二次創作小説(新・総合)

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逃走中 〜アルティメット オブ アルティメット〜
日時: 2020/03/21 20:17
名前: 若大将 (ID: pakyHNO3)

今回初となる『逃走中』の投稿。
ゲームに挑むのはマリオシリーズ、カービィシリーズ等から40名の逃走者。
壮大なスケールの中、恐怖と欲望渦巻く逃走劇が始まる!
『アルティメット オブ アルティメット』すなわち、『究極の中の究極』。賞金も、ハンターも、ゲーム時間も、エリアも、内容も、全てが『究極の中の究極』!
果たして、この最高峰のゲームを逃げ切り、見事賞金を手に入れる者は現れるのか!?



〈逃走者〉(五十音順)
イギー
ウェンディ
ウルフ
カービィ
カメック
キノじい
キノピオ
キノピコ
キャサリン
クッパ
クッパJ r.
クリボー
ソニック
デイジー
ディディーコング
デデデ
テレサ
トッテン
ドンキーコング
ノコノコ
ハンマーブロス
ピーチ
ピカチュウ
ファルコ
フォックス
ヘイホー
ポリーン
マリオ
メタナイト
メタルマリオ
モートン
ヨッシー
ラリー
ルドウィッグ
ルイージ
レミー
ロイ
ロゼッタ
ワドルディ
ワリオ
ワルイージ

プロローグ ( No.1 )
日時: 2020/03/21 22:23
名前: 若大将 (ID: pakyHNO3)

時は、3***年。
月のコロニーに住む学者・海月みづきショウマは、ある研究の為に、廃墟と化したコロニーへと足を踏み入れた。
「ここがかつて、一番栄えていたコロニーか……。今では到底考えられないな。人が住める環境じゃない。」
「ここで一体何があったのかしら……。」
海月の後をついている女性は、海月の同僚である花月はなづきリン。
「何か原因不明の災害でもあったのか……?」
「それも分からないわ。
分かるのはただ一つ。ここにいたコロニーの住民が全員殺されたという事だけ。」
「チッ。上の奴らは一体何の研究をするつもりなんだ……?意味分かんねぇ。」
海月は23歳にして偉業を成し遂げた優秀や学者だが、少々反発心が強く、上司や幹部にもすぐ楯突く問題児であった。
そんな彼が唯一心を開くのが、同期かつ幼馴染の花月だった。
「でも珍しいね。ショウマが上の命令に従うなんて。」
「はぁ?お前に騙されたから俺は今こんな状況なんだろうが。」
「ごめんごめん。後で何かおごるからさ。」
ショウマは深々とため息をつくと、さらに奥へと進み始めた。
「しっかし、酷い荒れ様だな。ほんとに何があったんだ?」
「地震……じゃないわよね。ここ月だし。」
「大規模なテロでもあった……ん?」
「?どうした、って……ここって……。」
二人の目の前には、高くそびえ立つ建物の様な物があった。
「……多分ここが、『クロノス社』だ。」
「……確か『逃走中』ってゲームを開発した会社よね……?」
「天才科学者・月村サトシがハンターを開発し、『子供達が自由に走って遊び回れる環境を作る』っつう目的で開発したゲームみてぇだな。」
「……子供の頃って、楽しく体を動かして遊んだ事、ほとんど無いもんなぁ。」
「んなこたぁいいだろ。さっさと行くぞ。」
「もう。いつも塩対応なんだから。」
二人は中へ入っていくと、そこにはおびただしい数のカプセルと、ロボットの残骸が残っていた。
「酷いもんだな。多分、このロボットの残骸みたいなもんが、あの『ハンター』っていうアンドロイドだな。」
「ここでハンターを量産してたのね……。」
「………お、奇跡的にエレベーターはまだ動くみたいだな。一気に司令室に行ってみるか。」
二人はエレベーターに乗り、一気に司令室まで登った。流石に廃墟と化していたので、動きこそは遅かったものの、故障して途中で止まる様な事が無かったのは幸いだった。
「……ここが司令室…?」
「………何でここだけ異様に綺麗なの……?」
司令室を初めて見た二人の感想はこうだった。ここだけ他と違い、綺麗なのだ。ガラクタもほとんど無く、システムも通常通り作動する。誰かがここに来ていたとしか考えられなかった。
「……おい。これまでのゲームのデータまであるぞ……。」
海月がシステムをいじっていると、これまで行われたゲームの履歴が一つも欠ける事無く、全て記録されていた。
「しかも見て…!ゲームを一から作れる様にプログラミングされてるわ……!」
「はぁ!?あり得ないだろ!だって、ハンターがいなけりゃ、ゲームなんて出来ないだろ!」
「……本当に、誰かがここに来てたっていうの……?」
「………間違い無いな。見てみろよ。この履歴。」
海月は、履歴の一部を花月に見せた。
「嘘………1ヶ月前!?」
「………誰かがハンターを復活させて、密かに『逃走中』を行ってたって事だよ……。」
「そいつはハンターなんかじゃ無いよ。」
割り込むかの様に誰かの声が後ろから聞こえた。驚いて二人は身構えたが、そこに立っていたのは、一人の少年だった。
「……誰だ?」
「……これって……もしかして君が……?」
少年は二人に近付いた。
「そうだけど?あと、僕は兎山とやまカナタ。お兄さんとお姉さんは?ここには何しに?」
「こっちの台詞だ。ガキンチョがんな所で何してやがる?てかさっき、『そいつはハンターなんかじゃ無い』って言ったよな?どういう意味だ?」
「正確に言うと、それは僕が作った"ハンターもどき"って奴さ。」
「ハンター……もどき?」
「そう。でも、もう今日でそれはお終い。ようやく完成出来るよ。」
そう言いながら、操作を続けると、海月の後ろの箱の様な物から煙が出てきた。そして、自動で扉が開くと、その中には、黒いスーツを着たアンドロイドが入っていた。
「……これって……!」
「ふぅー……。ようやく完成したよ…。後は……。」
カナタは、ポケットからサングラスを取り出し、アンドロイドにかけた。
「マジかよ………。本当にハンターだ……。しかもこんなガキが……。」
「……君、本当に何者?」
「僕が何者か?じきに分かる事だよ。
それよりもさ、折角だからお兄さん達も見てってよ。僕の記念すべき第一作目をさ。」
そう言うと、カナタはまた操作を始めた。
「えーっと、逃走者は40人、ゲーム時間は……折角だからこういう感じでやろうかな……。……あ、こういう仕掛けもあった方がいいかな……。」
二人はただ唖然としていた。突然現れたと思ったら、黙々と操作して、ハンターを完成させては、ゲームの設定まで行う。しかも、まだ10代前半かと思われる少年がそれを全て行っている。
「………マジで何者なんだ……?」
「………よし!出来た!これでようやく本格的に行えるよ……!」
「ねぇ………ここには、いつから来てるの……?」
花月が問い掛けた。
「ん?大体……1年半位かな?」
「何で………『逃走中』を知ってるの?」
「もう、そんなのいいじゃん。それよりもさ、お姉さん達も見てよ。ようやくだよ。ようやく、『逃走中』が復活するんだよ……!!」
「………どうする?ショウマ……。」
「………見ていくか………?」
「見て行こうか……。」
「だな……。」

突如現れた少年・兎山カナタによって復活を果たした『逃走中』。
果たして、カナタは一体、何者なのか?
この出会いが、後の出来事と大きく関係してくる……!

Re: 逃走中 〜アルティメット オブ アルティメット〜 ( No.2 )
日時: 2020/03/22 11:33
名前: 若大将 (ID: QeRJ9Rzx)

ゲーム前、エリアの一角に集められた40人の逃走者達。 



(マリオ)
「…………。」

(ルイージ)
「…………。」

(クッパ)
「………疑問なんだがマリオ、お前達のその服装何なんだ?
もっと言うと、何故ワガハイ達赤と青で分かれているのだ?」

(マリオ)
「スポーツウェアだよ。一応服着てる人達は着てるよ。ほら、ルイージだって、ピーチ姫だって。
でも、確かに何で赤と青で分かれてるのかな?」

〜♪(着信音)

(マリオ)
「うわ!びっくりした……。」



メールだ……。



(マリオ)
「何だ何だ……?」







【通達1】
これよりゲームを始める。
こちら側で君達40人を、赤グループ20人、青グループ20人とあらかじめ分けておいた。
今回のゲームは、2ステージ制となっており、1stステージ100分、2ndステージ120分となっている。
これより君達には、1stステージ免除をかけたOPゲームを行ってもらう。
このOPゲームに勝利したグループは、1stステージ免除となり、無条件で2ndステージに進出出来る。







(一同)
「おぉーー!!」

(カービィ)
「やっと始まるぞぉ!!」

(フォックス)
「絶対逃げ切ってやる!」



今回のゲームは、2ステージ制。
逃走者は、赤と青の2グループに分けられており、今から行うOPゲームに勝ったグループがシードグループとなり、無条件で1stステージを免除される。
しかし、負けたグループは、1stステージ100分を逃げ切った者しか、2ndステージに進めない。
そして、2ndステージを逃げ切った者が賞金を獲得し、『究極の中の究極』すなわち、『アルティメット オブ アルティメット』の称号を獲得出来る。



(ソニック)
「いや、これはOPゲーム負けれないな…。」

(ファルコ)
「100分も多く逃げるのは結構キツいぞ……。」



この、1stステージ免除をかけたOPゲーム、それは………。







『サイコロゲーム』



まず、代表者が前に出て、サイコロを投げなければならない。
サイコロのマスは、3マスがセーフマス、2マスには、赤と青のドクロマークがそれぞれ一つずつ、そして残りの1マスはハンターの目。
ハンターの目が出た瞬間、1stステージスタート。そのグループが1stステージを逃げなければならない。
そして、ドクロマークが出たら、その色のグループは、2mずつ前進しなければならない。







(マリオ&ルイージ)
「せーの!」

(マリオ)
「お!先攻だ!」

(ルイージ)
「後攻かぁ。」



それぞれがカードをめくり、サイコロを振る順番は、赤が先攻、青が後攻となった。


次回より、OPゲームスタート!!

赤グループ・青グループの紹介 ( No.3 )
日時: 2020/03/22 11:48
名前: 若大将 (ID: QeRJ9Rzx)

【赤グループ】
ウェンディ(薄い水色)
カービィ(ピンク)
キノじい(おうど)
キノピコ(水色)
キャサリン(赤紫)
クッパ(オレンジ)
クッパJ r.(黄緑)
クリボー(山吹)
ディディーコング(緑)
ドンキーコング(茶)
ピーチ(黄)
フォックス(青)
ヘイホー(レモン)
ポリーン(マゼンタ)
マリオ(赤)
モートン(深緑)
ロイ(紫)
レミー(青緑)
ワドルディ(肌色)
ワルイージ(紺)



【青グループ】
イギー(黄緑)
ウルフ(赤紫) 
カメック(肌)
キノピオ(ピンク)
ソニック(青)
デイジー(オレンジ)
デデデ(山吹)
トッテン(マゼンタ)
ノコノコ(おうど)
ハンマーブロス(深緑)
ピカチュウ(黄)
ファルコ(青緑)
メタナイト(紫)
メタルマリオ(赤)
ヨッシー(薄い水色)
ラリー(レモン)
ルイージ(緑)
ルドウィッグ(紺)
ロゼッタ(水色)
ワリオ(茶)


*()内はテロップの色。

Re: 逃走中 〜アルティメット オブ アルティメット〜 ( No.4 )
日時: 2020/03/24 21:16
名前: 若大将 (ID: vkOByh3G)

赤グループ1人目は………。





(マリオ)
「ヤバい超緊張する…!」





ミスター・ニンテンドーこと、マリオ。



(クッパ)
「最初からしくじるんじゃないぞ!」

(マリオ)
「世界のマリオがそんな事するかよ。」




このOPゲームで必要なのは、運のみ。
世界のマリオといえど、油断は出来ない。





(ソニック)
「最初から失敗あるか……?」

(ラリー)
「ハンターの目出せ!ハンターの目出せ!」

(マリオ)
「ふぅ………。」





マリオとハンターボックスの距離は、およそ20m。





(ルドウィッグ)
「これで青のドクロ出たらまずいぞ。」





ドクロマークが出たら、その色のグループは2m前進。
マリオが青のドクロマークを出したら、青グループは2m前進した状態で、スタートとなる。





(マリオ)
「よーし!!投げるぞぉ!!」





クリアか?それとも、ハンター放出か…………?





(マリオ)
「………おりゃあ!!」



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)



(ロイ)
「怖ぇ……。」



コロコロコロコロ………
(サイコロが転がる音)





出たマスは…………















(マリオ)
「………おぉー!!」

(赤グループ一同)
「おー!!」

(ワルイージ)
「よしよしよし!」

(青グループ一同)
「あぁーー!!!嘘!!」

(ハンマーブロス)
「あいつ初手でやりやがったよ!!」

(デイジー)
「ちょっとマリオ!!」





青のドクロマーク……。





(マリオ)
「ごめん青グループ……www」





マリオが青のドクロマークを出し、青グループと交代。
青グループは、2m前進した状態でのスタートとなった。
そして、青グループの1人目は………。





(ルイージ)
「いや、これは無理だろ……ww」

(ワリオ)
「失礼だなお前💢」





ワリオ……。





(フォックス)
「いきなりワリオかよ……ww」

(ワルイージ)
「青の衣装が絶望的に似合ってない……ww」

(マリオ)
「それは本当に言えてるw」

(ワリオ)
「……いやお前ら、何でもう逃げる体勢作ってんだよ!💢」

(赤グループ一同)
「ハハハハハハハハ……!!!www」

(ドンキーコング)
「誰一人として信用してない……ww」





グループ内からも信頼されていない、この男の運は……?





(ワリオ)
「行くぞー!!」





クリアか?それとも、ハンター放出か…………?





(ワリオ)
「おらぁ!!」



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)



(青グループ一同)
「……………。💧」



ガン!コロコロコロコロ……
(サイコロが転がる音)



(ワリオ)
「………………。💧」



出たマスは……………















(ワリオ)
「……………おぉー!!危ねぇ!!」

(青グループ一同)
「おぉーー!!」

(赤グループ一同)
「うわぁ!惜しい!!」





セーフ………。





(ワリオ)
「俺様だって出来んだよ!!ナメんじゃねぇぞ!!」





そしてこの後……。



(レミー)
「行くよー!!」

赤グループ2人目・クッパ七人衆のレミーが……





(レミー)
「………やったぁ……。」





セーフマスを出し、クリア。



(デデデ)
「投げるゾイ!!」

続く青グループ2人目・デデデ大王が…………





(青グループ一同)
「あぁーー!!!」

(デデデ)
「やっちゃったゾイ…。」



青のドクロマークを出してしまい、青グループはさらに、2m前進。



(キノじい)
「行きますぞ!」

赤グループ3人目・キノじいが…………





(キノじい)
「……危ない危ない………。」





セーフマスを出し、クリア。



(ウルフ)
「行くぞ。」

青グループ3人目・ウルフが…………





(青グループ一同)
「イェーイ!!!」

(フォックス)
「うわっやられた!」

(マリオ)
「マジかー……。」



赤のドクロマークを出し、赤グループは2m前進した。
このOPゲームは、どちらかのグループがハンターの目を出さない限り、永遠と続く。
果たして、どちらのグループがシードグループとなるのか?





(カービィ)
「2m近付いただけでも大分違うなぁ……。」





緊張感が高まる中、次にサイコロを投げる赤グループ4人目は…………





(モートン)
「え、オラの番?」





クッパ七人衆の1人、モートン。





(ロイ)
「おいモートン、マジで頼むぞ!」

(クリボー)
「モートン様、頑張って下さい!」

(モートン)
「もし出したら、オラ 皆の盾になる。」





ハンターの目を出したら、自ら犠牲となるようだ。





(ルイージ)
「そろそろ(ハンターの目)出して欲しい……。」

(ルドウィッグ)
「もう出てもいい頃だぞ……。」

(モートン)
「オラ 今からサイコロ 投げる!」





ハンターの目が出た瞬間、1stステージスタート。青グループが、シードグループとなってしまう。
モートンに、運はあるのか?





(モートン)
「オラ サイコロ投げる!
 オラァ!!」



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)



(モートン)
「………………。」

(キノピコ)
「怖い怖い怖い…………。」

(ワリオ)
「出ろ出ろ出ろ!」



コロコロコロコロ…………
(サイコロが転がる音)



(フォックス)
「どうだ………?」





出たマスは……………















(モートン)
「あぁ………。出しちゃった……。」

(赤グループ一同)
「あぁー……!」

(ピーチ)
「いや、まだハンターの目よりは全然……。」

(マリオ)
「ハンターの目じゃないから、まあまあまあ……。」





赤のドクロマーク………。





(青グループ一同)
「えぇーー…………。」

(ソニック)
「まだ出ない……?」

(ファルコ)
「マジでもう出てもおかしくねぇぞ…!」





長引くOPゲーム。さらに緊張感が高まっていく中、次にサイコロを投げる青グループ4人目は…………





(ラリー)
「本当に大丈夫か次……。」

(イギー)
「まっかせてよ〜アハハ〜☆」





クッパ七人衆の1人・イギー。





(イギー)
「ちょっとちょっと〜!ボクチャンがハンターの目なんか出すと思ってんのぉ〜!?そんな訳ないじゃなぁ〜いアハハ〜☆」



(クッパJ r.)
「どっからあんな余裕が出てくるんだろう……。」

(ウェンディ)
「イギーらしいっちゃらしいけど……。」

(カメック)
「ちょっとイギー!本当に頼むよ!」

(イギー)
「そんなに心配する必要なぁ〜し!」





やけに自信がある様だが、このゲームに必要なのは、運だ。





(イギー)
「そんじゃ!投げちゃうよ〜ん!」




クリアか?それとも、ハンター放出か…………?





(イギー)
「よいしょ〜!」



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)





果たして、青グループの運命は!?

Re: 逃走中 〜アルティメット オブ アルティメット〜 ( No.5 )
日時: 2020/03/26 19:07
名前: 若大将 (ID: vkOByh3G)

(イギー)
「そんじゃ!投げちゃうよ〜ん!」




クリアか?それとも、ハンター放出か…………?





(イギー)
「よいしょ〜!」



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)





(ドンキーコング)
「出せ!出せ!出せ!」





ガンッ!コロコロコロコロ…………
(サイコロが転がる音)





(デイジー)
「怖い…………。」

(イギー)
「…………………。」





出たマスは…………















(青グループ一同)
「…………おぉーー!!!」

(ファルコ)
「いや危ねぇな!!」





セーフ………。





(イギー)
「ね?ボクチャンが(ハンターの目を)出す訳ないでしょ〜?アハハ〜☆」

(キノピコ)
「まだ出ません?」

(ポリーン)
「もう出てもいい頃よ………。」

(マリオ)
「長引くなぁ〜……。」





さらに長引くOPゲーム。
この極限状態の中、次に回ってきたのは……





(ワルイージ)
「はぁ!?もう俺の番!?」





ワルイージ………。





(マリオ)
「お前マジで頼むぞ!本当に!」

(ワルイージ)
「ヤベぇ………やれる気がしねぇ……。」

(フォックス)
「覇気が全然無いじゃねぇか…。」

(ウェンディ)
「顔真っ青じゃない……本当に(ハンターの目)出しそう……。」

(ワルイージ)
「もし出したら、ごめんなさい。」

(クッパ)
「おい貴様!それは本当にやめろ!」

(ロイ)
「今度こそ(ハンターの目)出そうじゃねぇか…!」

(ルイージ)
「ワルイージってあんなに打たれ弱い奴だったっけ?w」

(ワリオ)
「あいつあーゆーの本当に弱いんだよ。w」





ハンターの目が出た瞬間、3体のハンターが放出され、1stステージスタート。
逃げ遅れた者が、餌食となる…。





(ワルイージ)
「投げるぞぉ!」





果たして、ワルイージに運命の女神は、微笑むのか?





(ワルイージ)
「……よっと!」





ガシャン!ガシャン!ガシャン!
(サイコロが転がる音)





(ワルイージ)
「怖い怖い怖い怖い怖い……!」

(マリオ)
「頼む…。」





コロコロコロコロ…………
(サイコロが転がる音)





出たマスは……………















(赤グループ一同)
「………あぁーーー!!!」

(ワルイージ)
「マズい!!」





ゲーム残り時間
100:00





ゲームが、始まった…………





LOCK ON WALUIGE





(青グループ一同)
「イェーイ!!やった!!」

(ルイージ)
「いやハンター速いなぁ!」





(マリオ)
「ヤバいヤバいヤバい!!」

(カービィ)
「逃げなきゃ…!」





LOCK ON WALUIGE






(ワルイージ)
「ヤベェ…!!」





ハンターが視界に捉えたのは…………









(キャサリン)
「はぁ……はぁ……えっ!?ちょっとワルイージちゃん!?」





LOCK ON CATHERINE





ワルイージに追い抜かれた、キャサリンだ…………





(キャサリン)
「えっちょっ待って……!」









キャサリン 確保 
   残り19人





(キャサリン)
「嘘でしょ!?ちょっとワルイージちゃん!!ふざけんじゃないわよ!!」

(ワルイージ)
「はぁ……はぁ……はぁ……。しんどい……。」





何とか、命拾いしたワルイージ。





(青グループ一同)
「イェーイ!!やったぁー!!」

(ワリオ)
「ワルイージサンキュー!!」

(ルイージ)
「初めてワルイージに感謝したかもw」





これで、青グループがシードグループとなり、1stステージ免除となった。





(フォックス)
「はぁはぁ……何してんだアイツは……!」

(クッパ)
「見事に嫌な予感的中したぞ……。」



〜♪(着信音)



(ロイ)
「何だ何だ……?」

(ピーチ)
「キャサリン確保。残り19人。
 えっ!?何で?ワルイージじゃないの?」

(カービィ)
「あれ?ちょっとワルイージさん!」

(ワルイージ)
「悪ぃ悪ぃ。マジで申し訳ない事しちまった。」

(カービィ)
「キャサリンさん、絶対ワルイージさんの事恨んでますよw」

(ワルイージ)
「………まあいいわ。あんなの。」

(カービィ)
「(え、辛辣……!)」





ハンターから、逃げた時間に応じて、賞金を獲得出来る………それが………









run for money 逃走中


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