって来る。そんな不安な気持ちをシャンブレーは何となく察しており、自分が思う事を困惑しているノワールに話す。上手く伝える事が出来なくても、ノワールの感情はシャンブレーに・・・
シャンブレー(ちょっと待て!?それって要するにノワールは俺に恋してるって事なのか!?いや、嬉しいけどこんな事ブレディやセレナやンンにバレたら俺絶対に絶滅させられるー!!?)
伝わってねぇぇぇぇぇ(涙目)!!!何でお前も勘違いしてるんだよ!!?てかお前が恐れるのはバレてしまった後の方かよ!!確かにそのメンバーの他にも幼なじみのアズールとウードや母親たち(特にベルベットとノノとマリアベルとサーリャ)も怒って完全にボコボコにされるのはナレーションの俺でも目に見えますけど!!
って!!そんな事言ってる間にブレディがやって来たんですけど!!?
ブレディ「お前ら何してんだ!?」
シャンブレー「Σえ゛っ!?あっ、いや!ノワールが体調悪いって聞いて脈測っていて!!大丈夫!!どこも悪くねぇから!!;」
ノワール「えぇ!そうよ!!私ちょっとお水もらってくる!!;(逃げる様に去っていく」
ブレディ「そ、そうか・・・(やっぱりノワールはシャンブレーの奴と・・・!?冗談だよな・・・!?)」
シャンブレー「お、おぅ;(あっぶねー!?何とか誤魔化したけど下手したら絶滅するところだった・・・;)」
ブレディ、シャンブレー「は、ははは・・・;」
その場はとりあえず誤魔化したものの時すでに遅し。あぁ、どんどん修羅場が重くなってくる・・・;
勘違いが拡散していく・・・; 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その7) ( No.84 )
- 日時: 2017/04/03 15:48
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
ウード「て、手紙・・・?」
ノワール「うん・・・もうすぐパーリィが始まってしまうし、解決するなら今のうちだと思って・・・!!」
一方、水をもらってくると言ってあの場から逃げたノワールはウードの元にいた。やっぱりこういうのは本人から確認を取るべきだと思いラブレターの事を言ったのは良いが、ウードはそのラブレターについて一切知りません。つまり・・・;
ウード(ノワールが俺を愛しているだと・・・!?)
やっぱりウードも勘違いしたぁぁぁぁぁぁ!!!おい、あのラブレターから一体何人が勘違いを起こしているんだよ!!?
っていう感じでナレーションをやってる俺はともかくウードの方もただ事ではない。こんな事がバレたらあの幼なじみ3人の他にも恋人であるデジェルからどんな目に遭わされるのか・・・
ノワール「って、ブレディが来たわ!?これどこかに隠して!!」
ウード「どこかって言われても・・・!?あっ、ここでいいや!!」
ウードが隠した場所:マーク(男)の被っている帽子の中(!!?)
マーク(男)「?」←何か入れられた気がしたが、あんまり気にしてない
ブレディ「お前ら何してたんだ・・・?」
ウード「あ〜別になんでもねぇよ。あ、ノワール!ガトーショコラの方持ってこないと!」
ノワール「あ、あぁ!そうだったわ!!;」
ブレディ(シャンブレーの奴も怪しいけどやっぱりウードも怪しい・・・一体どっちと浮気してるんだよ・・・!?)
ンン「ブレディ、そろそろみんな集まっているです(縦ロール&紫のフリルいっぱいのドレス」
ブレディ「Σうぉっ、なんだその格好」
ウードお前どこに隠してるんだオイコラ。そいつ全ての元凶の1人だぞ。あとンン、お前その格好で落ち着いたのか;そんな中、彼らを同じようにラブレターで悩む人が・・・
デジェル「(シャンブレーの気持ちは分かったけどやっぱり私の本命はウードよ・・・!ここはシャンブレーに諦めてもらわないと・・・!)シャンブレー、ちょっと話があるけどいいかしら?」
シャンブレー「ん?なんだ?」
デジェル「・・・ゴホン・・・えっとね、あんたさ、時には好きになる相手が違う時ってあるよね?別にそれも経験の1つで良いわ。けど、それだと・・・やっぱりあいつが可哀想で・・・だから、悪いけど気持ちは抑えておいた方がいいわ。少なくとも、今日が終わるまでは・・・」
シャンブレー「えっと・・・おう!分かったぜ!!」
ロラン「皆さん、パーリィ始まりますよ〜」
相手の気持ちは分かったが、やっぱり自分も本命の人物を裏切る事は出来ない。しかしデジェル、あんたも恋に悩む可愛い一面あったんだな。とりあえずシャンデジェの方は話がついて・・・
シャンブレー(ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!!?俺デジェルにも恋心向けられてるよ!!ヤバい!?絶滅する確率が上がるー!!?(顔真っ青&滝汗)
いないんかい!!?つけるどころが誤解を悪化させてますし!!しかも相手の方はよりによって親子そろって強い女子(ソワレの娘)だし・・・;
ちょ、ちょっと待て!今の状況をまとめさせてくれ!!えっと、マーク(女)のラブレターが最初シンシアに渡って、それとデジェルが見て、ノワールが見て、ンンが見て、ブレディが見て・・・んでそれを相談されてウードとシャンブレーも巻き込まれて、別の場所では元凶のマーク(女)まで誤解されて・・・;えっと、つまりまとめると・・・;
ウード:ラブレターのせいでノワールが自分に好意があると勘違いしてる。
デジェル:ラブレターのせいでシャンブレーが自分に好意があると勘違いしてる。意外と女らしい一面あり。
ンン:ラブレターのせいでブレディが自分に好意があると勘違いしてる。本人は玉の輿になる気満々。
ノワール:ラブレターのせいでウードが自分に好意があると勘違いしてる。その事をシャンブレーに相談するも、シャンブレーも勘違いしてしまう。
ブレディ:ラブレターのせいでノワールがウードorシャンブレーと浮気してると勘違いしてる。現在真偽を確かめようと独自で調査中。
シャンブレー:ラブレターのせいで悩むノワールとデジェルの相談を受けて、2人に好意を向けられてると勘違いしてる。バレた時の惨劇しか頭になく勝手に被害妄想中。
シンシア:マーク(女)のラブレターを「友達として好き」として受け止めているが、思わず隠したのがきっかけで全てが始まる。
マーク(女):セレナをビックリさせようとしてラブレターを書いた全ての元凶その1。しかも本人もセレナに惚れられてると勘違いしてる。
マーク(男):マーク(女)に頼まれラブレターを渡すが、シンシアに渡してしまった全ての元凶その2。
セレナ:元々彼女がターゲットだったが、マーク(女)のラブレターをもらってないので実質無傷。でもマーク(女)に好意を向けられてる事に気づいてない。
という事である・・・;一体どうしてこうなった。
〜〜〜〜〜〜〜
ロラン「えーアズールがまだ帰って来てませんけど、時間なので全然FEじゃねぇ日常3周年記念パーティを開催したいと思います!ではルキナ、この小説の主人公としてお言葉どうぞ」
ルキナ「はーい。(ボンッ、ボンッ)あ、あ、あ、マイクテス、マイクテス・・・えーただいまご紹介に預かりましたルキナと申します・・・」
そんなこんなでとうとうパーティが始まってしまった。司会的立場となるロランがスピーチをしようとルキナにマイクを渡す。つか、ほぼ毎回顔合わせているから自己紹介なんていらんやろ。
パーリィ開始 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その8) ( No.85 )
- 日時: 2017/04/03 15:54
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
ルキナ「えー、おかげ様でこの小説も3周年に突入する事が出来ました!思えば『「聖王の国」。僕らの国がそう呼ばれたのは、今は昔の話・・・』という銀魂で聞いたことあるようなフレーズで始まった事が昨日の事の様に思えます。さて、昨日の事の様に思えるといえば、私達はあの平和だった頃の未来を思い出します・・・あの頃は皆さんも、普通の人として暮らしていたかもしれません。けど、それは長く続きませんでした。そう、ギムレーの復活による【絶望の未来】です・・・あの出来事はまさに惨劇でした・・・お父様達も殺され、覚醒の儀も不完全の状態でしかできず私達は過去に渡る事になりました・・・。あの事を経て、皆さんの心にも傷を負ったものです・・・しかし、これは考え方を変えると、あの出来事があったから、私達はこうして出会う事が出来ました。そして私達は今、こうして親睦をえたものです。しかし、ここまでくるにはかなりの試練がありました。そう、あの時の・・・過去へ遡る事です。あの判断は皆さん本当に苦悩したでしょう・・・過去へ遡るかどうかで皆さんケンカもしましたし、惜しい人を亡くした人もいるでしょう・・・しかし、これは私達を強くするきっかけではないでしょうか?見ず知らずの人もいる中で重大な結論を出す為、私達は世界を救う絆を深めるための試練だったではないでしょうか?そう、私達がここまで来られたのは、皆さんの【絆】があるからです。その絆のおかげで、この世界がクロスオーバー化した後も、第七小隊やつぎドカの皆さん、白夜王国や暗夜王国、そして新しく入ったSB69やスプラトゥーンの皆さん、そして別世界の皆さんとも親睦を深める事が出来ました。そうです、絆というのは世界や時を超えてつながるものなのです!!私達はその事を忘れてはいけないのです!!」
シンシア(マーク(女)ったら、いきなりどうしてああいう手紙を送ったんだろ?まぁ可愛いから良いけどね〜)
マーク(女)(セレナさんは女子力が高いですし、お洋服やお化粧のセンスも良いんですよね〜母さんに紹介したらお化粧品のプロデュースとかもしてくれそうです・・・!)
セレナ(マーク(女)ったら何じろじろ見てるのよ・・・?なんか気持ち悪いわ・・・)
ウード(ノワールの奴・・・俺の事好きだという気持ちは嬉しいけど・・・あいつデジェルと違って料理上手いし・・・けど、ノワールやセレナやシンシアはあくまで友達だ!俺の本命はデジェルだけだ!!)
ノワール(ウードが悩んでいる・・・彼もバカな所はあるけど、いざという時は真剣になるし、私達5人の中でもリーダーの様にまとめてくれるのよね・・・でも・・・(悩むウードを心配そうに見る)
ブレディ(ノワールの奴何で浮気なんか・・・(涙目)でも、結局のところウードなのかシャンブレーなのかどっちなんだよ!?どうせ浮気してるんだったら、ウードで俺ら幼なじみの仲がこじれるよりも、シャンブレーで殴って解決できるようであってくれ・・・!!)
ンン(リヒトさんはギャグカオス組のエサになるようなネタを提供すればチョロいですけど問題はマリアベルさんですよね・・・やはり紅茶や料理をたしなまければいけないでしょうか・・・?今度シャーロッテさんに聞いてみますか)
シャンブレー(デジェルの事がバレたらウードとソワレさんとフレデリクさんに締められるだけで済むかもしれないけど、ノワールの事がバレたらウードだけじゃなく、セレナとブレディとアズールとマリアベルさんとサーリャさん・・・これだけでも6人にフルボッコにされる・・・!つか、どうあがいてもンンと母ちゃんにシバかれるのは確定じゃねーか・・・!嫌だ、絶滅したくない・・・!!)ガクガクブルブル
デジェル(シャンブレーの奴はいつも情けなく逃げたりしてるけど、あいつもやるときはやるからね・・・けど、私はやっぱりウードの方が・・・)
マーク(男)(ふわぁ〜退屈です・・・ルキナさんのお話長いですよ〜・・・)
ジェローム(あ、今日ビデオの返却日だったの忘れてた。あそこのレンタルビデオ屋、延滞料金高いんだよな・・・)
すみません、ルキナが良い話をしているのに皆さん考え事して全く聞く耳持ってないのですが。とりあえず1人1人ツッコませろ。
まずシンシア、あんたもあのラブレターについて考えてたんだな;まぁ何も知らなかったら気になるっちゃ気になるけど;
マークちゃん、セレナの女子力について褒めるのは良いけど全てはあんたが元凶なんですよ?
セレナ、マークちゃんはあんたの女子力を褒めてるけど、あんたあの子に狙われてたんですよ?まぁ確かにじっと見られてたら気持ち悪いと思う時もありますが。
ウード、悩んでいるとはいえ、ノワールなど仲のいい女子を友達だって言って、デジェルの事を一途に想っているんだな・・・そんな意外な一面があるとはちょっと見直したいけど今の状況じゃ・・・;
ノワール、友人関係を考えると、1番悩むのはあんだだもんね・・・;特にその中じゃセレナが1番リアルファイトになりそうなんですが・・・;
ブレディ、あんた恋人なら浮気してないって信じてやれよ;つか、心配なのは仲がこじれる事でシャンブレーだったら殴るだけで良いんかい。つか、殴るどころでは済ませれないだろ。
ンン、完全に玉の輿を受け入れる気満々ですよね?つかリヒトに対しての行動が黒すぎるんですが。
シャンブレー、お前の被害妄想は親世代まで入って来たか・・・;まぁそのメンバーじゃ確実に絶滅ルートですけど;
デジェル、あんたもウード同様一途に思ってるんだな・・・いつも正々堂々としているけど女の子らしい所あるもんだけど・・・;
マークくん、退屈なのは分かるけどあんたのお姉さんがスピーチしているんだからちゃんと聞いt・・・つかジェロームさん!あんた今のこいつらの状況に関係ないだろ!!勝手に混ざりこんでくんな!!
ルキナ「まぁそんなわけで皆さん!!折角のお祝い事ですので、絆を今よりももっと深めながら今日の3周年記念パーリィを楽しみましょう!!」
マーク(男)「すみませーんウードさん、このラブレター出しても良いですかー?」
全員「!!!?」
マーク(男)、お前今からパーティが始まるってのに何ラブレターを出してるの!!?全ての根源であるラブレターが出た事にみんなビックリ仰天!!そのまま一同揃ってラブレターに詰め寄る!!
マークくん何してんのォ!? 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その9) ( No.86 )
- 日時: 2017/04/03 15:58
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
ブレディ「マーク!その手紙どうした!!?」
マーク(男)「ウードさんがくれました!!」
ブレディ「ウード!?まさかお前がノワールにあの手紙を!!?」
ウード「ちげぇよ!?ノワールが俺にくれたんだ!!」
ブレディ「!?」
ノワール「何言ってるのよ!?ウードが私にくれたんでしょ!?」
デジェル「ノワールこそ何言ってるの!?それシャンブレーが私にくれたのよ!?」
シャンブレー「Σはいっ!?俺手紙なんて知らなi」
ンン「違うのです!ブレディがわたしにくれたのです!!」
ブレディ「Σはぁっ!?」
シンシア「ちょっと待ってよ!?それあたしがマーク(女)からもらったのよ!?」
マーク(女)「違いますよ!!セレナさんですよ!!セレナさんがマークちゃんに惚れちゃったのでしょう!?」
セレナ「は?」←「なんのこっちゃ?」って顔してる
あ〜あ、とうとう修羅場に発展しちゃったよ・・・;最悪の展開に一同はマーク(女)とシンシアとセレナ、ウードとブレディとノワールとデジェルとンンとシャンブレーで言い争いになる!!
マーク(女)「どういう事ですか!?セレナさんはマークちゃんの事愛してるんじゃないんですか!?」
セレナ「何言ってるのよ!?いや別に嫌いって訳じゃないけどあたし達は女よ!?惚れる訳ないじゃない!!」
シンシア「マーク(女)どういう事なの!?あの手紙わたしだけじゃなくてセレナにも書いていたの!?」
デジェル「ウード!あんた私がいるのにノワールにラブレター書いていたっていうの!?」
ウード「そんな事ねーよ!?ノワールはただの幼なじみだ!!つーかシャンブレー!!お前もデジェルにラブレターってどういう事だ!!?」
シャンブレー「ら、ラブレター!?ちょっと待て!?俺ラブレターなんて知らねぇんだけど!?ンン、助けt」
ンン「それはブレディがわたしにくれたのです!!わたしも嫁入りする覚悟も出来ているのです!!」
シャンブレー「Σファッ!!?」
ブレディ「はぁ!?俺だってラブレターなんて書いてねぇし書けるわけねーよ!!それよりもノワール!!浮気なんてウソだよな!!?ウソだと言いがやれよ!!?なぁ!!?(涙目&ノワールに詰め寄る」
ノワール「ま、待って!!私も何が起こってるのか分からないの!!浮気って言われても何の事なのか分からないわよ!?(半泣き」
これ完全に修羅場です・・・;さっきのルキナのスピーチで言った絆というのが完全に壊れようとしています・・・;そんな中、この修羅場を治めようとする勇者がいた。パーリィの司会をしていたロランだ。子世代の中でも年上の彼はもめごとを解決させるには慣れている。彼は全ての根源である手紙についてはっきりさせようと皆を落ち着かせる。
ロラン「ちょ、ちょっと待って下さい!!皆さん、落ち着いて下さい!!要は皆さんはそのラブレターですったもんだになっているんですよね!?でしたらまずそのラブレターを誰が書いたのかという事について話しませんと・・・!!」
マーク(男)「僕知ってますよー!マーク(女)です!!」
全員「え?」
マーク(女)「ちょっとマーク(男)!!」
マーク(男)「証拠に僕に手紙を渡すよう500円もらいましたー!!」
マーク(女)「うぅっ・・・そうです。マークちゃんがセレナさんを驚かそうとしましてその手紙を書きました。それをマーク(男)に渡してほしいと頼みました」
マーク(男)「え?あれセレナさん宛てだったんですか?僕シンシアさんに渡しましたけど?ツインテールでしたし」
ロラン「・・・ではこういう事ですね。マーク(女)はセレナを驚かそうと、アズールからの手紙という事でマーク(男)を通してセレナに手紙を渡そうとしましたが、それをシンシアに渡してしまい、それを皆さんがなんらかの方法で見た事によりややこしい事になった・・・という訳ですね?」
マーク(男)があっさり言いふらし、マーク(女)が自供した事により、修羅場だったこの場はあっさりと解決しました。色々あったものの、犯人が明らかになったので誤解をしていた一同は謝罪し、何とか丸く治まった・・・
セレナ「じゃあ全部マーク(女)のイタズラだったって事?」
シンシア「マーク(女)の事だから意味も分からず書いたのかと思ってたけどちゃんと意味あったのね;」
ウード「うわ〜マジでビックリした・・・;手紙なんて書いた覚えなかったから・・・デジェル、誤解を招くようなことして悪かったな」
デジェル「えぇ、もう大丈夫よ。それにしてもみんな災難だったわね・・・まぁ、私も非はあったけど;私の方こそ本当に悪かったわ・・・」
ノワール「ウード、シャンブレー、酷いタイミングであんな相談してきてごめんなさい!!ブレディもあなたを裏切るような事を考えて本当に・・・」
ブレディ「ノワールゥゥゥゥゥゥ!!!浮気していなくて良かったぁぁぁぁぁ!!!俺の方こそ変な事考えて悪かったぁぁぁぁぁ!!(号泣&抱き付く」
ノワール「きゃあっ!?ちょ、ちょっと落ち着いて!?」
ンン「シャンブレーも玉の輿なんかしようとして本当にごめんなさいです・・・やっぱりシャンブレーが1番なのです」
シャンブレー「あ、あぁ、気にしてないからそう気をおとすなよ(助かったー!!あのままだとマジで絶滅する所だったー!!(滝汗)」
マーク(女)「あはは、ですけど皆さんすごい反応していましたからちょっと面白かったですね!!」
マーク(女)以外全員「・・・・・・・」
今のマークちゃんの一言で全員の視線がマークちゃんに集中した。今までの事を笑い飛ばそうとしてるマークちゃんに全員の視線は無言ながらこう言っていた。「笑 い 事 じ ゃ ね ぇ よ」と・・・
マーク(女)以外全員「・・・・・・・」
マーク(女)「あ、あはは・・・;冗談ですよ・・・;ジェ、ジェロームさん、助けt」
ジェローム「マーク(女)、今までの話を聞いていたが、これは冗談で済むではない。私でもあれに巻き込まれたら容赦なく暴れるな」
マーク(女)「」
ジェローム「お前達、マーク(女)に今までの事で話し合い(物理)でもしてやれ。こいつの恋人である私からも許可する。純粋組だからって手加減してやるな。純粋でもやって良い事と悪い事があるという事を教える意味で遠慮なくやってやれ」
被害者一同「了解しました(^ω^)」
笑いごとでは済まされない今回の騒動。一同は元凶の恋人であるジェロームから話し合い(物理)の許可をもらい、今回の元凶を成敗しようと武器を持ってマーク(女)を追いかける!!
さぁ、話し合い(物理)だ。 感想・まだ
- 修羅場は重なって起こると大変だ(その10) ( No.87 )
- 日時: 2017/04/03 16:01
- 名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)
BGM:またそれかィィ!(銀魂のオチで流れるやつ)
ブレディ「マーク(女)テメェェェェェェ!!!とんでもない事仕掛けやがってぇぇぇぇぇ!!!あの手紙のせいでノワールに変な疑いを抱いたんだぞぉぉぉぉぉぉ!!!」
ノワール「いくら純粋組だとはいえ、やっていい事と悪い事があるだろうが貴様ああああああああ!!!(鬼の人格」
ウード「あれはヘタしたら友情関係が崩壊する所だったんだぞ!?俺だって怒る時は怒るんだぞ!!」
デジェル「私だって不安にはなったのよ!!今のはすごく許されないわよ・・・!!」
シャンブレー「マーク(女)ゥゥゥゥゥゥ!!お前の書いた手紙のせいで寿命が縮んだじゃねーかぁぁぁぁぁぁ!!みんなに詰め寄られた時すっごくビビったんだぞぉぉぉぉぉ!!!」
ンン「わたしも誤解だと分かって思いとどまりましたけど下手したらシャンブレーを裏切る形になったんですよー!!今回ばかりは許さないですー!!」
シンシア「わたしだって最初は気にしてなかったけどみんなの話を聞いたらただ事じゃないわ!!ヒーローとしてみんなの関係を崩す様な真似をする奴は成敗してやるわー!!」
マーク(男)「悪い人はおしおきでーす!!それー!!」
マーク(女)「ひゃああああああ〜〜〜!!ごめんなさ〜〜〜〜い!!」
こうして珍しく純粋組がターゲットの追いかけっこが始まりました;そんな中、本来彼女の騒動のターゲットになるはずだった彼女は・・・;
セレナ「全くあの女は・・・!あの子の母親といい、ルフレさんといい、あの子の家系は一体どうなってるのよ・・・あたしもちょっとお灸をすえてやろうかしら?(武器を構える」
アズール「ごめん、遅くなった!!って、あれは何?なんかマーク(女)が追いかけられてるけど・・・;」
セレナ「あ、アズール、やっと帰ってきたのね。あぁ・・・マーク(女)がちょっと過激なイタズラをしてみんなの怒りを買ってね・・・;」
アズール「あ、あはは・・・;あ、そういえばセレナ、その髪飾り付けているんだね」
セレナ「あっ・・・」
そこへ用事を終えたアズールが帰って来た。彼はいきなりマーク(女)が皆に追いかけられてる光景に目を丸くするが、それよりもアズールはセレナが出かける前に渡した髪飾りをしていた事に気がついた。
セレナ「ま、まぁやっぱりあんたに貰ったものだし・・・」
アズール「あははっ、とっても似合ってるよ。セレナ」
セレナ「・・・えっと、あの時あんたも行くところがあったし、ケーキの方もあったからちゃんと言えなかったけど・・・そ、その・・・髪飾り、ありがとうね・・・!」
アズール「えへへ、どういたしまして。素直じゃない僕のお姫様♪」
セレナ「も、もうっ!!(赤面」
あの時素直に言えなかったお礼をようやく言えた事に、セレナもアズールも共に笑みを見せる。たとえ誰かの後押しがあったとしても、最後には自分から相手の事を伝えるのが、カップルとしての1番のあり方だろう・・・
ジェローム「・・・おいロラン、私が愛した女はあんなえげつない奴だっただろうか・・・最初の頃の純粋無垢な面影はもうないのだろうか・・・」
ロラン「僕に言われても・・・;ていうか皆さん、パーティはどうするんですか?;」
ルキナ「さぁ?あの追いかけっこ終わるまで戦国BASARAでレッツパーリィしてます?」
終わり
〜後書き〜
前から書いてみたかった疑惑のパーティパロ。けどこういう勘違いものは書いていてこっちも訳が分からなくなってきた事があった(笑)。個人的には修羅場組にはジェロームさんとアズールも混ぜたかったけど他の関係図を設定しているうちに入りきれずに・・・;でもアズールを入れるとすれば、確実に今回のシャンブレーポジの人になって「モテ期襲来ヒャッハー!」とさせるつもりでしたwww
ちなみに「パーティ」という言葉に混じって「パーリィ」という単語がいくつか混ざってますので興味があれば「パーリィ」という単語がいくつ混じっているのか探してみるのも良いです(笑)
おかげさまで小説の方も3年目に突入しました。これからもよろしくお願いします!! 感想・OK!