二次創作小説(新・総合)

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謎の接続書 冒険の始まり
日時: 2022/05/03 19:41
名前: 謎の接続書(connection not (ID: RtQ9ht2V)

これは、私がプレイしたMYST(ミスト)というゲームの中の世界に、
名探偵コナンをPC版の一番古い奴に入れた者です。
したがって、今一番細心で出ている奴とは関係ありません。
なお、これはプレイ小説になるので、ある程度ネタバレになる可能性がある為、
自分でMYSTを解きたい方は見ない方が良いかもしれません。
もし、そうではなく、物語として楽しみたい方はどうぞ来てください。

それではスタート >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9

設定(キャラクター紹介その1 コナン編)

江戸川コナン(工藤新一)
おなじみ名探偵コナンの主人公で、本当は工藤新一だが、黒ずくめの組織に毒薬を呑まされ体が幼児化してしまい、新一の家に蘭に追いつめられ、名前を聞かれると、偶然後ろの本棚に、コナンドイルと江戸川乱歩の本が有った為、そこから(江戸川コナン)という名前になった。

彼は、阿笠博士が作ってくれた時計型麻酔銃、蝶ネクタイ型変声期、伸縮サスペンダー、犯人追跡眼鏡に盗聴器などの付いた眼鏡や、ボタン型スピーカーなど、さまざま物を作ってくれ、後は、持ち前の推理力で難事件を解決してきた。

と、そこで、コナンの正体を知っているのは彼の両親と、服部平次

2人は、東の服部西の工藤と並び称せられていたが、ある時に平次に正体がバレてしまい、それがきっかけで、2人の中は急接近して、たまにコナンの力になってくれる。
今回の事件では、東京に遊びに来た時に、偶然本が空から降って来た為、本の中を旅する事に…

服部平次
大阪に住んでいる、コナンの正体を知る1人
(というより、パシリ?)
たまに新一のふりをした事もあり、かなり大変な目に遭う事もしばしば。
今回は、幼馴染の遠山和葉と共に、東京に遊びに来た所、なんと本の中に入ってしまうという珍事件に巻き込まれてしまう。

毛利蘭
新一と幼馴染で同級生の帝丹高校空手部主将。
京都の旅行で、ついに新一と恋人同士になる。
しっかり者で、家事全般をしているらしい。

遠山和葉
平次の幼馴染で同級生。
ボケツッコミの2人だが、果たして何時になれば、恋に発展するのかが謎……

毛利小五郎
眠りの小五郎として有名になっているが、それはコナンが小五郎を寝かせて、その後ろや周辺から、推理を披露する為、この名が付き、本人は全く気にしていない様子。
今回の事件では、目暮警部を呼ぼうとしたが、その前に本が消えてしまったため、あたふたする事に…

Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.1 )
日時: 2022/05/03 18:39
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

設定その2(キャラクター紹介)

ミスト編

シーラス
ライブラリーにる赤い本に閉じ込められており、口調は丁寧だが、何か企みがありそうな部分もある。

アクナー
こちらも同じで青い本に閉じ込められている。
シーラスと違い、言葉はかなり乱暴

アトラス
緑の本に閉じ込められ、秘密の部屋に置かれている。
どうやらこちらも本に閉じ込められている。

リール

どう見ても、ブルーサファイアハムスタ―で、とってもかわいく、色んなものが出せて、平次とコナンの手伝いをしてくれる。

だが、何故自分がココに来たのかは覚えていないようだ。

MYSTとは、
ここでは。ミストと聞いても、誰もピンとこないので、書きます。
このミストは、海外で作られて、日本でも売られましたが、あまり人気がないようですね。

私は1~3シリーズコンプリートしました。(できれば4もやりたいです(泣き)
で、今回のミッションは(ていうのはおかしいかな?(汗)

それぞれに隠された、4冊の接続書から、赤か青のどちらかの四枚を全て集める事です。

主に接続書が隠されているのは、森の中の小屋の裏にある巨木下にある、チャネルウッド
海に沈んでいる、ストーンシップ
巨大なギアに隠されたメカニック
そして、スペースシップのセレーネの計4つ

ちなみにヒントは全て、ライブラリーの本の中に書いてあります。

ただし、気を付けなきゃいけない事が1つ。

それは、セレーネではなく、先にメカニックに行かないと、セレーネ時代を彷徨う事になるので注意して下さい。

Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.2 )
日時: 2022/05/03 18:41
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

(プロローグ)

それは、ある日の午後、偶然東京へ遊びに来ていた平次と和葉を案内している。コナン達。
今日の気温は、少し夏っぽい感じがしており、コナンと平次も暑そうにしていた。
「たく、いきなりアポなしで、休みなんだからたまには観光に付き合えなんて言うかっての」
と、毛利小五郎が文句を言うと、娘の蘭が、
「良いじゃない。服部君達と会うのも久しぶりだし、和葉ちゃんとも話しとかしたいし」
「フン! それにしても今日はアチーな~。とりあえず、どっか喫茶店に入って、なんか飲もうぜ」
と、小五郎が、空を見上げたその時、
「ゴン!」
と言う鈍い音と共に、何かが小五郎の頭を直撃した。
「ンガ!」
「お父さん!」
「おっちゃん! 大丈夫?」
と蘭と和葉すぐに心配するが、それより、平次とコナンが目を向けたのが、降って来た本の方だった。

今日は晴天の上、ヘリや飛行機は飛んでいない。一体どこから落とされたのかと思ったのだ。

本には、MYST(ミスト)と書かれており、表紙からしても、古い物だった。
「なんやこの本。なんでこんなんが空から降って来るんや?」
と平次が表紙を開くと、右上に黒い何かがあり、それはまるで空を飛ぶような映像になると、船着き場のすぐ近くで降りた。
「降りたぞ」
「一体何なんだ? これは…」
と、コナンが触った瞬間、異変が起きた。

なんと、コナンの体が粒子状になって、本の中に消えたのだ。
「な、お、おい工藤!」
と、平次も思いっきり触ってしまうと、本の中へ消えた。
「コナン君!」
「平次!」
「2人共! 本に触るな! 今目暮警部を呼んでやるから…」

と、小五郎が言った次の瞬間、本はパタリと閉じ、消えてしまった。
「き、消えた~~~~~~!!!」
と、3人の絶叫が響き渡った。

これが、長きにわたる冒険の物語になるとは、誰も知らなかった。

Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.3 )
日時: 2022/05/03 18:43
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

(第1章 謎の島へ)

「…どう…工藤…」
「う…う~ん」
「お~やっと起きたか」
「あれ? 俺達どうしたんだっけ? 確か変な本を触ったら…」
と、コナンが言うと、平次が、
「どうやら、その島に来てしもたみたいやな」
と言うと、
「島に? じゃあここって、もしかして…」
「そ、謎の島に来てしもたみたいやな」
「出口は?」
「お前が気絶している間に調べたんやけど、どっこにも出口らしき物はなかったわ。こいついが言わな」
「?」
コナンが平次の右肩を見ると、そこにはハムスターのブルーサファイアがおり、クシクシと顔を洗っている姿がまたかわいい動物がいた。
「なんでこいつがココに?」
「さあな?いつの間にか、俺等を仲間やと思うてしもうとるみたいやな」
「これからどうする?」
「そりゃ出口を探さなな」
「…こうなったら、まず、この島の謎を解かなきゃだな」
と、コナンが立ち上がると、
「一応はな。ただ、気になってるんは、このレバーや。簡単に立てるっちゅう事は、何かのサインと思てええやろ。とにかく、今はこのレバーを順次立てていくしかあらへんな」
「だよな~ あ、服部、鉛筆やノートは?」
「ああ。一応もっとんぞ。カメラも」
「よし、これで謎が出来ても解く事は可能だ。とにかく、この島の謎を解かなきゃだな」
「おお」
「ご一緒して、いいかな?」
と、どこからともなく声がした。
「そらかまへんよ……て……え~~~~~~~~~~!!!!」
「いきなり大声出いきなり大声出すな~~~~~~~~~!!!」
と、そのハムスターも耳元で大声で怒鳴る。
「アンタの声もうるさいわ…ちゅうか、しゃべれたんか?」
「まあな」
「で、この島に関しては、なんもしらんと?」
「そう言う事だ」
「ちょい生意気やの~ハム……」
と途中まで言った途端やっぱり噛まれた。
「ガブ!!」
「痛って~~~~~!!!」
「なにさらすんじゃこのねずみ~!!」
「生意気で悪かったな!」

このやりとりに、コナンは反対向いて、笑うのを必死にこらえていた。

そして、ようやく落ち着いたところで、この島の事を知る為に、レバーを全て立てて行った。

しかし、この島で難解に直面した。

それは、この島の時計塔の時間が分からず、ボタンを押しても反応しない為、押しに行けないのだ。
「今の所、押せるのはここまでか」
「ああ。ヒントがあるとしたら……」
「あのデカい建物ぐらいだな。山のてっぺんに何かあるとすると、あの建物を通って行くしかねえからな」

そして、皆がライブラリーに入り、ざっと見渡すと、有るのは、この島の地図と、何かの壁画の様な物が2つ。そして、赤い紙と隣に置かれた本と、青い紙と本が置かれている物。そいて、暖炉らしき物だった。
所がココでまた難解に直面した。

ここはコナンの高さでは届かないのだ。
「あ~くそ~…工藤新一の姿なら届くのに~」
「なら、こうしてやろうか?コナン君」
と、平次が軽いノリで言うと、コナンを抱きかかえた。

まず彼等が注目したのは、赤と青の紙と本だった。
「なあ、工藤、お前どっちにする?」
「どっちって言われても…同じ本と紙が1つずつ。となると、まずは1つ1つ当たっていくしかないだろう?」
「そらそうやろうな」
「ほな、まず青い方からいこか」
「ああ」
と、平次は青い紙を持ちあげると、それは、勝手に、本の中に吸い込まれた。
「な、なんや!?」
と、平次は驚き、その本を開いてみると、酷い砂嵐で、その中に1人の男が映っており、こう言った。
「シーラスお前か…お前なんだろう?シーラース。ここから助けてくれ、青いページを持ってきてくれ……」
という言葉で終わってしまった。
「青いページ?」
「となると、どこか別の場所にも、同じページってのが有るはずだけど……ん?なんだこの絵服部、悪いけど、持ちあげてくれ」
と、平次がコナンを持ち上げると、そこには、本棚が下がった様な絵が有った。
「なんや?この絵」
「……」
コナンは不思議に思いつつ、絵を触ってみると、、
「ヴォン」
と不気味な音鳴らして回り。
「ガコンガコンと音をたてながら、本棚が下がって階段の様になり、奥へ通れるようになった。
「本檀の奥に道……?」
「! ひょっとしたら、これが関係あるんちゃうか?」
と、平次が、島の地図に近づくと、
「ブーン」
という音と共に、山の頂上に有った部分が点滅した。

そして、よく見ると、自分達が上げたレバーの部分が反応している。
「なるほどな。俺等が起こしたレバーはこいつに反応させる為に有った、ちゅう事は、なにかがあるはずや」
と、彼が、点滅している部分を掴むと白いレバーらしきものが現れ、途中で赤くなっている事に気付いた。
「! 服部、そのきの小屋の所で止めてくれ」
「え? あ、ああこれか?」
と、平次が止めると、
「ガココココ!!!」
と、奥から響くような音が聞こえた。
「なんや今の音」
「こっちだ!」
「あ、コラ工藤急ぎ過ぎやって!」
「と、彼はかけ出すと、案の定、上へ上がれるエレベーターが有った。」
「やっぱりな。となると、この上には」
と、コナンがボタンを押そうとすると、平次はとっさに扉を閉めた。

すると、周りが暗くなり、エレベーターが動き出す。
「上か」
「このエレベータとあの地図…なんか隠れとんな。この島に」
「ああ。で、そいつは何かわからねえけど、何故空から本が落ちて来たかって事だ。これが解けなきゃ謎は成立しない……普段なら、灰原か高木刑事に頼むんだけど……」
と、彼が電話を見せると、圏外になっていた。
「こっちも圏外やな」
と、2人が見ていると、あのハムスターが手に登って来た。
「ちょちょ、くすぐったいっちゅうねん。と、平次がバタバタすると、そのハムスターは、ちょこちょこと嬉しそうに走り回る。
まるで平次をからかっているかの様に。

で、これをまたも目にしてコナンは、その様子を動画で撮影した。

そうこうしている内に、エレベーターが2階に着いた。
「ほな、どっから調べる?」
「とにかく、何かが映っているのは確かだ。服部が動かした時、線が赤くなったんだよな?」
「ああ。そら間違いないわ」
「となると」
コナンが梯子を上って行くと、そこには巨大な木が見えた。
「あの木か。なあ服部。お前俺が気絶している間、ここを調べたって言ってたよな?」
「ああ。まあ、単純に見て回った程度やけど」
「あの木は調べたのか?」
「ああ。なんやエライデカいな~おもてて、ログハウス入ってもボイラー室と金庫くらいしかなかったで」
「ハ~。この様子だと、何所にも手掛かりは…」
「あったで工藤、裏側や!」
「裏?」
「コナンが来てみると、確かにそこには、3つの数字が書いてあった。
「これは、何かの鍵の数字か?」
「恐らく、あのログハウスの金庫の暗証番号やな。ほな行ってみよか」
「ああ」
と、2人が帰って来ると、入り口が閉まっていた。
「あれ? 入口が閉まってる?」
「多分これやろな」
と、平次が別の絵に触れると、本棚が元通りになり、入り口が開いた。

よっしゃ行くぜ!

こうして彼等の大冒険の幕が上がった

Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.4 )
日時: 2022/05/03 18:44
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

(第2章 チャネルウッド時代)

 彼等はライブラリーを出ると、真ん中の庭を突き抜け、ログハウスの巨木の前に来た。
「ホントにデカいな~」
「な。すごいやろ?」
「でも、妙にデカすぎねえか?これ」
「つまり、何かがあるっちゅう事だけは確かやの~」
と、平次が木を障ると、明らかに人工的な物を感じた。
「とにかく、金庫を開けてみようぜ」
「せやな」
「俺も気になってるいるのだがな」
と言った。
「なんや、お前も気になっとたんかいな」
「ま、まあな」
「ほな行くで」
と、部屋に入ると、平次はさっきの数字を入れて、金庫を開けると、マッチ箱が入っていた。
「マッチ箱?」
「多分これじゃねえか? 火をつける所もあるしよ」
「せやな」
と、平次は火を点け、ハンドルを回して、開けてみた。

数分程回していると、

「ガコン!ガコン!」
と、地面を揺らすような揺れを感じた。
「おわ!な、な、なんや!?」
「木の方からだ」
コナンと平次が外に出ると、あの巨木が上がって来るのが見えた。そして、一瞬開けた部分が見えたが、あっという間に過ぎて行ってしまった。
「よし! 服部、さっきのハンドルを逆に回してくれ」
「よっしゃ!」
と、平次はすぐさまハンドルを逆に回して、火を消すと、
「シーズン! シーズン!」
という奇妙な音共に降りて来た。
「来たぞ。服部!」
すると、平次は合流し、無事に乗る事にできた。

そして、地下に着くと、そこには、切られたような木があり、その上に本が置かれていた。
「こいつか」
と、コナンが本を開くと、そこには、別の場所が映っていた。

彼等はコクリと頷きあい、映像に触れた。

すると、本当にその世界に入る事が出来た。

しかし、本の中はジメジメしていて、更に小雨が降っていた。
「あ~傘いったかいな~これ」
「まあ、この程度なら、大丈夫だろ?」
「まあ、頭ふきゃすむ話やしな」
と、2人はキョロキョロと辺りを見回すと、本当に何もかも木製で出来ており、金属の部分は何かを通すためのパイプだけだった。
「で、これからどうするんや? 工藤」
「んなもん。決まってだろ?」
と、笑顔でコナンがそう言うと、平次も同じ事を考えていたらしく、にやりとした。

2人が歩く中、コナンは背が低い為か、パイプの切り替えが妙に目立って見えた。

そして、風車小屋に辿りつくと、少し頭を振って、水気を落とした。
「こっからあの水を流すみたいやな」
「こいつだな」
と、コナンはすぐさまハンドルを回し、水を流し始めた。
「よし、後は、行き先にこの水を送ってやるだけだな」
「さて、何所へ行くんや?」
「上だよ。まずはこの世界の事をよく知らないとな」
「せやな。よし! ほないこか」

と、2人は走って下におり、どちらに流すかを考えていると、近くにエレベーターらしき物を見つけた。
「これか・・・若干古びた感じはあるけど、2人なら十分だな」
「ここやな。まずは」
と、平次とコナンは水を送ると、エレベーターの扉を開けて乗り込み、扉を閉めてレバーを倒すと、
「ガチャン、ガッチャン! ガッチャン!」
と、エレベータにしては奇妙な音共に、上に着くと、外に出て、まずはアチコチ探索をして見た。

だが、その時代に何が有ったかまだは分からなかったが、明らかに人の手が入った様な建物が有った。
「相当古い時代だな」
「ああ。なんかの都合でここを離れてしもたんやろうな。橋かて全然傷んでないし、建物は若干傷んどるけど、人の手でやられたもんとちゃう見たいやし」
「とにかく、まずは、この上に行ける様にしねえとな」
「え?なんで分かるんや」
「あれだよ」
と、彼が指さす先には、もう一つのエレベーターがあったが、扉が閉まっている。
「なるほど、あのドアを開けて水を……って……おい工藤?工藤?」
「服部! 有ったぜ!」
「あん? 有ったて何がや?」
「これだよ!」
と、コナンがレバーを倒すと、扉が開いた。
「ああ。こういう仕掛けが有ったんか」
「そう言う事。んじゃあ水を流そうぜ」
「なんか今回は、あんま謎解きって感じがせえへんな~」
「そう言うなって。案外こんなシンプルなのも、たまに良いんじゃないか?殺人事件とかよりは」
「ハハハハそらまあそうやな」
と平次は苦笑しながら、螺旋階段を下りて、コナンが扉をジャンプして開けようとするが、もう数センチなのにとどかず、平次が開けた。

そして、あっさりと水の向きを2階に回し、エレベーターで3階に行くと、建物が3つしかなかった。しかも分岐している。
「なあ工藤。お前どっち行く?」
「う~ん……」
「……ほな、ジャンケンで決めよか」
「え?」
「勝った方が左負けたら右ちゅうのでどうや?」
この提案に、コナンは乗った。
「ああ良いぜ」
「いくで。最初はグー。ジャンケンホイ」
その結果平次が勝ち、コナンが負けた。
「ハア~」
「ほな、そっち頼むで~」
「へいへい」
と、コナンは右の方を調べに行った。

木の道を歩いて行くと、何やら大きな建物があり、門らしき物は開きっぱなしになっていた。

そして、奥に見えるのhあ、古い小屋だった。
「あそこか……わ!」
と、平次は、隠し通路の扉を触ってしまい、その部屋に入ってしまうと、不気味な映像が流れて消えた。
「な、なんや? この部屋!」
と、彼は一目散で、その部屋を出た。そして、奥の部屋に行くと、施錠された様な後があり、入ってみると、これまたそっけない部屋で、ある意味拍子抜けした。

「なんかそっけないな~。ん? あこれか青いページちゅうんは。ん ?なんやこの装置みたいなの。と、平次が押すと、さっきの映像が現れた。
「どうやら大元はここやったんか。こっちは?」
と、彼がボタンを押すと、
「押したボタンが間違っていなければいいが、お前は面白い物を持っているな~」
と、シーラスの声がした。、

一方コナンの方は、シーラスの部屋だったらしく、したの建物に比べて、ものすごくゴージャスな感じだった。
「妙だな~他と比べて、どうしてここだけ、こんなにゴージャスなんだ?
「とにかく、探索開始だ」
と、ハムスターが言うと、コナンは有る事に気付いた。

このハムスターの名前をまだ聞いていなかったのだ。
「なあ、お前、なんか名前とかあるんか?」
「リールだ」
「リールって、釣り使うあれか?」
と、コナンが言ったその時、
ピシャ~ンと雷がコナンの頭上に落ちた。
「……ケホ」
「これからは口の利き方に、注意だな」
と満足そうにいうリールはベッドの引き出しを起用に空けると、そこには、破れた紙が有った。
「ん? おいお前」
「イテテテテ! お前じゃなくて俺は江戸川コナン。探偵だ。コナンで良いよ」
「そうか。ではコナン。これをどう見る?」
「ん?敗れた紙やけど……これ、明らかに人為的に破られてる。と言う事は、どこかにもう1枚あるはずだ」
「持っておいた方が良いと思うか」
と言うと、リールも賛成した。
「ああ。俺もそう思う。ンじゃあ、そろそろ出よか。ここに青いページがなかったという事は、恐らく服部のとこにあるはずだ」
「だな」
と、彼はその部屋を後にすると、エレベータの前に戻ると、平次が退屈そうに待っていた。
「あ、収穫はあったのか?」
「ああ。敗れた紙らしきもんが有った」
「しかも。どういうわけか、破り捨てたような感じで見つかっている。君はこれをどう見る?」
「そうだな~明らかに人の手で破られたって感じだな」
「とりあえず、それは、まず、ここを出てからにしよか」

そして、1階に降りた2人は、出口につながっている一番奥のエレベーターまで、まずはやや腐食した道を作り、パイプを伸ばして、そのエレベーターに乗って上がると、やはり、そこに本が置かれていた。
「これで帰るってワケだな」
「みたいやな」
「この紙の事も気になるし」
「ま、それはあっちに戻ってからやな」
と、2人は映像に触ると、ライブラリーに戻った。


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