二次創作小説(新・総合)

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僕のヒーローアカデミア【Tell Of SHINKEN】
日時: 2019/12/04 20:05
名前: 祝福の仮面屋 (ID: mnPp.Xe.)

事の始まりは、中国だか韓国だかの東アジアのどっかの都市。
金色に光る赤子が生まれ、それを機に世界中では何かスゴーい!(小並感)異能の力を宿した人間が、いきなり増え始めたんだとか。

人は生まれながらにして平等じゃない?

は?知らねぇよ

男ならァ、拳一つでトップを勝ち取れや!

空手柔道太極拳!挙げ句の果てには、かの財団神拳さえも取得した、最強無敗で天下無双の無個性ヤローの英雄譚!始まり始まり〜〜〜!

Re: 僕のヒーローアカデミア【Tell Of SHINKEN】 ( No.1 )
日時: 2019/12/04 21:58
名前: 祝福の仮面屋 (ID: mnPp.Xe.)

「やめろよ…泣いてるだろ…!」

東京のとある公園、そこでは少年達のイザコザが起こっていた。砂場に蹲り泣いている少年と、半泣きになりながらももう1人の少年を泣かせた少年達に、喧嘩の構えを取る少年。

「これ以上やるなら…!」

少年は、涙目になりながらも啖呵を切る。

「僕が許さないぞ!」

威勢良く啖呵を切る少年。
それに対して、虐めの主犯格の少年はニヤリと口角を上げーーー

「没個性どころか無個性のお前が…」

両手を打ち合わせ、爆発を引き起こす。

「ヒーローごっこかぁ!」

右手を振りかぶり、各々の個性を発現させた少年達と共に、啖呵を切った少年をボコ殴りにして行く。その少年達が去った後には、泣きながら少年を看取るもう一人の少年、そして

ズタボロになりながらも、三人の少年に勝利を収めた少年が立っていた。

これが、ちょっとだけ強かった4歳の夏。
【これでは、守るべき者を守れない】
そう痛感した少年は、空手柔道太極拳などのありとあらゆる格闘術や、剣術槍術弓術などの武器術も取得する。
そして小学五年生の頃には

【無敵の小学生】

と、称された。





一撃目
「個性?何それ美味しいの?」





「行ってきます!」
「行ってらっしゃい、気を付けてね!」

母に元気よく挨拶をして、勢い良く家を飛び出す少年【天道 葛】、少年は無個性だった。その無個性たる弱さを克服すべく、腹筋背筋腕立てスクワット懸垂を各500回ずつ、50kmをハイスピードとロースピードで緩急差を付け高負荷を掛けるランニングを筋トレ同様毎日熟しーーー
一年が経つ頃には疲労と言う概念が消えた。

「〜〜〜♪って、はぁ!?」

車の運転手の男が、時速50kmで走る車を走りながら追い越す少年の姿に絶句する。
爆発音がした為、前方を見てみると巨大なヴィランが、鉄道の上で暴れていた。

「うっひょー!でけぇヴィランだな!」

葛は鉄道の前で急停止する。
何故なら、そこで少年はヒーロー顔負けの大ジャンプを、盛大にブチかましたからだ。周囲の大人達は、少年の意味不明な行動に困惑し少年に「危ないから戻りなさい!」と、野次を飛ばす。
だが少年は聞き入れない。

「来るんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「うるせぇうるせぇ、叫ぶのは絶叫マシーン乗る時だけにしやがれ!」

ヴィランは大声を上げ、少年を牽制するが少年は御構い無しに腰を捻り、空中で拳打の姿勢を取る。
本来なら空中での拳打は、体重が乗りにくい分地面に立ったまま放つよりだいぶ威力は落ちるが、少年は長年の特訓で得た独自の感覚を介する事で、適切な体重移動を可能とした。

「フタ○ノ○ワミアーーーーーッ!」

少年の掛け声と共に放たれた全力の拳は、巨大ヴィランの顎を的確に捉え、ヴィランの巨体を地に伏せる。暫くすると、救援に駆けつけたプロヒーロー達が既にヴィランが倒れていると言う何コレ珍百景に、皆一同揃って驚愕の表情をしている。
そのヒーロー達とは対照的に、空中でクルクルと縦に回りながら見事着地を決めた少年には、拍手と喝采の嵐が降り注いだ。

「すげぇぞにいちゃん!」
「あんなでけぇヴィランを一人で、しかも一撃で倒すなんて!」
「素敵!」
「兄ちゃんヒーロー志望だな!?お前ならきっとやって行けるさ、頑張りな!」
「君なんて名前!?プロヒーロー!?」
「ふっ、それは秘密さ」

男女問わずに打ち鳴らされる拍手と、少年への溢れる喝采の嵐は未だにやまず、駆けつけたプロヒーロー達は今尚困惑している。
少年は、とりあえず人垣を抜け自身の通っている中学校を目指す。因みに、あのヴィランを相手したおかげで二時限目に到着、反省文10枚という罰を課せられた。



次回二撃目
「ヒーローとは(哲学)」


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