二次創作小説(新・総合)

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∞梵天と少女∞ ~最強少女はタイムリーパー~【東リベ】
日時: 2023/02/19 20:41
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13524

∞梵天と少女∞

日本最大の犯罪組織 〝梵天″
賭博 詐欺 売春 殺人
どんな犯罪でも裏には梵天が居ると言われいてるが警察でもその内情を把握できていない。
つまり、ほぼ前の「東京卍會」。

そして、そのトップが白髪の男・佐野万次郎ことマイキー。
№2に三途春千夜
№3に鶴蝶
幹部灰谷蘭 灰谷竜胆 九井一

そんな犯罪組織には、かつて…そして今でもマイキー並みの強さであり、
「最強と謳われていた」12歳の少女が居る。

その名も…

くれない 紫雨しぐれ

そんな「梵天と少女」の物語。





_________________________________________________
超重要!!!                        
∞お知らせ∞

2022.12.15
∞梵天と少女∞ opening theme/オープニングテーマ
「無駄なんです」 作詞・作曲/らる
>>51 ぜひ聞いてくださいね♪




「ビトレイパニッシュメント」>>102

2022.11.24(木)
「∞梵天と少女∞」歌作りリクエスト >>27
是非、誰でもいいので!リクエストお願いします!


2022.11.17
「∞梵天と少女∞」リクエスト表 >>31
オリキャラもしくは別作品コラボのリクエストです!
________________________________________________________


――作者から――
 こんにちは、あるいは初めまして。らるですヾ(≧▽≦)ノ
今は「第一章・梵天と少女の日常と騒動編」です。
個性的なオリキャラや個性的な原作キャラと共に楽しんでいただけると幸いです!

タップ、ありがとうございます!
これから回覧お願いします!

※明石武臣と望月莞爾(モッチー)は出てきません。





~コラボ作家様~

謎の女剣士様
「陽気な大魔道士と仲間たちの愉快な冒険日々」(未完結状態)
「戦士たちの愉快な日々」(未完結状態)
「光と闇の戦士たちの闘争物語」(未完結状態)
「戦士たちの恋物語」(執筆中)
コラボ作品
「終わりのないこの世界で」・「戦士たちの楽しき学園生活」
「戦士たちの異世界冒険」


謎の女剣士様、イナ様、ぷち様
「戦士たちの忘れられない物語」



~お客様~
謎の女剣士様




目次
prologue>>4

第1章梵天と少女の日常と騒動編

第1話「出会い」>>5
第2話「そして梵天のアジトへ」>>6
第3話「友達は危険なコであり優しいコ」>>9
第4話「演劇の姫」>>13
第5話「感動の再開」>>19
第6話「灰谷兄妹」>>23
第7話「大混乱!?」
第8話「嫌なウワサと虐め」>>31
第9話「新しい仲間」>>34
第10話「小夜の告白」>>35

クリスマスシーズンスペシャル
第11話「梵天メンバーで王様ゲーム☆」>>38
第12話「紫雨がナンパされる!?」>>39
第13話「千の冬と一の虎」>>41
第14話「みんなの誤解」>>47
第15話「両片思い」>>48
第16話「新幹部は個性的」>>50
第17話「伊織の甘え。虐め再び」>>52
第18話「隠してたこと」>>55
第19話「顔面平均値」>>57
第20話「任務」>>59
第21話「クリスマス・イブ」>>63
ホワイトクリスマスを共に >>64



第2章 史上最強・最強の大抗争編

第1話「占い師」>>69
第2話「いつも通りは今日まで」>>70
第3話「水魔」>>72
第4話「水魔からの挑戦状」>>74










∞特別読み切り∞

「少女の人生の物語」
>>40
>>46


「ドッキリ編」
>>53

「梵天メンバーに質問」
紫雨編>>49


「梵天さん、休憩します」

1「お正月」>>73



キャラについて >>67(強さ等)
キャラ プロフィール/ボイス等>>21
キャラ雑談>>
第2章・予告編>>56
(なお、もう第2章には入っています)





*注意/お願い

*こちらのお話は「東京卍リベンジャーズ」の「梵天」という反社のお話です。
*BL.GLなどはないです。
*コメントは受け付けております。ですが、精神的に辛くなるようなコメントや、荒らし、アンチコメントは絶対におやめください。
*オリキャラが出てきます。
*キャラ崩壊があります。



大注意 東リベや梵天ファンの方へ

①キャラ崩壊時もありますので、苦手な方はお控えください。
②勝手にオリキャラを作り、絡ませているので本家キャラと絡まさせるのが嫌な方はお控えください。
③キャラのプロフィールで、あだ名のところを主の解釈で描いています。
そういうあだ名が嫌な場合は、コメントで教えて頂いたり、掲示板で教えてくださいね。
④最後に、誤字や駄作、そしてキャラ崩壊が場合があります。

そのようなことのアンチコメントはお控えください。
コメントでこういう風がいい‥と教えて下さるのはOKです。







【∞梵天と少女∞ 作品誕生日】10月27日


∞回覧ありがとうございます∞

100回覧突破! 2022.11.18 (土)
200回覧突破! 2022.11.27 (日)
300回覧突破! 2022.12.8  (木)
400回覧突破! 2022.12.16 (金)
500回覧突破! 2022.12.20 (火)
600回覧突破! 2022.12.26 (月)
700回覧突破! 2023.1.3  (火)
800回覧突破! 2023.1.9  (月)
900回覧突破! 2023.1.14   (土)

1000回覧突破!! 2023.1.26 (木)

Re: ∞梵天と少女∞【東京卍リベンジャーズ】 ( No.42 )
日時: 2022/12/07 22:07
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

コメントありがとうございます。女剣士さん。
その人とは松野千冬まつのちふゆ君でした~
そして、その友達の羽宮一虎はねみやかずとら君も。

千冬たんと一虎たん、どっちも魅力的なキャラですのでこれから活躍していきますよ♪

Re: ∞梵天と少女∞【東京卍リベンジャーズ】 ( No.43 )
日時: 2022/12/10 18:03
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

特別読み切り 「少女の人生の物語①」

私は紫雨。
だけど、本名は使わず偽名で「紅羅あから」という名を今まで使っていた


母親「またやって!何回言ったらわかるの!」
父親「学校に行けと言っているだろう!お前は本当に『ダメなやつ』だ。」
紫雨「ごめんなさいっ…ごめんなさい…」
父親「謝るな、態度で表せ!」
母親「こんなやつ、『産まなければよかった!』」

私は今、小5
『ダメなやつ』 『産まなければよかった』
そうだ。私は“世界で一番弱い人間”だから。

母親「学校にも不登校なんて。アンタなんか、この家から出ていきなさい!」
紫雨「せめて荷物だけでも‥」
母親「荷物?そんなもの‥」
父親「まて、コイツに何を持たせても意味がない。何もできないんだからな。持たせればいいじゃないか。意味がないが!」
母親「ふふふっ…w いい気味、ねぇ?何もできない最弱さん♪」

私は何もできないんだ。
今まで、ご飯なんて固まった肉のかたまりが週1出されるだけだった。
学校に行っても…

【学校】

バッシャーン!!!

虐めっ子A「wwコイツ、かかってやらぁ!」
紫雨「…………」
虐めっ子B「弱すぎだろ、お前、学校に来なくていいんだよ!」
先生「wwwそこ、やめろよwwww」
虐めっ子A「先生こそー!」
モブ美「みんなぁ~ 辞めた方がいいよぉ~♡紅羅ちゃんが可哀想だよぉ~」
先生「モブ美は優しいな。」
虐めっ子C「モブ美ちゃんやっぱり優しいよ。誰かと違って。」

この日から私は学校に行かなくなった。
私は、モブ美を虐めているという学年内でのうわさが立ち、虐められている。
本当は、モブ美が自作自演しているだけの「演技」なのに。
そう、今の小夜みたい。
あの後聞いた話だと、モブ美って名前は仮名らしい。
来なくていいと言われたから行っていないだけなのに。
親は私の話も聞かない何の価値もないただの人間だった。
それでも、私のことを大事にしてくれる人もいた。


マイキー「紅羅、大丈夫か?」
ドラケン「無理すんなよ。親からも虐待受けてんだろ?」
三ツ谷「なんかあったら、オレらに言ってくれ。」
場地「てか、クラスの奴マジで塵だわ。」
春千夜「紅羅を虐めるなんて、酷い奴らだよ。」

瑠香「紫雨、私はいつまでもあなたの“仲間”だよ。」

この6人は、いつも一緒に居てくれた。
瑠香以外の5人は、もう中学生なんだけどね…
瑠香なんて、本当に感謝してる。
私が学校に来なくても、いつもいるたまり場で喋ってる。
その喋ってる時間だけが幸せだった。
そしてもう1人、私の大切な人が。


イザナ「紅羅!」
紫雨「イザナ、ゴメンね。待った?」
イザナ「いや、全く待ってないよ。」

この人は黒川イザナ。
マイキーの血のつながっていない兄だから、マイキーとのつながりで知り合った。
この人は、「天竺」という犯罪組織の総長で「不死身のイザナ」と呼ばれていたほど強い。
だけど…

イザナ「‥オレはもう、ここまでだ。」
紫雨「イザナ?ねぇ、逝かないでよ!」
イザナ「ゴメンな、紅羅。」
鶴蝶「イザナ、俺も逝くから!」
イザナ「ありがとう。鶴蝶…でもオレにはお前しかいないから…」
鶴蝶「イザナっっっ!!…イザナ、オレらは上手く生きれなかったな…」
紫雨「鶴蝶…?」

この2人は「稀咲鉄太きさきてった」という人物に銃で撃たれて、死んだ。
鶴蝶は一命をとりとめたけど…

イザナは、もう、いないんだよなぁ。


マイキー「!紅羅…」
紫雨「ごめんマイキー。あなたの兄を…守れなかった。」
マイキー「いいよ…お前のような少女には喧嘩なんて無理だもんな。」
紫雨「そうだよ…ね。」

そうだ、この日だ。
私が、自ら自信を強くしようと思ったのは。
その次の日から、私は特訓した。
犯罪に手を染めて、銃を奪い、部下を雇って、人を殴って。
こんなの、今まで私のことを虐めたやつが‥
私の大切な人の命を奪おうと、奪った奴らが悪いんだ!
私は、その心の穴を埋めているだけ…何もしてない。

マイキー「お前なんて、大嫌いだ。」

マイキーから、そう言われた。
マイキーが総長の、東京卍會という暴走族の奴を殴っていたら、そう言われた。
いくらお前だろうが、東京卍會の仲間を殴る奴は大嫌いだと。
その日から、マイキーやドラケン、三ツ谷、場地、春千夜と決別した。


そして話は戻って、家から出た2022年の10月27日の夕方。
弱そうな不良が居たから、特別に暇だし殴った。

???「!?あれは何だ…?」

どこかで、声が聞こえる。
私のことを見ている人の言葉かな。
でも、どこかで聞いたような声…

???「オイ、お前…」
紫雨「っ!?誰だ!?」

この人、春千夜だ‥
あの昔、決別した。
だけど、気づいてない様子。
そりゃそうだよね、髪の色とか色々変えたんだし、あんな最弱だった奴に人が殴れるはずがない。
一応、知らない振りをしとくかぁ。

春千夜「今、コイツ殴ってただろ?なんでだよ。」
紫雨「人を殴るのに理由なんてないです。あなた、名前は?」
春千夜「‥オレは三途春千夜。」
紫雨「私は紫雨。かつて最強と謳われていた者です☆」

ちょっと語尾に☆を付けてみた…けど。
ハイテンションだな とか思われてないかなぁ。

紫雨「さて、梵天のアジトに連れて行って下さい。三途春千夜さん。」
春千夜「はっ…はぁ!?」

ビックリされた…w
でも、その後直ぐ了承を得た。

【梵天のアジト】

マイキー「じゃあ、いいよ。そーだ、紫雨は梵天の姫ね。三途と同じ№2」
春千夜・紫雨「はっ…はぁっ!?」

え…春千夜と同じ№2…って勤まるのかな。
でも、頑張らなきゃ!



そしてここから、私と梵天の…昔よりもとても良い物語が生まれる。

あんな過去、絶対思い出したくないな。


2022.12/8 特別読み切り「少女の人生の物語①」 



あとがき
こんにちは、らるです。
紫雨ちゃんの梵天と出会う前のお話。
一度、マイキー、春千夜、鶴蝶とは会っていたみたいですね。
紫雨ちゃんの人生を自分と比べてみたらどうでしょうか?
とても、可哀想だと書いていて思います。
それでは次回をお楽しみに!



∞次回予告∞

次回も特別読み切り!「少女の人生の物語②」
此処で明かされるのは‥

灰谷兄弟、九井一との過去での出会い。
名前の由来
かつての友
隠された真実

そして…
生涯の親友、瑠香との出会い。

いつか、紫雨が報われる日が来るように。


300回覧記念 特別読み切りです。
リクエストや感想のコメント、待っていますよ~


まとめ (2022.12.10 追記)

紫雨は「紅羅あから」という偽名を使って生きていた。
梵天に入る前までは。

 紅羅は親から虐待を受け、クラスメイトからも虐められる「虐められっ子」だったが、幼馴染の瑠香、中学生のマイキー、ドラケン、三ツ谷、場地、春千夜の6人は味方だった。
 だが、マイキーが総長の「東京卍會」という暴走族の部下を殴っていたら、瑠香以外の5人と決別。
そして、母と父に家から出て行けと言われ、荷物を持ち外に出た紅羅。
暇だし、不良を見つけたのでぼこぼこにしている最中。
そこに現れたのが、かつて味方してくれていたが決別した「三途春千夜」。
その春千夜はまたもやマイキー率いる犯罪組織「梵天」に入っている。
 紅羅は紫雨という本名を使って、最強という肩書で梵天に入り、マイキーから「梵天の姫」と任命された。

ということです。
分かりにくかったかな?ww











Re: ∞梵天と少女∞【東京卍リベンジャーズ】 ( No.44 )
日時: 2022/12/08 16:53
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

可哀想。
ご両親だけじゃなく、学校でも虐められるなんて。
そして、今のメンバーたちに会ったんですね。
最初は嫌いと言われたのに、再び受け入れてくれるなんて。

紫雨ちゃんにとって、彼らは仲間でしょうね。
辛い経験を乗り越えた分だけ、断ち切って欲しいです。

それでは。

Re: ∞梵天と少女∞【東京卍リベンジャーズ】 ( No.45 )
日時: 2022/12/08 20:08
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

女剣士さん、コメントありがとうございます。

そうですね…家でも虐待。しかも学校でも虐められるなんて、書いている私でもこんな過去は経験させたくなかったけど…!
会うきっかけや、紫雨ちゃんの強さなどの秘密をこの「少女の人生の物語」で読者さんに伝えたいと思っています。

はい。紫雨ちゃんにとって、梵天の彼らは生涯の仲間だと思っています。
ちなみに、紫雨ちゃん自身も…過去にマイキーと春千夜に嫌われたけれど、今では許しているという設定です。

ちなみに、設定上では紫雨ちゃんは偽名の「紅羅」という名前を使っていたので、マイキーと春千夜だけでなく、過去に合った鶴蝶や…「少女の人生の物語②」での過去の灰谷兄弟、九井一も
「紅羅」=「紫雨」ということは分かっていません。

本当に長文失礼しました!
いつもコメント、本当にありがとうございます。

Re: ∞梵天と少女∞【東京卍リベンジャーズ】 ( No.46 )
日時: 2022/12/10 19:30
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

特別読み切り 「少女の人生の物語②」

読み切り1話「灰谷兄弟と九井一との出会い」
読み切り2話「紫雨という名」
読み切り3話「紫雨の『もう2人の』幼馴染」
読み切り4話「生涯の友・瑠香との絆」



読み切り1話「灰谷兄弟と九井一との出会い」


イザナ「こいつが天竺の姫、紅羅だ!」
紅羅「よろしくお願いします。」

これは、私が紅羅あからという偽名で天竺の姫になったときの話だ。
この時に、鶴蝶、九井一、稀咲鉄太、半間修二などの幹部たちを初めて知ることになる。
だが、灰谷兄弟は違った。
かつて会ったことがったのだ。

蘭「え、紅羅ちゃって!?」
紅羅「アナタ‥名前は」
蘭「オレは蘭。」
竜胆「灰谷竜胆。」

奇跡の再会だった。
もう会えなかと思っていたけど。
あの日「私が迷子」になったときに助けてくれたのが2人だったんだ。

イザナ「‥元から面識があったのか」
紅羅「かつて、私が迷子になったときに助けてくれた2人です。六本木で迷子になっちゃって。」
九井一「へぇ、そうだったんだな。偶然ってあるもんか。」
紅羅「九井さん、私‥赤音さんと会ったことありますよ?」
九井一「赤音‥さんと?」
紅羅「私が小3くらいの頃でしたけどねぇ。」
九井一「オレらもどっかで会ってたのかもな」

‥灰谷兄弟と九井さんと、そう面識があった。
これ以上に驚くことはないかな…w


読み切り第2話「紫雨という名」

私は、「紫」という色が大好きだったから、服も大体紫と黒やグレーの組み合わせ。
靴の色も紫。
なんで好きかというと、眼の色と髪の色が紫だったから。
そんな、ダークな雰囲気な感じの色だったから。
その2つの理由が好きな理由となる。
だからだろう。私の親は紫の眼と髪色なんだから「紫雨」という名間を付けたらしい。

だけど__

母親「やっぱり、名前何て付けなければよかったわ。」
父親「ああ。アイツは紫や黒い色などばかりで、明るい色の服なんてちっとも着やしない。紫という字を名前に居れたのは間違えだったな。」

別に、着る服なんて誰かが決めるわけじゃないし…そんなの、理不尽だなって今でも思ってる。
名前何て付けなきゃよかったんだったら、私が自分でつけるし。

「紫雨」という名前は、私の見た目が由来している。


そして、「紅羅あから」という名は…
私の幼馴染と苗字の「紅」から取ったんだ。
でも、その幼馴染は瑠香ではない。

そこで1つ言うことは、「紅」ってのは本当の苗字じゃない。
私が作った苗字。
元々の苗字は‥あの親と一緒じゃ嫌だからやめたんだ。



読み切り3話「紫雨の『もう2人』の幼馴染」


私には、瑠香、奏、伊織の他にもう2人幼馴染が居た。


「旭綺羅」(あさひきら)と「神楽羅糸かぐららいと
2人とも、奇跡的に「羅」という字が名前に入っていたんだ。
綺羅はクラスでもムードメーカーで元気いっぱい。
羅糸は同じくムードメーカーで、運動が私よりも得意だったんだ。

だけど、小6になってから2人は転校しちゃった。
取り残されたのは私と瑠香、奏、伊織の4人。
いつも6人で居たから、2人がいないことが信じらんない。
そして私は思った。
2人といつか会えるように、偽名を考えておこうって‥それが「紅羅」

2人が居なくなってから、1年くらいは私たち4人元気がなかった。
クラスの中でもきっての仲良しと言われている私たちが‥なんでだろう?って囁かれることも多数あったけど、1年後は立ち直れた。
いつか、会えるといいなって、私たちで思いながらね。


読み切り4話「生涯の友・瑠香との出会い」

私には‥生まれるときにほとんど同じ日と時間に生まれた幼馴染が居る。
それが淺川瑠香こと灰谷瑠香。
あの灰谷兄弟の妹。

そこからはずっと一緒だった。
保育園、小学校。そして今の中学校でも。
何をするにも一緒。
クラスの班も一緒だし‥小学校では6年間ずっと同じクラスで同じ班だったんだ。
そして、奏や伊織、綺羅、羅糸と出会っても瑠香と一緒だったんだ。

だけど___

瑠香「ゴメン。もう会えないかもしれない」
紫雨「なっ、なんで!?」
瑠香「色々事情があるんだ。私の両親、死んじゃったでしょ?」
紫雨「でも‥別れるのはイヤだよ。もうって!一生会えないなんて、私‥絶望するよ!」
瑠香「‥私もイヤだよ。」
紫雨「じゃあ、なんで?」
瑠香「本当の幼馴染で親友なら、こんな告白でも許してくれるだろうと思ったから今、ここで言ってる。」

‥その時気づいた。
私は、幼馴染でありながら瑠香のすることを今、拒絶していたんだって。
事情なら仕方ないね。って受け止められなかったんだ。

紫雨「分かった。じゃあ、“また会う日まで”」
瑠香「………!!!うん、“また会う日まで”」


その願いは、梵天に来て叶った。
梵天に来て良かったと本当に心から思う。

生涯の友と会えたからね。
でも、これからは親友じゃなくて


「相棒だよ!!!」











あとがき

こんばんは、らるです。
読み切り「少女の人生の物語②」ですけど‥どうでした?
4つの枠に分けてみました。

紫雨ちゃんにとって

偶然は重なり続ける。
どんな名前でも意味がある。
別れてもずっと親友。
幼馴染、友達以上に「相棒」

このことがすごく大切だって思っています。
そこで、紫雨ちゃんから言葉です。


紫雨「偶然、意味、別れ、相棒。この4つは私の人生の中で最も重要なキーワードです。」


という言葉を預かってきました。
何かしら、意味があるのでしょうか?
それは書いている私でもわからないことです。

この先書いていって、何が起こるかはその時の自分次第ですからね。

…って、なんだかシリアスになっちゃいましたね。
ですが、これからはもっと日常的に元気に生きたいと思っています。
今は第一章「梵天と少女の日常と騒動編」ですからね。
第三章まで行きたいな…って思っています。

そして、300回覧誠にありがとうございます!
読み切りはこれで終わりです。
他の読み切りもあるかもしれませんが‥

それでは、リクエストや感想のコメントを待っています!!!


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