二次創作小説(新・総合)
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- マジカルストーリーrewrite5
- 日時: 2021/11/14 20:02
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: 1CPnMR4A)
3104:ロックにいの誕生日まであと10日だぞーーー!
休日トリオ:他の推し祝うの忘れてたクセに
3104:ごめんねサトシ
ユウザキルリ:ふつうに忘れてたよね、ジタン描いてたよね
ユウザキマコト:初恋への想いはもう消えかかっているようです
アマノカナタ:いってやるな
3104:ちなみに、テストまであと10日です
休日トリオ:お疲れ様です
- Re: マジカルストーリーrewrite5 ( No.1 )
- 日時: 2021/11/21 19:24
- 名前: 3104&休日トリオ (ID: 1CPnMR4A)
5 交差する記憶
セフィロスの手がかりを探して、一同は再びミッドガルを訪れた。
何か手がかりがあるとすればやはり、あそこしかない。
「……ここ……エアリスの教会だよな?どうしてまたここに……」
サトシの声に、ティファが応えた。
「……ここ、他のところより、ライフストリームが濃いの。それで、クラウド、前落ちたでしょ?」
「ティファも」
「うん、その時。それで、ちょっとわかっちゃったんだ。」
「……何が?」
「……セフィロスの、ほんとの目的」
ティファは上を向くと、隣のユフィに笑いかけた。
「……な……何?怖いよ、なんで笑ってるの……!」
「……いや、やっぱり、いいや」
怖がらせないよう笑ったのだが、逆効果だったようだ。
なかなか話し出さないティファの代わりに、クラウドが話し出した。
「……セレナ、セフィロスがどうしてエアリスを殺したか覚えてるか?」
「……!?」
「ちょっとクラウド、いきなり子供に何聞いてるの!?」
ティファの言うとおりだ。
「……メテオを発動させて、それをこの星にぶつけるには、それを防ぐ魔法であるホーリーは邪魔だ。だから、ホーリーを持つエアリスを、ホーリーの発動前に……」
「……いや……」
サトシの隣にいたロックが、不意にそう呟いた。足元にピットリ張り付くシアンは、心配そうな表情をしている。
『ロックにい……?』
「……クラウド、こいつそういうの苦手なんだ。もういいだろ?」
「……すまない」
クラウドは頭の中で一度言葉を選んでから、話を続ける。
「……それで、まあ……今のところセフィロスの思い通りだ。」
「……それとここ……どういう関係があるんですか?」
シトロンがさも不思議そうに言った。選んだ言葉が簡単すぎたようだ。
「……要は、ライフストリームは星に帰った命だから、エアリスはその中にまだ存在している」
「……はあ」
「この前ここに落ちた時、エアリスの声を、俺とティファは聴いた。」
「つまり、エアリスからヒントを貰ったの」
ホーリーは、まだ見えていないだけ。ほんとは、準備、してるの。それを、守りきってほしい。
セレナは、クラウドの最初の質問と、ティファが口にしたエアリスの言葉を照らし合わせた。
「……セフィロスの次の目的は……ホーリーの発動を、本当に止めること?」
「……そのホーリーの場所として、ここと、あと二つほど、候補をあげておいたの。一つはミディール。ここは調査済みね。もう一つは……」
北の大空洞。
どうやら、次の行き先は決まったようだ。
「……あの……」
サトシが大変言いにくそうに言った。
「……出会った時からだけど、ロックって体力なくてさ。さっき、様子がヘンだったろ?だから、その……」
「……休んでばかりじゃ進めないぞ」
「頼むよ~……なあシアンもなんとか言ってくれよ~……」
『……クラにいのケチんぼ』
シアンのドストレートな言葉に、クラウドは微笑んだ。
「……じゃあ、出発は明日、朝の七時。寝坊するな。いいか?」
続く
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