二次創作小説(新・総合)
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- 紅き屋敷の吸血鬼達
- 日時: 2021/11/23 18:25
- 名前: ユレン (ID: Da9K.gCv)
ここは、幻想郷。様々な妖怪や神々が住む、外の世界とは結界で隔離された秘境である。
これは、幻想郷にある紅いお屋敷の話。
咲夜「お嬢様。パーティーの用意ができました。お着替えはどうされます?」
銀髪にメイド服を着ている彼女は十六夜咲夜。
紅魔館のたった一人の人間で、メイド長を務めている。
レミリア「ご苦労さま。ドレスは、あの赤いやつで。」
彼女はレミリア・スカーレットといい、幼女の見た目だが、年齢は約500歳の吸血鬼で、ナイトキャップにピンクの豪華なドレスを着てコウモリのような羽が生えており、紫がかった水色の髪色をしている。
咲夜「かしこまりました。」
ピタッ
咲夜「お持ちいたしました。」
今、咲夜は時間を止め、服を一瞬で用意した。それは咲夜が「時間を操る程度の能力」を持っているからだ。
レミリア「相変わらず早いわね。」
といいながらレミリアは試着室へ向かった。
一方その頃大図書館では…
フラン「ありがとう!パチュリー!とってもかわいいわ!」
パチュリー「うん、似合ってるわフラン。さて、レミィも準備できたかしら…ホールで待ち合わせよね」
フランと呼ばれた少女はフランドール・スカーレットといい、レミリアの妹だ。黄色のショートのヘアにサイドテールで、約495歳の吸血鬼で、枝のようなものにカラフルなクリスタルがついた羽が生えている。ナイトキャップはレミリアと同じだが、フランは赤を強調したワンピースを普段は着ているが、今も赤でリボンがついたドレスを着ている。普段は地下に引きこもっているが、今日はパーティーのために出てきた。
パチュリーと呼ばれた紫髪の少女はパチュリー・ノーレッジといい、100年は生きている魔法使い。レミリアとは親友で互いに「レミィ」「パチェ」と呼び合っている。ナイトキャップをかぶり、いつものパジャマみたいな服とはうってかわり、スタイル重視のロングドレスを着ている。
小悪魔「どうですか?パチュリー様!私も似合うでしょ?」
頭に羽が生えた赤髪の少女は小悪魔といい、いたずら好きなパチュリーの使い魔だ。小悪魔は黒いゴシックドレスを着ている。
パチュリー「ええ。似合っているわ。さて、ホールへ行きましょう。」
フラン&小悪魔「はーい!」
ホール
レミリア「これより、紅魔館主催のパーティーを開催する。皆、楽しんでいってよね!」
パチパチパチ…
フラン「さて、何食べようかしら♪」
咲夜「お嬢様と妹様はこちらにご用意しております。」
咲夜はフランを妹様と呼んでいる。二人が別添えの理由は主食が人間だからだ。
パチュリー「この魚おいしいわ」
小悪魔「このお肉だって美味しい!さすが咲夜さんの料理ですね!」
そして様々な企画をやった
そしてパーティーは終わりを告げた…
レミリア「今日は来てくれてありがとう!また来てくれると嬉しいわ!」
パチパチパチ…
フラン「あー楽しかった!お姉様、ありがとう!私が最近元気がないから元気づけてくれたんでしょ?」
レミリア「ええ、気づいてたのね…そうよ。フランの思い出になってほしくてね」
フラン「ありがとね!じゃ、おやすみー」
レミリア「あら、朝日が…ふぁぁ…飲んだし眠いわーzzz…」
地下室
フラン「さて、日記をつけようかしら。」
そういってフランが取り出したのは「思い出日記」と書かれたノートだった。
○月○日○曜日
今日は紅魔館でパーティーがありました。お姉様が私を元気づけるために…。
服もパチュリーが用意してくれて、咲夜もご飯を作ってくれたし、楽しかったです。
また企画を待ってるよ!
フランドール・スカーレット
朝日に照らされ、ノートはこころなしか輝いているように見えた…