二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~ 3
- 日時: 2020/06/17 15:44
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: Z38myt1b)
3104:エアリスのほひーが可愛くてキュン死しそうになった3104です
アマノカナタ:クラウドの女装が美しすぎて、こいつ男かよ?て思ったアマノカナタだ
ユウザキマコト:セフィロス弱ってなったマコトだよ
ユウザキルリ:FFVIIリメイクより聖剣伝説3がいいっていうかホークアイカッコイいルリです
3104:危うく、この前文書き忘れるとこだった!YouTube見まくって忘れてた!そのまま本文書いてた!ので前文です
ユウザキルリ:ホークアイユーレイ可愛いです
ユウザキマコト:やっぱリースでしょうが!
アマノカナタ:……お前らバラバラ話すな!まとめろ!
3104:ホークアイユーレイを私は背後霊にしたいですよ……
死にたくねぇ!って言ってくださいナバールのシーフさん連発してくださいシーフさん
アマノカナタ:……もういい早よう本文行くぞ
- Re: マジカルストーリーII ~Pokemon&FFVII~ 3 ( No.1 )
- 日時: 2020/08/30 16:05
- 名前: 3104 (ID: pkqC5ORU)
英雄と見習い剣士
セフィロスが現れたその夜。セレナは、ティファにクラウドのことを聞いた。
まず、クラウドは普通の人間ではないこと。幼馴染みのティファとクラウドだが、一度離ればなれになってしまったことがあり、再会した時には性格が一変していたこと…。
「クラウドは、改造人間なの。まあ、やっぱり人間は人間、他人の死に悲しむのは、冷たい性格のあいつでも同じなんだ」
「へぇ~…」
ティファの言葉に、セレナは納得する。
「…前にね、大切な人をなくした男の子に会ったことがあるんだ。今のクラウドも、その子と同じ気持ちかも」
そう、あのロックと同じように、クラウドも、自分を責めているのかもしれない…セレナはそう思ったわけだ。
☆
同じ頃、眠れずにテントから出たサトシは、池のほとりで一人座るクラウドを見つけた。
「…気が付いたか?」
「……ああ…」
「…良かった…よく無事だったな。本当に人間か?」
「……人間意外の何だって…オレはオレだ」
「そりゃそうだろうけど……今のクラウドのことを訊いてるんだってば」
「……やっぱり、ただの人間さ。それ以上でも以下でもない」
会話を続けていると、クラウドは俯いてしまった。サトシはその手に何かが握られているのを見つける。クラウドはその何かを寂しそうに見つめている。
「…何だ?それ」
「エアリスの髪結めに付いてた飾り……あの時、ここに落ちたんだ」
それは、緑色の小さなガラス玉だった。
「…なあ、サトシ……オレ…もう戦いたくない…」
「分かるさ。前にも、そう言った奴がいた。そいつは、悪い奴らに大切な人を殺されたんだ」
ロックと同じようなことを言うクラウドに、サトシはロックのことを話してやった。
「そいつはさ、その悪い奴らとも、他の敵とも戦いたくないって言ってた。もう誰も亡くしたくないって。今のお前と同じだった」
でも、とサトシは苦笑いする。
「でも、そいつはオレ達と別れる時まで、ちゃんと笑ってたんだ」
「……」
「…これで二回目何だ。あの鏡から別の世界に来るの。またあいつに会えないかな……」
サトシは、自分の手首に巻かれた青いバンダナを見た。そこには今も、ロックからのメッセージが残っている。
そんなサトシを、クラウドはしばらくじっと見た。
だが、やはり返事はこうである。
「…興味ないね」
「…やっぱり……あはは……」
それでもサトシは気付いている。クラウドの声が、少し悲しみに暮れていることを。
☆
翌日、クラウドは早くに目が覚めた。
あまりに早く起き、暇をもてあましていた時、セフィロスのあの言葉が甦った。
『なぜなら、お前は操り人形だからだ』
…操り人形…オレが?
考えるうちに、自分がエアリスを斬ろうまいとしたときのことを思い出した。
「…オレがエアリスを……」
仲間を…?
このままだと、仲間をみんな殺してしまうかもしれない。自分の手で。
仲間と共にいてはならない。クラウドは、着の身着のまま走り去った。
☆
「…クラウド…?」
「どこへ…」
「もしかして、もしかしてやけど、自分がいたらって考えたんと違うか?」
クラウドがいないことに気付いた一同は、ケット・シーの次の一言に驚く。
「…自分がいたら、エアリスの時みたいに仲間を攻撃してしまうって考えたんとちゃう?」
「…まあ、あいつのことだし…すぐひねくれて戻って来るんじゃない?」
「…探しに行こうぜ」「そうよ!あの怪我で…心配だわ!」
「そうです!またセフィロスに会っていたらどうするんです!?」
サトシ達はティファに一斉に反論した。
続く
Page:1