二次創作小説(新・総合)

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東方影雲紀―Dream world.
日時: 2022/05/04 07:08
名前: 魅魔 (ID: sQ9d2S49)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13296

~最初に~
この作品は、東方projectの二次創作品となっています。

また、上海アリス幻樂団様とは一切関係がありません。

また、東方projectを知っている前提として物語を進めて参ります。

ということで、ゆっくり御覧して下さいませ。

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Re: 東方影雲紀―Dream world. ( No.1 )
日時: 2022/05/04 07:08
名前: 魅魔 (ID: sQ9d2S49)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

【第一話 影雲異変・始】

真夏の暑い日、私は青色のアイスキャンデーを舐めながら、博麗の巫女...つまり博麗霊夢の住んでいる博麗神社を訪れた。

「霊夢さん、今日も暑いですね。」

そう霊夢に告げた少女...それが、私、海時魔凛うみときまりん
「時の魔術師」と呼ばれている妖怪モドキ。霊夢に退治されない理由をあげると
「人を助けるから。」らしい。有益な妖怪だが、それほど特に扱いが良い訳でも無い。
能力は空間を演出する程度の能力。空間を自由に操ることが出来るという解釈でいいと思う。

そんな私だが、前は別の世界に住んでいた普通の少女。
しかし、色々あって「幻想郷」に住むことになった。
そして、今私が喋りかけているのが
先程さきほど説明したであろう、博麗霊夢はくれいれいむ。とその仲間たちで様々な異変を解決している。

「…あんた、誰に向かって喋ってんの?」

「…これについては触れないことにしよう...。まあ今回は、用事ありだわ。私、魔法屋を作ったの。「ドリーム」っていう名前なの。」

「へえ…興味深いな。」

「って!いつからいたの!魔理沙。」

この子は「霧雨魔理沙きりさめまりさ」異変を解決する仲間の一人。霊夢の親友である。

「何を売るんだ?」

「ええっと、ポーション売ったり、薬品売ったりしようかなって。」

「いいんじゃないか?ちなみに店はどこだ?」

旧都きゅうとだよ。最近ワープ施設が出来たから、自由に行き来できるようになったから来るかなって。」

ワープ施設は、ワープをすることが出来る施設のこと。ワープ施設とワープ施設間は、自由に無料で移動することが出来る。
余談ですが私が作った。

私の能力を使えば、何処へでもすぐに移動できる。
時空を曲げて、時空と時空の端を近くすればいいだけだからね。

「旧都ねぇ~。確か地霊殿じれいでんの所よね。」

「ええ。旧都の真ん中に地霊殿があるの。行く?霊夢?」

「今度、用があったら行くわ。」

霊夢はそういう回答だが、魔理沙は目を輝かせながら「行く!行く!今絶対行くぅ!!」と元気よく叫んだ。

「うるさいわよ。魔理沙。」

迷惑そうに目を背ける。

「はぁ~…。にしても暇ねぇ…。」

霊夢がそういうと、魔理沙はニタァと笑った。

「一緒に魔凜の魔法屋行くかぁ?」

「大丈夫よ…こんな真夏の中歩きたくも飛びたくも何もしたないわ。」

「そうかぁ…えー…つまんないのー」

「ん?つーか、なんだあれ。」

魔理沙がそういい、空へ指を指す。その先には大きな雲があった。

「…どーせ、天子てんしのなんかでしょ?衣玖いく対処たいしょしてくれるわよ。」

興味のなさそうに言い、霊夢は廊下へ進む。

「あのー…すいません…」

どこかで聞いたことのある声…よく聞けば噂をしていた衣玖の声じゃないですか。

「天界で幻想郷が地球を陰で覆ってしまうほど蔓延まんえんしてしまう雲が出たんです。助けてください。」

そう、真面目な声で衣玖が話す。そのことにこれは魔理沙が指さした雲が異変とかかわっているものだと思う。

「ねえ、衣玖さん。もしかしたら陰で覆う雲ってあれ?」

私は魔理沙が指を指した雲を指す。

「ああ、それです。異変解決をしてもらってもいいですか?」

「ええ、いいわよ。雲の上涼しそうだし。」

「魔法屋ドリームは後にするかぁ。」

と残念そうに魔理沙が言う反面、霊夢は涼しい所へ行けるという嬉しい気持ちにあふれていた。
この後のことを何も知らずに。

博麗神社でそんなことを言っている間…紅魔館こうまかんでは…

「あの雲何?咲夜さくや調べてきて頂戴ちょうだい。」

レミリアが咲夜に向けそんなことを言う。

「はぁ?無茶ですよ。お嬢様~。」

咲夜はそれに対し、「えぇ~嫌だ~」というなんという周りから落ち込んでいることを確認できる程度には明らかに落ち込んでいた。

「ずーん…。分かりましたよ。」

他ならぬ、永遠亭えいえんていでも同じことが起きていた。

「あの雲は何かしら?優曇華うどんげ調べてきてよ。」

輝夜かぐやがそんなことを言いながら空を見つめる。

「えぇ。輝夜様ほとんど外へ出ないから関係ないじゃないですか。」

「でも、気分が晴れないの!!!」

そう、輝夜が駄々だだをこねるので優曇華は諦めて「はいはい、分かりましたよ。調べて来ますよ。分かってますから。」と咲夜と同じくずーんとした顔で外を出た。

そんな二人は博麗神社の階段前でバッタリ会った。

「まさかぁ~。両方ともあるじ関連で来たんですねー。」

優曇華がそういう。まあ咲夜も優曇華も主の世話でいつも何やらかされているからこういうこともあるだろう。

「じゃ、霊夢と魔理沙と魔凛に頼みましょうかね。」

二人が博麗神社にまず来た理由も同様どうように、「霊夢と魔理沙と魔凛に助けてもらえば、どうにかなるんじゃない。」と思っていたからである。

「―後にするかぁ。」

咲夜、優曇華が博麗神社に着いた時、今にいたる。もちろん、この二人が霊夢と魔理沙と同じ会話をしていたことなんてまだ知りもしないのである。

「霊夢と魔理沙と魔凛。あの雲大きさがやけにおかしい事から異変だと思うのよ。だから解決しに行きませんか。」
咲夜が三人に向かい、そういう。三人の顔はこちらへ向き、「え?本当?」という疑問ぎもんというより驚きの表情を向ける。

「今、私たちもその話をしていたのよ。じゃ、五人で異変解決しに行きましょ。」

これで霊夢たちにより名付けられた“影雲異変かげくもいへん”が始まったのである。

Re: 東方影雲紀―Dream world. ( No.2 )
日時: 2022/05/05 06:29
名前: 魅魔 (ID: sQ9d2S49)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

【第二話 調査】

チュン...チュン
小鳥の鳴き声が当たり一面へ響く。

「ふわぁ~。確か今日は異変を解決する日~」

寝ぼけながら、魔凛は魔法屋とつながっている家に住んでいる。二階が家、一階が魔法屋という構造になっている。
鏡を見ながら、肩まである、薄緑色の髪をかし全体的に青を取り入れた服を着る。

「眠たいなぁー。」

そう言いつつ、朝ごはんを作り始める。まず、近くで昨日買った食パンを焼く。その間に、ベーコン&目玉焼きを焼いておこう。

「お腹空いたぁな…」

ガラス製の透明とうめいなコップに冷蔵庫れいぞうこから取り出した牛乳をそそぐ。

朝ごはんの準備がととのい、スプーンやフォークを持ってくる。今日の朝ごはんは洋食。久しぶりに洋食の食べ物を食べるなぁと思いつつ、口の中にベーコンを入れる。

なんやかんやで朝ごはんを食べ終わり、顔を洗ったりと準備をませる。

「よっし!!ちょっと、早いけど博麗神社にもう行こっかな~…」

気合を入れて玄関を開ける。能力を発動して博麗神社まで瞬間しゅんかん移動をする。
時空がぐねりと曲がる。

博麗神社に着いて、空を見上げる。空全体が真っ黒な雲で埋まっていた。もう、遅すぎたのかもしれない。だけど、異変の元首げんしゅを見つければどうにかなるだろう。

私が博麗神社で待って、五分ほど経つと霊夢が博麗神社内から外へと飛び出してきた。

「あら、もう魔凛来てるのね?」

霊夢がそう言った直後ちょくご、後ろから気配を感じ取った。少し私よりも背が高い...つまり

「咲夜?」

私は気配にそう尋ねる。すると、後ろからスッと前へと移動してきた。

「正解です。あとは魔理沙と優曇華院うどんげいんさんだけですね。」

咲夜はそう、私と霊夢に告げる。

その頃、魔理沙は博麗神社へ向かっていた。だが、優曇華院は、、

「ちょっと、姫様!!私今日異変解決の日です!!」

そう優曇華院が叫んでいる。屋敷の外まで聞こえるぐらい、大きな叫び声だった。

「ちょぉとぐらい、サボってもいいじゃなぁい、、」

「もうっ!姫様。今日の朝ごはん無しにしますよっ!!」

「はぁい~…すいませんでしたー」

「はぁぁ…」

と大きなため息をついて、やっと永遠亭から博麗神社に向かうところだった。

最後に優曇華院が着いた後、五人の異変解決人たちは手掛かりとなるものを探した。
なのでまずは、「雲」という程なので雲がある天界に行くことにした。


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