二次創作小説(新・総合)
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- マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~ 2
- 日時: 2020/05/06 16:38
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: Osim3G6P)
3104:あぁぁ~……
ユウザキマコト:またなんか愚痴いう気かな
アマノカナタ:暇すぎだからな
ユウザキルリ:全然やる気ないやつ
3104:そう、三木眞一郎さん、鬼滅の刃の竈戸炭十郎の声もやっておられました……忘れてたぁ
ユウザキマコト:もうお前らどっかいけや!めっちゃやる気ないやんけ!
アマノカナタ:本当にお前らは……
- Re: マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~ 2 ( No.1 )
- 日時: 2020/06/09 16:42
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: Z38myt1b)
ここは、忘らるる都の最深部。一同は、目の前の女性をじっと見つめた。神秘的な光の中、彼女は祈るように手を握っている。
「……エアリス!」
「……」
「……エアリス!戻ってこい!」
クラウドがいくら呼びかけても、エアリスは動じない。そのうちクラウドも諦め、そのまま下を向いてしまう。
「……あの人がエアリス?」
「……可愛い……」
サトシとセレナが感激の声を発する。クラウドとティファ、ユフィは、エアリスをただ無言で見守った。
「……」
突然、なぜかクラウドが剣を抜く。そして……
エアリスに、飛びかかろうと、剣を振り下ろした。
「……クラウド!?」
「ストオォォーーーーップ!」
「……!」
ユフィの大声に、クラウドは動きを止めた。
オレは……何を……。
「……セフィロス……オレに何をさせる気だ……?」
「……簡単だ。この、悲しみと残酷に満ちた世界を……消す」
男の声が聞こえ、光の上から銀髪の青年が降りてきた。
「……セフィロス……」
「……終わりだ」
長い銀髪を靡かせ、地へと降り立つ。エアリスの背後へと。
「……消え失せろ!」
「……!」
「エアリス!」
「いやっ!」
セフィロスは、エアリスの身体を、その手に握る大太刀で貫いた。クラウドが駆け寄り、倒れたエアリスの上体を起こす。
「エアリス!」
「……クラウド……ごめん……」
一同の前でエアリスが話したのは、これが最初で最後だった。
「……もう……もう許さない!セフィロス!」
「……無駄だ」
剣を手に駆けるクラウドを、セフィロスは迎え撃つ。
ある程度まで近付くと、セフィロスは太刀を前へ突き出した。無論、突っ込むタイプのクラウドは、そのまま止まらなかった。
自分でもまずいと思ったのに、だ。
「……!」
「……クラウド!」
太刀はクラウドを串刺しにした。
ティファが叫ぶ。みんな、動けなかった。
串刺しにされているというのに、クラウドは太刀を自力で抜き、そこに立っていたからだ。
「……なぜ……オレを利用する……?オレに……仲間を殺せというのか……?」
「……なぜなら」
クラウドの問いに、セフィロスは跳び上がりながら答えた。
「……なぜなら、お前が俺の操り人形だからだ。」
「……オレが……人形……?」
クラウドが復唱した時には、セフィロスの姿は消えていた。
「……」
「クラウド!大丈夫か?」
「……クラウド?」
「……エアリス……」
「……あ……ぁ……」
「……」
「……」
話しかけたサトシを含め、一同は黙したままになった。
続く
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