二次創作小説(新・総合)
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- パステルカラー color.3
- 日時: 2021/01/25 23:32
- 名前: rain (ID: YrQV5zvB)
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パステルカラーをお読みいただきありがとうございます。作者のrainです。
この前?以前も言ったかもしれませんが初心者です!! そしてほぼ自己満です!!ご了承下さい……
この作品は私が好きなように書きたいように書いています。1人でも読んでくれると嬉しいです。
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真衣side
椎名「それでさーもうマジで……」
真衣「んふふwwwそれはwww」
心音「待ってww真衣ちゃん笑い方ww」
…………こういう日々がずっと続いてくれればいいものを。
まるで四角い箱の中に窮屈に押し込まれたお人形のように笑っている。
実際学校という訳のわからない鳥籠に入れられているのだが。
ここちゃんと話すだけであの3人からの視線は凄い。あんたらには関係ないっつーの。
……なんて本人の前で堂々と言えたら言いたいよ。
キーンコーンカーンコーン………
号令してから響くのは先生の声とかチョークとか。たまにコソコソっとお話する声も聞こえるけど……
特に私の後ろの人がもっともだ。
カンカンッ
もはや48分授業の中で一回は絶対聞こえる音。私の椅子のパイプをシャーペンの先で叩いて私を呼ぶ音。
真衣「……」
出来れば後ろは向きたくない。先生からの目を私は気にする。だが後ろの人はそんなこと気にしない。
なぜか。それは。
奏「真衣ー」
奏だから。
一学年の中で一番の問題児と言ってもいいかもしれない奏は今回の席替えで前後の席になるの、
実に3回目。いい加減にしてくれよ…… てか今年の一年はだいたい問題児。
私と奏が話しているのに気付くのは多分皆んなだろうけど言ってくる人はいない。にも関わらず。
慶弥「奏さぁ、、、 そういうとこあるよなぁ……」
席順↓
私の前の席、慶弥である。 窓 |慶弥 |かな|
窓 | 私 |男子|
窓 | 奏 |柚葉|
窓 | 心音|男子| こんな感じ。
奏「そういうとこって?」
慶弥「絶対お前分かってる。わざわざ授業中に隣じゃなくて前の真衣さん呼ぶってさぁ……」
なんて話をしているのだが私には理解ができない。する必要もない。
そしてこういう話をしていると奏のそのまた後ろからの視線が凄い。
もちろん慶弥、通称けーやのことが好きなここちゃんからである。
ここちゃん。ちょっと前にけーやのこと、諦めたんじゃなかったけ?
なんて言えるはずもなく。言ったとしても諦めたの一点張りでしょうし何も言いませんけど。
私も椎名もまだ好きなことに気付いてますけどねー。隠すの下手か!!!
椎名side
話を全く違う方向というかなんの脈拍もなく話を始めるのが私の特技である。
少し前になんかけーやがかなちゃんに告白した事件が起きた。そして私はそんなこと全く知らず、
気付いた頃には女子は全員知ってます状態だった訳ですが。
結論を言ってそれはデタラメだったらしい。ってことも真衣から聞いた。
実際真衣の情報網はえぐい。
それは級長という名を持つ限り多くの人から『愚痴』という名の情報を手に入れているから。
まず、1に。 真衣はかなちゃんから『けーやに告白された!!』 というのを手紙を通して知る。
その手紙の内容はどこでどんな風にっていうのが事細かに書かれてあったらしい。
そして2に。 その後、いい距離感を保つけーやから真衣へ、
『俺さ、かなさんに告白してないんだけど』という衝撃的発言を面と向かって言われる。
ちなみに真衣は、告白したとかされたとかを一切知らない素振りでけーやの話を聞いたらしい。
そっちの方が情報はもらえる。との事。さすが演技派。
その話の内容は、かなちゃんの手紙の内容と全く同じらしく、全否定。
その後に。
唯斗「その話なら聞いた」
という唯斗の爆弾発言が元となり男子に知れ渡る。けーやは全力否定。
その時はまだ真衣しか知らなかったから男子に混じってなんか話してたな。
真衣「……それじゃぁさ、かなちゃんの、自作自演?」
和亜「俺も思った。 でもそんな事する?」
慶弥「なんか俺したっけ?」
唯斗「何もしてないでしょ。流石に。……なんかあるんだろうね」
真衣「少なくとも、、、『私がけーやに選ばれた』とでも思ってほしかったんかな?」
慶弥「誰に?」
真衣「女子しかいないでしょ」
和亜「……あぁーー理解。」
そんなこんなで今の2組では好きな人を探るのが大変ブームになっております。
NOside
その思いは時に切なく。時に激しく。
パレットの上は自由自在なんだよ。