二次創作小説(新・総合)
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- ヒーシャル 聖剣3 前編
- 日時: 2020/08/20 08:34
- 名前: 塩パン (ID: O/SWiOHF)
エンディングから五年後
「ミック!お願いがあるからちょっと待ってください!」
笑いながら廊下を走ってやって来たその子は、ミックと呼ばれた異性である友人(下部?)と腕を組んだ。
その行為は、彼女が何か頼みごとをする前にする変な昔からの癖…なのだが、それを突然やられたミック君は
「な、何ですか?!…ちょッ、離れて下さいよーッ!!」
と、顔を真っ赤にしながら抵抗した。
それはそうだろう。
いくら癖とはいえ、彼はもう17才。
「そーゆーコト❤️」にかなり敏感になるお年頃なのだ。よって、彼がこんな反応をするのはおかしくない。いや、寧ろこの反応こそが普通だろう。
因みに腕を組んできたハーフエルフで光の司祭の孫、シャルロットも既に彼と同じ年齢位に見えるようになってきたので、それもきっと関係しているのかもしれない。
そしてこの前、一緒に旅をしていたアルテナの王女、アンジェラは結婚した夫であるデュランを連れてウェンデルに遊びに来たのだが、シャルロットの急激な成長に驚愕していた。
「全く…シャルロットさん!人前でこんな事しないで下さい!」
コホン
ミックが軽く彼女を睨んでいたその時、近くで本を読んでいた神官の一人が、わざとらしく咳をしてみせた。それはまるで静かになさいと言わんばかりに。
今二人が居るのは、図書室前の廊下。
こんなとこで騒がれたら、普通に苛立つだろう。
「あ…すみません」
彼はそう言うと気まずそうにシャルロットの手を引っ張り、自分の部屋へと連れていった。
と同時に大きな溜め息を吐く。
「はあ…、貴方のせいですよ全く。もうあれは止めてくださいとこの前言ったばかりでしょう!」
そう言われるとシャルロットは微笑しながら
「すみませんミック。急いでたからすっかり忘れてました。まあ、貴方はもうそーゆうお年頃ですからねぇ?さっきの事は謝るわ」
と、まるで弟をからかう姉貴の様に返した。
その途端彼は少し表情を冷たくする。
「シャルロットさん…」
あ、これはやりすぎたか…
流石の彼女も少し危険を感じたのか、少し顔を青くして謝った。
「すみません。ちょっとからかいすぎましたね」
「判ってくれれば良いのです。…それで、お願いとは?」
「あ…えっと……」
「?」
そう聞かれたシャルロットは、ちょっぴり恥ずかしそうに彼に耳打ちする。
「私、実はヒースが好きなんです。それで告白したいのですが…」
ヒース。それは彼女が想いを寄せているウェンデルの神官。元からシャルロットとは仲が良く、今でもよく遊んでいる程だ。
「え、あ、はい。貴方があの人を好きなのはもうとっくに気付いています。判りやすかったですからね。が、しかし…告白を躊躇うのは何故です?あの感じですと、ヒースさんも同じ気持ちなのだと思いますが…」
「貴方……て…ますよね…?」
「はい?」
前編終わり
どうも~!塩パンです(*´ω`*)
私は聖剣伝説3…ついでにレジェンドオブマナも好きなので、今回は一番好きなヒーシャルを書こうと思います!
あ、因みにデュラアン、瑠璃主なども大好きです!
文章力がないのは判ってますが、私は小説を書くのが好きなので、誹謗中傷などは止めてください!
ミックが17才などの設定は自分の妄想ですw
あとデュランとアンジェラが結婚しているというのもw
また思い出したら続編書きます!
さようなら~☺️