二次創作小説(新・総合)

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僕が行く幻想学園のお話4
日時: 2022/05/10 18:56
名前: 物語終わらせ師 (ID: obDW75wI)

今は体力テストの50m走中だ。トップバッターは阿部と九尾だ。みんなは見守る。
「位置についてー、よーい、スタート」
先生が合図を出し、ピストルの音がグラウンドに響き渡る。それと同時に阿部と九尾が走り始める。
「ダダダダダダダダダダッ」
「タタタタタタタタッ」
九尾が勢いよく走る。阿部は追いつこうと必死だ。先にゴールテープを切ったのは…
「九尾、7秒39!阿部、7秒46!次、フーリンと海時!準備して!」
先生に呼ばれてフーリンと海時はスタート位置につく。
「位置について━━━━━━」
フーリン、海時、ヴェルドラ、葵、七瀬、人間が走り終わった。最後は僕だけだ。一人は嫌だな。そう思った瞬間…
「物語!おはよ!」
彼女は清卿雫。明るいムードメーカーで、僕の席の斜め左に座ってる。
「雫!?おはよ…。あ、今から一緒に走ってくれる?」
「50m走だね、勿論!行こっか!」
「うん!」
僕と雫はスタート位置についた。
「位置についてー、よーい、スタート」
僕と雫は同時に走り出した。いつもならもっと早く動けるのに…。僕はスタートダッシュに失敗した。雫に追い抜かされないようにしていたがゴールテープギリギリで追い抜かされてしまった。
「清卿、6秒15!物語、6秒17!みんな、集まって!」
「はー…負け…た…」
「物語、お疲れ様!はい、これ。」
雫は体育座りしている僕のとこに来て、水を渡してくれた。そこに阿部が来た。
「物語ー!雫ー!凄かった!二人共早いね!」
「阿部!ありがとう。ギリギリで雫に追い抜かされた。」
「阿部もお疲れ様!」
「(*´σー`)エヘヘ」
こうして体力テストの50m走は無事に終わった。
「みんな!次はボール投げをするぞ」
「ええええええっ!?」
先生の一言にみんなまたブーイングの嵐が巻き起こった。