二次創作小説(新・総合)
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- 【twst二次】続ゝリドル・ローズハートと監督生の忠告談
- 日時: 2022/01/23 09:20
- 名前: ゆずれもん (ID: 08bdl7kq)
こちらは【twst二次創作】リドル・ローズハートと監督生の忠告談 の続々編となります。
そちらに飛んでからこちらに来た方が、話の辻褄が合うと思います。
<初めに>
こちらの二次創作小説を目に留めて下さって本当にありがとうございます。
処女作シリーズを人知れず書いている途中の筆休めですが、以下の注意事項が平気だよ! という人であればどうぞ楽しんでいって貰いたいです。どうか生温い瞳で見届けて頂ければ幸いです。
<前提>
主な登場人物:リドル・ローズハート率いるハーツラビュル軍
オリジナル監督生 ユウ(性別不明・本名 水風藺雨)
オリジナルキャラクター 華お婆ちゃん
ディズニー・ツイステッドワンダーランドの二次創作となっております。
ちょっと無理って人は今直ぐ此処でブラウザバックを推奨し、後々何かを不快思われてもその全てが自己責任となりますのでご留意下さい。
1、2が前座、3が本編で4がおまけです。4のおまけはレオナ・キングスカラー身代わり説を仄めかしているので嫌な人は其処だけ読まないのもアリです。
<注意>
ジャンル:二次創作
腐、姫、恋愛要素、夢要素などは含みませんが人の感性は人それぞれですので、ここ注意事項と違うじゃん!という人も居らっしゃるかもしれません。それら全てを含み自己責任です。書きたい所だけなのでどっから始まってんだよ…って思う人やここで終わる!? って思う人も居らっしゃるかも。筆休みなのでねしょうがないね。
また、圧倒的語彙力の無さと中二病感、深夜テンションで書き上げた筆休めである事を頭の片隅に置いておいて下さい。
そして7000文字じゃ入りません。writening.net/page?jfeZbXに飛ぶのをお勧めします。
続編としても良いかも知れませんが、絶対↑で見た方が早いです。登録とか要らないですよ。
また、雑談スレの方でツイステの雑談スレを開設しています。興味のある人は飛んでみて下さいね。
では、以上がOKな方のみスクロールをお願い申し上げます。
4.おまけ
マジフト試合の最中、酷く渇いたサバナクローの地で起こった、レオナ・キングスカラーのオーバーブロット。ハーツラビュル寮で起こったリドル・ローズハートのオーバーブロットの直後に起こった、まるで何者かに図られ起こった事件味のある事故の後、再び巻き込まれたオンボロ寮の監督生——ユウ・ミズカゼは頭を抱えた。
(この学園、闇抱えた人多……)
なった者となられた者、どちらの死にも繋がる危険な修羅場。そうそう起こる事は無く、魔導士として最大の失敗であると言っても過言では無いタブー……の、筈だった。オーバーブロットというのは。だが連続して二件も起こり、更にその二回とも自分が巻き込まれているという事実に、そしてデジャヴュを感じるレオナと自分の過去の重なり具合に、今 彼か彼女かも知れぬユウは頭を抱えているのだ。
ユウはこの前、リドルのオーバーブロットに居合わせたばかりだ。そろそろ精神的に限界かなと苦笑しながら、(あれくらいで折れる程か弱くないんだよなあ、私の心は)と心中で呟く。だがそれでも、今回のレオナのオーバーブロットは堪えるものがあった。
(いや、“この学園だから”か)
配慮しようと思える人たちが多過ぎる。それはつまり、冒頭と同じように、深く暗い闇を抱えた者が多いからなのだ。何故 精神的な闇を抱えた者をユウが配慮するなどと言っているかと言うのは、リドルのオーバーブロットの後に起こった小さな事件に関連があるのだが……今は省くとしよう。
レオナのユニーク魔法『王者の咆哮』で未だにカサつく頬を撫で、ユウは少し前に起こったレオナのオーバーブロット事件について思い出すのだった。
砂埃があちこちに舞う、リドル・ローズハートを休ませた時と同じ状況だった時の事。レオナ・キングスカラーが元の寮服姿に戻り気絶する僅かな間に、ユウは腕を酷く負傷し怪我を負ったラギー・ブッチの応急処置に当たろうとしていた。
「ラギー先輩ッ、ジャック、揺らさないように地面に……そう、早く腕診ないと」
流石のユウも皮膚の水分が飛び罅割れた時の対処法など知る筈もなく、若干パニックに陥りながらの応急処置は、特に参戦せずフォローのみのユウでさえ手が震えながらのものだった。地面に倒れ込み、咳き込む事もなく朧気無い意識を辛うじて繋ぎ止めているレオナに構う余裕はユウには無く、だが頭の端ではレオナの安否について思考しながら行った処置の最中に、ユウは目敏くこの場の違和感に気が付く。
(っ? これ……)
先生を今直ぐ呼べと叫んだ瞬間、頭の角度を変えた時にキラリと反射する魔法石。美しい琥珀色の魔法石である筈のそれは、お世辞にも美しいとは言えない程黒ずみ、全体が染まっている訳ではないものの、一般の魔導士の魔法石とは比べ物にならない濁り方だった。
(ユニーク魔法を多く使った弊害か)
そうも思ったが、ユウはこのようなオーバーブロットに居合わせるのは二回目である。何処かに違和感を感じ、手を動かしながら深い思考を始めた。
あれだけの事をして、更にあんな絶望感まで味わったんじゃ……彼がオーバーブロットしても何ら可笑しく無かった。どれだけ魔法力に差があろうと、ブロットの溜まり方など魔法石の質が変わらない限り其処まで個人で差がある筈も無いだろう。なら、これは……?
(……、……! …? ……ッ!!?)
バッと彼、レオナを振り返る。彼は横たわりながらヒュー……、ヒュー……と浅くか細い呼吸をしながらも、この砂埃の中で微かに、だが確かに、そのゆるりと下がった緑に光る瞳でユウを、ラギーを見ていた。ユウはその双眼と目を離す事が出来ずに、呆然と目を合わせたままでいた……瞬間、彼に笑いかけられたかのような錯覚に陥る。彼はユウと目が合った事に気付いたようだったが目線は外さず、だが少しすると糸が切れたようにフッと瞳を閉じ——意識を手放した。
その後レオナとラギーは最優先で医務室に運ばれ、他一年組+ラギー&監督生等は無事おじたん事件に遭遇。陽の気をこれでもかと振り撒くチェカ・キングスカラーに圧倒されながらも何故かユウはチェカに懐かれた。ラギーに感謝されながらチラとレオナを見遣れば、何時にも増して真剣に底光りする瞳がユウを捉える。途端、機嫌良さげに揺れた尾と共に映るのは、歪んだ口許と鈍く光るデマントイドガーネットだった。
<終わりに>
此処まで読んで下さった人がもし居らっしゃれば、心の底からありがとうございます。特に面白くなかったから飛ばしてきた? ええ、構いません構いません。変わらず、ありがとうございます。
筆休みにしては長いなと思いましたが内容がスッカスカですね。真髄はシリーズの方なので…まだ公開はしていませんが。あ、此処は雑談みたいなものなので読まなくても全く大丈夫ですよ!
まだ中学生にもなっていないのに中二病とは笑えない。やめてくれ切実に…でも中二病感溢れる文章書くの楽しくて……うわあぁァッ!!(鳴き声)
コメントも評価もほしいしリツイートみたいなものが欲しいです……(本音)。
でもお願いしなくてもしてくれるような字書きになれればなと思っています。
シリーズもハーツラビュルら辺が書き終わったら公開したいなあと思っております。一年後くらいか……? 深夜に呼んでも平気な飯テロ風味の処女作なんですけどね。もし公開する時はあっちかこちらで追記しますね。
では、ありがとうございました!