二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 試合中
- 日時: 2020/06/11 15:48
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
記念すべき第30作品目はその名もズバリ、試合中です!
読者の皆様が「こんな戦いが見たいな~」という戦いを私が執筆します!
読者の皆様はキャラの名前とグロの強弱を書いてくれるだけでOKです!
白熱する戦いを皆さまに!
応募用紙
〇〇(キャラ名)VS〇〇
グロ度 MAX 強 中 弱 (上にいくほど残虐な戦いになります)
以上です!
下に私が扱えるキャラを貼りますので参考にどうぞ。
ラブライブ!シリーズ
南ことり 園田海未 小泉花陽 西木野真姫 星空凛 矢澤にこ 綾瀬絵里
渡辺曜 国木田花丸 津島善子 黒澤ルビィ 小原鞠莉
近江彼方 中須かすみ 宮下愛 天王寺璃奈 鹿角聖良&鹿角理亜
セーラームーンシリーズ
水野亜美 木野まこと 火野レイ 愛野美奈子
プリキュアシリーズ
黄瀬やよい 青木れいか 羽衣ララ 香久矢まどか ユニ 薬師寺さあや ルールー=アムール 愛崎えみる 調辺アコ ビブリー ブラッディ キントレスキー
キン肉マン
アイドル超人軍 悪魔超人軍 超人血盟軍 完璧無量大数軍 完璧超人始祖 オメガケンタウリの六槍客
ゲゲゲの鬼太郎
ねこ娘(6期) アニエス 悪魔ベリアル
刃牙シリーズ
花山薫 愚地独歩 渋川剛気 本部以蔵 烈海王
ケンガンアシュラ
黒木玄斎 関林ジュン ムテバ 茂吉ロビンソン
仮面ライダーシリーズ
デルザー軍団
はじめの一歩
ブライアン=ホーク
ドラゴンボール
人造人間16号
オリキャラ
スター流メンバー全員
スター=アーナツメルツ、闇野髑髏、不動仁王、カイザー=ブレット、美琴、メープル=ラシック、ヨハネス=シュークリーム、霊能力也、マイケル=マロン、ラグ、星野天使
- Re: 試合中 【試合 募集!】 ( No.29 )
- 日時: 2020/06/05 19:15
- 名前: エイジア (ID: .s3gNE4a)
どうも、エイジアです。
おぉ、優木せつ菜の勝利ですか。シングマンとのライブ・・・どんなライブなんだろう?後モンブラン博士さんが考えたの見て思ったんですが、上に乗ってる作品のキャラなら上に貼ってなくてもリクエストは受けますか?そしてまたリクエストお願いします。
鹿角聖良&鹿角理亜VSブライアン=ホーク
グロ度 強
これでお願いします。
- Re: 試合中 【試合 募集!】 ( No.30 )
- 日時: 2020/06/05 19:55
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
エイジアさんへ
上に乗っている作品のキャラなら何でもいいかというと、そうでもないんです。
やはりキャラによって知っているキャラと知らないキャラがいたり、知っていてもうまく活躍させられなかったりするものですから……扱えるキャラはのちのち増えていくと思いますが……
依頼ですが、ブライアンはボクシングという都合上、2VS1はないので、聖良か理亜のどちらかが代表で戦い、どちらかがセコンドにつくことになりますが、どちらを戦わせますか?
- Re: 試合中 【試合 募集!】 ( No.31 )
- 日時: 2020/06/05 20:15
- 名前: エイジア (ID: .s3gNE4a)
そういう事ですね、分かりました。後鹿角聖良が戦うでお願いします。
- Re: 試合中 【試合 募集!】 ( No.32 )
- 日時: 2020/06/06 07:27
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
エイジアさんへ
わかりました!
- Re: 試合中 【試合 募集!】 ( No.33 )
- 日時: 2020/06/06 10:57
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
褐色の剛腕から繰り出されるフックが、少女の白い頬をとらえる。
聖良は辛うじてガードをするが、それでも腕が折れそうなほど強い衝撃を覚えた。ミドル級のボクサーのパンチ力はこれほどのものなのかと戦慄する。
1発目は防ぐことに成功したが、ボディブローはガードが間に合わず、細い腹に受けてしまった。直後に猛烈な吐き気が胃の中から迫ってきて、視界がブレる。
慌てて後退し、追撃を躱す。その時、マットを叩く音がした。視線を向けると妹が声を強め助言をしていた。
理亜「姉様、逃げて!」
ホーク「地獄へ行きな!」
唸りを生じて迫る拳。だが、聖良は躱すことはせず、その顔面に食らってしまう。
ポタポタと鼻から流血し、ダウン。
そして彼女が立ち上がるまでコーナーで待つ。
ブライアンホークはミドル級だが、聖良はどう見積もってもフライ級が精一杯。ボクシングは一階級でも違えば、打撃力に歴然たる差が生じる。そのためこの試合は特別ルールとして、何回倒れても聖良自身が試合を放棄しない限りは、試合が続行できるということになっている。ホークは頭を掻いて、不満を顔に出す。
こんな小娘が俺に勝てるなど万が一にもあるはずがない。ミドル級チャンプである俺に勝負を挑むなど、この女はどうかしている。
聖良は四肢に力を込め、立ち上がる。暗く青紫のサイドテールが揺れ、口や鼻からは流血しているが、その瞳には微塵も敗北の色は見られない。
理亜「姉様、もうやめて! あの化け物相手に戦うなんて無謀過ぎる!」
聖良「理亜、私を信じてください。大丈夫、私は、勝ちます」
荒い息を吐き、拳を固めて戦闘続行を告げる。ダンスで鍛えたフットワークでホークに迫ると、顎を狙ったアッパー。けれどホークは上体を反らして躱してしまう。
ホーク「テメェに俺のパンチが見切れるか?」
下から突き上げるような打撃を受け、聖良は吐血。だが踏ん張りを利かせて倒れはしない。ホークは起き上がると、猛然とラッシュを開始。類を見ない迫力で怒涛の打撃を見舞われ、聖良は防戦一方。ロープ際に追い詰められ、滅多打ちにされているが、瞳は輝きを増している。ホークは興奮していた。大好物の女をリングで好きなだけ殴ることができる。通常ならあり得ない行為を認められているという快感が彼の凶暴さを激増させていた。ホークは暴走すると、自分のほてりが冷めるまで打撃を抑えることはない。その過程でたとえ相手が絶命したとしても仕方ないと割り切るほど恐るべき心を持った男だった。聖良のセコンドを務める理亜は姉の無残な姿に瞳孔を縮ませた。尊敬する姉が乱暴な男に殴られるということが、どれほど悲しく、悔しく、絶望感を与えるか。けれど彼女は目を背けることも、タオルを投入することもしなかった。姉の言葉を信じたかったのだ。聖良は殴られ続けていたが、第2ラウンド終了の鐘に救われた。
コーナーに戻った彼女に妹が駆け寄る。
理亜「姉様、大丈夫?」
聖良「理亜……安心してください。彼の動きは覚えました」
理亜「え?」
聖良「次のラウンドが勝負です」
第3ラウンドに突入。ホークは前と同様に右フックを放つが、回避される。
ジャブもストレートも同じだった。
ホーク「まさかコイツ、俺のパンチを見切って……!?」
パンチを躱し、懐に潜ると、ホークの腹に一撃。そこから連打、連打。
素早い打撃で反撃の隙を与えない。しかも、身長差のため、聖良のパンチは全て下から放たれているのでホークからは厄介な攻撃と化していた。
慌ててのけ反ったのを顔面に撃たれ、ホークはダウン。
けれどカウント2で立ち上がる。先ほどの聖良の打撃は上体反らしに合わせて放たれたもので、体勢を崩された時に顔面に拳を食らえば、ホークであっても転倒するのは当たり前なのだ。けれどダメージ自体は全くないので、容易に起き上がれる。
ホーク「少しはやるじぇねぇか。ジャパニーズガール」
ホークがストレートを放つと、意趣返しとばかりに上体反らしを発動。
そこから肝臓へ鋭い一撃。思わずホークが苦痛に顔を歪めると、追撃をせずに間合いをとる。米国の鷹が突進し、打撃を見舞うと、聖良はスリッピングアウェーで受け流してしまう。あまりに突然に少女が高等技術を披露したので動揺し、ホークはわずかに動きが硬直してしまった。聖良は軽くジャンプしてアッパーを炸裂したが、ホークは受け止めてしまう。そこからストレートを命中させ、聖良から3度目のダウンを奪い取る。流血するが、闘志は衰えるどころか燃え盛るばかり。ホークは思った。この細腕で、針のように細い身体でどうして闘うんだ。
何故、心が折れない。普通ならばこれほどの体重差なら戦意を失うはずだ。
腹が立ってくる。何度でも立ち上がるというのなら、答えは簡単だ。
意識を絶てばいい。奴が完全に降参するまで徹底的に殴り倒してやる。
目の中に殺意を宿したホークは、第4ラウンドで遂にエンジンを全開。
右フックを連打する。しかし、あまりに単調な攻撃は聖良に読まれ、当たるはずもない。彼が執拗に右を連打する様子に理亜は違和感を覚え、気を付けるようにと告げようとした刹那だった。突如としてホークのアッパーが火を噴いた。
躱す間もなく食らった聖良はマウスピースと共に吐血し、大きく弧を描いて吹き飛ばされた後にダウン。
完全に白目を剥き、立ち上がることはなかった。
先ほどまでしきりに右フックを連打していたのは、アッパーを食らわせるための布石だったのだ。
ホーク「見たか、これがチャンピオンである俺とお前の差なんだよ!」
歯茎をむき出しにして笑うホークを理亜は睨みつけながらも、倒れた姉の手をとり、あふれ出る涙を懸命に堪えながらも言葉を紡いだ。
理亜「姉様は頑張った」
ブライアンホークVS鹿角聖良 勝者ブライアンホーク