二次創作小説(新・総合)
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- 【『プリキュアジオウ』更新中】気まぐれSS箱
- 日時: 2019/09/24 18:49
- 名前: 天爛大輪愛 (ID: ODwEOXCF)
主に『プリキュアジオウ』とかのメモをば・・・・
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>>1
プリキュアジオウ・軽い設定
>>2 プリジオ・1話ー1
>>3 1話ー2
- したらばの『クソスレ』が久々にあがったので・・・・ ( No.1 )
- 日時: 2020/07/18 00:31
- 名前: 天爛大輪愛 (ID: wBnuLuhW)
他人のアイデアだけど、1がどうも他力本願なので・・・・
1: ふたりは名無しさん :2018/07/17(火) 20:34:15 ID:HFaY86DY0 平成プリキュア15周年記念作品!!
祝え!新たな王の誕生を!!
プリキュアジオウ
PRECURE ZI-O
毎週日曜午前8時30分ABCテレビ・テレビ朝日系にて9月より放送開始!!
ディケイドから約10年、まさかの再び平成ライダーテレビで奇跡の大集合の
知らせを聞き約1ヶ月後の放送を待たず立ててシマタ.......
本家の放送開始と共に少ネタや本格SSの投下を期待するお
放送を待てずにフライング投下も構わんよ
4: ふたりは名無しさん :2018/07/26(木) 14:51:26 ID:DzvSrtIc0
<あらすじ>(原文から改定)
2018年春。王になることを夢見る2004年生まれの主人公の前に突如現れたタイムマシーン。
そのタイムマシーンから現れた謎の少女は彼女に告げる。
「私は2068年からやってきた。未来の世界は魔王が君臨し、人々を苦しめ、希望のない世界を創りだしている」
そんな絶望的な未来の世界を変えるために2018年にやってきた少女はさらに告げる。
「未来のアナタこそが、いずれ世界を破滅させる魔王にして時の王者『オーマ・キュアジオウ』となる」と。
キュアジオウに変身する運命にある主人公、彼女はプリキュアではなく未来の魔王なってしまうのか……。
果たして未来の運命は?
これは時空をまたにかけ、歴代平成プリキュアたちと出会いながら、過去・現在・未来、あらゆる時を救うために戦う次代の王となるプリキュアの物語。
以上本家あらすじのパロでした。これはSS投下を期待せずにはおれませんわ(/ω・\)チラッチラッ
7: ふたりは名無しさん :2019/09/16(月) 02:11:51 ID:V2ItiNZI0 全プリキュア大投票も行われたし20周年迎えれたら
いい加減TVでオールスターやろうぜ
プリキュアでジオウやるとしたら
タイムジャッカー
⬇
タイムナージャー
ナージャとローズマリーのコンビでアナザープリキュアを
生み出しプリキュアの歴史を消し
自分達が新たなニチアサのプリンセスとして君臨しようと暗躍する
ナージャは終盤アナザーメロディと成りアナザーワールドと
ハーモニーしてダークプリキュアやラスボスを召喚する
クォーツァー
⬇
おじゃ魔女クォーツァー
自分達には許されなかったキャラクターそう入れ換えをして
シリーズを続けるプリキュアを憎みプリキュアの歴史はいびつで
酷いと言い放ちプリキュアの歴史をおじゃ魔女の歴史に作り変えようとする
劇場版に登場する真の敵
ディケイド
⬇
キュアエコー
準レギュラーとして18話近く登場する
本来なら有っては成らないTVシリーズでの各プリキュア世界の融合に
危機感を覚えプリキュアジオウ世界へ調査へ訪れる
フュージョン力を取り戻したフーちゃんの力でこの世界を消し去るかを見極めようする
シルバー王女
映画でおじゃ魔女クォーツァーに投獄されたキュアジオウに
ニチアサのプリンセスに成れなかった女の子は、ごみゃんと居ると叱咤激励する
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(これから下は私のつくった設定)
・常盤ツナグ(キュアジオウ)
「第一志望・女王様!第二志望・女王様!第三志望も女王様!だから中卒でいいです!これで女王様まっしぐら!いっえーい!」
「そんなに未来が最低最悪なんだったら、とりあえずあたし、最高で最善の女王様になってみるね♪」
名門の中高一貫校(私立スペースタイム学院)の中等部2年生の女の子。
ポジティブでなんとも能天気。しかし、非常に感情移入しやすく、彼女に相談をすると心から共感してくれるので、周りの相談役になることが多い。ちなみに口は堅いほう。
1年生春休みの3者面談で、「女王様になる!」と高らかに宣言してしまう。
未来からきた少女・月野フェイズによると、将来最低最悪の魔王になってしまう運命が待ち受けているらしい。
口癖は、「なんかイケる気がする!」
・明光院ハナビ(キュアハナビ)
「それなら、私は今ここでお前の道を終わらせるだけだ!」
「この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。消えてもらう!」
2068年の未来からやってきた14歳の少女。最低最悪の未来を阻止するため、キュアジオウを消しに2018年にフェイズとやってきた。
クールでサバサバとした性格で、当初はツナグにも敵意むきだしだったが、弱点はなんと心霊系統。
・ウォズ(黒騎士ウォズ)
「祝え!プリキュアの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も”キュアジオウ”! まさに生誕の瞬間である!」
ハナビやフェイズ達と同じく2068年の未来からやってきた謎の予言者(なお、男)。
表紙に腕時計と無数の歯車が描かれた奇妙な本『オーマ・アドベント』を常に手にしており、時折常磐ツナグの前に姿を現しては(屋内外どころか時代も問わない神出鬼没ぶり)予言めいた言葉をかけて姿を消す怪人物。
ツナグのジオウとしての戦いをサポートすることが目的のようで、魔王になる事を決意した彼を「我が魔王」と呼びジクウコミューンを献上した。
ただし、彼は既に「オーマ・キュアジオウが君臨する未来へと至る歴史」を知っており、それを妨害し異なる未来を作り出そうとする存在の行動を阻止しようとしているだけであり、位置づけ的にはタイムパトロールのようなものである。
・月野フェイズ(本名・????)
「あなたは未来で最低最悪の魔王になるわ・・・・」
オーマ・キュアジオウによって支配された2068年の未来からやってきた謎の少女。14歳。
ミステリアスな雰囲気をまとっているが、芯は強く、元々明るい性格。
なお、記憶を失っている。
常磐ツナグの命を狙う明光院ハナビを追って2018年の世界にやって来ると、ハナビに襲われているツナグを助けて接触。ツナグに「あなたは未来で最低最悪の魔王になる」と話し、魔王の力を手に入れないように働きかけた。
・白ウォズ(白騎士ウォズ)
「ン私はウォズ・・・・未来の創造者である♪」
気取った調子のいい奴。ツナグ曰く「・・・・あたしのタイプの男性から一番に除外される人だ」
「オーマの日」にオーマ・キュアジオウが倒された、ハナビやフェイズとは違う時間軸から2018年の世界にやって来ており、その時間軸にてオーマ・キュアジオウを倒したというハナビを「救世主リバイブ・キュアハナビ」として「我が救世主」と崇めている。
タブレット型のノート『未来ノート』を常に携帯しており、オーマ・アドベントと違って自分で書き込め、このノートに記述した出来事を現実に引き起こすことができる。
ただし彼自身がノートで「操る」のではなく「導く」と言っており、少なくとも「ありえない未来」へは導けない模様。 どうやら『可能性のある直近の出来事』のみに有効なものと思われる。
・常磐順一郎
「時計の針は止まるし、巻き戻す事もできる。でも、人生は違う」
ツナグの祖父で、時計屋「クジゴジ堂」の店主。
時計専門店なはずなのに、電化製品などの修理でも何でも引き受けてしまう程のお人好し。
女王様になるというツナグの将来を案じてはいるが、強制などはせず伸び伸びと生きるツナグを優しく見守っている。
・常盤ソウゴ
「・・・・俺にも王様になりたいって夢があったなぁ・・・・」
ツナグのはとこで大学1年生。
両親を亡くしたツナグとは違い、大学が近いため下宿しているだけである。順一朗は大叔父さん。
彼にも昔、王様になりたいという夢があったが、『大人の社会』に染められていく中でそれは自然と消えてしまった。
・明光院ゲイツ
「珍しい名字なのに・・・・重なる時は重なるもんなんだな」
ソウゴの高校からの親友で、同じくクジゴジ堂に下宿する大学1年生。
昔はかなり気性が荒かったらしいが、今はその面影はほとんどない。
ちなみにハナビのご先祖様。
・ツクヨミさん
「あなた、昔の私に顔が似てるかも♪」
高校生の時に記憶を失った女性で、ソウゴたちの親友。
やはりクジゴジ堂に下宿する大学1年生。名字は作中では明かされることはたぶんない。
フェイズをなんとなく気にかけている。
- EP01:キングダム2068 ( No.2 )
- 日時: 2019/09/21 20:23
- 名前: 天爛大輪愛 (ID: ODwEOXCF)
__・・・・。
そこは荒廃したどこかの時代。
赤茶けた『常盤ツナグ初変身の像』の周りには、歴代平成プリキュアたちのオブジェが飾られている。
__ザッ・・・・ザッ・・・・
威厳を覇気を放ちながら像の前に現れた彼女は『オーマ・キュアジオウ』。覇道を極めた、史上最低最悪の魔王である。
「・・・・」
鈍く、深い紅色に光る彼女の瞳が映し出しているのは、『レジスタンス』。すべてを支配し頂点に立った彼女に抗い、平和を取り戻そうとたちあがった者たちである。
「てぇ__ッ!!」
「「「「ぅおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
これでもかと銃を撃ちまくるレジスタンス部隊。しかし、そもそも『プリキュア』自体に死の概念はなく、しかも最強格に君臨した彼女には、せいぜい蚊のようなものにすぎなかった・・・・。
「・・・・」
「今度はこっちだ」とでも言わんばかりに彼女は瞳をさらに怪しく光らせ、火炎を召喚し部隊をなぎ倒す。__オブジェの歴代平成プリキュアたちは、何を想ってこの凄惨たる光景を見つめているのだろうか・・・・。
「貴様らに私を倒すのは、全くもって不可能だ。」
彼女は、10代とは思えないくらいの凄みと重厚感のある声で言い放ち、軽い報復を下す。
「大人しく__」
彼女が手をかざした先は、ボロボロになったレジスタンスのメンバーたちだった。
「__消えろ」
絶対的な魔王が下した非情な制裁は、人々の命を、枯れた花のように儚く散らしていった・・・・。
__・・・・。
__そう、これは過去に逃げてきたレジスタンスの少女に深く残った記憶の傷・・・・
現在、2018年3月下旬。中学2年生への進級を控えた少女・常盤ツナグは、タブレットで信じられないような自身の未来を見せられていた。
「これが50年後のあなた・・・・」
「63歳くらい・・・・?おばあちゃんにしてはぴっちぴちな気が・・・・」
戸惑いを隠せないツナグのコメントを、レジスタンスの少女は華麗にスルーする。
「そして、最低最悪の魔王・・・・」
「・・・・ぅお。ってゆーか、あたし魔王になっちゃうんだ!?」
________
______
____
__
_
「・・・・ん?」
ツナグは、どこか古代的な林の中にいる。
__ガルルルルル・・・・
「あれ?うなり声?ってか、ここど__」
近くのうっそうとした茂みがガサガサと揺れ、その中から飛び出してきたのは・・・・
「__恐竜ーーーーっ!?」
思考回路がショートしてよくわからなくなりながらも、とにかくツナグは逃げ回った・・・・。
___________
時代を駆け抜けた平成プリキュアたち
今その力が 未来へと受け継がれる
__祝え! 新たなる女王の誕生を!
- 1話ー2 ( No.3 )
- 日時: 2019/09/24 18:47
- 名前: 天爛大輪愛 (ID: ODwEOXCF)
2018年3月。この時から、異変は既に始まってたんだ__
__1-2教室
「・・・・常盤さん」
旧担任があきれ返ったような声色で、進路指導関係のプリントをパサッと机に置いた。
「常盤さんのおじい様も何かおっしゃってください!あまりにも無謀ですよ、この希望進路!」
そう、ツナグが学年末に記入した希望進路の用紙・・・・そこに書いてあることを、祖父・常盤順一郎が読み上げる。
「1・女王様、2・女王様、3・女王様・・・・と。」
そして、続けてこうとも言った。
「__いいんじゃないですか?」
「はぃ?」
「おじいちゃん!」
目を輝かせ、ほらやっぱり大丈夫じゃん!とばかりにブンブンと頷くツナグをよそに、旧担任は目を点にする。そんな旧担任を優しさのこもった目で見つめながら順一郎は微笑む。
「夢があるのはいいことですよ先生。この子の はとこ も似たような夢を持っていましたが、真っすぐ育ってくれました」
それを聞いて、ツナグはしたり顔だ。
「ほらぁ先生、問題ないじゃないですかー!だーかーらー・・・・」
鼻を鳴らす。
「私は中卒でいいでーす!これで女王様まっしぐら!いっえーい!」
「へっ・・・・」
予想以上の能天気ぶりにさすがの順一郎も旧担任とともにあっけにとられた。
「・・・・ツナグちゃん、勉強は、しておいたほうがいいよ。もっと賢い女王様になれるからね」
「ふーん、そーなんだ!じゃ、それでいいやっ」
そして、椅子から勢いよく立ち上がるとツナグは、右腕を突き上げ高らかに宣言した。
「とにかく!女王様に、私はなるっ!!」
この少女の行く末が非常に不安になった旧担任であった・・・・。
__スペースタイム学院中等部への通学路にて 2年生・始業式の日
素晴らしい春の陽気にツナグが鼻歌を歌って自転車を押していると、柔道部のお節介男子が声をかけてきた。
「おいっ」
「ん?」
きょとん顔で振り向いたツナグに、半ばあきれつつお節介男子は続ける。
「ん、じゃねぇよ。おいおい常盤、聞いたぜ進路指導の話。お前、ほんっとに女王様になるなんて言ったんだって?」
きょとん顔を保ったまま、ふんふんとツナグは頷く。
「私、女王様になるー(裏声) なんて、今時こどもでも言わねぇぞ?」
ゆっくりとお節介男子はツナグから自転車を取り上げ脇によけている間、戸惑いながらツナグは呟く。
「真面目に考えて、女王様・・・・しかない、と思っ、ているん、だけ・・・・ど」
__ガシィッ!
「・・・・何?」
ツナグの袖をつかんだ彼は・・・・
「目ぇ覚ましてやる」
「っ!?」
あろうことかツナグを背負い投げした!
「ぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
派手な音を立ててツナグはコンクリの地面にたたきつけられる。
「ぃつつつつつつ・・・・」
腰あたりをさするツナグに、ほらっと彼は手を差し伸べる。彼は目を覚ましてやったつもりらしいが、もともとツナグはこれが正気だ。その証拠にツナグは全くブレずにこう言った。
「でも、今の技エクセレント。王室のSPは、君に決めたっ!」
それを聞いて彼は、すんごく苦い顔で差し伸べた手を払い、仲間に「行くぞ」と声をかけ去っていった・・・・
ぁいってって・・・・とゆっくり立ち上がり自転車にまたがろうとしたツナグは、サドル部分に何かがあることに気づく。
「・・・・何これ?仮面ライダーのあの果物の錠前みたいなやつ・・・・とはちょっと違う?」
恐る恐る手に取ってみると、それは淡い光を放ち無地のメダルのようなものに変わった。
特に驚くこともなくしばらく首を傾げたあとツナグは、メダルらしきものをスカートのポケットに入れ、「帰りに交番に届けよっと♪」と意気揚々と学校に向かっていった。
__その後ろ姿を見つめる、赤い『ろぼ』の存在にも気づかずに・・・・
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