二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 復活のミスターX 完結!
- 日時: 2022/01/02 20:20
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
超久しぶりの逃走中です!
今年は寅年ということで、虎といえばこの男、ミスターX!
もう何年ぶりかもわかりませんがミスターXがゲームマスターとして帰ってきます!
迎え撃つのはラブライブ!やアイカツ!の世界から集められたアイドル達!
今回も中の人ネタ盛沢山でお送りします!
果たして逃走者を全滅させて最後に笑うのはミスターXか、それとも逃走者か!絶対に負けられない戦いが始まります!!
逃走者
高咲侑
上原歩夢
中須かすみ
優木せつ菜
近江彼方
桜坂しずく
宮下愛
天王寺璃奈
エマ・ヴェルデ
朝香果林
三船栞子
鐘嵐珠
ミア・テイラー
北大路さくら
有栖川おとめ
一ノ瀬かえで
紫吹蘭
藤堂ユリカ
天羽まどか
早乙女あこ
結城すばる
桐間紗路
伊達直人
ミスターカーメン
ネプチューンキング
ジャイアン
関林ジュン
ジャスティスマン
大魔王サタン様
ウィオ
トッティー
クロノスエボル
天竜
エイジア
- Re: 逃走中 復活のミスターX ( No.20 )
- 日時: 2022/01/02 15:40
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
ジャイアンは鼻歌混じりに歩いていた。自分は逃走成功をするという自信があるのだ。
そこへ、伊達直人が通りかかる。
伊達「やあ、ジャイアン君。相変わらず余裕そうだね」
ジャイアン「伊達さん。もちろんっスよ。ハンターが来てもこの俺様がギッタギタのボッコボコに」
伊達「ハンターを殴ったら失格になるからやめようね」
ジャイアン「はい」
それから直人は真剣な目と声色になり。
伊達「・・・・・・大門、Xの狙いはどうだと思う?」
ジャイアン「何を言っているんですか、伊達さん。俺は剛田タケシっスよ」
伊達「俺にはわかる。君は大門大吾だ」
ジャイアン「・・・・・・直人、今はジャイアンで通しているんだ」
伊達「相変わらずうまい変装だな」
ドラえもんの旧シリーズのたてかべ和也さんはタイガーマスクで大門大吾の声を演じていました。
ジャイアン「直人よ。Xの目的は俺たち虎の穴の裏切者の始末とアイドル達への復讐だ」
伊達「やはりそうか。だとすると参加者の身が危ない。既に東ナオト、高岡拳太郎、そして嵐先生も確保された」
ジャイアン「その報せは聞いたよ。それぞれミスターカーメン、ネプチューンキング、結城すばるとして別の姿で逃走中に参加していたが」
伊達「あのXのことだ。俺たちの目的にも正体にも気づき、裏切者を利用して潰すべく行動を起こしている」
ジャイアン「あのネズミも懲りない男だ」
伊達「虎の穴の復活だけは何としても阻止しなければならん」
ジャイアン「でなければ俺も黄泉から蘇った意味がない」
愛「おっ、上手いねえ。今の駄洒落だよね!」
伊達&ジャイアン「!?」
愛「大丈夫だよ。愛さん口が堅い方だから、君達の秘密は言わないよ。でも、なんだかヤバいことになっているみたいだから、愛さんも協力してあげる」
伊達「いや、君は何も背負わなくていいんだよ。これは僕たちの問題だからね」
愛「水臭いなぁ。2人より3人の方が絶対気持ちが楽になるって! Xがどんな手を使っても私たちが力を合わせればできないことなんてないよ!」
ジャイアン「愛先輩がそこまで言うならわかったっスよ」
伊達「ジャイアン君・・・・・・」
その時。
ピピッ
ハンター2「・・・・・・」タッ
ハンターが襲来。
愛達はどうなる!?
残り逃走者
高咲侑 中須かすみ 優木せつ菜 宮下愛 天王寺璃奈 エマ・ヴェルデ ミア・テイラー 北大路さくら 一ノ瀬かえで 天羽まどか 早乙女あこ 桐間紗路 伊達直人 ジャイアン 関林ジュン ジャスティスマン 大魔王サタン様 ウィオ トッティー 天竜 エイジア
- Re: 逃走中 復活のミスターX ( No.21 )
- 日時: 2022/01/02 17:09
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
ジャイアン「直人、後は任せたーッ」
伊達「大門っ!」
ポンッ
ジャイアン 確保
愛「ハンター、愛さんは負けないよ」ギュンッ
愛はスピードを上げてハンターを振り切った。
伊達もおっちょこちょいのいつもの姿を維持しながらもハンターを撒いた。
伊達「ハアハァ。ここまでハンターが早いとは思わなかったよ。ふぅ。裏切者が早く見つかるといいけれど」
その頃、大魔王サタン様は――
サタン様「ゲギョゲギョ。次の獲物を見つけたぞ。こうして1人ずつ潰していけば、私が勝手に逃走成功する寸法なのだ」
サタン様「北大路さくらと天竜を発見した」
ピピッ
ハンター1「・・・・・・!」タッ
天竜「ハンターだ!」
さくら「天竜様、逃げましょう」
天竜「そうだね」
さくら「簡単に確保されるわけにはいきません」
天竜「僕たちのチームワークを見せてやろうよ」タッ
さくら「天竜様の仰る通りですわ」タッ
ふたりは同時に駆け出し、ハンターとの距離を離していく。
ハンター「キョロキョロ」
撒いたか?
天竜「ふぅー、どうにか撒けたみたいだね」
さくら「・・・・・・ッ」
天竜「さくらちゃん、大丈夫?」
さくら「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
天竜「そんなことないよ」
さくらが息を整えている間に別のハンターが迫る。
ハンター3「・・・・・・」
ピピッ
両者を捉えた。
ハンター3「・・・・・・」タッ
ハンターに気づいたさくらだが、額には大量の汗が噴き出しており、走る力は残されていない。
さくら「天竜様、わたくしに構わずお逃げください」
天竜「それはできない。確保される時は一緒だよ」
さくら「わかりましたわ」
ポン!
ポンッ!
天竜 確保
北大路さくら 確保
サタン様「これで私の逃走成功が近づいたものだ。ゲギョゲギョ」
?「おい」
サタン様「何だ」
エイジア「お前は俺が倒す」
サタン様「誰かと思えば作者か。面白い提案をするものだ。だが、この大魔王サタン様を舐めるなよ!」
残り逃走者
高咲侑 中須かすみ 優木せつ菜 宮下愛 天王寺璃奈 エマ・ヴェルデ ミア・テイラー 一ノ瀬かえで 天羽まどか 早乙女あこ 桐間紗路 伊達直人 関林ジュン ジャスティスマン 大魔王サタン様 ウィオ トッティー エイジア
- Re: 逃走中 復活のミスターX ( No.22 )
- 日時: 2022/01/02 17:40
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
サタン様は鼻を鳴らすとエイジアに突進をしてくる。並の超人を上回る巨体のサタン様の突進に押されながらもエイジアは彼の威力を吸収して壁際で停止させ、前のめりになったサタン様を掴まえ、大地を蹴って宙に舞い上がる。サタン様は裏切者として数々の仲間の逃走者を牢獄送りにしてきたので、その怒りがエイジアの筋力を高めていたのだ。上空でパイルドライバーに極めて、凄まじい勢いで落下していく。
エイジア「食らえーッ」
サタン様「ゲギョ~!」
強烈な一撃を食らい、サタン様はアスファルトにめり込む。そこからゆっくりと倒れ、動かなくなった。
大魔王サタン様 撃破
エイジア「やったぜ。これで少しはマトモな逃走中ができるかな」バタッ
体力を使い果たしたエイジアもダウンし、この戦いは痛み分けに終わった。
試合の一部始終を見届けたXは冷や汗を流した。自分の作戦が崩れかかっているからだ。
X「おのれエイジア、余計なことをしてくれたな。だがサタンのおかげで幾人か逃走者は減ったのだから、まだマシと言えるか。こうなれば、奥の手を使うしかあるまい」
Xは椅子のボタンを押した。
ハンター3体→10体に人数を追加。
X「これで全てを終わらせてくれる。逃走者共よ、覚悟するがいいッ」
ゲームマスターとしてかなり危険な手を使ったXに、逃走者達はどう挑む。
かすみ「ちょっと待ってくださいよぉ! どうして急にハンターが増えているんですかぁ!」
まどか「私に言われてもわかるわけないじゃないですか、かすみ先輩。それよりも今は逃げないと」
かすみ「それはわかってるんだってば、まど子。でも、かすみん足が疲れたよぉ」
まどか「私も同じですよ。それでも人生の先輩なんですか」
かすみ「ムキーッ! まど子だけには負けたくないもんね」
まどか「私だって可愛さではかすみ先輩には勝ちたいです!」
ぎゃあぎゃあと言い合っているふたりにハンターが近づく。
ハンター8「・・・・・・!」タッ
ハンター6「・・・・・・!」タッ
かすみ「ハンターさん、かすみんはこーんなに可愛いんですから見逃してくださいよぉ」
まどか「私も可愛さには自信があるんですから、他の逃走者を確保した方が」
ハンター「」ジーッ
ハンターは可愛くポーズを決めるふたりはジッと見つめて。
ポンッ
ポンッ
容赦なく確保した。
かすみ&まどか「えーん!」ナミダメ
中須かすみ 確保
天羽まどか 確保
残り逃走者
高咲侑 優木せつ菜 宮下愛 天王寺璃奈 エマ・ヴェルデ ミア・テイラー 一ノ瀬かえで 早乙女あこ 桐間紗路 伊達直人 関林ジュン ジャスティスマン ウィオ トッティー
- Re: 逃走中 復活のミスターX ( No.23 )
- 日時: 2022/01/02 17:58
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
せつ菜「ハンターがどれほど強くとも私は諦めませんよぉ。うおおおおおおお!」
ハンター5「・・・・・・!」タッ
ハンター6「・・・・・・!」タッ
ハンター9「・・・・・・!」タッ
3体ものハンターに追いかけられ、逃げるせつ菜。
熱き炎を全開にさせて走る。
前方に見えるのは関林ジュンとミアと璃奈だ。
3人に追いついたせつ菜は笑顔で微笑むが、3人は後ろを振り返り戦慄する。
関林「ハンターが来ているじゃねえか!」
せつ菜「はい。そうです!」
関林「だったらよぉ、ここで決着付けようやぁ。どっちがエンターティナーかってなぁ」
ミア「OK!」
関林「行くぜ。アイドルの姉ちゃん」ダダダダッ
ミア「ボクはインドア派だけど、この勝負だけは捨てられない」ダダダダッ
懸命に走る関林、それを追いかけるミア、せつ菜、璃奈。
1番最後を走っていた璃奈は体力が無い為息が上がって来た。
璃奈「ゼーゼー、璃奈ちゃんボード、限界」パタリ
ミア「璃奈!」
ポンッ
天王寺璃奈 確保
関林「どうした、アイドルの姉ちゃん。勝負の最中だろうがッ」
ミア「璃奈が確保された・・・・・・」ショボン
関林「だったらなんだ。友達が確保されたからって勝負を捨てるのか?
違うだろ。友達の分まで頑張って俺に勝つってのが正解だろうがッ」
せつ菜「さすが関林さん、いいこと言いますね」
関林「ただの独り言だよ」
ミア「そうだね。璃奈の為に!」タッ
折れかけていた心を持ち直し、懸命に関林に食らいついていく。
顎は上がり流れ出る汗が眼に入り染みる。しかし勝負は捨てたくなかった。
大好きな璃奈の為にボクは勝つ。
そんなふたりを見届けたせつ菜は先ほどから走りっぱなしだったこともあり、足を止めた。
せつ菜「おふたりの勝負が熱くなりますように!」
ポンッ
優木せつ菜 確保
ミアは走り続けるが、ハンターを撒いたところでぐらりと体勢が傾いた。
普段から部屋に引きこもってばかりの彼女が急激に運動をしたので反動が来たのだ。
ハンターを撒くことはできたが両膝から崩れ落ち立ち上がることができない。
ミア「ハァハァハァ・・・・・・ッ」
荒く息を吐き出し、仁王立ちしている関林を見上げる。
関林は満面の笑顔だ。
関林「アイドルの姉ちゃん、強いじゃねぇか。俺を相手に真っ向勝負するなんてな」
ミア「正直、ボクもここまで走れるとは思わなかったよ。でも、もう1歩も動けない」
関林「そうかい。だが、よく頑張ったな」
ミア「これは独り言だから聞かなくてもいいけど、君と競えて楽しかったよ」
ミアは全てを出し切った爽やかな笑顔を見せて倒れると、その場で牢獄に転送された。
ミア・テイラー 途中棄権
関林「お前の分まで俺が走りまくって逃走成功してやるよ」
残り逃走者
高咲侑 宮下愛 エマ・ヴェルデ 一ノ瀬かえで 早乙女あこ 桐間紗路 伊達直人 関林ジュン ジャスティスマン ウィオ トッティー
- Re: 逃走中 復活のミスターX ( No.24 )
- 日時: 2022/01/02 18:56
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
ジャスティスマンはこれまでの逃走者の活躍を観察してひとつの結論を導きだした。
そして威風堂々とした態度でハンターに歩いていく。
ジャスティス「今回の逃走中は他の逃走者で十分だ。私は見守るとしよう。これが本日の私自身に対する裁きだ」
ポンッ
ジャスティスマン 確保
トッティー「通知『ジャスティスマン 確保』マジかよ!? あの人は最強クラスの逃走者のはずなのに」
かえで「彼は私たちを試しているんだよ、きっと」
トッティー「随分と厄介な試練だぜ。そしてかえでちゃん、そろそろおへそを隠してくれない?」
かえで「おっと、すっかり忘れてたよ。ごめんね」
トッティー「君のおへそを見続けていた俺の身にもなってくれよ。でも少しばかり耐性はできたかな」
かえで「OK。これからは同じ逃走成功を目指すライバルだね」
トッティー「かえでちゃん、何を言って」
かえで「ハンターが来てるよ。早く逃げるんだ」
トッティー「えええええっ!?」
かえでの忠告により逃げ出すトッティーだったが、初動が遅く確保されてしまった。
トッティー「確保される姿も映えるから良しとするかな。推しのかえでちゃんと長時間も一緒にいれたし、俺にとっては満足だよ」
その頃、侑とあこも
侑「歩夢、クロノスさん、もう限界・・・・・・」パタリ
あこ「わ、わたくしもですわぁ」パタリ
高咲侑 途中棄権
早乙女あこ 途中棄権
愛「ん? 通知『高咲侑と早乙女あこが途中棄権』かぁ。ゆうゆもよく頑張ったよ。だって逃走開始から既に3時間も経ってんだもん」
ウィオ「ハーハー・・・・・・ゼーゼー、ここでギブアップ、ですね。推しのせつ菜ちゃんも確保されちゃいましたし」
ウィオ 途中棄権
エマ「通知『体力の限界によりウィオ途中棄権』
どうしよう、作者さん達は全滅しちゃったよぉ~」
紗路「いくら賞金の為とはいえ、過酷過ぎるわよ、今回の逃走中!」
伊達「ミスターX! お前も目的はこの俺だろう! 今すぐにこのゲームを中止して残りの逃走者を解放してやってくれ!」
X「ほほう。お前が私に頼み事とは珍しいことを。だがその願いは却下だ。ハンターが停止するか、逃走者が根負けするまでこのゲームは止まらん」
伊達「ならば」
伊達は跳躍し、ハンターの1体にドロップキックを見舞って破壊。
X「貴様、何を!?」
伊達「これで少しは他の逃走者の負担が減るだろう」
X「貴様を失格にしてやる。賞金が欲しくないのか!」
伊達「生憎だが僕を失格にしても僕の意思を継いでいる者達がいるからねえ。
泣きを見るのはX、お前の方になりそうだ」
X「負け惜しみを!」
伊達直人 失格
残り逃走者
宮下愛 エマ・ヴェルデ 一ノ瀬かえで 桐間紗路 関林ジュン