二次創作小説(新・総合)
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- アズールレーン√Gundam
- 日時: 2019/12/07 15:22
- 名前: 祝福の仮面屋 (ID: PZX6sAnA)
アズールレーン、レッドアクシズ、セイレーン…
そして【ガンダム】
戦いは依然、終わらない
アズールレーン所属艦
〜ユニオン艦隊〜
【ワシントン】
【ラフィー】
【エンタープライズ】
【クリーブランド】
【ホーネット】
〜ユニオン/MS部隊〜
【ナッシュ ブライト(G-セルフ)】
【ケイド シュラスコ(G-ルシファー)】
【ネーナ アルベルト(G-アルケイン)】
〜ロイヤル艦隊〜
【ジャベリン】
【シェフィールド】
【ベルファスト】
【プリンス・オブ・ウェールズ】
【イラストリアス】
〜ロイヤル/MS部隊〜
【クリム スウォルツ(カバカーリー)】
【ハンナ バーバラ(ウーシア)】
【ルイス コメット(エルフ・ブルック)】
レッドアクシズ所属艦
〜重桜艦隊〜
【高雄】
【三笠】
【翔鶴】
【瑞鶴】
【綾波】
〜重桜/MS部隊〜
【石蕗 朔弥 (モンテーロ→ダハック)】
【荒馬 和彦 (ヘカテー)】
【三崎 茜 (トリニティ)】
〜鉄血艦隊〜
【ビスマルク】
【プリンツ・オイゲン】
【グラーフ・ツェッペリン】
【アドミラル・グラーフ・シュペー】
【Z23】
〜鉄血/MS部隊〜
【エレン シェヘラザード(ジャイオーン)】
【マリィ ブランケット(ジャスティマ)】
【ミネッサ アスカリッド(リジット)】
※MS部隊の機体はGレコ、パイロットはオリキャラ
オリキャラ苦手な人は注意
レッドアクシズメイン
- Re: アズールレーン√Gundam ( No.1 )
- 日時: 2019/12/07 16:47
- 名前: 祝福の仮面屋 (ID: PZX6sAnA)
一度でもそこに踏み入れれば、美しい三味線と尺八が奏でる音色に魅入る事だろう。
この国の名は【重桜】、極東にある君主制を採っている島国で、かつて人類の敵であった存在【セイレーン】由来の力を肉体そのものに宿す事で、セイレーンの力を手にしている。
であれば、ここはどこなのか?
ここは重桜の首都に聳える楼閣、そこには一人の少女が居た。
「今日も…良い風だ…」
「三笠」
そう呼ばれた彼女は声の方へ振り返る。
そこには、一人の少年が立っていた。背は高くないが低くもなく、筋肉質でなければ寸胴でもない、文字通りの中肉中背の少年だ。
少年…石蕗 朔弥は、三笠と呼ばれた少女の元へと歩み寄って来る。
「何か用か?」
「鉄血との話はどうなった?」
「あぁ、それは…」
さっきから重桜だの鉄血だの、よく分からない単語が多く分からない事が多いだろう。
人類は一度、【セイレーン】をどうにかする為に一致団結した。だが、【セイレーン】を撃退した人類は、今度は人類同士の争いを始める。そこで人類は【ユニオン】、【ロイヤル】、【鉄血】、【重桜】を統合し【アズールレーン】を結成。
しかし
【セイレーンの技術や力を積極的に導入し、人類の更なる発展を目指す】
の思想を持つ【重桜】と【鉄血】はアズールレーンを離反、新勢力【レッドアクシズ】を結成し、現在はアズールレーンとレッドアクシズの戦争となっている。
「三笠殿、石蕗殿、演習の時間です」
「高雄か、分かった。今行こう」
「よし、行くか」
謂わば、戦うべき相手が【セイレーン】から【人類】に変わったまでなのだ。
どれだけ世界が発展しようと、人は依然
【戦いを辞めない】
第1話
【開戦への序曲】
〜重桜 訓練海域〜
「アンタが鉄血の?」
「鉄血指導艦、ビスマルクだ。君が石蕗 朔弥で合っているか?」
「あぁ、今回は合同演習に付き合ってくれて感謝するよ」
ビスマルクは「なに、気にするな」と、特に嫌な顔一つせずに受け入れてくれる。
少し解説が遅れたが、ビスマルクや三笠…彼女らは【セイレーンに対抗出来る力】として、【メンタルキューブ】と呼ばれるなんか凄い物体から生まれた艦船の力を宿す者達…【KANSEN】
なのだ。
因みに人類は残っていると言えば残っているのだが、先の戦いにて91%の人口を失った。故に残った人類は、
【KANSEN以外の対抗兵器】
として人型機動兵器…【MobileSuits】を開発した事により、適正を示した一部の人類をパイロットとして鍛え始めた。
無論、朔弥もその一人である。
「で?そろそろ始めるか?」
「そうだな…総員戦闘態勢!」
ビスマルクの合図で、鉄血艦隊と重桜艦隊の面々が全員戦闘態勢に入る。
「よし!俺達も行くぞ!」
「「はい!」」
両陣営MS部隊の面々も、各個人の搭乗するMSのコクピットへ入り起動させる。
「撃てぇー!」
「夕立様の実力、見せてあげる!」
重桜に所属する駆逐艦の少女、夕立が鉄血艦隊めがけて突撃する。駆逐艦は火力こそ乏しいが、小柄な分小回りの効く動きが出来る、故に先鋒には持って来いなのだ。
夕立は鉄血艦隊の駆逐艦の一人に主砲を向けるが、次の瞬間波に巻き込まれる。
「きゃあっ!」
『駆逐艦夕立、その首!貰ったァ!』
バランスを崩した夕立に向けられる、鉄血艦隊MS部隊の銃口。中身はペイント弾だが、大きさと威力を考えれば小柄な少女一人に向けるのには、過剰なのは誰でも分かる。
死を覚悟し眼を瞑る夕立、敵機体が引き金を引こうとした刹那、朔弥の駆る青い機体…モンテーロの膝蹴りを喰らい海に落ちる。
「ありがとう朔弥!」
『気にすんな!』
『貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!』
『やかましい!』
仲間を撃墜された怒りをこちらに向けるウーシアのパイロット、おいこれ演習だよな?と若干疑問に思うが、翼に格納されたジャベリンを槍の様にぶん回し敵機の手脚を悉く斬り落とし戦闘不能にさせて行く。
「うおっと!」
ーーーが、腕部を掠ったペイント弾に朔弥は軽く舌打ちをする。
敵機までの距離は15km、届く。
朔弥駆るモンテーロは、ジャベリンを振りかぶりーーー
「死ねぇッ!」
豪快にぶん投げる。
ビーム刃を発振させたジャベリンは、回転しながら水上を走りーーー
「くそっあと少しで…うわぁぁぁ!?」
同じ様に、こちらに擦り傷しか負わせる事が出来ず舌打ちをする敵機のパイロットが駆る量産機…ウーシアにぶっ刺さる。
『突撃ィィィィィィィィィィィィッ!』
「朔弥か!」
「よし、総員朔弥に続け!」
「朔弥君、負けないから!」
水飛沫と波を跳ね上げながら、尚も進撃するモンテーロに続く重桜艦隊。
『重桜艦隊を返討ちにしてやれ!』
「あらあら、身の程も知らずに」
「やってやりましょう!」
「覚悟なさいな」
鉄血艦隊もジャスティマのパイロット、エレン シェヘラザードの指揮の元応戦する。
『エレン シェヘラザード!覚悟!』
「やるかよ!」
刹那、エレン駆るジャスティマ目掛けてサーベルを振りかぶる敵機を、高出力ビームサーベルの二刀でぶった斬る。
「グラーフ・ツェッペリン、出る!」
空母グラーフ・ツェッペリンから放たれる戦闘機は、機銃掃射にて重桜艦隊を打ち払って行き、MS部隊も迫り来る敵部隊の悉くを斬り伏せて行く。
この演習は夜の9時過ぎまで続き、終了後には縦横の楼閣にて宴が行われた。
次回第2話
【戦争開始】
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