二次創作小説(新・総合)
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- マジカルストーリーII ~PF7~rewrite
- 日時: 2021/09/05 20:21
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: 1CPnMR4A)
3104:一つ気になることを見つけてしまった
アマノカナタ:何?
3104:聖剣伝説3の前日譚の、聖剣伝説ヒーローズオブマナってあるのね
アマノカナタ:ふん
3104:それにさ、ホークアイのお母さんお父さんが出てくるのよ
アマノカナタ:うん
3104:で、その聖剣伝説ヒーローズオブマナって、聖剣伝説3の19年前の話なのよ。ホークアイは17歳なのよね。なのに、お母さんのファルコンとお父さんのサンドアローの間に、すでにホークアイは産まれてるわけ。
アマノカナタ:……うん?おかしくね?
3104:だよね!私、数学苦手だから、何度も計算したのね。やっぱりおかしいよね!もし、そのときホークアイ産まれてたら、19歳のはずだもんね!
アマノカナタ:その話がしたかっただけだろ
3104:うん、本文はまた一週間後に投稿するよいつも通り
- Re: マジカルストーリーII ~PF7~rewrite ( No.1 )
- 日時: 2021/09/12 20:25
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: 1CPnMR4A)
①光の子シアンpart1
森に囲まれた小さな村、ミディール。
村の入り口近くでお話し中のご老人二人が、金髪ツンツン&青い瞳がとにかくキレイ&大きな剣を大切そうに持っていたという男の話をしていたので、、そのお二人に尋ねたところ、村の最奥にある小屋にいるとの情報を得た。
そんな人は……一人しかいない。サトシは確信した。
☆
木造の小屋に入ると、白衣の男性が一人立っていた。
「……あの!」
「……ん?はい、何か用かな?」
男性が振り向き、サトシは言った。
「オレ達、金髪で青い瞳の人を探してるんですけど、ここにいるって聞いて……」
「……ああ……クラウド?彼なら……」
男性は部屋の奥へと進み、何かを押して戻ってきた。
車椅子……クラウドが、下を向いて座っていた。
「……ここにいるよ」
「!クラウド!!」
ティファの叫びにクラウドは気づいたが、無反応だった。
「……クラウド?」
「……う……あ……ぁ……」
「……どうして、何も言ってくれないの?」
ぼうっと下を向いているクラウドに声をかけ続けるティファに、男性は言った。
「彼は長い時間、ライフストリーム……魔洸の中にいたみたいでね。魔洸中毒になったんだ。地下で流されて、この村まで来たんだろう。ここミディールは、海岸に魔洸が吹き出ているんでね。」
「……病気って……こと?」
セレナの問いに、男性は宥めるように応えた。
「……数日すれば元に戻るよ。そんなに心配しなくても、ただ……彼がおかしな行動をしないか見張っておけばいいんだ。」
「……ぁあ……う……」
「……クラウド……」
「…………」
サトシの腕に、ロックはしがみついた。何かに気づいたようだ。
「……どうした?ロック?」
「…………外……あいつがいる……」
サトシはロックの視線を辿った。
窓の外、夕日の中に小さく、星が見える。メテオはもう近づいてきている。
その空の遠くに、あの姿があった。こちらに向かってくる。
「……アルテマ……!」
「……逃げろ!」
攻撃に、地面が揺れる。ティファとクラウド、サトシとロック、そして白衣の男性以外は先に外に出て、様子を見る。
全員が外に出た時、小屋が崩れて、地面が消えてゆく。谷を越える橋を、男性とサトシが渡りきり、ティファとクラウド、ロックが橋にさしかかった時……橋は崩れ、三人の姿が谷底に消えた。
「あっ!」
「……ダメだ!谷底にはライフストリームの川が!」
「オレ、行ってきます!みんな待っててくれ!」
サトシは谷へ飛び降りた。ライフストリームの中で、三人の姿を探す。
三人は、すぐそばにいた。
☆
『……おねえちゃん……だいじょうぶなの?』
「平気さ、すぐ起きる」
……誰……?
小さな男児の声と、ハイトーンの少年の声。
ティファは目を開ける。
長い銀髪をアラビアン風に後ろでくくって、青いバンダナを額に巻いた小さな男の子が、こちらを見ていた。身体が透けている。光のようだ。
その子はその長い髪をバタバタさせ、びっくりして逃げてしまった。黒いフードを被った白髪の少年の元へ走る。
『……う……ぅ……?』
どうやら困惑しているようだ。少年に抱っこして、というように手を伸ばす。
「……あなた達は……?」
「おはよう、ティファ。そしてロック。僕は鏡の番人。ホワイトって呼んで。この子はシアン。」
ホワイトに言われたティファは隣を見た。
ロックが倒れている。
「……ロック、大丈夫?」
ティファがロックの肩を揺すると、ロックはすぐ目を覚ました。
「……ぅ……うぅ……」
『……ロックにい!』
「…………?うん……?はあ?」
『……♪』
状況がよく分からないロックは、抱きついてきた小さなシアンを、何も言わずに受け入れた。
続く
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