二次創作小説(新・総合)

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パンドラの箱
日時: 2022/11/23 20:32
名前: フォルト (ID: l2ywbLxw)


プレイヤー達は欲望に打ち勝てるか?


プレイヤー

双葉杏
伊藤開示
千川ちひろ
両津勘吉
ルパン三世
次元大介
博麗霊夢

Re: パンドラの箱 ( No.1 )
日時: 2022/11/24 06:44
名前: フォルト (ID: .tpzY.mD)

とある廃校に集められた7人のプレイヤー達は、黒服の者に案内されて、体育館に行かされた。

双葉杏「何か、嫌な雰囲気だね~」


伊藤開示「賞金を貰うぜ!」

千川ちひろ「賞金をゲットしますよ!」

両津勘吉「賞金はわしのもんだ!」

ルパン三世「俺様が頂いちゃうぜ!」

次元大介「調子に乗ると、破綻するな。」


博麗霊夢「何がなんでも、お金ゲットしないと。」





体育館に設置されたモニター画面から、仮面の人物が映し出された。

フォルト「プレイヤー皆様。ようこそゲーム会場へ。私はこのゲームのメインディーラーを勤めますフォルトと申します。皆様には、賞金獲得をかけたゲームをしていただきます。」

双葉杏「何のゲームなの?」

フォルト「それは…【パンドラの箱】ゲーム」 


伊藤開示「パンドラの箱?」


フォルト「パンドラの箱とは、希望の詰まった箱であり、決して開けてはならない禁断の箱。皆様には、希望ではなく、欲望のゲームしてもらいます。」

千川ちひろ「欲望?」




フォルト「ルールを説明します。」





  【パンドラの箱】

この廃校には、既に賞金カードの入った宝箱が配置されています。プレイヤーの皆様には、賞金カードを探していただき、発見した賞金カードをステージに設置されたパンドラの部屋にある、パンドラの箱に入れていただきます。


フォルト「パンドラの箱に賞金カードを入れる度に、獲得賞金は上がっていきます。それでは、ゲームの流れを説明しましょう。」











   ゲームの流れ

探索フェイズ

制限時間30分以内に、隠された賞金カードを見付け出し、パンドラの箱に入れてください。

探索フェイズ終了後、この会場に戻っていただきます。戻って来たプレイヤーだけで、パンドラフェイズに入ります。




パンドラフェイズ

このフェイズでは、パンドラの箱に入っている賞金の獲得チャンス。代表者1人にパンドラの箱に入っているカード2枚を引いてもらいます。

2枚の賞金カード合計をプレイヤーに提示して、5分以内にパンドラボタンを押したプレイヤーが賞金を獲得できます。但し、パンドラボタンを押せるのは、2人まで。3人以上のプレイヤーが押した場合は、アウトになります。

アウトが発生した場合、会場に来ていないプレイヤー限定で2枚分の合計金額を山分けできます。

パンドラボタンを押したプレイヤーがいない場合は、パンドラの箱に入っている賞金をパンドラフェイズの参加者全員で山分け。

3回アウトなったプレイヤーはゲームから追放となり、獲得賞金は0



もし、プレイヤー全員がパンドラボタンを押してしまった場合は、連帯責任として、会場に来ていないプレイヤーも含めた全プレイヤーが2アウトになります。


両津勘吉「なんだと!?」

ルパン三世「面白そうじゃないの?」

次元大介「俺は確実に獲得できれば、それでいいがな。」

伊藤開示「欲望に身を任せると、破滅するゲーム。」

博麗霊夢「このゲームは…怖いわね。」

双葉杏「やっぱり、リスクが高いね。」

千川ちひろ「追放は嫌ですね。」




フォルト「質問はありますでしょうか?」

千川ちひろ「賞金カードをパンドラの箱に入れていないプレイヤーに、ペナルティーは?」

フォルト「ペナルティーはありません。但し、パンドラの箱に入っていない賞金カードは、獲得賞金として認められません。」

双葉杏「賞金が欲しければ、パンドラの箱に入れないと、いけないのか。」

フォルト「最後に、このゲームにはエスケープが許されます。獲得賞金を半分にすることで、ゲームからリタイアできます。エスケープは1人限定です。」

伊藤開示「エスケープ…悩むぜ。」

フォルト「この流れを1ゲーム。全5ゲーム行います。それでは、10分後にゲームを行います。」


フォルトは画面から消えた。




次回、作戦会議

Re: パンドラの箱 ( No.2 )
日時: 2022/11/23 21:04
名前: フォルト (ID: l2ywbLxw)

作戦会議

双葉杏「さて、作戦会議を始めるよ~」

ルパン三世「このゲームは欲望に勝てば、全員が賞金を獲得ゲームだぜ。勝てればな。」

次元大介「俺はゆっくりさせてもらうぞ。即アウトは嫌だからな。」

千川ちひろ「私だって嫌ですよ。杏ちゃんは信用できます。」

双葉杏「見つけられるかどうかは、別の話だよ?」

伊藤開示「必勝法があれば…」

両津勘吉「パンドラの箱の賞金は、会場に来ているプレイヤー限定だからな。必勝法は簡単には見つけられんだろ。」

博麗霊夢「そうよね。パンドラボタンの制限はないみたいだし、毎回ボタンを押したプレイヤーが貰えるシステムよね。厳しい戦いになりそうだわ。」

双葉杏「霊夢も気づいたんだ?さて、どうゲームを攻略するかな?賞金カードの内訳が無いから、わからないね。」

両津勘吉「わしは出来るだけ、多額の賞金が必要だ。だが、アウトが怖いぞ。」

千川ちひろ「5ゲーム。全員が賞金を獲得するには、会場に戻り、ボタンを押さないこと。簡単そうに見えて、難しいですね。」

双葉杏「私はのんびりしてようかな?ペナルティーが無いなら、ゆっくりしていいよね。」

次元大介「問題ないだろ。俺も、カードは探すが暇を潰しだ。」

伊藤開示「1ゲーム終了後に、決めるしかないみたいだな。」

ルパン三世「俺様は賞金は欲しいけどよ、最後までやりたいぜ。久し振りに、スリルを味わえそうだぜ。」

双葉杏(このゲーム…嫌な予感しかしないよ。最後まで、やり遂げれるのかな?)




次回 ゲームスタート

Re: パンドラの箱 ( No.3 )
日時: 2022/11/24 06:46
名前: フォルト (ID: .tpzY.mD)

フォルト「では、第1ゲームを始めます。探索フェイズスタートです。」



残り時間 30:00
     29:59







双葉杏「何処から探す?」

次元大介「俺とルパンは教室からだな。」

ルパン三世「先に行ってるぜ。」

両津勘吉「わしは適当に探してみるか?」

千川ちひろ「私は図書室を…」

伊藤開示「俺は靴箱だ。」

皆が出発するが、博麗霊夢と双葉杏は会場から出ようとしない。

博麗霊夢「何か、気づいたわね?」

双葉杏「予想だけど…ハズレもあるよね。確実に…」

博麗霊夢「そうよね。例えば、アウトカードとかね。」

双葉杏「パンドラボタンは押さないけど。」

博麗霊夢「プレイヤーが少なくなるほど、取り分が増えるから、他の人に任せるわ。」

双葉杏「私を巻き込まないでね~杏はそこまで考えてないし。」

博麗霊夢「皆が来るまで、待ちますか。」











教室から探索しているルパン三世と次元大介。


ルパン三世「次元。宝箱あったぜ。」

次元大介「やったな。中身を確認するか?」

ルパン三世が宝箱を開けると、10万円の賞金カードを獲得した。

次元大介「これをパンドラの箱に入れるんだったな。」

賞金カードはパンドラの箱に、入れなければ賞金にならない。

次元大介「戻るぞ。」

ルパン三世「それがいいぜ。」









残り時間25:45


廊下を歩きながら、しらみ潰しに探している両津勘吉。

両津勘吉「宝箱何てないぞ!?本当にあるのか?」

階段付近で、宝箱を見つけることに成功する。

両津勘吉「罠じゃないよな…開けるしかない!」

宝箱を開けると、カードは入っていた。だが、賞金カードではないようだ。

両津勘吉「何だ?このカード。何も書かれてないぞ。」

只のハズレカードだ。


両津勘吉「別のを探すしかない!」










探索をやっていない伊藤開示は、椅子に座っていた。

伊藤開示「宝箱を探して、パンドラの箱に入れる。5分間我慢すれば、賞金を山分け…簡単過ぎないか?確かに、アウトは怖い。賞金カードの種類が説明に無いなんて…怪しすぎるぜ。」


伊藤開示は第1ゲームは宝箱を探さずに、様子を見るようだ。



残り時間23:54

図書室を探索している千川ちひろも宝箱を発見した。

千川ちひろ「簡単に見つかりましたね。」

宝箱の中身は15万円の賞金カードだ。

千川ちひろ「15万円!?賞金額が高いですよ…幾ら、山分けに出来るとしても…今は会場に戻り、箱に入れましょう。」






残り時間15:42

会場から出ていない、双葉杏と博麗霊夢は、黒服から貰ったお菓子を食べていた。

双葉杏「問題はパンドラフェイズで、ボタンを押したプレイヤーがいた場合は、押したプレイヤーにだけ、賞金が獲得できる。」

博麗霊夢「2人までとしても、怪しいわね。アウト数も3回だわ。」

双葉杏「5ゲームしかないのに、アウトは3回。代表者に引かせる意味がわからない。」

博麗霊夢「皆が帰るまで、待つわよ。」






次回、パンドラフェイズ


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