二次創作小説(新・総合)
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.112 )
- 日時: 2020/04/06 16:46
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
※裸族注意報※
※今回セリフの前に名前を入れます。
練習、裸族講座!
ある日のこと。三日月宗近と鶯丸は縁側で茶を飲んでいた。ぽかぽかしてきた今日この頃、庭で咲き誇る桜を見ながら熱い茶を飲むと心がとても落ち着いてくる。これに茶菓子もあれば最高だ。
鶯丸「時に、三日月」
三日月「うん?」
鶯丸「……高雄殿の様子はどうだ」
鶯丸の問いに、三日月はつい固まってしまう。
高雄。高雄型重巡洋艦の艦娘にして、三日月が愛おしいと想い続ける女性だ。彼女は様々な鎮守府を転々とした。その理由は、彼女を見ると何故かそこの提督が狂ったように……否、狂ってしまった。
ある提督は高雄以外いらないと他の艦娘を沈め続けた。
ある提督は高雄を他の者に見せたくないと監禁した。
ある提督は高雄に愛を証明すると他の艦娘を虐げた。
そんな提督の元にばかり配属され続け、とうとう心を壊した高雄は逃げ出し、偶然柊の鎮守府にいた第一艦隊の翔鶴に助けられた。そのまま彼女は柊の鎮守府に異動となったものの、そのせいで男性恐怖症になってしまっていて。三日月も避けられていたのだが、彼女が拉致されたのを三日月が助けてから高雄に依存されていた。
彼女に恋愛感情はなく、三日月を崇拝していると言っていい。そして、三日月は自分を『恋愛対象』として見ないと思い込んでいる。だから安心していられると。
だがその高雄の考えとは逆で、三日月は一目見た時から高雄に惹かれていた。三日月は悩み、悩み続け……彼女が克服できるまでは、高雄に恋をしない数少ない男として振る舞うことにしたのだ。高雄を、傷つけたくないから。
せめて顔だけでも、と三日月はよく高雄の元に通っていた。
三日月「……まだダメなようだ。無理もない」
鶯丸「そうか。……恋をしてほしいとは言わないが、早く良くなるといいな」
三日月「うむ……」
♪やらないか
な ん で だ よ 。
今の空気、どう考えてもシリアスの流れだった。まああれは作者自身予想外の出だしだったのだが。
突然流れた音楽に、二振りは首を傾げる。そして。
「「「「さく裸族ーーーーーーーーー!!!!!!!」」」」
桜の木の中から、桜色の全身タイツを身につけた裸族が現れた(爆)。
無駄にスタイリッシュに着地を決めた裸族は三日月と鶯丸に近づいてくる。
花村「やあ今日はいい裸日和だね、三日月さん! 鶯丸さん!」
三日月「うむ、今日は暖かくて良き日だな」
鶯丸「こんな日の茶は最高だな」
全く動じない二振りはほのぼのと裸族と話し出す。動じて。
芭蕉「三日月さん、鶯丸さん、頼みがあるんだ」
三日月「? 頼みとはなんだ、芭蕉殿」
花村「裸族には、『裸族講座』というイベントがあるんだ。その名の通り、他の世界の裸族を招き、裸族技を教えたりするとても大切な交流なんだよ」
鶯丸「ほう」
太子「だが我々柊サイドの裸族は!! まだまだ未熟!! とても裸族講座を開くほどの実力もない……けれどせめて練習をしたいんだ!!」
裸族太郎「だから、三日月さん! 鶯丸さん! その生徒役をしてもらえないだろうか!?」
誠「正直、イケメンに、それもそんじょそこらのイケメンが裸足で逃げ出しそうな顔面国宝二人に頼むのは釈だが……」
澤永「ぶっちゃけ俺たちも今すぐ裸足で逃げ出したい」
クマ吉「下手な人に頼むと柊さんから鉄槌(という名の弓乱舞)食らいそうなんだよね」
裸族たちが頭を下げる。はっきり言って、とてもとても下らない願いである。
しかし、今頭を下げている相手は刀剣男士でも一位二位を争うほどのマイペース。(柊独断)二振りはにこにこと笑みを浮かべた。
三日月「良いぞ」
鶯丸「何だか面白そうだからな、良いぞ」
「「「「やったー!!」」」」
断 っ て 。
そんな願いも届かず、裸族たちによる、裸族講座(練習)が幕を開けた……ちなみにかなり短い。当たり前だね。
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.113 )
- 日時: 2020/04/06 16:51
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
Q、裸族になったきっかけは?
花村「僕は……実家の花村食堂が、悪い奴らに目をつけられちゃってね……」
なんでそんなクソ重い展開になってるの??? ねえなんで???
三日月「それは……さぞや大変だったろう」
花村「うん、毎日来ては注文した料理に大声で文句を付けて、改善したとしてもまたいちゃもんさ。ネットとかで悪評まで流されてしまって……」
鶯丸「それは許しがたいな」
太子「うんうん」
芭蕉「私たちも話を聞いて腹が立ったよ!」
花村「店は客足が遠のいて、もうダメだって思った時だった……」
○回想○
花村「ううう……どうすれば、どうすればいいんだ! あいつらを、どうにかしないと……!」
花村は部屋の床をダン、と叩いた。この店だけは、奪われたくなかった。けれどこのままでは間違いなくあいつらに店は奪われる。
とうとう母親は倒れてしまって、今日はクラスメイトと後輩たちが店を守るために来てくれていたがそれもおそらく問題の先延ばしになるだけ。
花村「どうしたら……!!」
『次は裸族の皆さんです、どうぞ!!』
テレビから一瞬耳を疑う単語が聞こえ、花村は顔を上げた。テレビに映るのは褌一枚で好き放題に踊っている裸族の姿。
花村「え、え……なんだいこれ……!?」
『素晴らしい舞をありがとうございます! 裸族の皆さんは動きのキレが素晴らしいですね!』
『ありがとうございます、俺たち裸族は何も身に付けないことにより、全身の神経を研ぎ澄ませ、己の最大限の力を発揮する……そう、服という鎧を捨てるのです!!』
花村「!! 服という……鎧を……!!」
花村は己の体を見下ろす。その体は、服に覆われていた。
ぐっ、と服を握る。
花村「そうか、僕は……覚悟が足りなかったんだ!!」
瞬間、花村の服は弾け飛んだ。しかし花村はそれを気にせず、立ち上がる。外から、またあいつらの声が聞こえた。
彼は、外へ飛び出していった。
日向(弾丸2)はクラスメイト、後輩たちと男たちと睨み合っていた。男たちは何と、大神や弐大と同じほどの体格の男を何人も雇ってきていたのだ。それで遅れを取るとは思わないが、他のメンバー……特に女子が人質に取られては手出しができなくなってしまう。
男1「だからよぉ、子どもの出る幕じゃねえんだよ」
男2「そうそう、ガキは帰っておねんねしてな!」
左右田「ふふふ、ふざけんなよっ!! お前たちが訳わかんねーこと言って花村から家奪おうとしてんのに黙って見過ごせって言うのかy」
ボス「あ゛!?」
左右田「ひっ!!」
左右田が情けない悲鳴を上げるが、彼にしては頑張って意見した方だ。それにその意見にはほとんどが同意だ。
どうする、と日向(弾丸2)が頭を回転させようとした時だった。
花村「そこまでだよ!!」
日向(弾丸2)「はなむ、ら」
朝比奈「きゃああああ!?」
小泉「な、なんて格好してるのよ!!」
振り向いたらクラスメイトが全裸で立っていた。何を言っているのか分からねーと思うが俺も分からない、状態の日向(弾丸2)は固まっていた。
不二咲「お、大和田くん、見えないよぉ……?」
大和田「……いや、見なくていい!」
ソニア「田中さん、何故目を塞がれるのですか? あっ、もしや『だーれだ?』という遊びですね! 負けませんよ!」
田中「もうそれで良いから見るな」
日向(弾丸2)「は、花村……?」
男3「おいなんだおめえ、すっぽんぽんとか、笑わせにきたのか?」
花村「……おいで、遊んであげるよ!!」
花村は今までにない動きで男たちを翻弄、圧倒していく。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。ただし蝶にも蜂にもキレられてもおかしくはない。そんな花村の動き(以上に姿)についに男たちは耐えきれず、逃げ出した。
花村「やった……やったよみんな! 僕は、僕は!!」
日向(弾丸2)「それはいいけど服を着ろぉおおおおおお!!!」
花村「げふんぬ!!!!!」
日向(弾丸2)からのチョップは、すごく痛かった。
○回想終了○
花村「それから僕は裸族なんだ! ただ、そのあと何故か日向くん(弾丸2)に叱られてね……」
裸族太郎「ううっ、なんて良い話なんだ……!」
太子「妹子に仕事しろコールされたくないからと裸族になった私が恥ずかしい……」
芭蕉「曽良くんに殴られたくないからと裸族になった私も恥ずかしい……」
その前に裸族は裸で人前に出ることを恥ずかしがった方がいい。絶対に。
誠「俺はモテたいからだ!」
澤永「俺もモテたくて裸族になったんだ!」
クマ吉「僕はモテたいのもあるけどリア充撲滅したくてね」
この三人は少しくらい取り繕うべきである。
花村「さあ理由はこんなところにして、次は太子さんと芭蕉さんの『逆だいしゅきホールドハリケーン』だよ!!」
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.114 )
- 日時: 2020/04/06 16:59
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
○逆だいしゅきホールドハリケーン○
芭蕉「逆だいしゅきホールドハリケーンとは!
無防備なKO☆KA☆Nを相手の顔に当てながら回転することにより相手に戦う意志のないことを伝える平和な裸族技だよ!!」
KO☆KA☆Nを顔に擦り付ける時点で平和じゃない。平和と言ってたまるか。
太子「その際に必要なのはたっぷりのローション!! 相手を傷つけない配慮だ!!」
心に傷は付けてるんですがそれは。
花村「さあ、太子さんと芭蕉さんにローションを塗りたくっていくよ!!」
裸族太郎「ヌルヌルテカテカにな!!」
三日月「何ということだ」
鶯丸「桜の花びらが付いて、歌仙も雅と言いそうだな」
言わない。絶対に言わない。
太子「さあ、この逆だいしゅきホールドハリケーンを受ける者を探しに行くぞ!!」
いや見つけてないんかい。
全員走り出し、三日月と鶯丸ものほほんと着いて行った。
膝丸「兄者ー!! どこにいるんだ、兄者ー!!」
膝丸は髭切と共に買い物に来ていたのだが、いつの間にか髭切をはぐれてしまっていた。ぶっちゃけるとはぐれたのは髭切の方なのだが。
膝丸「一体どこに……」
花村「確保だよ☆」
誠「確保だぜ☆」
膝丸「は???」
がっしりと、桜色全身タイツの花村と誠に手足を抑えられる。訳が分からない。
膝丸「な、なんだお前たち……はっ、妖気!?」
妖気()を感じてそちらを見れば……ヌルヌルテカテカの太子と芭蕉がジリジリと近づいてきている。
膝丸「な、なんだ、お前たちは! や、やめろ、くっ、離せっ!!」
太子「大丈夫、痛くはしないでおま」
芭蕉「私たちの裸舞、受け取っておくれ!」
ピアソン「はー、ウッズさんはどこに……ゑ?」
芭蕉「おおもう一人!」
裸族太郎「確保さ☆」
澤永「確保しちゃうぜ☆」
クマ吉「確保しちゃうよ☆」
唐突に現れたクリーチャー・ピアソン(第五人格)も三人に捕らえられる。膝丸ですら振り解けないのだからひょろりとした体格のピアソンが逃げられるはずもない。
膝丸とピアソンはひくひくと頬を引きつらせ、近づいてくる二人を見るしかできなかった。
ピアソン「ひ、ひぃっ……」
膝丸「来るな、来るなっ……」
そして、眼前に迫るKO☆KA☆N。顔に当たるKO☆KA☆N。回るKO☆KA☆N。
膝丸、ピアソン「「うわぁああああああああああああああ!!!!!!」」
三日月「あなや」
鶯丸「やられたくはないな」
髭切「いやぁごめんね、ええと……肘丸を探す手伝いしてもらっちゃって」
エマ(第五)「全然いいの! ね、エミリー、ライリーさん!」
エミリー「そうよ。気にしないで」
ライリー「……はぁ。とりあえずお前は弟の名前くらい覚えろ」
髭切「何年も刀やってて、名前がころころ変わっちゃうとねー、どうでもよくなっちゃって」
ライリー「だからお前の弟が泣くんだぞ」
髭切はたまたま会ったエマ・ウッズ、エミリー・ダイアー、フレディ・ライリーと共に膝丸を探していた。三人もちょうどピアソンを探していたらしい。
髭切「今日のサバイバーはキミたちとぴあそんくんなんだねぇ」
エマ「久しぶりにこの四人なの! でもピアソンさん、どこに行っちゃったか分からなくて……」
エミリー「ここで買い物してたからこの近くにはいると思うんだけど」
ライリー「あんなゴキブリでも、いないよりはマシだからな。囮として使える」
髭切「あははー。あれ?」
エマ「何だか人だかりができてるの」
人だかりに近づいていく。「なんでこんなことになっているんだ?」という疑問の声が多く聞こえた。
ライリー「……おい待て、あれ膝丸とクリーチャー・ピアソンじゃないか!?」
エミリー「えっ!?」
エマ「あっ、ほ、本当なの!! 膝丸さん、ピアソンさん!!」
人だかりを掻き分けて近づけば、二人はヌルヌルテカテカになって倒れていた。どちらも白目を向いている。
髭切「弟!!」
膝丸「う……兄者、か……?」
エマ「ピアソンさん!!」
ピアソン「う、ウッズ、さん……」
エミリー「何があったの!?」
膝丸「全身……桜色の……変態が……ぐはっ」
髭切「あ、ああ……ええと……えーと……弟丸ーーー!!!!」
膝丸「膝丸だ……兄者……ガクリ」
髭切「そんな……誰が、誰が弟を討ったんだい!?」
ライリー「一応言っておくが外傷は一切ないからどう考えても精神的ダメージだぞその二人」
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.115 )
- 日時: 2020/04/06 17:04
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
○まさかのラスト○
花村「ラストは……うう、こんな、裸族講座でやるべきじゃないんだ」
裸族太郎「ラストは裸族バイク……だが、全員練習中なんだ」
芭蕉「いいや、むしろ好機じゃないか!! 二人に乗ってもらい、乗り心地を聞こう!! そうすれば改善点が見つかるはずだよ!!」
太子「芭蕉の言う通りだ!! 行くぞ、乗ってくれ!!」
三日月「時折、亀甲に死んだ目で座っている主の気持ちが分かるやもしれんな」
鶯丸「茶は飲んでいていいか?」
驚くほどマイペースもほどほどにしてほしい。
トレイシー「うわぁー!! 速い速い!!」
豊前「だろ? もっと飛ばすか!」
刑部姫「やっぱり生の馬もいいねぇ」
松井「刑部姫は、折り紙の馬に乗って攻撃することもあるんだったね」
桑名「それはそれでやってみたいねぇ」
篭手切「そろそろですね!」
トレイシー・レズニックと刑部姫は江派の刀剣男士、篭手切江、豊前江、桑名江、松井江と共に馬に乗って出かけていた。特にトレイシーと刑部姫は油断すれば部屋に引きこもりがちになる。(トレイシーは機械いじり、刑部姫は言うまでもなくヲタ活動)
それを案じた四振りが良ければ、と誘ったのだ。馬の運動不足やストレスの解消にもなる。ちなみにトレイシーだけは豊前と共に乗っていた。
豊前「気持ちいい風だなあ!」
トレイシー「ボク、馬好きになりそうだよ!」
豊前「お、ならまた一緒に出かけるか?」
トレイシー「うん!」
刑部姫「姫はいいかなー。……無理にでも外に出される時あるし」
桑名「それは仕方ないんじゃないかなー?」
松井「……あれ? ねえ、みんな。あそこ、何だか騒がしくないかい?」
豊前「ん? そういやそうだな」
トレイシー「何かあったのかな?」
篭手切「行ってみましょう」
刑部姫「えー、もう帰りた……えっちょ、待って待って待ってー!!」
渋る刑部姫に気づかぬまま、四振りと一人は騒がしい方へ向かっていく。慌てて刑部姫もそちらへ向かう。
そして、彼らが見たものは。
「ぎゃああああああ!?」
「何あれ!?」
「もしかして裸族!? うっそ、この世界にもいたのね!」
「頑張ってくれよ、裸族ー!!」
全員「」
裸族バイクで爆走していた裸族たちでした(爆)
芭蕉「どうかな、鶯丸さん!」
鶯丸「うん、揺れて茶が溢れて熱いな」
芭蕉「なるほど、安定性がないんだね! 参考になるよ!!」
太子「三日月、どうだ!?」
三日月「うむ、茶が美味い」
太子「それは良かった!!」
豊前「な、なんだこれ……」
篭手切「う、うーん……」
刑部姫「わーっ!! 篭手くん危ないっ!!」
気絶した篭手切を咄嗟に馬から降りて刑部姫が支える。しかし馬はいきなり乗っていた者が気絶したことに驚き、パニックで暴れ出してしまう。それに伝染したように他の馬もパニックで暴れ出した。
桑名「うわわっ」
松井「お、落ち着くんだ」
豊前「どうどうどう」
トレイシー「ひゃああああああ!?」
刑部姫「トレイシーちゃんも落ち着いて、声で馬がまたパニックになるから!」
桑名「というより、あれ乗ってたの三日月さんと鶯丸さんだったよねぇ?」
松井「それより、今は落ち着かせないと」
豊前「結構人が近い、怪我人出ちまう!」
桑名「あ、そうだね。よしよし、どうどう」
何とか落ち着かせて馬による怪我人は出なかったが、裸族バイクを見て事故った人などがいたらしく、今度はそちらの介抱に当たった。
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.116 )
- 日時: 2020/04/06 17:12
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
花村「あー! 今日はありがとうね!」
三日月「役に立てたのなら何よりだ」
鶯丸「ああ。こちらこそありがとう」
裸族たちと三日月、鶯丸は握手を交わす。三日月と鶯丸は手を振りながら帰っていく。無駄に爽やかに終わろうとしたその時だ。
?「よぉてめえらぁ」
??「キミたちが弟を討ったんだね?」
??「ちょっとやりすぎだよぉ」
裸族「ゑ???」
ギギギっ、と錆びたブリキのような音を立てて振り向く。そこにいたのは……。
柊「お前らのやってたこと、ニュースになってるんだぞ???(^ω^###)」
髭切「弟の仇、取らせてもらうよ?」(にっこり)
桑名「少しお仕置きさせてね?」
裸族「え、ちょま」
柊「オラァアアアアアアアアアア!!!!」
髭切「あんな風にされちゃ、どうでもいいとか言ってられないな!!」
桑名「こんのおたんこなすが!!!!」
裸族「あんぎゃああああああ!!!!!!」
その後、裸族はボコられたが裸族技の改良、および改善のために特訓メニューを考えたという……。
翌日。鶯丸は姿見の前に立ち、じっと自分の姿を見ていた。すっとジャージのジッパー下げ、上を脱ぎ始める。
裸族。彼らは脱ぐことでパワーアップしたという。もしかすると、と思ってしまったのだ。
鶯丸は、上半身裸になり、そして……。
鶯丸「……寒いな」
あっさり脱いだものを着て、茶を淹れた。
鶯丸「やはり、服は着ていた方がいいな」
そう言って、彼は茶を啜った。
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