二次創作小説(新・総合)
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- マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~
- 日時: 2020/04/08 15:20
- 名前: 3104&休日トリオ+1 (ID: lMzQV.10)
3104:うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁだだぁぁぁぁぁぁぁ
休日トリオ:何だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
3104:続編んんんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!完成ぃぃぃしてぇぇぇぇぇなぁぁぁぁぁいよぉぉぉぉぉ!
アマノカナタ:うるさい
ユウザキマコト:休みだったんだから書けばよかったじゃん
ユウザキルリ:アノォ……
3104:何?
ユウザキルリ:3104の隣に男の子いますよ
3104:ああ、この子はシアンだよマジカルストーリー3で登場させる予定だよ
シアン:どうも皆さん、シアンです。3104のオリジナルキャラクターだよマジカルストーリー3、書きます。よろしくね
ユウザキマコト:シアンの容姿や性格はポケF3で
3104:2020もよろしくお願いします!
- Re: マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~ ( No.1 )
- 日時: 2020/04/27 15:43
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: DqcsCYhG)
①伝説の鏡、再び
ここは、とある森の中。
仲間たちは、道に迷っていた。
「……シトロン……道から離れてないか?」
「……そんなはずは……」
「……もう!だからお兄ちゃんは!」
「……アハハ……」
セレナが苦笑し、ユリーカはシトロンにダメ出しを、サトシは苦々しくも微笑ましく(?)見ていた。
ー……エアリス!ー
「!?……今の声は……」
突然のことだった。男の声が、サトシにははっきりと聞こえた。
「……?」
「……どうかしたの?」
シトロンとユリーカが尋ねる。セレナはサトシと同じくわたわたとしていた。
「……今男の人の声が……」
「……うん……なんとなく、ロックの声に似ている気が……」
ー……どこへ行くんだ!ー
もう一度、男性の声がした。今度こそ二人は、シトロンとユリーカを置いて走り出す。
「あ……ちょっと待ってください!」
「どこ行くの?」
二人を追い、シトロンとユリーカは走り出した。
☆
声の方へと走りに走り、サトシとピカチュウ、そしてセレナは、またしても呆然と上を見上げていた。
「……あの鏡って、何枚もあったっけ……?」
「……またあの世界に行けるの?」
セレナはぞくっとした。
だって……向こうで過ごしたのは一年だったはずなのに、こっちに戻ってきたら、鏡を見つけてから十日ほどしか経っていなかったし……。
そう思うと、少し不気味である。
上からその鏡を見ていくと、またしても、鏡の中心で目が留まる。
「……」
「……」
「……ピ……」
そこには、男の人が立っていた。いや、映っていた。金髪のツンツン頭に、大きな剣。そして、哀しみを湛えているように輝く、不思議な青い瞳。服は……黒ずくめ。
「……二人とも……待ってください……!」
「お兄ちゃん、遅い!」
シトロンとユリーカが遅れてやってきた。無言のサトシ、セレナを見、二人の視線を追う。
兄妹の目もまた、驚きの表情でこちらを見る男性のもとで留まった。
「……」
「……お前は……誰だ……?」
あの時とそっくりそのまま、サトシは呟いた。
☆
「……何言ってんだ……こいつ……」
巨大な剣を背中に背負い、男は呟く。
目の前の鏡を見て、興味なさそうに目を背けた。
「……興味ないね」
「ちょっとは興味持てば?もう……」
「何だよ」
「何よ!」
長い黒髪を靡かせて、女性が男性に話し掛ける。目の前に不思議な鏡があるというのに、無邪気なものである。
「……二人とも、こんな時までゴタゴタしてますなぁ」
「……ちょっとは鏡を構ってやりなよ」
白い大きな生き物……たぶん、モーグリだろうか……に乗った黒猫と、額巻きを巻いたショートカットの少女が鏡を見る。
すると、鏡がいきなり光り出した。
「……!?」
黒髪の女性、額巻きの少女と黒猫は光に弾き飛ばされ、金髪男は剣に手をかける。
「……!うわぁっ……!」
「……クラウド!」
黒髪の女性が叫び、どさどさっとという音と、四人程の声が響く。
やがて光が抑まり、金髪の男性……つまり、クラウドの剣が上から降ってきた。
「「……ヒイィィ!!」」
大きな剣の直撃を避け、黒猫とショートカットの少女が悲鳴を上げる。
「……オイクラウド!危ないやないか!」
「本当本当!あたしらを殺す気なの!?……って……」
少女は目を見張る。
クラウドの上に乗っかっている、見知らぬ男女の四人組。
「……ちょっと……オイ!どけ!重いぞ!」
「……えっ……」
「『えっ』じゃない!早くどけ!頼むから!」
サトシたちは、急いでそこから離れた。
「……誰だ……!?」
鏡で見た男性を見て、サトシたちは驚き混じりに呟いた。
「……クラウド、大丈夫?」
「……ああ。それより、こいつら誰だ?」
「……オレは……サトシ……」
「私セレナ……」
「……僕はシトロンです」
「あたしユリーカ!」
一同揃って自己紹介を終えると、黒髪の女性が言った。
「……私、ティファ。この……金髪ツンツン頭の愛想ないやつの幼馴染み。」
「誰が愛想なしだ!」
「……早く名乗りなさいよ、クラウド」
「……もう言ったじゃないか」
「……こいつ、クラウド。ちょっと冷たいやつだけど、根はいいやつだから、よろしく」
黒髪の女性……ティファと、クラウドが親しげな会話を披露。
隣で、少女と黒猫が笑いながら自己紹介をする。
「あたしはユフィだよ。忍者なんでよろしくね!」
「わいはケット・シーっちゅうんや。名前長いけど、覚えてな」
猫はいいとして……忍者?どういうこっちゃだ。
「……ねえ、ここは?」
「……忘らるる都」
場所名を言った途端、クラウドの表情が強張る。
「……エアリス!」
「……エアリス?」
「誰だそれ」
名前からして、女性だろう。その人がどうしたと言うのか。
「……あたし達の仲間さ。なんでも、昔からこの星にいた一族の末裔らしくてね」
「セフィロスっちゅうヤツに狙われとるんや。急がな、たぶん殺されますな」
……らしい。なんか、ヤバい気がする。
「その人、ここにいるんだよな?なら、助けに行こうぜ!」
「僕達も手伝います!」
こうして、一同の旅は始まった。異世界旅第二弾とでも言えそうである。なんだかんだあったって、一応二回目、もう慣れた。
続く
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