二次創作小説(新・総合)

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NO BRAVE NO LIFE
日時: 2019/11/21 21:07
名前: 橙さん (ID: m3TMUfpp)

王国アースガルライド・・・

王国が魔王に乗っ取られてしまってから早くも2年が経過した。

今は王国の象徴ともいえた大きな城の上空には黒い雲がかかっていて、よくよく見ると、雷が見える。雨も降っているだろう。

魔王は王国を乗っ取ってからは王国にいた人は姿を消していき、王国の街に人はいない状況だった。


魔王は王国を征服した時から強かった。今はもっと力をつけているはずだ。
アースガルライドの隣国のデオンなどは征服されず、魔王はアースガルライドのみを征服したのだ。



デオンでは魔王を倒すべく、強力な人材を世界各国を回って探していたが、デオンが探し求めているような「次期勇者」となるだろうという強い人材は見つかっていないらしい。



この世界では単位は新しく作らないし、お金も日本のお金を使います。
〈登場人物紹介〉 
・山賀 遼(ヤマガ リョウ)
・マイン アースガルライド王国の妖精。位は高め。
・ヒューリ 現時点でわかることは強い。

Re: NO BRAVE NO LIFE ( No.1 )
日時: 2019/11/16 17:36
名前: 橙さん (ID: m3TMUfpp)

「はあ・・・全然見つかんないな、「次期勇者」。」
妖精のような恰好をした女性がつぶやいている。この妖精はデオンの妖精で次期勇者となるようなすごい逸材を探しているのだ。

すごい逸材の探し方はこうだ。
まず、ステータス管理センターに行き、いいステータスを持つレベル1の管理している書類を見せてもらい、いいステータスの持ち主をこの世界に転生させて、育成をしよう、というものだったが、最低レベルを持っている逸材がまだ見つからないのだ。


妖精がいる場所はフーガ。ここは稲作が盛んな場所である。
妖精はフーガのステータス管理センターに入っていった。
「あ、こんにちは。マイン様。」
受付係が顔を上気させていう。
妖精は名前をマインというらしい。なかなか有名なのか、受付係のものが嬉しそうにしている。

「今日はレベル1のステータスを見に来たの。いい逸材はいない?「次期勇者」となるような。」

妖精がそういうと、受付係が少し待っていてと伝えて奥に入っていく。


しばらくして、受付係は分厚いファイルを取り出してきた。

「これが今のところのレベル1のステータスです。まだこちらも見ていないので、強さなどはバラバラです。すいません・・・」

「大丈夫。部屋に案内してくれない?」

「ああ、失礼しました。ささ、どうぞこちらへ。」

マインは案内された部屋に入ると、早速ファイルを開いた。

パラ、パラ、とステータスを見ていく。
少しずつ読んだページが厚くなっていく。

マインの動きがあるページで止まった。マインはある一人のステータスを凝視している。

〈ステータス内容〉
山賀 遼(ヤマガ リョウ)

・HP 1200
・スピード 1000
・パワー 2000
・防御力 500
・魔法取得数 5

「すごい・・・レベル1でこのステータス・・・これはすごい逸材だわ・・・」

マインは山賀を転生させる準備をした。(マインはこの世界に転生させられる力を持っている。)

マインはわくわくした気持ちで転生させる呪文を唱え始めた・・・

Re: NO BRAVE NO LIFE ( No.2 )
日時: 2019/11/17 10:49
名前: 橙さん (ID: m3TMUfpp)

マインが転生の呪文を唱えると、まばゆい光が部屋を覆い、その光の中にマインともう一人の黒い影があった。

マインはまぶしさに負けまいと目を必死で開けて山賀を見ようとしていたが、光があまりにも強いのでとうとう目を閉じてしまった。


光が収まってくると、マインは目を開けた。

「う・・・ここは・・・?」
目の前には山賀と思われる男が一人、立ち尽くしていた。
中々の美形だ。

「こんにちわ。私はマイン。あなたは日本で交通事故にあい、死んでしまいました。」

と、マインが山賀を転生させた理由を語り始めた。

ここで、マインが話をしている間に、少しほかの話をしよう。
転生は、死んでしまった人がされるようになり、ステータスがよかったらこの世界に転生させられる。山賀は運がいいことにステータスがよかったので、選ばれたのだ。元の世界(山賀の場合、日本)での強さなどは関係ない。


「と、言うことは、俺はこの世界を救うためにこの世界に転生させられた、ということか?」


「え、ええ。まあそういうこと。その言い方じゃ、ちょっと聞こえが悪いけれども。」

「わかった。じゃあ早速その辺の雑魚モンスターをぶった切りに行ってレベルを上げさせてもらうとするか。」

「じゃあ、ついていくわ。万が一があったら困るから。」

「別についてこなくても。俺はこういうゲームを日本でどんだけしたと思ってるんだ。」
ぶつくさと呟きながら山賀はマインの後を追う。


「このファイル、ありがとう。最高のステータスを持ったこの人を見つけたわ。」
マインはそう言いながら受付係にファイルを返す。

「それは良かったです。また何か協力できるようなことがありましたら、またいらしてください。」

「ええ。そうするわ。」

マインと山賀はステータス管理センターを後にする。
「じゃあ、早速ワープして、武器を買いに行きましょう。」

「ワープか・・・そんな便利なものがあるのか・・・」
またなにか山賀が言っている。マインはそう思ったが、あまり気にせずにワープの作業に移った。

山賀とマインが粒子のようになり、デオンの街へと向かった。
デオンの街でまた粒子が山賀とマインの体の形などを再構築してゆく。

完全に二人が元の姿に戻ると、二人はモンスターを買ってレベルを上げるために武器や防具をそろえ始めた。


ここでまた、二人が武器やらをそろえている間に、別の人の視点を書こうと思う。この人物は、後々の話で登場し、山賀たちと戦うことになる人物だ。


アースガルライドの城の中に、ある男が一人、水晶玉を見ていた。
この男は魔王の手先であり、強くて有名だ。この男は転生された人のステータスがよいと、抹殺しに行く係を務めていた。

「山賀 遼か・・・レベル1から子のステータスとは・・・これはこいつらがレベルを上げてる間にワープして抹殺しなければな・・・」

男はそう言って、水晶玉をまた見始めた。




山賀たちは草原へと移動していた。もう武器やらの準備は終わったらしい。モンスターを討伐している。

草原は弱いモンスターが数多く出現し、レベル上げには最適なのだ。

山賀がレベルを5くらいまで上げたとき・・・


粒子が山賀たちの前に現れ、先ほどまで水晶玉を見ていた男の形を構築していく。

完全に構築が完了すると、山賀たちはその男のステータスがわかるようになった。

その男は名を「ヒューリ」といい、
・HP  50000
・スピード 5000
・パワー 8000
・防御力 3000
・魔法取得数 50

という、紙ステータスを取得しており、レベルは89だった。

「お前は俺たちにとって脅威となるかもしれない。だから、今のうちに抹殺するために俺が来てやったんだ。」

男はそう言うや否や、剣を持ち、山賀たちに振り下ろした。


山賀たちは・・・強いとはいえレベルが5なので、圧倒的に不利とみて
逃げていた。


「逃げたか・・・でも、またレベルを上げようとしたら俺が抹殺しに行く。待ってろよ・・・」

そう言って男はアースガルライドの城に戻るべく、ワープを開始した。


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