二次創作小説(新・総合)
- Re: 星のカービィ ギャラクティックファイターズ ( No.3 )
- 日時: 2019/01/25 19:21
- 名前: TK (ID: aFJ0KTw3)
プロローグ・ひかりとやみのたたかい
ここはカービィの世界とそっくりの世界、エンズ・ワールド。光と調和を司るギャラクティックノヴァと闇と混沌を司るギャラクティックナイトが共に力を合わせて別次元から作り出した。エンズ・ワールドは2人の力によって長く平和が続いていた。
しかし、突如としてギャラクティックナイトがこの世界に混沌をもたらすために様々な世界、次元から最凶の軍勢を呼び出した。この事件のよりエンズ・ワールドの危機を感じたギャラクティックノヴァは同じく様々な世界、次元から最強の軍勢を呼び出した。これにより光と闇の頂上決戦が始まった。これから話すのはその物語である。
光の広場
ここはギャラクティックノヴァが呼び出した軍の拠点となる光の広場。広々とした空間が淡い光で満ち、その中心となる台座ではノヴァが佇んでいた。そしてノヴァを取り囲んでいるのはたった今ノヴァに呼ばれたヒーロー達だった。姿は違えどみな同じ自分のことを身に何が起こったかわからないといった表情をしていた。
カービィ「ん………ここ……どこ?」
デデデ「お?なんだここは………お、バンワド、お前も呼ばれたか。
バンワド「あ、大王様……ここはどこなんでしょう……」
メタナイト「ここは………」
最初に呼び出された4人は真ん中にノヴァがいることに気がついた。
カービィ「君は……だあれ?」
ノヴァ「READY……どうやら儀式ハ成功シタようです……」
デデデ「おい!質問に答えやがれ!」
ノヴァ「ワタシは…ノヴァ……こノ世界ニおいテ、光と調和ヲ司るものデス……」
メタナイト「私達をなぜここに……」
ノヴァ「ソレを説明するニハ、まダ早いようデス……」
デデデ「なんだと!?それはどういうこと……お?」
ノヴァと話している4人の後ろに光が現れ、そこから新しいノヴァの軍となるヒーローが現れた。
星くん「あれっ……ここはどこ?」
リボン「ここは……どこでしょう?」
フラッフ「おっとっと……あれ、ボクの書類は……?」
ランディア「……ついに呼ばれたか。」
現れたのは流星の子供、神秘的な水晶を持った小さな妖精、青い体の王子、大きなドラゴンだった。ノヴァが呼んだメンバーはよくも悪くも個性的だった。
フラッフ「おや、先客がいるようだね。ボクはフラッフ、お取り込み中のところ悪いんだけど、いったいここはどこなんだい?」
デデデ「知らん、俺様達も今ここに呼ばれたところだ。」
フラッフ「つまり、誰も状況を知らないと……」
メタナイト「この分だとまだまだ呼ばれそうだ。」
リボン「わかるんですか?」
メタナイト「見ろ。」
メタナイトが指を指した所にも更に光が現れ、またもノヴァの軍のメンバーが現れた。
タランザ「うわあぁぁ……あれ、ここはどこなのね……?」
エリーヌ「こ、ここ、どこなの……?私、まいご?」
スージー「あら?さっきまで会議室にいたのに…」
キッス「ここは……?どうやら祭壇ではないようですが……」
光から落っこちてきたのは、不思議な柄のマントを羽織った男、頭が虹色な妖精、スーツを着こなした秘書、そして特徴的なローブを着て帽子を被った青髪の女性だった。
スージー「あなたね!私をこんな場所に呼び出したのは!どういうことか説明してくださいまし!」
ノヴァ「いいデショウ……時ハ満ちマシタ……」
メタナイト「これで全員、ということか。」
ノヴァ「話し、マショウ……何故、アナタ達ヲ呼んダのかヲ……」
ノヴァ「コノ世界はワタシとギャラクティックナイトが作ったモウヒトツの世界……「エンズ・ワールド」ト呼んデイマス。この世界ハ2人の力ニヨリ長く平和を保ってキタのですガ、突如とシテギャラクティックナイトがコノ世界に混沌をもたらそうとシタようです……ギャラクティックナイトは様々な世界カラ最凶ノ軍勢ヲ呼び出シましタ。」
カービィ「最凶の軍勢?」
ノヴァ「アナタ達ごとノ世界で悪と呼ばれル存在デス。」
フラッフ「悪と呼ばれる存在?」
ノヴァ「YES…写し出シテみまショウ。」
ノヴァは目から光を放ちホログラムを作り出した。そのホログラムは確かに呼ばれたヒーローの世界では悪と呼ばれていた者達ばかりであり、ヒーロー達の顔は驚きや恐怖に満ちていた。
デデデ「ナイトメアめ……」
バンワド「ま、ま、マルクが……マルクが……」
リボン「ゼロツー……!?」
ランディア「マホロアか…」
スージー「星の夢……」
そしてメタナイトがあることに気がついた。
メタナイト「向こうの数が多いような気がするが……」
キッス「そうですわね、相手はそうとうな実力者達でしょうし、なんとかして戦力差を埋めなければ……」
ノヴァ「ソノ心配には及ビまセン……」
するとノヴァは異空間からいくつかの道具を呼び出した。絵筆に杖に星に虹色の乗り物……それらにノヴァは光を与えた。光を与えられたそれらは光に包まれて命が吹き込まれた。身の丈ほどの髪を持つ虹色の少女、星の杖を持った少女、虹色の羽を持つ女性騎士、そしてカービィと同じ黄色い1頭身が現れた。
ノヴァ「成功したヨウデス。」
デデデ「おお……こりゃ……」
絵筆「……よろしく。」
トリプル「大彗星様の命により馳せ参じました!共に勝利を掴みましょー!」
ドラグーン「こうして会えたのも何かの縁。皆様、よろしくお願いいたします。」
勇者「この剣とともに勝利を掴むことを誓おう。」
こうしてノヴァの軍は全員集合を果たした。そしてノヴァは改めて告げる。
ノヴァ「このままデハ、エンズ・ワールドは崩壊シ、元ノ世界ニどんな影響ガアルカわかりません……皆様ニはギャラクティックナイトの軍ノ掃討をお願いシマス……」
カービィ「いいよ、僕に任せて!」
デデデ「おっし、やってやるか!」
バンワド「が、頑張ります!」
星くん「ちゃちゃっと終わらせてやる!」
リボン「…………」
ドラグーン「野放しにしてはおけませんからね。」
メタナイト「……これもまた鍛練になるか。」
絵筆「………頑張る。」
トリプル「私にかかれば勝利間違いなし!」
フラッフ「しょうがない、頑張るかな。」
勇者「行こう、勇気のままに。」
ランディア「放ってはおけないからな。」
タランザ「……女王様………」
エリーヌ「なんで………」
スージー「スケジュールに縛られない戦い……ワクワクしますわ!」
キッス「行きましょう……楽園を守るために。」
こうしてノヴァの軍はナイトの軍を倒すために戦いに身を投じることになった。