二次創作小説(新・総合)

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あなたを愛したその果てに。
日時: 2022/02/05 23:48
名前: ao (ID: Drat6elV)

「俺を、愛さないでくださいよ………」
目の前で不気味なくらいに冷たくなった彼は、その白い肌に涙をひとすじ添え、事切れた。

もう、なにもわからない。
俺は彼の亡骸を腕に抱えて、あった筈の鼓動の音を、彼の温かい息を、
ないと分かりながら滑稽に求め続けて。

皮肉なほどに美しい唇を、奪った。

「茨………っ」
もう、あの声を聴くことは出来ない。
もう、あの子が俺の名を呼ぶこともない。
もう、笑顔は見られない。
すべてが、手遅れだった。



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