二次創作小説(新・総合)

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逃走中3~Mariana Promenade~【完結】
日時: 2022/06/16 23:00
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

舞台は、とある海洋公園。

海に面するこの公園の中心部にある水族館では、海に関する様々な生き物の展示が行われている。この周辺では随一の規模を誇る大人気のスポットということもあり、この日も水族館やその周辺には多くの客が訪れていた。
しかし、この公園内で何らかの原因により様々な異常が観測され、その結果起こるトラブルが逃走者の運命を左右する・・・!

今回ゲームに挑むのは、30人の逃走者たち。数々のミッションをこなしながら150分間逃げ切り、賞金180万円を獲得する者は現れるのか!



<逃走者一覧>
1. 安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)
2. 阿波連れいな(阿波連さんははかれない)
3. 甘草奏(俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している)
4. 天野エリカ(カッコウの許嫁)
5. 一井透(Aチャンネル)
6. 猪瀬舞(恋する小惑星)
7. 宇治松千夜(ご注文はうさぎですか?)
8. 海野凪(カッコウの許嫁)
9. 大空遥(はるかなレシーブ)
10. 九条カレン(きんいろモザイク)
11. 桜木ひな子(ひなこのーと)
12. 七条アリア(生徒会役員共)
13. 須賀京太郎(咲-Saki-)
14. 千代田桃(まちカドまぞく)
15. 津田タカトシ(生徒会役員共)
16. 筒隠月子(変態王子と笑わない猫。)
17. 鶴木陽渚(放課後ていぼう日誌)
18. 中野梓(けいおん!)
19. 原村和(咲-Saki-)
20. 保登心愛(ご注文はうさぎですか?)
21. 真壁政宗(政宗くんのリベンジ)
22. 岬明乃(ハイスクール・フリート)
23. 海咲野くくる(白い砂のアクアトープ)
24. 海凪小春(スローループ)
25. 海凪ひより(スローループ)
26. 宮沢風花(白い砂のアクアトープ)
27. 宮永咲(咲-Saki-)
28. 横寺陽人(変態王子と笑わない猫。)
29. 吉田優子(まちカドまぞく)
30. ライドウ(阿波連さんははかれない)
(五十音順)



重要なお知らせ(22.3.31) >>55

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.94 )
日時: 2022/05/27 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

くくる
「私、おじいの代わりにがまがまの館長やってるんだけど・・・存続には色々と厳しいことばかりで・・・」


現在、祖父の代理としてがまがま水族館の館長を務めている海咲野くくる・・・




くくる
「もちろん、これじゃまだ足りないのは分かってるけど・・・でも、私だって少しくらい力になれるはず。私、がまがまを守りたいんだ!」


自らの愛するがまがま水族館を立て直すべく、逃走成功を目指す・・・!




くくる
「遥も今度来てくれるっていうし、まだがまがまを終わらせるわけにはいかないよね!」











「あっ・・・自首用電話だ・・・」


自首用電話の近くにやって来た宮永咲・・・





「・・・でもこれ、確かペアを組んでいる人は使えないんだよね・・・?」


この電話から自首を申告すればその時点までの賞金を獲得し、ゲームからリタイアすることができる
但し、既にイノとペアを組んでいる咲がそのシステムを利用することは不可能だ・・・!





「もう帰りたいよ・・・こんなことなら――って、ハンター!」










ハンター
「・・・」


咲の近くに、ハンター・・・!







「どうしようどうしよう・・・でも、ここくらいしか・・・」


とっさに自首用電話の後ろに身を潜める!






[SEARCHING]










ハンター
「・・・」




「・・・ッ!」










ハンター
「・・・」


上手くやり過ごしたようだ・・・!







「は・・・はぁ~・・・危なかった・・・!」




「こんなの、逃げ切れる気がしないよ・・・やっぱり、ペアなんて組まなきゃよかった・・・!」










政宗
「あと40分か・・・いよいよ終盤に突入といったところか」


高い身体能力と頭脳を駆使し、ここまで危なげない逃走を続けている真壁政宗・・・




政宗
「だが、俺はまだ止まらない・・・まだ、この程度の活躍じゃ物足りないからな」



政宗
「次のミッションもクリアした上で逃げ切る・・・あの残虐姫を堕とすにはここまでしないとな!」


愛姫に確実なアピールをすべく、次のミッションへのやる気も人一倍だ・・・!










横寺
「時間的にまだミッションとかあるだろうし、今のうちに体力を温存しておきたいね・・・」


周囲を見渡す横寺・・・




横寺
「・・・あっ、ハンターだ!」










ハンター
「・・・」


その視線の先に、ハンター・・・!






横寺
「見つかったらマズい・・・あっちに行こうか」


身を屈めながら、ハンターから離れる・・・!






ハンター
「・・・」






横寺
「・・・」





















ハンター
「・・・」


しかし、横寺の向かう先に、別のハンター・・・!






横寺
「大丈夫だよね・・・?来てないよね・・・?」









ハンター
「・・・!」ダッ


見つかった・・・!






横寺
「・・・うわっ!?こっちから!?」






ハンター
「・・・」タッタッタッ


陸上部次期部長にも任命されている横寺、その力を見せられるか!?






ハンター
「・・・」タッタッタッ



横寺
「まだまだ・・・ぼくは絶対に逃げ切るって決めたんだ!」










ハンター
「・・・」タッタッタッ



横寺
「ハァ、ハァ、ハァ・・・!」


俊足を飛ばし、トップスピードで逃げる横寺!






ハンター
「・・・」タッタッタッ



横寺
「ハァ、ハァ、ハァ・・・!」




















ハンター
「・・・?」


上手く撒いたようだ・・・!






横寺
「ハァ、ハァ・・・危ない・・・死ぬかと思ったよ・・・!」



横寺
「シャミ子ちゃんのためにも、絶対にぼくが逃げ切らないといけないからね・・・まだまだ終われないよ・・・!」


パートナーであるシャミ子のためにも、ここで確保されるわけにはいかない・・・!






40:30
1,314,000円
残り10人
猪瀬舞/宇治松千夜/九条カレン/千代田桃/原村和/真壁政宗/海咲野くくる/宮永咲/横寺陽人/ライドウ

結成済ペア
①(阿波連れいな)/海咲野くくる
②(安達垣愛姫)/千代田桃
③猪瀬舞/宮永咲
④横寺陽人/(吉田優子)

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.95 )
日時: 2022/05/28 23:57
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

~~~



研究員2《演:前原仁菜(おちこぼれフルーツタルト)》
「ハァ、ハァ、ハァ・・・!」

研究員1《演:貫井はゆ(おちこぼれフルーツタルト)》
「ま・・・待って~~~!」


大きな揺れを受け、研究所に戻ってきた2人の研究員・・・




ウィーン!


研究員2
「ハァ、ハァ・・・」

研究員1
「こ、これは・・・」

研究員2
「・・・どうやら、見たところこっちに被害はないみたいだね・・・」

研究員1
「ほっ・・・とりあえず、一安心といったところですか・・・」

研究員2
「・・・!?あれは何!?」

研究員1
「・・・え・・・!?」

研究員2
「ほら、あそこ!」


研究員が指さす窓の外に見えたのは・・・






???
「・・・」ザザザ




研究員1
「うわ!あれは一体・・・?」

研究員2
「望遠鏡、貸して」

研究員1
「は、はい!」

研究員2
「・・・」










カイオーガ
「・・・」ザザザ




研究員2
「・・・!あれは!」

研究員1
「分かったんですか?」

研究員2
「えっとね・・・確か、この本で・・・」

研究員1
「それは・・・神話の本?でも、どうしてこんなところに・・・?」

研究員2
「・・・!ほら、あった!ここに!」

研究員1
「これは・・・?」


開いたページに記されていたのは、海の守り神に関する記述
その昔、この公園が存在するはるか昔にこの陸地をあらゆる脅威から救ってきたという伝説の守り神だ




研究員2
「今は眠っていると書いてあるのに・・・どうして目覚めてしまったのかしら・・・?」

研究員1
「そんな・・・守り神なのに、なんで今はこんなことに――」




ゴゴゴ・・・


研究員2
「・・・揺れてる・・・!」

研究員1
「あの守り神、どんどん近づいてきていませんか・・・?」

研究員2
「言われてみれば確かに・・・!」

研究員1
「このままだと本当に危ないかもしれません・・・!一体どうすれば・・・?」

研究員2
「落ち着いて。こういうときにも対処法があるの」

研究員1
「・・・えっ?それはどういう・・・?」

研究員2
「ここに、2つのオーブがあるでしょう?」

研究員1
「・・・はい。あの、ずっと気になっていたんですが、これって・・・?」

研究員2
「これは海の精霊を呼び起こすオーブ。それぞれが互いに影響を及ぼしあって呼び覚ますことができるらしいわ」

研究員1
「・・・でも、今はどうにもなってませんけど・・・」

研究員2
「これは、ある場所に持って行かないと効果が現れないの」

研究員1
「・・・ある場所?」

研究員2
「それは――」




ゴゴゴ・・・!




研究員2
「・・・まただわ!」

研究員1
「しかもさっきのより大きい・・・!これは――」


グラグラグラグラ・・・




研究員1
「うわうわうわ!かなり揺れてる!」

研究員2
「落ち着いて、自分の身を守って!」


























ゴゴゴ・・・




研究員1
「ハァ、ハァ・・・何なの、これ・・・?」

研究員2
「これは急がないといけないみたいね・・・っ!?」

研究員1
「どうしたんですか?」

研究員2
「オーブが・・・ない・・・!」

研究員1
「・・・え・・・?」


立ち上がると、2つのオーブのうち1つが跡形もなく消え失せていた・・・!




研究員1
「そんな・・・一体どこに・・・?」

研究員2
「・・・多分、さっきの揺れの衝撃で窓の外に落ちたんだわ!」

研究員1
「えぇ!?それは大変ですよ!この下、海なんですけど!?」

研究員2
「私、取ってくる!」

研究員1
「えっ!ちょっと――」

研究員2
「貴方は先にそれ、持って行って!」


ウィーン!




研究員1
「えっ、ちょっと、どこにですかーーー!?!?」


完全に混乱に陥った2人の研究員たち・・・






綾木
「さぁ、物語がクライマックスに差し掛かったところで、最後のミッションだ!」

ピーリー
「最後のミッション?もう?」

綾木
「例によって、最後はド派手なものを用意しておいた」

ピーリー
「前々回はハンター100体、前回は賞金リセット・・・で、今回はどんなのを?」

綾木
「こんな感じだ」






      [EXECUTE NEW PROCESS]◀






    FORMAT:MISSION◀



EXECUTION TIME(MIN TO GO):20◀



    DETAILS:AREA REDUCTION ◀



ピーリー
「これは・・・まさか!」

綾木
「今回こそは、クライマックスに相応しいものになっている・・・そう、誰もが恐れるエリア縮小だ!」

ピーリー
「エリア縮小・・・!?」

綾木
「この前代未聞の事態に残りの奴らがどう対処するか、見ものだな」

ピーリー
「確かに、今までそんなのはなかったけど・・・!」

綾木
「さぁ・・・カネが欲しけりゃ、この試練を乗り越えてみせろ!」








            [EXECUTE]◀




ゲームマスターにより、最後にして最凶のミッションが発令された!

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.96 )
日時: 2022/05/29 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ピリリリリ ピリリリリ



「わわっ!メール来た・・・!」


メールだ・・・!




政宗
「来たか・・・【MISSION3 現在、海獣が海で暴れまわっている】」




「【残り20分になると海獣がビーチに上陸、海に面した部分を荒らし回りエリアの半分が逃走不可となってしまう】 これって・・・エリアが縮小するってこと?」



ライドウ
「【阻止するには、研究所に保管されている2つのオーブをマナフィ館の大水槽の前に置かなければならない】 これ、ヤバくね?」



横寺
「うわ~・・・なんか、大変なことが起こってるね・・・」






MISSION3 エリア縮小を阻止せよ!

現在、神話で伝えられている海の守り神が目を覚まし、暴れまわっている
残り20分になるとビーチに上陸し、エリアのうち海に近いビーチ、マナフィ館、ジュゴンラグーンを破壊してしまう!
破壊されるエリアの全体に占める割合は2分の1
破壊されたエリアはその後進入不可となり、残り20分の時点で残っていた逃走者は強制失格となってしまう!
エリア縮小を阻止するには、研究所にある2つのオーブをマナフィ館の大水槽まで持って行く必要がある!






くくる
「え、半分もなくなっちゃうの!?それはいくらなんでもマズいって!」




「エリアが狭くなるということは、その分ハンターに見つかりやすくなるということですね・・・半分ともなると、その影響は計り知れません」



イノ
「大変なミッションが来てしまいました・・・もし失敗したら、大ピンチです・・・!」


突如発令されたミッションにより、エリア縮小の危機に晒されることとなった逃走者たち
エリアの広さが半分となってしまえば、その分ハンターに見つかる危険も高まる!




~牢獄~


京太郎
「半分って・・・こりゃあまたムチャクチャなミッション出してきたな・・・!」


「これって、つまり失敗したら残り20分を半分の広さで逃げないといけないということですよね?」

ひな子
「で・・・でも、10人もいれば誰かなんとかしてくれそう・・・」

れいな
「ライドウくん・・・行くのかな・・・?」






カレン
「もちろん行きマスヨ・・・コレは何としても阻止しなくテハ!」



千夜
「私行くわ。半分になったら、ハンターに見つかりやすくなっちゃうものね」



くくる
「もちろん行くよ!この公園を守らないと!」


エリア縮小阻止に向け、ミッションに動き始める逃走者たち!




ハンター
「・・・」


しかし、エリア内には6体のハンター
ミッションに動けば、その分ハンターに見つかるリスクが高まる!










横寺
「このミッションは絶対やらないと!」


エリア縮小の危機に瀕し、横寺もミッションに動き始める・・・!




横寺
「もし失敗したら、この辺全部なくなっちゃうってことだよね?それはマズいって!」


横寺の現在位置はジュゴンラグーン付近
ミッションに失敗した場合、現在横寺のいる場所を含めエリアの半分が消え去ってしまう!




横寺
「何はともあれ、まずは研究所に行く必要があるね!急ごう!」


ミッションクリアのためには、まず研究所でオーブを回収する必要がある!











「ちょっと待って・・・このマナフィ館って、失敗したら使えなくなるエリアだよね・・・?」


地図を見ながらミッションの状況を整理する宮永咲・・・





「・・・ということは、ミッションに行って間に合わなかったら、そこで失格になっちゃう可能性もあるってことだよね・・・?」


残り20分になると海獣がビーチに上陸し、ミッションのカギとなるマナフィ館を含めた一帯を荒らし尽くしてしまう
ミッションクリアと強制失格は、紙一重だ・・・!





「さすがに厳しいよ・・・他の人に任せよう・・・」


移動のリスクと強制失格の可能性を重く見、ここはミッションに動かない方針だ・・・!











「研究所ですか・・・ここからならすぐに行けそうですね」


一方の原村和は、たまたま研究所のすぐ近くに身を置いていた・・・!





「どちらにせよここから動かなければ強制失格になってしまいますし、今回は私も参加しましょうか」


ここまで行動には消極的だった和が、ついにミッションに動く・・・!





「いざとなればこれ(テレポーター)もありますし、本当は私こそ動くべきなのかもしれませんね・・・」






ハンター
「・・・」


現在残っている10人の逃走者の大半がミッションへの参加を決意
果たしてこの人数を活かし、ミッションクリアに結び付けることはできるのか!?






37:00
1,356,000円
残り10人
猪瀬舞/宇治松千夜/九条カレン/千代田桃/原村和/真壁政宗/海咲野くくる/宮永咲/横寺陽人/ライドウ

結成済ペア
①(阿波連れいな)/海咲野くくる
②(安達垣愛姫)/千代田桃
③猪瀬舞/宮永咲
④横寺陽人/(吉田優子)

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.97 )
日時: 2022/05/30 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)


「・・・どうする?ミッション行く?」

ライドウ
「さて、どうするか・・・」


ミッションに行くかどうかを考えている桃とライドウ・・・




ライドウ
「(もし、俺がミッションに行ったら・・・)」


「・・・?」



~ライドウ’s妄想~


ライドウ
「(早くこのオーブを持って行かないと・・・)」



20:05



ライドウ
「(マズい・・・もう時間が・・・)」



海獣
「キシャアアアアアア!!!」



ライドウ
「・・・!」



パクッ



~~~






ライドウ
「・・・俺はパスで」


「そう。私は行くから、じゃあね」

ライドウ
「あ、あぁ・・・」


ライドウは勘違いをしているようだが、このゲームは安全面での配慮は十分になされているため、逃走者たちの身体そのものに危害が及ぶことはない・・・!





「研究所に行けばいいんだっけ?急ごう」



ライドウ
「(そういえば、オーブって2個あったんだっけ・・・やっぱり、俺も行った方がよかったんじゃね?)」


ミッションへ動く桃と動かないライドウ
しかし、ミッションをやるかやらないかは逃走者たちの自由だ・・・!










政宗
「待ってたぞこの時を!ミッションだ!」


ミッションの発令に燃える政宗・・・




政宗
「色々と厳しいミッションだけど・・・ここで俺が活躍すれば、残虐姫は俺のことを意識せずにはいられなくなるはずだ!」


「デッド・オア・ラブ作戦」成功のためにも、この最難関のミッションクリアに貢献しておきたいところだ・・・!




政宗
「さて・・・まずは研究所に行けばいいんだったよな?」










???
「・・・」


ミッションへ動き始める政宗に、何者かが接近・・・!






政宗
「1秒も無駄にはできない・・・行くぞ!」






???
「・・・」
















ハンター
「・・・!」ダッ



政宗
「なっ、何ぃ!?」


めぐり合わせたのは、ハンターだ・・・!






ハンター
「・・・」タッタッタッ



政宗
「ちょっと待て!俺にはまだミッションという使命がっ・・・!」










ハンター
「・・・」タッタッタッ



政宗
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」


ゼロ距離から驚異の粘りを見せる政宗・・・






[MAKABE]




ハンター
「・・・」タッタッタッ



政宗
「あぁ・・・マジかぁっ!」ポン






35:37
真壁政宗 確保
残り9人






政宗
「畜生・・・やられた!せめてもう少し距離があれば・・・!」


しかし、俊足のハンターの前に力尽きた・・・!










ピリリリリ ピリリリリ



~牢獄~


月子
「【真壁政宗確保、残り9人】です」

全員
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」」

京太郎
「マジか・・・アイツ捕まったのかよ!」

明乃
「これはミッションやる上では結構痛手になりそうだね・・・!」

愛姫
「真壁・・・この肝心な時に、一体何をやっているのよ・・・!」






イノ
「これは・・・さらに状況が悪化してしまいましたね・・・!」


真壁の確保に驚きを隠せない猪瀬舞・・・




イノ
「こうなると、なおさら他の人任せが厳しそうですね・・・」



イノ
「・・・決めました。私も行きます!」


他の人にミッションを任せることに不安を感じ、自らも動き出す・・・!




イノ
「もちろんハンターは怖いですが・・・でも、このまま何もせずにエリアが狭くなってしまうのはもっと嫌ですから!」










ハンター
「・・・」


ミッションに動けばハンターに見つかる危険は高まるが、ミッションに失敗した場合もそれは同じだ・・・!






35:00
1,380,000円
残り9人
猪瀬舞/宇治松千夜/九条カレン/千代田桃/原村和/海咲野くくる/宮永咲/横寺陽人/ライドウ

結成済ペア
①(阿波連れいな)/海咲野くくる
②(安達垣愛姫)/千代田桃
③猪瀬舞/宮永咲
④横寺陽人/(吉田優子)

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.98 )
日時: 2022/06/01 23:53
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

くくる
「カレン!ミッションどうする~?」



カレン
「くくる!私も今向かっている所デスヨ~!」


ミッションに向かうくくるが、同じく研究所に行く途中のカレンと合流・・・!




くくる
「じゃあ、一緒に行こうか!人数は多い方がいいし!」

カレン
「OKデース!丁度これで2人デスネ!」

くくる
「そうだね!とりあえず、最低限の人員はそろったのかな?」


同じ目的を持つ者同士、協力してミッションに向かう・・・!




くくる
「・・・!待って、前にいる!」

カレン
「What?」










ハンター
「・・・」


その前方に、黒い影・・・




カレン
「本当デスネ・・・危うく見つかる所デシタ・・・」

くくる
「そうだね・・・一旦、ここで様子を見ようか」





ハンター
「・・・」


ミッションは一刻を争うが、決してハンターへの注意を怠ってはならない・・・!











「ここですか・・・研究所に入るのは初めてですね・・・」


最初に研究所にやって来たのは、原村和・・・!





「確か、オーブを持って行けばよかったのですよね?」


ミッションクリアのためには、この研究所にある2つのオーブをマナフィ館まで持って行く必要がある!




千夜
「着いたわ・・・あっ、和ちゃんも来てたのね」


「貴方は・・・」


遅れて、宇治松千夜も研究所に到着・・・!




千夜
「和ちゃんも、ミッション?」


「はい・・・ですが、肝心のオーブはどこにあるのでしょうか」

千夜
「あっ、あそこに誰かいるわ。あの人たちに聞いてみましょう」






研究員1《演:貫井はゆ(おちこぼれフルーツタルト)》
「どうしようどうしよう・・・私のせいで・・・!」

千夜
「あの、すみません!」

研究員1
「ひゃっ!?だ、誰ですか!?」


「この研究所にオーブが2つ保管されていると聞いてやって来ました。そのオーブがどこにあるか教えていただけませんか?」

研究員1
「オーブ・・・?それなら、1個はここにあるけど・・・」

千夜
「・・・でも、ミッションには2個必要なのよね?」


「もう1個はどうしたんですか」

研究員1
「それが・・・この窓から下に落としちゃって・・・」

千夜
「ここから・・・?」


「この下は・・・ビーチですね」

研究員1
「今、先輩がビーチの方に探しに行ってるんだけど・・・そもそも、このオーブに何の用?」

千夜
「今、海で海獣が暴れまわっているんです」


「その暴走を止めるために、そのオーブが必要なんです」

研究員1
「そのことか!それなら私も知ってはいたけど、どこに持って行けばいいのかが分からなくて・・・」

千夜
「マナフィ館に持って行けばいいみたいです」


「私が持って行きます。そのオーブを下さい」

研究員1
「ほ、本当?それは助かるけど・・・でも、大丈夫?結構重いけど・・・」

千夜
「和ちゃん、どう?」


「・・・確かに重いですが、これくらい大したことはありません。ここは私に任せてください」

研究員1
「ありがとう・・・じゃあ、お願いするよ!」






原村和
オーブ獲得






千夜
「じゃあ、そのオーブは和ちゃんに任せて私はビーチに向かうわ」


「分かりました。では、そちらはよろしくお願いします」


研究所で1つ目のオーブを入手した和はマナフィ館へ、千夜は2つ目のオーブを目指してビーチへ向かう!






千夜
「ビーチは・・・ここからだと回り道しないといけないのね・・・急いだ方がよさそうだわ」




「あ・・・千夜がいる」


研究所から出てきた千夜の元へ、桃・・・




横寺
「研究所だ・・・って、千夜ちゃんと桃ちゃんまで!」


さらに、横寺・・・




千夜
「2人も来てくれたのね」


「千夜、オーブは取れた?」

千夜
「1個は和ちゃんが持って行ってくれてるわ。でも、もう1個はビーチの方にあるらしくて・・・」

横寺
「えっ!2個とも研究所にあるんじゃないんだ!」


「ビーチか・・・これは少し急いだ方がよさそうだね。2人とも、行くよ」

横寺
「あっ、桃ちゃん待って~!」


千夜から2つ目のオーブに関する情報を聞き、桃と横寺もビーチに向かう!




千夜
「え・・・ちょっと、待って2人とも~~~!!」


そして、完全に置いて行かれたのは千夜だ・・・!










イノ
「オーブは2個あるんですよね・・・?もう1人向かっていてくれると助かるのですが・・・」


ミッションのため、研究所へ向かうイノ・・・




イノ
「・・・あっ、和さん!」




「・・・?」


こちらは、オーブを運ぶ和に遭遇・・・!




イノ
「和さんが持っているのって、もしかして」


「これですか?これはオーブです。今、まさにマナフィ館に向かっている最中ですよ」

イノ
「・・・あれ?もう1つは・・・?」


「それが・・・2個目は、研究所ではなくビーチにあるらしいんです。今1人向かってくださっているので、貴方も一緒にお願いします」

イノ
「・・・でも、それ重そうですね・・・私も和さんの方を手伝った方がいいんじゃ――」


「私は大丈夫です。1人で運んできますので、貴方は私の言う通りビーチに行ってください」

イノ
「わ、分かりました!じゃあ和さん、ハンターには気を付けてくださいね!」


「・・・そんなこと、言われずとも分かっています」


2個目のオーブを入手するため、イノもビーチへ向かう!











「みんな、ミッションやってるのかな・・・?」


ミッションに動かず、安全地帯で隠れ続ける咲・・・





「確かにエリアが狭くなるのは辛いけど・・・でも、最悪ここに隠れ続ければなんとかなりそうだし・・・」




「やっぱり、私はここにいる・・・!」


隠れる方針を貫き、エリア縮小も辞さない構えだ・・・!










ライドウ
「待てよ・・・エリア縮小って、よく考えたらここもじゃね?」


咲と同じく、ミッションに動かないライドウ・・・




ライドウ
「このままここにいたら強制失格に・・・危ない、早く移動しよう」


自らのいる場所も危険地帯であることに気づき、移動を開始・・・!




???
「・・・」


そこへ、何者かが迫る・・・!




ライドウ
「どこまでが消えるのかな・・・?多分、水族館まで行けば大丈夫だと思うんだけど・・・」






???
「・・・」










ライドウ
「・・・!」



ハンター
「・・・!」ダッ



ライドウ
「・・・」ポン






32:34
ライドウ 確保
残り8人






ハンター
「・・・」



ライドウ
「・・・出会いがしらは、ズルくね?」


曲がり角でハンターに出くわし、1歩も動けず・・・!










ピリリリリ ピリリリリ


くくる
「あっ、【ライドウ確保、残り8人】だって!」

カレン
「Oh, no!ライドウまで捕まってシマッタのデスカ!?」



イノ
「また1人、ミッションの人手が減ってしまいました・・・」











「横寺、早く」

横寺
「ちょっと・・・桃ちゃん、速すぎるよ~!」


全速力でビーチに向かう桃と横寺・・・




横寺
「ハァ、ハァ・・・桃ちゃん、もう少しゆっくりでお願い・・・」


「付いてこれないの?男のくせに情けないな・・・」








ハンター
「・・・」


その前方から、1体のハンター・・・!





「まったく・・・それじゃ、到底戦場では生き残れないよ」

横寺
「戦場・・・?何のことか分からないけど、なにも全力疾走しなくても!」






ハンター
「・・・」







横寺
「確かにビーチも危険地帯だし、急がなきゃいけないとは思うけど――」


「・・・!横寺、逃げて」

横寺
「へ?・・・うわぁ!」




ハンター
「・・・!」ダッ


桃・横寺の運命は!?






31:30
1,422,000円
残り8人
猪瀬舞/宇治松千夜/九条カレン/千代田桃/原村和/海咲野くくる/宮永咲/横寺陽人

結成済ペア
①(阿波連れいな)/海咲野くくる
②(安達垣愛姫)/千代田桃
③猪瀬舞/宮永咲
④横寺陽人/(吉田優子)


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