二次創作小説(新・総合)

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メイドウィンアベンジャーズ
日時: 2021/04/18 20:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【時空ヒーロー達よ、戦え】


どうもメイドウィンです
この作品群は『特定の人物に重点を置いた中編集』となっております
MCUのアイアンマンとかキャップみたいなノリで見てください

【注意】
不定期更新
他メイドウィン小説のネタバレが含まれています
オリジナルヒーロー多数登場します



『投稿予定作』
桐生戦兎編

マホメド・アライJr編

Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.1 )
日時: 2021/04/18 20:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

これは…………時空を生きる1人のヒーローに視点を移した、ある小さな物語…………


メイドウィンアベンジャーズ
【ビルド and bottleHERO】

…………

【仮面ライダービルド】の世界


…………

幻徳
「入るぞ」

戦兎
「あっ、お疲れ様です氷室さん」

幻徳
「それはこちらのセリフだ………ここ暫く時空に乗り出して戦っているが大丈夫なのか?」

戦兎
「あー………少し疲れてはきました」

戦兎
「万丈もずっといるわけじゃないし、猿渡一海はライダーを引退した以上俺1人で頑張らなきゃいけないからな」

幻徳
「俺もせめてナイトローグをもう少し強化出来れば……とは思うが、実はその件で話がある」

戦兎
「え?」

幻徳
「お前が言うようにビルド一人で戦うにも限界がある」

幻徳
「新しいヒーローが必要だ」

幻徳
「そこで、ライダーシステムやトランスチームシステムとは別で新たなアイテムを開発しているが………どうだ?」

戦兎
「…………俺に内緒でこんなもの進めてたんです?」

幻徳
「ファンが取られたら困るだろうと思ってな」

戦兎
「言ってくれる…………でも、これは良さそうだ………俺は何をすれば?」

幻徳
「大部分は完成している、あとはフルボトルのデータを取り込むだけだ」

幻徳
「使用するフルボトルはお前が選べ」

戦兎
「俺が!?フルボトル何本あると思ってるんだ!?」

幻徳
「ならベルトを5個でも10個でも作ればいいだけさ」

戦兎
「うーむ………記念すべきニューヒーローのフルボトルか………この際まだ俺が使ってない奴にしようかな……」

戦兎
「ピラミッド……あーこれ使いたいな、UFO?はヒーローっぽくないし、ハリネズミは俺もよく使うし………」

戦兎
「………あ、そういえば変身者ってもう決まってます?」

幻徳
「ああ、氷室財閥が何十ものテストを用意して絞り出している」

戦兎
「じゃあ決まったら合わせてください、それまでにフルボトル決めておきますんで」

幻徳
「分かった、期待しているといい」


ウィーン


戦兎
「………ビルド以外の新しいヒーロー……か。」

戦兎
「思えばこいつとも随分長い仲になってきたものだ、兵器からヒーローになるのに大分かかってしまったけど…………」

【数日後】

龍我
「おい戦兎!!」

戦兎
「なんだ万丈、帰ってくるなら連絡くらい入れろよ」

龍我
「俺やビルドの他に新しいヒーローが出来るって本当かよ!?俺にも声掛けてもいいだろ!」

戦兎
「筋肉バカの先輩を見てニューヒーローがそういう思考になったら困るだろ」

戦兎
「てかお前は武道ヒーロー連合っていう別のグループ入ってただろ」

龍我
「そりゃそうだが………」

戦兎
「まぁちょうど良かった、変身に使うフルボトルどれにするか悩んでたところなんだ」

戦兎
「お前の第六感は根拠はないがアテになる、一緒に決めてくれ」

龍我
「よしっ」

…………

龍我
「戦兎、最近無理してないか?」

戦兎
「何?突然、お前が俺を心配するなんて事あるんだな」

龍我
「ここんところさ、まぁ事件とはないけどしょっちゅう変身して、休む暇もないんだろ?」

戦兎
「テレビのアピールとか街の発展とかな………少しでも早くスカイウォールの惨劇以前の環境に変えたいんだ」

戦兎
「俺の頑張りでみんなを守れるならさ」

龍我
「…………見返りを求めたらそれは正義とは言わねぇ、か」

龍我
「前、お前はそんな事を言っていたよな………」

龍我
「でも、たまには俺たちになんか求めてもいいだろ、俺からすればお前は【仮面ライダービルド】っていうヒーローじゃなく…………」


龍我
「【桐生戦兎】っていう人間なんだからよ」

龍我
「お前なんか欲しいものあるか?」

戦兎
「………心配なんかいらねぇよ」

戦兎
「俺はまだ大丈夫、もう少しヒーローやらせてくれ」

戦兎
「世界が元通りになってヒーローが必要ないくらい平和になったその時」

戦兎
「【桐生戦兎】として見返りでも求めてみるよ」

龍我
「………………」

戦兎
「それに、時空にフラフラしてるお前の代わりに帰る場所を守ってやらないといけないしな」

戦兎
「俺たちヒーローを求めてる人は沢山いる、もう暫く頑張ろうな」

龍我
「…………ああ、分かったよ」

戦兎
「フルボトル、お前は何がいいと思う?」

龍我
「そうだな、やっぱヒーローっぽい感じにするなら俺としては………」

‥‥‥

【さらに数日後】

幻徳
「連れてきたぞ…………ん?万丈龍我、来ていたのか」

龍我
「まあな、俺もここのヒーローだからよ」

戦兎
「先輩面には早いぞ」

幻徳
「まぁ模擬戦には丁度いい」

幻徳
「入れ」

ザッザッザッ


戦兎
「………3人もいるのか!」

幻徳
「各自、自己紹介を」


「番号430番!東都代表19歳、深山霧人みやまきりとだ!」

「番号11番、北都代表36歳、新田蛇彩あらたじゃいろ……」

「番号96番、西都代表23歳、利川紗粗衣りかわさそいです」

幻徳
「そして、これが使用してもらうフルボトルリミッターだ 」

龍我
「ここにフルボトルを入れるわけか」

幻徳
「フルボトルに込められた成分が特殊な合金を作りバトルスーツを作り出す、その他様々な機能を搭載している」

幻徳
「それと桐生戦兎、お前にはこれを」ポイッ

戦兎
「‥‥‥なんです?設計図?」

幻徳
「ビルドドライバーに似たベルトのデータを発見した、石動惣一が使っていたと思われる【エボルドライバー】というものだ」

幻徳
「これらを元に新たなベルトを作ることを検討しているが‥‥‥」

戦兎
「アップグレードってやつか、試してみます」

蛇彩
「それで?俺達のフルボトルは?」

戦兎
「ああ、ちゃんと決めてきた‥‥‥好きなのを選んでくれ」ゴトッ


霧人
「‥‥‥‥カブトムシに、ヘリコプターに、サソリ?これまた変なものばかりだな」

戦兎
「文句は万丈に言ってくれ」

龍我
「お前が許可したんだろ」

幻徳
「わかった、あとはベルトにデータを入れるから少し待ってろ」

戦兎
「その間ちょっと話を聞いてもいいかな」

紗粗衣
「構いません」

‥‥‥‥


龍我
「それで志望動機は?」

戦兎
「バカ、面接じゃないんだから普通に聞けよ」

霧人
「東都を守る強いヒーローになりたくて来た!」

蛇彩
「仕事リストラされて収入が欲しくなったんだよ、悪いか?」

紗粗衣
「ライダーシステムの研究のために‥‥‥」


霧人
「桐生さんはなんでヒーローやろうと思ったんで?」

戦兎
「‥‥‥強いて言うなら愛と平和の為、かな?」

龍我
「‥‥俺も、そんな所だな」


戦兎
「よし、俺の方もベルト改造しようかな」

蛇彩
「アンタはそういう話ないのか?」

龍我
「俺は今のままでも充分戦えるならな、そうだろドラゴン」

クローズドラゴン
「!」

戦兎
「必要なら武器も開発しといてやるよ」

‥‥‥‥



石動
「へー、なるほど」

石動
「久しぶりに俺の世界に帰ってみれば、ビルドとクローズに次ぐニューヒーローと来たもんだ」

石動
「こりゃ面白いことになりそうだ」

石動
「さーて、久しぶりにあいつにでも会ってみるかな」



‥‥‥‥‥

幻徳
「完成した、あとはフルボトルを差し込んで回すだけで変身可能となっている」

霧人
「なら俺はカブトムシだ!」

紗粗衣
「私はサソリを使用します」

蛇彩
「あ、俺余り物のヘリコプターかい‥‥‥‥」


龍我
「よし、俺が名前をつけてやるよ‥‥‥カブトムシはヘラクレス!サソリはスティンガー!ヘリコプターはクロスブレードだ!」

戦兎
「お前何してるのかと思ったらずっとそんなの考えてたのかよ」

蛇彩
「クロスブレードってなぁ」

龍我
「それがダメならブルブルサイクロンとかグルグルマシーンとかあるぞ」

戦兎
「お前はヘリコプターをなんだと思ってるんだ、いいよクロスブレードで!!」

霧人
「ヘラクレスか、悪くないかもな!!」


幻徳
「ではこれより戦闘テストを開始する」

蛇彩
「え、いきなり?」

幻徳
「俺、ビルド、クローズでちょうど3人‥‥‥戦闘するにはもってこいだ」

紗粗衣
「最終テストということですか?」

幻徳
「好きなように解釈しろ」

戦兎
「よし、俺達も全力で相手する」

龍我
「新しいヒーローってのがどこまでやれるのか確かめたかった所だ!」

蛇彩
「いきなり実践とか勘弁してくれよ‥‥‥追加収入頼むよ」

霧人
「よろしくお願いします‥‥‥よっしゃあ!!」シャカシャカ!


戦兎
「‥‥‥さぁ!実験を始めようか!」

【ラビット!タンク!ベストマッチ!】

龍我
「よし!」

【スーパーウェイクアップ!クローズヒートドラゴン!】

【バット!】


【Are you ready?】


戦兎
「変身!」

龍我
「変身!!」

幻徳
「蒸血‥‥‥!!」

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!】

【クローズレイジング!!】

【ミストマッチ‥‥‥bat bat‥‥‥FIRE!!!】


霧人
「えーと、ベルトを巻いて‥‥‥こいつを入れればいいんだ!」

【フルボトル セット!】

蛇彩
「あー、こうね」

紗粗衣
「はあ」


【Are you ready?】

霧人
「変身!」

蛇彩
「っはぁ‥‥‥変身」

紗粗衣
「変身」


【カブトムシパワー!】
【ヘリコプターパワー!】
【スコーピオンパワー!】

【突撃のジャングルキング!!】
【二枚刃のソードマスター!!】
【猛毒のスナイプハンター!!】

ヘラクレス
「すげぇ!!これがヘラクレスか!」

クロスブレード
「あー、なっちまったなぁヒーローに」

スティンガー
「変身、問題なく行えました」

クローズ
「ん?その姿どこかで‥‥‥」

ビルド
「あっ!確か北都のヤツらが変身した時の‥‥‥‥」

ナイトローグ
「気付いたか、あれはハードスマッシュを参考に設計されている」

ナイトローグ
「性能を引き上げて安全性も上げた、量産型スマッシュと言ったところか」

ヘラクレス
「俺達はそこらのスマッシュとは訳が違うぜ!!」


ズドーン!!

ビルド
「っと、すげぇパワー!」


クロスブレード
「早めに倒れないでくれよ、ほーれ」

ナイトローグ
「くっ!」

スティンガー
「!」

クローズ
「おっと!!」



ビルド
「なるほど‥‥‥こりゃ期待通りだ!それならこっちも!」

【シカ!ピラミッド!ベストマッチ!Are you ready?】

ビルド
「ビルドアップ!」
【王家の守り神!シカミッド!】


ビルド
「鹿の角とカブトムシの角、どっちが上か勝負だ!」

ヘラクレス
「面白い!!」


ナイトローグ
「俺たちにはフルボトルを使う力がある!」
【ダイヤモンド!フルボトル!スチームアタック!!】

クロスブレード
「だからって!今ここで使うのはないだろ!いてっ!あっこれ売れるかな‥‥‥」

クローズ
「オラッ!!これでどうだ!!」

スティンガー
「‥‥‥‥‥っ!」

ナイトローグ
「そこまで」


ヘラクレス
「え?もう終わりかよ」

クローズ
「そうだよ、これだけでホントに分かんのか?」

ナイトローグ
「あとは実戦データをつめばいい、俺たちの敵は難波重工だ」

Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.2 )
日時: 2021/08/13 22:51
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

戦兎
「なるほど‥‥‥‥暫く外に出て知らなかったけど、本当に俺がいなくても任せられそうなヒーローが作られていたんだな」

龍我
「ホントかよ?」

幻徳
「仮にもこいつらは数多くのテストをクリアしてきた精鋭だからな‥‥‥‥」

幻徳
「今のところは合格と言ったところだ」

蛇彩
「で、俺らはどうしたらいいわけ?」

幻徳
「念の為ベルトにGPSを付け、数日間監視する‥‥まあ何、プライベートまでは見ないから気にするな」

幻徳
「暫くは自身の住居範囲に異常がないか調べるようにしてくれ」

霧人
「じゃあ俺は東都付近か」

紗粗衣
「分かりました、私は他に用件があるので失礼します」

蛇彩
「俺も疲れたから帰ります、お疲れっした」

戦兎
「ああ、お疲れ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜‥‥‥

戦兎
「飲みに誘ってくるなんて珍しいですね」

幻徳
「まあな、お前とはこういう事もしたことなかったと思っていたところだ‥‥‥酒は飲めるか?」

戦兎
「まぁぼちぼち」

幻徳
「そうか」

龍我
「俺もよく飲むぞ」

戦兎
「お前はなんでいるんだよ、そりゃマガイモノなんだからいくらでも飲めるだろ」

‥‥‥‥

幻徳
「桐生戦兎、万丈龍我」

幻徳
「お前達から見てあの3人をどう思う?」

戦兎
「うん‥‥‥まだ始まったばかりなので判断には困るところですが」

龍我
「蛇彩ってオッサンはどうなんだ?金の為とか言ってたろ?」

幻徳
「ヒーローはボランティアじゃない、だがビジネスでもない」

幻徳
「金の運用面については追追相談していくつもりだ」

幻徳
「基本的にお前のシステムを悪事に使わなければ俺としては構わない、そこでお前たちに中身を説いている所だ」

戦兎
「うーーん」

幻徳
「そんなに気になるなら、一緒に同行したらどうだ?」

幻徳
「新人ヒーローは何をすればいいか分からないだろうしな」

龍我
「じゃ、俺は猿渡に連絡して北都に行くか」

戦兎
「俺は東都か‥‥‥じゃあ紗粗衣さんのいる西都はどうします?」

幻徳
「暫く後に2人で向かってくれ」

戦兎
「分かりました」

‥‥‥‥‥
戦兎
「うわ、すっげぇなぁ‥‥‥‥東都のあちこちでビルド見るな」

戦兎
「我ながら中々凄まじい光景だ‥‥‥‥身バレしてたら大変なことになってたな」


戦兎
「‥‥‥‥おっと、それどころじゃなかった‥‥‥霧人を探さないとな」

戦兎
「おーい、どこにいるのかな‥‥‥って!!」






ヘラクレス
「‥‥‥‥‥と、この辺りも異常なしか」


ヘラクレス
「よし、次のところに行こう」

戦兎
「なにやってんのお前!」


ヘラクレス
「あ、お疲れ様ですビルドさん、見ての通りパトロールです」

戦兎
「いやパトロールは分かるけどその姿は何!?」

ヘラクレス
「え?いつでも戦えるように‥‥‥」

戦兎
「‥‥‥ちょっとこっちに」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦兎
「まずは1回、1回変身といて!」

ヘラクレス
「えっ、ああうん」


霧人
「どうかしましたか?」

戦兎
「どうかしましたかじゃないよ!!」

戦兎
「どこの世界に変身したままパトロールする仮面ライダーがいるんだ!」

霧人
「えっ、でも突然襲われた時最初から変身してた方がよくないですか?」

戦兎
「東都をなんだと思ってるんだ!!怪しすぎるだろ!」

霧人
「ああ、あとグッズ的なあれじゃないですが世間に何かしらのアピールをしておいた方が‥‥‥」

戦兎
「そういうのはある程度実績を詰んだベテランがやるんだよ!」

霧人
「うーん‥‥‥‥なんというか、ヒーローってそんな呑気な感じでいいのか?」

戦兎
「呑気な感じて‥‥‥まぁ意欲があることはいいことだけど、程々にな」


「うわあああああ!!」

「ぎゃああああああ!!」

戦兎
「!!」

霧人
「!!」



霧人
「‥‥‥‥‥ほら、なんというかいきなりヤバそうな雰囲気が」

戦兎
「ああそうだな!!いい加減平和になってくれよ、もう!!」



‥‥‥‥


戦兎
「あ‥‥‥あれは!?」

「フウツ‥‥‥‥!!」


戦兎
「そんなこと有り得るのか‥‥‥あれはどう見ても‥‥‥」

霧人
「データ上にのみ残されている‥‥‥スマッシュってやつだな」

戦兎
「‥‥‥‥いや、考えてる暇はないな!」

戦兎
「突然だが実戦だ、霧人!」

霧人
「問題ない!訓練には飽き飽きしていたところだぜ!」


戦兎
「その言い方はないだろ!‥‥‥くっ、こいつ万丈と同じタイプだ!」

【ハリネズミ!消防車!ベストマッチ!】
【フルボトルセット!カブトムシパワー!】


【Are you ready?】

戦兎
「変身!」

霧人
「変身!!」


【突撃のジャングルキング!!ヘラクレス!!】
【レスキュー剣山!ファイヤーヘッジホッグ!イエーイ!】


ヘラクレス
「んじゃ、さっさと片付けてやるからな!!」

ビルド
「油断するなよ、ヘラクレス!!」



ヘラクレス
「うおおおおおお!!昆虫の角突撃!!」


ズドーン!!

ヘラクレスは角を使い、スマッシュに突撃する


ビルド
「更にこいつだ!!」バシュバシュ

そこから合わせるようにビルドがハリネズミの針を飛ばしていく


スマッシュ
「!!!」


ヘラクレス
「まだまだこんなもんじゃない!!」


ヘラクレス
「ホーンクラッチ!!」ガチッガチッガチッ!!

ヘラクレスは背後に周り、巨大な角で絞めあげていく


ビルド
「よし、そのまま押さえ付けてて!!」


【READY GO!!】
【ボルテックフィニッシュ!!イエーイ!!】

ビルドは消防車のポンプを伸ばし、水の圧力で壁に押付けた!



ビルド
「‥‥‥‥っと、久しぶりに倒したがなんとかなったか‥‥‥‥」


ヘラクレス
「これがスマッシュ‥‥‥‥」



ヘラクレス
「いや待て!!まだ来るぞ!!」


ヘラクレスの言葉通り、裏道と屋根からスマッシュが飛び出してくる

ビルド
「さっきのやつと合わせてスマッシュが三体も‥‥‥一体どうなってるんだ‥‥‥?」


ヘラクレス
「ここからさらに増えるってことは無いよな‥‥‥‥?」

ビルド
「‥‥‥‥‥ヘラクレス、お前一人でいけるか?」

ヘラクレス
「ああ、別に俺一人で全部でもいけるけど?」

ビルド
「よし、そんなこと言えるなら大丈夫そうだな」

【ユニコーン!消しゴム!ベストマッチ!】

【Are you ready?】

ビルド
「ビルドアップ!」

【一角消去!ユニレイサー!イエーイ!】


ビルド
「突撃と角だったら俺も出来る!」ズドッ!!


ヘラクレス
「あ、なんかちょっとズルいぞ!」

ビルド
「お前達のフルボトルは全部俺が持ってたものだからな」


カン!!

ビルドのユニコーンの角をスマッシュははじき返す

ビルド
「っと‥‥‥今回のやつは中々硬いな」

ヘラクレス
「なるほど‥‥‥‥こっちもこっちで、出来ることは山ほどあるけどな!!」

ヘラクレスは怪力でスマッシュを圧倒していく

ビルド
「なるほど、こっちの方が相性が良さそうだな」

【ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!】

【Are you ready?】
ビルド
「ビルドアップ!」

【輝きのデストロイヤー!!ゴリラモンド!イエーイ!】

ビルド
「よっこいしょ!!」

ズドーン!!

ビルドの拳がスマッシュを吹っ飛ばす


ビルド
「ヘラクレス!一応言っておくが殺すなよ!」

ブンッ

ヘラクレス
「こいつは?」

ビルド
「そいつを使えばスマッシュの成分を抜きとることが出来る!やってみろ!!」

ヘラクレス
「‥‥‥‥‥!」


ヘラクレスがビルドに渡されたボトルで倒れてるスマッシュを吸い上げると、成分が抜かれていった


ヘラクレス
「なるほど!」


ビルド
「仕上げに‥‥‥‥とどめといくぞ!!」


ヘラクレス
「了解!」


【READY Go!!ボルテックフィニッシュ!!】
【カブトムシフルパワー!!】


ヘラクレス
「ジャングルクラッシュ!!」
ビルド
「はあああ!!」


ヘラクレスとビルドのパワーが2体のスマッシュをまとめて吹き飛ばす!!



ヘラクレス
「なぁ、これって戦わずに抜き取ることって出来ないのか?危ないだろ?」

ビルド
「衝撃を与えて中に入れられた成分を緩和させないと逆に命に関わるんだよ、類似的なハザードレベルの向上だ」

スゥーッ



ヘラクレス
「‥‥‥‥‥けど、なんかまだまだ居そうな予感がするぞ」

ビルド
「ああ、さっきから殺気が全然消えない‥‥‥」


「臭うな」


声と共に、スマッシュ達の群れが大量に落ちていく

ビルド
「これは‥‥‥‥ナイトローグ‥‥‥幻さん!」


ナイトローグ
「ビルド‥‥‥この状況は分かるな?」

ビルド
「ええ、スマッシュの復活‥‥‥まさかファウストが復活したのでしょうか?」

ナイトローグ
「ネビュラガスやライダーシステムに目をつけたテロ組織はファウストに留まらない」

ナイトローグ
「しかし妙だな‥‥‥スマッシュのデータはグローバル・ファウストの一件で全て削除されたはずだ」

ヘラクレス
「関係者の犯行っていうのは?」

ビルド
「関係者か‥‥‥‥」

ナイトローグ
「それだけじゃない、このスマッシュは意図的に俺たちを待ち伏せしていた」

ヘラクレス
「俺たちの情報が筒抜けってことか!?」

ナイトローグ
「そういう事だ」

ビルド
「万丈達にも連絡を入れてみるか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ビルド
【ってことだ】

龍我
「マジか‥‥‥そっちにもスマッシュいたのかよ、俺のところにもそれっぽいの居たからぶっ潰してきた所だ」

龍我
「まぁスマッシュぐらいならもう変身するまでもねぇけど」

ビルド
【そういえばお前は人間だった頃からそれくらいの力は持っていたっけか‥‥‥】

龍我
「猿渡が縛り上げて情報を問いだたした所でな、奴らは【ネビュラソード】と名乗っていた」

ビルド
【ふんふん】

龍我
「で、妙なのが‥‥‥‥そいつらよく分かんねぇ装置で俺たちを写してた、カメラみたいなの」

ビルド
【止めなかったのか?】

龍我
「俺がそれに気づいたらあの野郎指でプチって壊しやがったんだよ、指にくっつくぐらいちっちゃい奴だ」

ビルド
【分かった、俺も情報を集めてみる】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヘラクレス
「新しい悪の組織か‥‥‥」

戦兎
「俺達はこいつらの聴取をする、お前は引き続きネビュラソードの情報を集めながらスマッシュを倒していってくれ」

ヘラクレス
「任せとけ!」



‥‥‥‥‥

戦兎
「こうでも言わないとあいつは離れそうにないからな」

幻徳
「‥‥‥‥‥スマッシュの到達ポイントは皆、新人ヒーローの近くだ」

戦兎
「パターンは2つ、ヘラクレスたちが狙われているか‥‥‥‥」


幻徳
「奴らが、ネビュラソードと繋がっているかだ。」


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