二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜
- 日時: 2021/08/14 00:59
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: 6PL6dW6J)
舞台は「豊橋総合動植物公園」。いわゆる「のんほいパーク」である。
様々な動物が暮らしている動物園ゾーン、色々な乗り物がある遊園地ゾーンなど多様な施設がある巨大公園が、恐怖の逃走劇の舞台となる。
今回集められた逃走者は、「2019年に活躍したキャラクター」、「2020年期待のキャラクター」から16人が参戦。
中には逃走中小説におけるベテランキャラクターから逃走中小説初参戦の逃走者など逃走成功に期待がかかる逃走者が多数参戦!
果たして、ハンターの追跡を凌ぎ、逃げ切る逃走者は誰だ!
【逃走者】
【2019年活躍したキャラ】
エースバーン
上条当麻
キングクルール
白銀御行
藤原千花
マリオ
マルス
ルルーシュ・ランペルージ
【2020年期待のキャラ】
絢瀬絵里
市ヶ谷有咲
高坂海美
白金燐子
博麗霊夢
比企谷八幡
御坂美琴
結城明日奈
▽巨大公園で逃走劇!
▽最新作「ポケモン剣盾」よりエースバーン参戦!自慢の脚力で逃走成功を狙う!
▽「コードギアス」からルルーシュが襲来!その圧倒的知能を活かせるか…?
▽「らせん階段」でおなじみ絢瀬絵里と「復活版らせん階段クイズ王」の市ヶ谷有咲は逃走成功とクイズ王の二冠を狙う!
▽「白金」と「白銀」、どちらの成績が上になるのか…
▽最後まで逃げ切る逃走者は現れるのか!?
- 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜 ( No.24 )
- 日時: 2020/02/13 21:00
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: AxfLwmKD)
【牢獄】
エースバーン
「最近さ〜リザードン先輩がずっと彼女とイチャイチャして俺と喋ってくんねぇんだよ〜」
有咲
「ポケモンに恋愛って存在するのか…」
絵里
「そのリザードンの彼女って…?」
エースバーン
「フシギバナ先輩」
※なおシャルやんがかつてレート戦で使っていた2大エースはフシギバナとリザードン
エースバーン
「ほんとポケモンHOMEでフシギバナ先輩がガラルに来てからずーーーっとリザードン先輩はフシギバナ先輩に付きっきり。羨ましいよ……」
美琴
「ポケモン界も複雑なのね…」
マリオ
「スマブラだとアイツ(リザードン)はゼニガメとフシギソウがパートナーなんだけどな。ビジネス友達かあの2人。」
エースバーン
「本当の彼女はフシギバナ先輩。スマブラで絡んでる人達は大体ビジネスパートナーだと思うよ」
白銀
「ポケモン界にもビジネスがあるのか……不思議な世界だ」
キングクルール
「他に話題は無いのか??恋バナは着いていけんぞ??」
絵里
「どう考えても彼女いそうに見えないわね」
キングクルール
「な、なぬっ!?…………」
マリオ
「ほらいないじゃねぇか」
キングクルール
「貴様は永遠の彼女がいるからいいだろう!!」
マリオ
「そーだな。正直高みの見物だ。」
有咲
「流石はMr.Nintendoだな」
キングクルール
「ぬぬっ……そろそろオレ様もいい歳だから彼女か欲しいぞ…」
マリオ
「お前何歳だよ」
キングクルール
「人間に例えると51歳ぐらいだな」
マリオ
「遅ぇよ」
千花
「牢獄楽しそーですねー…」
牢獄の和気あいあいを見つめる藤原。
千花
「私も恋バナ絡みたいですよー」
恋愛心理テスト大好きの藤原、恋バナには目がない…
ハンター
「…」
ハンターは現在4体。
エリアが動物園エリアのみになった事で、見つかる危険性は格段に高まっている…
当麻
「動物園エリアだけで見るとかなり狭いんだよなこのエリア…正直復活してから既に3回ぐらいハンター見てるぞ」
ベテランでも、油断できない…
アスナ
「そういえば、明日はバレンタインデーね。」
本日は2月13日、明日は恋する乙女達が本気を出す日こと、バレンタインデーだ。
アスナ
「キリトくんって、服装は黒なんだけどあんまりビター系好きじゃないの。甘いチョコの方が好きなの。甘いチョコ……甘い私?プレゼントは私…?えへへ、キリトくん喜んでくれるかな…」
何か、チョコ以外の物をプレゼントしようとしているようだ…
ハンター
「…」
そんな結城に、キリトくんでは無い黒い影が迫る…
アスナ
「えへへ…えへへ…………ッ!!」
ハンター
「…?」
ハンターは、結城に気づいていないようだ。
アスナ
「惚気けてる場合じゃないわね。難易度が上がってるんだし、しっかり周りを見なきゃ…!」
閃光と呼ばれている結城を捕まえるのは、ハンターでも容易ではない…
海美
「そろそろ残り20分だね!お金何に使おうかな〜!」
ハンター
「!!!」ダッ!!
海美
「プロデューサーに美味しい物食べさせてあげたいね!」ビュンッ!!
ハンター
「…?」
海美
「叙々苑…?のお肉?が良いのかな?」
しれっと、ハンターを撒いた…
当麻
「やっぱおかしくないかあの娘」
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
燐子
「メールが来ました…」
千花
「何でしょうね〜…………えーーーっ!?」
アスナ
「嘘でしょ…!?また…!?」
当麻
「おいおい…マジかよ!」
マルス
「これが恐らくラストミッションだね…」
この後、逃走者を恐怖に陥れるミッションが発動する!
【ゲーム残り時間:20:00】
【賞金:840000円】
【逃走者】
上条当麻
高坂海美
白金燐子
藤原千花
マルス
結城明日奈
- Re: 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜 ( No.25 )
- 日時: 2020/02/14 01:13
- 名前: 謎の慣性 (ID: qpe9o2of)
初めまして。新人逃走中作者の謎の慣性と申します←
友人に教えられてシャルさんの逃走中はよく見ていましたが、その雰囲気が変わらず残っていて素晴らしいです!特にギャグシーンの雰囲気は数年前の作品を思い出します。抽象的ですがやっぱり王道、安定のクオリティだと思います。
自分はこの雰囲気を出せなくて苦心してます……どうしてもドシリアスになってしまう……
そして、キャラの立たせ方もかなり上手だと思います……こういう風にキャラ扱いたいなぁ……
話題は変わりますが、ここまでのミッションを振り返ってみるとミッション1に通信不可で特定の他の逃走者を探さなければならず、動物の気まぐれで結果が変わるミッション2と装置が置いてある場所が閉鎖エリアなミッション3の連携、しかもマップ見てみたんですけど閉鎖後のエリアせっまいことせっまいこと……ミッションのエグさも良いですね!
それに追い討ちをかけるようなミッション、どういうものか気になります……!
これからも陰ながら応援しています。謎の慣性でした。
- Re: 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜 ( No.26 )
- 日時: 2020/02/14 18:24
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: dXUQaT2.)
【謎の慣性さん】
新人…?シャルやんですよー。
書き方は以前に比べて少しづつ変えています。
それでも当時のように書けているならありがたい限りです。
身内向けは論外なのでアレですが、普段書いてる逃走中はギャグは邪道、展開は王道のつもりで書いています。それがなんとなくでも伝わっているのは嬉しいですね!
キャラの立たせ方はまだまだ未熟です。特に千花に関してはここまで生き残ってるのに全然活かせてませんね…、ここから活躍するといいなぁとか思いながら書きます!
ミッションは今回はとにかく「独自性」を追求しました!けれど本家の「どうぶつ島」にそっくりですね!でもクリアの仕方が違うので多分OKですよね!ね!
次のミッションはアレがもう一度アレします。
コメントありがとうございました!クオリティを落とさず書ききれるように頑張ります!
- 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜 ( No.27 )
- 日時: 2020/02/16 17:00
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: dXUQaT2.)
海美
「流石にあんなに増えたらどうしようもないよ!?」
アスナ
「あまりに難しいミッションになりそうね…!」
ハンター×100
「…!!」
【ミッション ゲートを封鎖し、ハンター追加を阻止せよ!】
先程の復活ミッションで冷凍されたハンターが再起動し、先程のミッションで開けられたゲートからハンターが侵入しようとしている。
残り5分になるとハンターがゲートに辿り着き3秒毎に1体づつ侵入する。
侵入を阻止する方法は、先程のミッションで開けられたゲート前に行かないと分からない。
当麻
「俺じゃねぇか戦犯!! さっきそういえばゲート開けっ放しだったぞ!?」
そう、先程のミッションで上条が復活に使ったゲートは、開いたままだ…!
アスナ
「とりあえず…ゲートに行かないと始まらないわ!」
マルス
「このミッションは行くしかない!」
千花
「流石に私も行かないと〜!!」
海美
「すぐ止めるよ!!」
燐子
「わ、私も行かなくちゃ…!」
当麻
「戦犯は俺だ…!俺が行くしかねぇ!」
現在残っている全員が、ミッションへの参加を決意した!
ハンター
「…」
しかし、エリアには4体のハンター!
狭いエリアで動くのは、危険が常に付きまとう…
アスナ
「本当ね……さっきは閉じられていたゲートが開けっ放しになってるわ」
早くも、結城がゲートの前に到着!
千花
「今回は早く着きましたよ!!」
藤原も合流!
千花
「方法は何ですか!?」
アスナ
「ちょっと待っててね。えーと…」
方法:ハンターは音の振動に弱い。咆哮を園内に響き渡らせれば100体のハンターを停止させることができるだろう。
アスナ
「そんな設定、ハンターにあったのね。でも…咆哮??」
千花
「ほうこう……?私芳香剤持ってませんよー?」
アスナ
「千花ちゃんそのほうこうじゃない」
ハンター
「…」
ゲート付近に、ハンター接近…
アスナ
「咆哮……一体どうやって?」
千花
「声が大きい人にわーーーーーって言ってもらえば良いんですよ!!」
アスナ
「今の声も十分大きいわよ」
ハンター
「…!」
藤原の叫びに、ハンターが反応…!
千花
「えーーっ!?私の声でハンターおびき寄せちゃいましたぁ!!」
アスナ
「くっ…!!こんな重要な時にっ…!!」
ハンター
「!!!」ダッダッダッ!!
ハンターが視界に捉えたのは…
LOCK
【FUJIWARA】
千花
「こっちに来ましたぁ!?」
藤原だ…
ハンター
「!!!」
千花
「ちょっと待ってくださいハンターさん!!こんな時にはドーンだYO!!」
ハンターは…
ハンター
「!!!」
ポン!
ドーンだYOでドーンする程ヤワではない…
【藤原千花 確保】
【ゲーム残り時間:18:21】
【残り5人】
千花
「捕まっちゃいましたぁ……」
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
アスナ
「千花ちゃん…!」
当麻
「人数が減ったぞ…!ここでの確保は痛いな…!」
燐子
「ここ…ですか?」
次にゲートに到着したのは、白金!
燐子
「方法は…咆哮…ですか?」
こちらも、咆哮に困惑気味だ…
燐子
「でも…ここって動物園ですよね?多分……動物に頼れば咆哮できそうじゃ…ないですか?」
海美
「咆哮って何!?」
燐子
「ひえぇぇぇぇっ!?!?!?!?」
海美
「叫ぶ事だね!!分かった!!ライオンさんならできるんじゃないかな!!私さっきライオンさんに会ったんだ!!」
燐子
「び、びっくりしました…でも…ライオンさんなら確かにできそうですね…」
海美
「うんうん!!一緒に行こー!ライオンさんの檻へ!!」
燐子
「ま…待ってください〜!!」
当麻
「おいちょま………速くないですかやっぱ………ってんな事言ってる場合じゃねぇ!!どう考えてもあんな大袈裟ダッシュしたら見つかるぞ!!」
アスナ
「はぁ…はぁ…随分遠くに離れてしまったわね…」
藤原がハンターの標的になった事により、命を救われた結城。
ハンター
「…」
しかし、別のハンターが結城に迫る…
アスナ
「隠れ場所がない…どうやら休ませてはくれなさそうね…」
動物園エリアは、他のエリア程隠れ場所が多い訳ではない…
ハンター
「…」
アスナ
「この一本道に逃げたらおしまいな気がするわ、少なくともここからは離れたいわね…」
結城は、ハンターに気づいていない…
ハンター
「…!!」ダッ!!
LOCK
【YUKI】
見つかった…
アスナ
「ッ!? いつの間に…!?」
反応が、遅れた…
ハンター
「!!!」
アスナ
「ここじゃ…逃げれない…!!」
そう、結城の逃げた先は一本道だ!
ハンター
「!!!」
アスナ
「はぁ…はぁ………みんな、後は任せたわ…」
ポン!
【結城明日奈 確保】
【ゲーム残り時間:15:41】
【残り4人】
アスナ
「あの子達に…全部託すわ」
ここまで安定した逃走劇を見せてきた結城明日奈、ここで脱落…
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
マルス
「『結城明日奈確保。残り4人。』また…!この3分で2人も減った…!あ!!みんな!!」
燐子
「急ぎましょう…!」
海美
「ライオンさんの檻はこっちだよ!!」
当麻
「おい待てって速いって!!」
マルス
「……これは僕が付き添う必要があるのか??」
当麻
「多分無い……けど活躍した人に載りたいから向かうんだ!!」
マルス
「君……腐っても皆勤賞だよね?」
当麻
「皆勤賞なんか関係ねぇ!!活躍するかしないか、逃走中はそこが重要なファクターだ!!」
マルス
「上条君がカタカナ語を使うなんて珍しいね!!よし、僕らも急ごう!!」
当麻
「え、disられた俺?」
【ゲーム残り時間:15:00】
【賞金:900000円】
【逃走者】
上条当麻
高坂海美
白金燐子
マルス
- 逃走中 〜キュートでスリルな黒い影〜 ( No.28 )
- 日時: 2020/02/16 19:40
- 名前: シャルやん ◆rNMF51ZUQ6 (ID: dXUQaT2.)
海美
「ライオンさーん!!」
当麻
「着くのが早いのはいいけどよ……スタミナがものの数秒で持ってかれたぞ…」
逃走者達が、ライオンの檻に到着!
ライオン
「……zzz」
マルス
「寝てるね」
燐子
「寝てますね」
海美
「うん寝てるね」
当麻
「寝てるな………じゃねーよ!!ライオンしか頼れないのに肝心のライオンが寝てんじゃねーか!!」
マルス
「立て看板があるね」
【ライオンはお肉に敏感です。おねむでも起きて食らいつきます。】
燐子
「お肉が必要なんですね……」
海美
「えーでも少し前のミッションでお肉もう与えちゃったよ?」
マルス
「お肉……何処で調達しようかな…」
当麻
「ワニのお肉ならすぐ作れそうだけどな」
【牢獄】
キングクルール
「ブガァァァァァクシュンボォォォォォ!!!!!!」
マリオ
「くしゃみがデカすぎるわ!!」
白銀
「唾かかったぞ!!」
エースバーン
「くっさ!!唾くっさ!!」
キングクルール
「厶…風邪か…」
美琴
「風邪か?じゃないわよ!!コロナウイルスが流行ってるこの時期にコロナウイルスの塊みたいな物を吐いてるのと一緒よ!?」
※皆さんも人混みに行く時やバスに乗る時はコロナウイルスに気をつけて外出を心がけましょう
海美
「うーん…ほんとにお肉どうしようかな?」
マルス
「スタッフさんもいないから提供してもらうこともできないからね」
ハンター
「…」
逃走者全員に、ハンターが迫る…
当麻
「トラの檻とかに落ちてないのか?」
燐子
「落ちてませんでした…」
マルス
「他の猛獣エリアにありそうな気もするんだけど…」
海美
「…………あーっ!!そういえば私!!」
【回想】
店員
「そこのお姉ちゃん!シュラスコ食べないかい?」
海美
「ほんと!?お金とかないよ??」
店員
「サービスだよサービス!実際は売ってない試作品だからタダで貰ってくれ!」
海美
「ありがとう〜!美味しそうだな〜!いただきま〜す!」ガブッ
海美
「美味しい〜!!店員さんごちそうさまでした〜!」
店員
「いやいや!こちらこそありがとよ!」
海美
「ん〜!美味しかった〜!」
海美
「お肉貰えたよ!!小型のトラックがあってそこの人がお肉くれたよ!!」
当麻
「本当か!?」
燐子
「じ、じゃあ行きましょう…!」
ハンター
「…!」
しかし、見つかった…
海美
「私が引きつける!!みんな早く私が言った所にっ!」
当麻
「お前なら必ず振り切れる!任せた!!」
マルス
「すまない…!!」
燐子
「引き付け役…任せました…!」
海美
「もう1度…勝負だよっ!!」
ハンター
「!!!」
ハンター
「!!!」
何故か、もう1体ハンターを引き連れている高坂!
海美
「まだまだまだまだ!!!!!!」
ハンター×2
「!!!」
この後半でも、ハンターを突き放す身体能力を見せる高坂!
しかし…
ハンター
「…!」
逃げた先に、別のハンター…!
海美
「どいてーーーっ!!!」
ハンターをステップで避ける高坂!
挟み撃ちは、凌いだ…!
ハンター×3
「!!!」
海美
「ここからだよっ!!」
ハンター3体相手に、全く引けを取らない高坂!
【牢獄】
千花
「あ!!追われてますよ!!」
美琴
「嘘!?ハンター3体もいるわよ!?」
絵里
「どっちがハンターか疑うレベルね…」
ルルーシュ
「やはりあの娘……規格外だ…」
海美
「あっ!!牢獄は動物園エリアに移したんだね!!」
牢獄の場所を気遣う程の余裕がある高坂!
ハンター×3
「!!!」
しかし、その後ろからはハンター3体がまだまだ追跡を続ける…!
そして…
ハンター
「…!」
最後の4体目のハンターが高坂の前から迫る!
海美
「わわわっ!!」
またもステップでかわす高坂!
ハンター×4
「!!!」
遂に、全てのハンターに見つかった…!
海美
「はぁ…はぁ…!」
だが、ここで高坂のフォームに少し崩れが見えた…!
ハンター×4
「!!!」
ハンターはアンドロイド、スタミナという概念は存在しない!
有咲
「は!?まだ走ってるぞ!?しかも1体増えてないか!?」
白銀
「だが…先程に比べてフォームが崩れているぞ…!」
マリオ
「だってよ!もう4分間もあのハンターとデットヒートしてるんだぞ!?普通の人間ならもう余裕で捕まってるレベルだ!あの戦いはもうハンターVSハンターだ!!」
八幡
「ゲームの残り時間はもう残り10分を切っていて、あの子は既に残り14分の時点から走り続けている。そら疲れも見えるだろうな」
当麻
「店主!」
店長
「ん、なんだあんちゃん」
当麻
「シュラスコ作ってるって聞いたんですけど…」
店長
「おっ!食いたいか?じゃあたらふくやるよ!!持ってけ持ってけ!」
マルス
「ありがとうございます!」
【シュラスコ 獲得】
燐子
「これを…ライオンさんの所に持っていきましょう…!」
海美
「はぁ…はぁ…!」
ハンター×4
「!!!」
高坂は、まだハンターと戦いを続けていた!
しかし、ほんの少しづつだがハンターと高坂の距離は縮まっている…!
海美
「まだまだ……ここからが勝負だって言ったよねっ!!」
ハンター×4
「!!!」
高坂も、ハンターも、フルスピード!
海美
「でぇやぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!」
ハンター×4
「!!!」
白熱の名勝負、勝ったのは…
【高坂海美 確保】
【ゲーム残り時間:08:37】
【残り3人】
海美
「久々かな……かけっこで負けたの」
ハンター×4
「…」
人間にはスタミナが存在する。
アンドロイドには、スタミナは存在しない。
スピードでは圧倒的に高坂の勝ちだが、スタミナがある以上、ハンターに持久戦で勝つことは不可能だ……
ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪
当麻
「嘘…だろ…?高坂海美確保…?」
マルス
「あの超人的な身体能力を持ってしても…!」
燐子
「お二人共!!急ぎましょう!!高坂さんの確保を無駄にしないためにも!!」
当麻
「そうだな…!まさか君に励まされるとは思わなかったぜ…!」
マルス
「早くしよう!残り3分しかない!」
高坂は捕まったが、シュラスコは手に入った!
果たして、制限時間までに間に合うか…!
【ゲーム残り時間:08:00】
【賞金:984000円】
【逃走者】
上条当麻
白金燐子
マルス