二次創作小説(新・総合)
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- サスサクちゃんの共同生活
- 日時: 2022/03/22 14:22
- 名前: みーいん (ID: xWBX68QI)
「頼む。泊まらせてくれ。」
「えー…」
今、サスケはサクラの家の玄関で彼女を説得しようとしている。
サスケは数年ぶりに木の葉に帰ってきたが、ひさしぶりに自宅に帰ったら、水道、電気、ガスがすべて止まっいたのだ。自宅だけじゃない、うちは地区全体が止まっていた。
「というわけだ。助けてくれ。」
サスケはだいぶ焦っている。木の葉に来ても野宿は御免だ。
「えー…」
サクラはテンパっている。そりゃそうだ。初恋の人が泊まらせろと言ってる。成人したとはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「うん、とりあえず、上がって。」
ーお部屋ー
「すまなかった。突然押しかけて」
「いや、大丈夫だけど、何で私?ナルトのところは?」
「ヒナタがいるだろ」
「サイ」
「山中」
「これ以外は全員任務に出てるよね…。」
「頼む」
「うん、わかった。でも今日だけね。明日はなしよ。」
「ありがとう」
ー次の日ー
『住宅?ごめん。満杯なんだわ。数ヶ月待ってくれるならいいけど。でも数ヶ月したら出るんでしょ?』
申し訳なさそうにカカシは言った。
『しばらくサクラのところに泊めてもらえば?』
『…。』
「すまない。泊めてくれ!」
「…。」
サスサクちゃんの共同生活や、いかに!?
あとがき
エヴァ以外のカップリンは初ですね。サクラが大好きです!
- 材料を買おう ( No.1 )
- 日時: 2022/03/24 14:06
- 名前: みーいん (ID: xWBX68QI)
「サスケ君。晩御飯何がいい?」
共同生活開始からおよそ1ヶ月。二人ともだいぶ慣れてきた。
「トマト」
割と真剣そうにサスケは答えた。
「んー、トマトだけはなぁ。」
苦笑いしながらサクラは答えた。
「トマトを使ったなんか」
ならばと、間髪入れずにサスケは答えた。
「それならいいよ」
サスケのトマト好きにびっくりしながらもサクラは彼の提案に同意した。
★スーパー★
「トマトはサラダとスープに入れるとして・・・、後は何にしよっかなぁ。」
サスケが来るまでは、サクラはスーパーの惣菜で夕食をすますことも多かった。が、さすがにそれはまずい。ということで、自炊を始めたが、メニューを決めるのがめんどくさい。サスケに聞いても、「なんでもいい」か、「トマト」としか答えない。
「あれ、サスケ君?」
買い物についてきていたサスケは、目を輝かせながら何かを見ていた。
「おかか・・・」
サスケの視線の先に見えたのは、まさかのおかかおにぎりだった。
「サスケ君・・・、おかかおにぎり好きなの?」
「・・・」
こくっ
恥ずかしいのか、少し控えめにサスケはうなずいた。
「ご飯炊いてるから買えないよ?」
まるで子供の用にサスケはしょんぼりした。
「家帰ったら作ろ?」
さすがにかわいそうだと思ったサクラは家で作るという提案をした。
「いいのか?」
「ええ。」
(なんだ、すっごいかわいいとこあるじゃない。)
サスケの新たな一面を知れて、サクラはうれしくなった。
続く
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