二次創作小説(新・総合)

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綴られた欠片
日時: 2023/05/01 08:18
名前: 葉月 (ID: st6mEGje)

 皆さんどうも葉月です。厨二っぽいタイトルですけども、短編集であります。
 日常シリーズや紅葉時空機関や逃走中シリーズ、クロスオーバー大戦シリーズ等の設定もここに綴られます。
 地の文の練習も兼ねたらいいなぁと日常シリーズや紅葉時空機関とはまた違った感じになります。
 また、使うジャンルも日常シリーズや紅葉時空機関に登場しない作品のキャラも出しますのでよろしくです。

『目次ッス(σωσ)』

竜人の独白 >>1
世界ノ全テヲ見ル者 >>2
ホイ! テミーだよ!! >>3
PUIPUI大行進!? >>4
パンのような犬のような生き物の小さな冒険 >>5
滅ビゆくセカイ 連なル冥府ノ道 >>6
バッドエンドまとめ >>7-10

竜人の独白 ( No.1 )
日時: 2022/06/05 22:32
名前: 葉月 (ID: ymYDaoPE)

俺がこの世界に来たのはある出来事のことだった。

俺が事件を引き起こした天蒼石てんそうせきによる夢世界が結晶化したあの後だ。

ただ、約束のためにやったのは間違いないがな。

竜人の一族の最後の生き残りだからアイツらのために生きて欲しいとか、俺が事件を引き起こしたというのにお人好しもいいところだ。

また、ここの世界の奴らも随分とお人好しのようで、俺を怖がったりしねぇ。アイツが言うにはいろんな種族が揃ってるらしく、俺と同じ竜人もいるとのことだ。
まるで俺やアヴィ達の夢世界みたいだな。

人間という生き物はそういうものか。

俺の一族は人間によって滅ぼされたから人間が憎い。憎くて憎くて仕方がなかったんだよ。だから人間は大嫌いだったんだ。

それなのにアイツらときたら……こんな俺を歓迎してくれるなんてよ、変わった奴らだぜ。
ま、たまにはこういった扱いをされるのも悪くないな。



竜人の独白 完



あとがき

これは夢100のレイがクロスオーバーの世界に来た時の話ですね。時系列は夢100の六周年イベントの後に罪滅ぼしとしてレイがこちらにやってきたというわけです。
夢世界ではレイは竜人の一族の最後の生き残りですが、ごった煮の世界ではレイの他にも竜人がいます。
ちなみにですが、フレイグ達トルークビル兄弟とキエルもクロスオーバー世界では最近新しく加入したばかりなので、レイとはほぼ同期みたいなもんですw
今後もレイが出るかもしれないのでよろしくお願いします。

世界ノ全テヲ見ル者 ( No.2 )
日時: 2022/06/05 22:41
名前: 葉月 (ID: ymYDaoPE)

この話は夢100第三部の敵キャラ、ミル君とロウ視点となっています。
クロスオーバーの世界でこの二人がいたらこんな感じだろうなぁと妄想しました。いずれ登場して絡むつもりなのでよろしくです。





<???視点>

空間が揺蕩う世界の裏側にて、紅葉時空機関が賑やかに過ごしている様子を二人の男が見ていた。一人は子供のように無邪気に笑い、もう一人は表情を変えないままその様子を見ていた。
頭に輪っかをつけて道化師のような格好をした青年は顔をくるりと髪をまとめた騎士のような高身長の男に向けて言った。

「見てよロウ! みんなとっても楽しそう! 俺、あの子達の中に入って話をしてみたいなぁ」
「話をする……か。ミル、彼らと会ってお前は何をしたい?」
「何をしたいと言ってもなぁ……俺はあの子達の『友達』になりたいんだ。『友達』ってどうやって付き合うのか知りたいし?」

ミルと呼ばれた青年はあはは、と無邪気な笑い声をあげる。それに対してロウと呼ばれた騎士のような高身長の男は黙り込んだ。
映像はマリオやルイージ、アヴィやキエル、悟空やベジータなどが敵に囲まれながら勇敢に戦っている姿に変わり、悪の組織と対峙していた。敵と戦い互いに支え合う彼らの姿を見たミルは「人間という生き物は凄いんだなぁ」と感動する。
実を言うとミルとロウの正体は人間ではなく、夢そのものの存在だ。ミルにとって人間は憧れであり、ミルにとって一番なりたい存在だった。

「ねえ、ロウ。俺、一度でもいいから人間になってみたいんだ。人間になってあの子達と仲良くなりたい。『友達』ってどういうものなのかも知りたいよ。あの子達と『友達』になっていろいろ知りたいんだ」
「……私には『友達』というものがどういうものかは知らぬが、お前が人間になりたいという願いがあるのなら私はお前のために尽くそう。ミルの願いは私の願いだ」

人間に憧れる『夢』の存在は世界の裏側から観察するのだったーー



世界ノ全テヲ見ル者 完

ホイ! テミーだよ!! ( No.3 )
日時: 2022/06/09 16:58
名前: 葉月 (ID: s/G6V5Ad)

ややっ! こんなところにキャワキャワの女の子がいるよ!! その名もテミーだよ!! テミーはね、テミーだよ!!
テミーの村でテミーが住んでるよ! チョースゴイよ! 激ヤバだよ!! ヤバヤバのヤバだぉ!
だけど人間はテミーアレルギーを持ってることが多いから触れ合いたくても触れ合えないのが残念! でも! テミーはいつでもトモダチだよ!!
みんなのテミーはまた会えるぉ!

ホイ! テミーだよ!! 完



あとがき

地の文の口調をテミーにしてみましたw

PUI PUI大行進!? ( No.4 )
日時: 2022/07/06 15:23
名前: 葉月 (ID: ymYDaoPE)

ある日、太陽の日差しが差し込む空の下でヘンテコな生物が現れた。それは、モルモットと車が合わさったようなものだった。モルモットと車が合わさったような生物のことを『モルカー』といい、白い体や茶色い体等様々な種類がいた。
モルカーの鳴き声はプイプイと本物のモルモットの鳴き声になっているようだ。彼等は心優しく臆病な性格なため、苦手な猫では逃げ、人間が非道な行為をすると悲しくて涙を流している。
また、彼等は野菜が大好物で我先にと進んでいく。そんなモルカー達だが、大きさは『モルモットの車』なので自動車と同じくらいだろう。ガソリンの代わりに野菜でエネルギーを補給して道路を走る。
時々人間が非道な行いをしてモルカーが泣き出すこともあるが、基本的に彼等の世界では平和である。

「おはようモルカー、今日も頑張ろうね」
「プイ〜」

モルカー達は今日もプイプイしながら交通安全で走っていた。


モルモットの鳴き声は本当にプイプイと言ってます!

パンのような犬のような生き物の小さな冒険 ( No.5 )
日時: 2022/07/06 15:29
名前: 葉月 (ID: ymYDaoPE)

とあるパン屋さんで犬のようなパンのような生き物がいました。彼等は『いーすとけん』といい、パン屋さんが開いている時はパンと一緒に並んでじっとしています。
コッペパンの姿をした柴犬の『しばこっぺ』、あんぱんの姿をした土佐犬の『とさあんこ』、マフィンの姿をしたチワワの『チママフィン』などいーすとけんは犬のようなパンのような姿をしています。
ちなみにいーすとけんはパン生地から生まれて、犬の姿になったものです。また、ちぎりパンの姿をしたポメラニアンの『ちぎりポメ』には更に赤ちゃんもいます。
ちぎりポメの赤ちゃんは『ばぶポメ』といい、みんなのアイドル的存在です。
パン屋が閉店している時は、いーすとけんが集まって楽しく談笑するのが日常です。

「しばこっぺ、またジャムを食べたんだね?」
「わふ?」
「惚けても無駄だよ。お前の口にジャムが付いてるじゃないか」
「わふっ!」

また、いーすとけんは悪戯が大好きであり、しばこっぺのようにジャムを食べたりしてシェフにお仕置きをされるのもいつもの光景のようです。お仕置きといっても首に「私がやりました」という札をぶら下げて反省するという至ってシンプルなものですが。

いーすとけんの一日はいつも賑やかで平和です。


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