二次創作小説(新・総合)

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合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判 
日時: 2019/09/20 16:35
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

今回は月村さんとの合作になります!原案を月村さんが、執筆を私がする感じです!初めての試みもありますので、楽しみにしてくださると嬉しいです。
初登場の未知の強豪も今回は多数参加しますよ!ザ・ラストで終わる予定でしたが、月村さんとは前々からザ・ラストが終わったら執筆しようと約束していましたので、ご了承ください。

逃走者一覧

桜内梨子(ラブライブ! サンシャイン!)
津島善子(ラブライブ! サンシャイン!)
羽衣ララ(スタートウィンクルプリキュア)
香久矢まどか(スタートウィンクルプリキュア)
薬袋清新(オリキャラ)
雪森りんご(リルぷりっ)
いーちゃん(戯言シリーズ)
狛枝凪斗(ダンガンロンパ)
切札勝太(デュエル・マスターズ)
メープル(オリキャラ)


応募は締め切りました!

Re: 合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判 参加者4人募集! ( No.15 )
日時: 2019/09/15 16:48
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

Xさんへ
応募ありがとうございます!YouTubeは観ますが、質問の答えですが好きなユーチューバーとかは特にないです。

Re: 合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判 参加者4人募集! ( No.16 )
日時: 2019/09/18 23:56
名前: 月村 (ID: oBSlWdE9)

皆様

応募は明日十九日の二十三時五十九分迄となっております。
応募をしていない方はお急ぎの方を願います。

                                月村

Re: 合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判 参加者4人募集! ( No.17 )
日時: 2019/09/20 11:23
名前: 月村 (ID: 4mXaqJWJ)

終了

Re: 合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判  ( No.18 )
日時: 2019/09/20 21:35
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

最後の1人に残り逃走成功をすることができれば、どんな願いでも叶える権利が手に入る。
この情報を知り、今回逃走中に参加することとなった逃走者16名はロージン村へと集結した。
恐ろしい魔女狩りが行われるという噂が絶えない不気味な村だが、そんなことは逃走者達にとってどうでも良かった。彼らの目的は逃走成功することのみなのだから。ОPゲームはなく、開始の合図が告げられると同時に牢獄から一斉に放たれた5体のハンター達。疲れ知らずの彼らは機械の如き冷徹かつ無駄のない動きで、逃走者達との距離を詰めていく。
「うえーん、捕まっちゃったあ!」ポンッ!
「僕は思うんだ。超高校級の逃走者の皆が協力すればきっと逃走成功――ってアレ?」ポンッ!
「スタンドが使えない!?」ポンッ!
「逃げ切ったらカレーパンの家に住むんだ!」ポンッ!
ゲーム開始からまだ1分も経過していないが、ハンターは無情にも早くも4人を牢獄送りにする。
残る逃走者は作者4人とキャラ6人だ。
確保通知を受け、まどかは驚いた。
「まさか、こんなに早く確保される方が出るなんて!」
「それが逃走中の恐ろしいところルン!」

戦慄するまどかに先をいくララが息が上がりつつも答える。彼女達はハンターの目から逃れる為、家の裏側に暫く身を潜めることにした。
「オヨ~。これで安心ルン」
「ここで体力を温存しましょう」
制限時間は120分。恐怖のゲームはまだ始まったばかりだ。

遡ること5日前、スター流本部ではジャドウがスターに近状を報告していた。
「スター様。申し上げにくいことですが、メープル=ラシックが地獄監獄を脱獄しました」
「えっ!?」
ジャドウの報告にスターは思わず椅子から身を乗り出した。メープル=ラシックとはスターの元弟子にして、重罪人ばかり集まる地獄の中でもトップクラスに悪行を重ねた者だけが収容される地獄監獄に閉じ込められた者の1人だ。先の最終決戦ではジャドウの手により目黒が自由を手にして大暴れしたが、今度はメープルのようだ。スターは嘆息し、ジャドウに確認をとる。
「念の為に聞くけど、君が逃がしたわけではないんだね?」
「吾輩は手を貸してはおりませぬ」
「そうか。君ならやりかねないと思ったんだけど。それで、どうしようか。彼女を捕らえるとなると少々骨が折れるよ」
「心配には及びません。吾輩は既に奴の居場所を掴んでおります。奴はロージン村という所にいます」
「聞いたことのない村だね」
「情報によるとそこでは魔女狩りを頻繁に行っているとか。吾輩はロージン村に結界を貼り、何人たりとも村から出させないようにして、逃走中を開催したいと思います。逃走者にも協力してもらって奴を確保してもらうのです」
「うん。悪くない考えだね」
「2時間程度にすれば、我々が出向くまでの時間稼ぎにもなりましょう」
「流石はジャドウ君だ。ではこの件は君に任せるとしよう」
「ありがたき幸せでございます」

こうしてジャドウの策の一つとして逃走中が行われることになったのだ。

残り逃走者

桜内梨子 津島善子 羽衣ララ 香久矢まどか 薬袋清新 メープル

Re: 合作 逃走中 ロージン村の魔女裁判  ( No.19 )
日時: 2019/09/20 21:36
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

ロージン村の上空に年老いた魔女が箒に乗って現れた。彼女は逃走者達を見て、一人呟く。
「これは……久しぶりに食事にありつけそうだねえ。ヒッヒッヒ」
魔女は邪悪な笑みを浮かべると指先から光線を発射。放たれた光線は逃走者達に命中し、次々に姿を変えていく。ララは光線が当たると水色の毛並みをした人狼に姿を変え、理性を失い暴れまくる。
「ルルルルルルル! オヨオオオオオオオオッ!」
咆哮し鋭い爪を振るって村の家々を破壊していく。まどかは変り果てた彼女の暴走を止める機会をうかがっていた。ララ人狼は口から電撃を放って薬袋を強襲。迫る電撃、叫ぶまどか。
「危ないッ!」
しかし薬袋は無防備の体勢で電撃を食らった。土煙が上がるが、彼は無傷で立っている。
「君の情報は調べさせてもらったよ。電撃を放つみたいだから、あらかじめ服をゴム製にしておいて正解だった。ゴムは電気を通さないからね」
ニコニコと笑うと、能力を使用しララの四肢の骨を折る。乾いた音が響き、まどかは息を飲んだ。
「これで最後だ」
貫手でララの心臓部を貫くと真っ赤な血が噴き出し、薬袋にかかる。返り血を浴びても、薬袋の柔和な笑みは変わらない。
羽衣ララ 撃破
ララが消滅するのを確かめると、薬袋は木の方に目をやり。
「隠れてないで出ておいで。君もさっきの子と同じように葬り去ってあげるからね」
薬袋の瞳に禍々しい狂気を宿していることを察知したまどかは生唾を飲み込むが、これ以上ララのような犠牲者を出す訳にはいかないと、意を決して木の影から現れた。

「賢いんだね。どこへ隠れようと最後には見つかって命を奪われることを知ったんだね。
自分から出てきて寿命を縮めるのは、もしかすると賢明な判断かもしれないよ」
「あなたは、何者です」
「自己紹介が遅れてしまったようだねえ。自分の名前は薬袋、ただの一般人と言ったところかな」
「あなたの目には人のそれとは違う……獣のような心が見えます」
「えへへ……バレちゃったようだねえ。それじゃあ、君もあの世にバイバイッ!!」
言うなり一気に間合いを詰めて、貫手を見舞う薬袋だったが、軌道を見切られ回避される。
「ふぅん。やるんだねぇ、君も。ああ、ゾクゾクしてきたよぉ」
「――あなたは私が止めます」
香久矢まどかと薬袋の戦いがはじまろうとしていた。
各地で決戦が行われようとしている中、魔女はその様子を眺め、満足気に笑う。
彼女は人を村人や人狼に変えて争わせることで、勝ち残った強い人狼のみを食べることで、これまでも飢えを満たしてきた。

「今日はどんな人狼が勝ち上がるんだろうねえ。ヒッヒッヒッヒッヒ」

「ヨハアアアアアアアアッ」

人狼になった善子がメープルに襲い掛かる。だが、メープルは彼女の狼爪の一撃を後方に跳躍することで回避し、にこりと笑う。

「早速獲物が現れるとは思わなかったわ。準備運動も兼ねて、あなたを撃破することにしましょうか」
「ヨハアアアアアッ」

メープルは地獄監獄を脱獄した元スター流のメンバーである。その実力は折り紙付きであり、人狼になったとは言え、相手を単なる素人だと完全に侮っていた。しかし、である。突如として善子が蝙蝠にも似た悪魔の翼を展開し、フライングクロスアタックを見舞ってきた際には驚愕し、ほんの一瞬動きが遅れた。
両腕をクロスさせて防ぐものの、その威力に後方へと滑らされる。
「思った以上にやるじゃない。面白くなってきたわね」
紫の瞳を輝かせ、腰のホルダーから棒付きキャンディーを取り出すと、口に含む。
「ちょっとだけその気になってあげるわよ」
善子の獣脚から放たれた蹴りを紙一重で躱すと、懐に潜り、正拳突きを彼女の腹に連打。けれど彼女は崩れない。今度は鋭い蹴りを顔面に打ち込むが、多少よろけて血を噴き出しただけだった。人狼化したことで耐久力が圧倒的に倍増されているのだ。素早く腕を取り、ハンマー投げで固い地面に叩きつけるが、すぐに四つん這いで立ち上がる。そして間合いを詰められ、肩に噛みつかれる。
牙が右肩に食い込み、流血するがメープルの表情に変化はない。
「あなたに教えてあげるわ。噛みつきの弱点をね」
告げるなり、虚空から銀色の笛を出現させた。通称魔笛と呼ばれるこの笛はメープルの主要武器である。
口に当て、音色を奏でると善子はメープルの肩から口を放し、七転八倒する。放たれる音色は超音波となり、善子の頭脳を苦しめているのだ。
「ガ・・・…アアアアアアッ」
大量の汗を浮かばせながらも、執念でメープルに詰め寄る善子だったが、メープルの手刀が首筋に炸裂した瞬間、意識を刈り取られてしまった。
津島善子 脱落
転送された善子を見たあと、メープルは口の中でキャンディーを転がした。
「もう少し頑張ってくれると思ったのだけれど、仕方がないわね。でも、まだ獲物はいるみたいだし、残りの参加者に期待するしかないみたいね」

メープルと薬袋の手によりそれぞれ1体ずつ人狼が倒されたのをみた魔女は、箒を降下させて地上に降り立つ。

「もっともっと逃走者達を追い詰める為に私も参加しようかねえ」

指を振り、ハンター達を出現させると、まだエリアにいる逃走者達の姿を確認し、意地悪く笑う。

「私の強さと若さを維持する為の生贄となってもらおうじゃないの。ヒッヒッヒッヒッヒ!」


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