二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

東方闘機伝
日時: 2023/01/07 15:17
名前: 博士 (ID: 7ZyC4zhZ)

この物語はジョイメカファイトのワルロボ四天王が幻想郷へ迷い込む話です。

かつてロボットと暮らし、栄えたある国。ロボットを作らせたら世界一の白ヒゲのリトル・イーモン、黒ヒゲのイワン・ワルナッチという二人の博士がいた。やがて、2人は新たな技術を求め、旅に出て行った。元いた国はいつしかなくなり、発達したロボット工学も人々から忘れられた。ほとんどのロボット達は自分の居場所を見つけに博士と共に旅をした。しかし、ワルロボ四天王、危険度の高いロボットだけが国に残った。忘れ去られた四天王達は自らの意思を持ち、それぞれが静かに暮らしていた。

-忘れられた四天王は幻想へと迷い込む-

※東方海洋伝も見てね!(ストーリーに関係はありません)

※注意

・この小説は二次創作・紙ほかで投稿しているものです。

・ジョイメカファイトのロボット全てに独自の設定が少しあります。

・ロボットは自我を持っています。

・東方キャラが度々悲惨な目に遭います。《ロボットと少女が戦ってるからね。しょうがないね(無慈悲)》

・シリアス、微グロな描写があります。

・依姫無双ならぬ、鳳凰無双。

以上です。楽しもうね!!

Re: 東方闘機伝 1話 月に佇む一つの機械 ( No.1 )
日時: 2023/01/07 15:21
名前: 博士 (ID: 7ZyC4zhZ)

あの戦いから何年経ったか、ホウオウは月面を理由も無く、歩いていた。
ワルロボ四天王その4、ワルナッチ博士の最高傑作、ホウオウ。
今の彼には孤独だけが心に…いや、回路に満ちていた。昔、とあるお笑いロボとのワルナッチ博士の運命を賭けた戦い。あの戦いで負けた後、月に1人だけ残るとワルナッチに告げたのだ

-何年か前の月面-
ワルナッチ「ホウオウ!地球へ戻ろう!儂の世界征服は取りやめじゃ!!」
ホウオウ「は?何言ってんだ博士!まだ俺は戦える!もう一度チャンスを…」
ワルナッチ「悪い夢を見ていたんだ…もう悪事はしないと決めた…」
ホウオウ「…そうなのか?…戦うために作られた俺の居場所は…?」
ワルナッチ「安心しろ!地上でも暮らせるさ!良心回路もつけた!」
ホウオウ「…悪いが、このまま月にいるつもりだよ博士。」

戦う事が自分の生きがいであったホウオウは月で朽ち果てようとしていた。


ホウオウ「あの時、一緒に帰った方が良かったのかな…」

自分にあの時つけられた良心回路を手に持つ。

ホウオウ「こいつもいらないか…」

ホウオウは自分の頭にある良心回路を外し、胴体の中にある収納庫へ放り投げる。その時!

?「何だあのロボットは!地球の物か?」
??「さあな、俺らを倒すために送り込んだ兵器だろう。」

2人の兵士が駆け寄る。月の都を守る兵士だ。ホウオウは月の都を知っていた。
博士達が地球へ戻った後、月を歩いていた時に見つけた。
その時は興味も無く、結界のような物も張られてて、関わるとめんどくさそうなので、できるだけ避けたかった。
しかし、会ってしまった。今逃げてもきっと月中くまなく探してまで追いかけてくるだろう。しかし、今のホウオウにそんな考えは無かった。良心回路を外してしまったホウオウの回路の奥にあるただ一つの感情。

殺意

ワルナッチ博士も地上で起動すれば大惨事になると予想してホウオウだけを月に持って行った。なので博士以外に生き物とあった事がないホウオウにとって自分を見つけた月の都の兵士達は敵としか認識していない。そして兵士達に勢い良く「ホウオウクラッシュ」をかま
す。

兵士a「うわぁぁぁぁぁ!!助けてくれぇ!」

ホウオウクラッシュをなんとか避けたが、ホウオウの暴走はもはや止まらない。
「ホウオウアッパー」間合いに入った兵士を宇宙空間へと飛ばす。

兵士b「…クソなんてこった!豊姫様に伝えなければ!!」

兵士bは月の都へと逃げる。暴走したホウオウは月の都を滅ぼそうとあえて、もう1人の兵士を逃し、追尾して行った。

-月の都、綿月家の門-

兵士b「やっと着いた…」

門番A「どうしたんだ?そんなに暴れて。」

兵士b「早く!豊姫様を連れてきてくれぇ!!」

綿月豊姫「まぁ、どうしたのかしら?」

門番B「あ!豊姫様!何か兵士が1人来ていて…」

綿月豊姫。地上の監視、月の都の防衛における月の使者のリーダーの1人だ。

兵士b「申し上げます!!月面に侵入者が現れましたぁ!」

門番A &B「ダニィ⁉︎」

豊姫「侵入者?何かしら。」

兵士b「胴体などが接合されていない1体のロボットが仲間を攻撃して…」

綿月依姫「姉さん、どうしたの?」

豊姫「月の都にロボットが攻めてくるようだわ。都の防衛を指揮して!」

依姫「はい!準備してきます‼︎」

-月の都前の結界-

ホウオウ「これが結界だな。」

ホウオウは結界の力が薄くなっている場所に勢い良く「ホウオウキャノン」を撃ち込んだ。結界に1人入れる程の穴が開く。強引に中に入ると待ち受けていたのは玉兎の兵士達であった。

玉兎a「ここから先は通さない!私達を倒さない限り…キャアアア!!」

殺意しか頭に無かったホウオウは1番前にいる玉兎を殴り飛ばす。

ホウオウ「邪魔だ…どけ…」

感情のない冷酷で機械的な声を出すホウオウの言葉に玉兎の兵士は怒りを覚えた。

玉兎b「部外者のくせに!みんな!」

他の玉兎達が一斉に攻撃して来る。囲まれたホウオウ。しかし、勢い良く放たれた「ホウオウアッパー」で全員吹き飛ばされてしまう。ホウオウは倒すのに造作もない敵だと思い、都の中心へ向かう。その時、1人の女性がホウオウの前に舞い降りる。

依姫「あなたが侵入者ですね。都から出て行きなさい!」

ホウオウは躊躇無く歩み寄る。

ホウオウ「都か、それがどうした。邪魔者は殺す。」

穢れの無い月人の依姫にとって、このロボットが自分を殺す事はできないと分かっている。しかし、手が震える。冷や汗が止まらない。「死」の概念に恐怖する意味がないのに、そう、殺気だ。恐怖していたのはホウオウの放つ殺気であった。

ワルナッチ博士は世界征服を目的とし、ロボットを作る時、ホウオウのみ特殊なプログラムを組み込んでいた。

-殺意-

他のワルロボには無い感情を回路に組み込んだ。
そのため、ロボットは感じ取れないが、恐怖し戦慄するほどの気がホウオウの冷たい装甲から溢れていたのだ。依姫が後ずさりしていると、後ろから豊姫が来た。

豊姫「うわぁ、かなり強い殺気ね。紫みたいだわ。」
依姫「姉さん!?」

豊姫「そこのロボット君。まさか私達と戦うつもり?」
ホウオウ「馴れ馴れしい…俺はロボット君じゃ無い…ワルロボ四天王その4・ホウオウだ。」

殺意をなんとか抑え、答える。

豊姫「四天王その4?後3体いるのかしら?」

ホウオウ「…多分地上にいる。」

豊姫「そうなの?物騒ね〜」

ホウオウは豊姫の煽るような言葉に痺れを切らし、「ホウオウキャノン」を放つ。

豊姫「それっ!」

しかし、豊姫は手に持つ扇子でホウオウキャノンを難なく消した。

豊姫「この扇子は森を一瞬で素粒子レベルで浄化する風を起こす。そんな月の最新兵器相手に貴方は何ができる?」

ホウオウキャノンは手のリパルサーから出す圧縮したエネルギー粒子を飛ばす武装。このキャノンを防げるはずが無いとホウオウは驚く。

ホウオウ「最新兵器?俺は誰からも忘れられたロストテクノロジーそのものだぜ?」

「ホウオウクラッシュ」で豊姫に近づこうとする。しかし、扇子で飛び蹴りは防がれる。

豊姫「そうね…都が荒らされるのはいやだし、紫にでも預けようかしら?」

すると、裂け目のような物でホウオウを何処かへ送ろうとする。
ホウオウ「な…何だこれは⁉︎」
豊姫「そういえば貴方、誰からも忘れられたって言ってたよね?幻想郷にでも飛ばそ⭐︎」

山と海を繋ぐ程度の能力を持つ豊姫はその能力で幻想郷にホウオウをワープさせた。
ホウオウが完全に裂け目に飲み込まれると裂け目はすぐ閉じた。

依姫「姉さん。あれで大丈夫なの?」
豊姫「まぁ大丈夫よ。地球が彼の居場所らしいし。」

開けられた結界を修復する玉兎達を横目に2人は、月の使者は自分の家へ戻って行った…
________
ホウオウは忘れられた者達がたどり着く幻想郷へワープしていた…正確に言うと、幻想郷の上空にワープしていた。

ホウオウ「クソ!後少しだったのに!あの野郎…」

愚痴をこぼしながらホウオウは落ちて行く。そして、地面に叩きつけられる衝撃で意識が消えてしまう。[システム修復は5分後です…]
と言う音声と共にある神社の中央で倒れた。

続く…

Re: 東方闘機伝 2話 神社に落ちた鳳凰 ( No.2 )
日時: 2023/01/07 15:32
名前: 博士 (ID: 7ZyC4zhZ)

-博麗神社-

霊夢「何よこれ…」

境内の掃除を終えた霊夢が神社の真ん中で見つけた物。それは、奇妙な形をしたバラバラの機械だった。胴体のようなパーツから一つのデータディスクが落ちる。霊夢はディスクを拾った。

霊夢「良心回路?…あ、ここにはめるのかな?」

頭部の空いている隙間にディスクを差し込む。すると、パーツがガタガタと動き出した。

ホウオウ「システム修復完了。再起動します…」

バラバラのパーツが空中に浮き、人の形になって行く。そこで、ホウオウは目が覚めた。

ホウオウ「うおおおお!あの野郎どこ行ったぁぁぁ!!って…ここどこだ?」

さっきまで月面にいたはずなのにと、ホウオウは慌てる。ようやく霊夢の存在に気づいた。

ホウオウ「…人間か?ここはどこだ?」
霊夢「ここは幻想郷よ…って、あんた誰よ!!」
ホウオウ「俺か?俺はワルロボ四天王その4・ホウオウだ。」
霊夢「ワルロボ?ロボットなのね?」
ホウオウ「ああ、そうだ。まぁ、俺の事はとっくにみんな忘れてるだろう…」

2人の前に、突如`スキマ`が開いた。

紫「あら、あんた誰?外来人…ではないよね。」
ホウオウ「俺はロボットだ…」
霊夢「あ、紫。このロボットって何?」
紫「さぁね…私は何もしてないし…」

ホウオウは混乱していた。

ホウオウ(幻想郷!?なんだよそれ!俺はさっきまで月にいたはずなのに!)

ホウオウ「あの…幻想郷ってなんだ?」
紫「え?…ああ、そうだったわね。まだ知らないわよね…ここは忘れられた者達が辿り着く場所、幻想郷よ。外の世界とは結界で分断されているわ。」
ホウオウ「世界?ここは地球なのか?」
紫「まぁ…そうね。ここはその地球にある日本に作った異空間のような物よ。ちなみにこの幻想郷を作ったのは八雲紫。私の事よ。」
ホウオウ「要するにここは、日本のどこかに作ったあんたの空間って事か?」
紫「そういう認識で構わないわ。あなたは誰に作られたロボットなの?」
ホウオウ「俺はかつて、ワルナッチ博士に作られた戦闘用ロボットだ。」
紫「戦闘用…どうして作られたのかしら?」
ホウオウ「…博士の世界征服のためだ。」

ホウオウはこれまでの事を話した。ワルナッチ博士に危険過ぎるが故に、月面に送られ、世界征服を止めるために現れたイーモン博士と一体のロボットに敗れ、月面でずっと佇んできた事を…

紫「色々あったわね…そのホウオウをこっちに送った奴は月の都の使い。豊姫の事ね。」
霊夢「そういえば、さっきの良心回路っていうディスク、なんだったのかしら?」
ホウオウ「それは俺の殺意を制御するための装置だ。運が良かったな、それをつけてくれなければ、今頃お前は俺に殺されてたぞ?」
紫「そういえば聞いた事があるわね。かつて、物凄く発達したロボット工学を持つ国が、危険な3体のロボットを置いて、忘れられたって話をね。」
ホウオウ「かつて?その国は滅んだのか?」
紫「ええ、そうだと思うわ。」
ホウオウ「…その3体の危険なロボットって多分、俺の仲間の事だ。」
霊夢「え?あんたがその危険なロボットの一つなの?」
ホウオウ「さっきも言ったろ。俺はワルロボ四天王その4・ホウオウだとな…まて、紫。」
紫「どうしたの?」
ホウオウ「その国が忘れられたって、3体のロボットも入るか?」
紫「外の世界で覚えてる人はいないし、もちろん入るわよ。……あ」
ホウオウ「…俺以外の三体の四天王ロボがここに入ってきたかもしれない…」
霊夢「ど…どういう事?」

ホウオウ「その国が忘れられたなら、置いて行かれた3体のロボット…そいつらはかつて俺と一緒に作られたワルロボ四天王に間違いない…」

霊夢「あんた以外に後、三体のロボットが幻想郷のどこかにいるって言うの?」
ホウオウ「…多分そうだ。」





-紅魔館-

霧の湖の湖畔にそびえ立つ紅魔館。館の前に一体のワルロボ四天王が倒れていた。

?「…ここはどこだ?」

かつて、雷が轟く黒い雲の下。ワルナッチ城へ続く砂漠の塔を守った門番。

-ワルロボ四天王その3・ガーボーグは紅い雲の下にそびえ立つ館の前にいた-


続く…

Re: 東方闘機伝 3話 虹色な門番と鋼鉄の門番 ( No.3 )
日時: 2023/01/08 07:53
名前: 博士 (ID: 7ZyC4zhZ)

-紅魔館-

ガーボーグ「…何だこの館。」

ガーボーグは状況を整理する。滅んだあの国で、ホウオウ以外のワルロボ四天王と静かに暮らしていた。
でも、俺達のボディが錆び始めて、暮らせなくなったから他の奴と一緒に自爆して…なんで俺は生きているんだ?あの時の自爆で破壊されたはずなのに…って、ボディが新品のようじゃないか!!

ワルロボ四天王達は自らの体が錆びていく事に嫌気がさし、荒廃した国で自爆したのだ。しかし、忘れられた存在であるがゆえ、幻想郷に辿り着いてきたのだった。

ガーボーグの前にその館を守るであろう門番がいた…昼寝している。

ガーボーグ「何だこの女性は…おい、起きろって。門番が寝るなよ。」

紅美鈴「…はっ!す、すみません咲夜さん!…って、あなたは誰ですか!」
ガーボーグ「俺はワルロボ四天王その3・ガーボーグだ。ところで、ここはどこだ?」
美鈴「えっ…ここは紅魔館ですけど。」
ガーボーグ「…分からん…国にこんな館はないぞ?」
美鈴「もしかして…外の世界から来ましたか?」
ガーボーグ「外の世界…?」

紅美鈴は幻想郷の事について話した。ガーボーグも自分が幻想郷に入る前にどんな事をして来たか語る。

ガーボーグ「なるほど…確かに国も滅んで、誰からも忘れられたから俺はここに来たのか…」
美鈴「分かったようですね。それにしても…その博士の城まで続く塔の番人だったなんて…門番同士、奇遇ですね!」
ガーボーグ「そういえば、この幻想郷って、特殊な能力を使える者がほとんどらしいな。」
美鈴「そうですよ。私は `気を使う程度の能力`を持っています!」
ガーボーグ「能力か…使ってみたいな。」
美鈴「ごく稀に、いきなり能力が使えるようになる者もいるらしいですけどね。」
ガーボーグ「そうか…雨が降ってきたな。」
美鈴「あ、館に入ってもいいですよ。ロボットなら錆びちゃうんじゃ…」
ガーボーグ「大丈夫だ。俺の装甲は特殊だからな……なぁ…」
美鈴「…どうしましたか?」
ガーボーグ「この雨が降り始めて、雲行きが悪くなるに連れて…何だか物凄い力が湧いてくるんだ。」

黒い雲が空を覆い、雨が降る。雷も鳴ってきた…天候が悪くなって行く。

ガーボーグ「これも能力なのか…?」
美鈴「確かに、あなたから漂う気が天候が悪くなるたびに強くなっていきますね…もしかしたら本当に能力を身に付けたかもしれませんよ!」

ガーボーグ「本当か!?なら…`天候が悪いと強くなる程度の能力`とでも言うのか!」
美鈴「まぁ、後は館の中で話しましょう!」

2人は館の中へと入って行った。

-紅魔館内部-

中に入ると、1人のメイドらしき人物がエントランスホールに立っていた。

十六夜咲夜「あ、美鈴。その横にいるいかつい物は?」
美鈴「外の世界から来たロボットです!」
ガーボーグ「こんにちわ…ワルロボ四天王その3・ガーボーグです。」
咲夜「あ…こちらこそ、この館のメイド長兼料理長の十六夜咲夜です…」
ガーボーグ「咲夜さんですか。この館の主はどこに…」
咲夜「それならあそこですよ。」

ホールの前にある階段。その階段の1番上に館の主。レミリア・スカーレットが立っていた。

レミリア「あら、客人かしら?」
ガーボーグ「客ロボだな。あなたがこの館の主か?」
レミリア「そうよ。私がこの館の主にして、吸血鬼のレミリア・スカーレットよ。」
ガーボーグ「そうか…」

すると、ガーボーグがいきなり土下座の姿勢になる。

ガーボーグ「ここで働かせてください!!」
レミリア「……………………え?」
ガーボーグ「ま…まずは俺の話を聞いてくれ!」

ガーボーグが自分の事などを話す。

レミリア「へぇ、戦闘用ロボットね〜。中々強そうじゃない、ワルロボ四天王って。」

レミリアは一つの提案をガーボーグにした。

レミリア「なら、美鈴と門の警備をして。あなたの得意分野でしょ?」
ガーボーグ「感謝する!」

ガーボーグは美鈴と外に出て行った。

咲夜「いいのですか?お嬢様。」
レミリア「だって、ロボットの四天王よ?物凄く強そうじゃない。」

外はもう晴れていた。通り雨だったらしい。

美鈴「レミリア嬢様に気に入れられて、良かったですね!」
ガーボーグ「…まぁな、やる事がなければ、自分の存在意義なんてないだろ?…美鈴?」
美鈴「むにゃむにゃ…」
ガーボーグ「こいつ…本当に門番かよ…」

美鈴は門に寄りかかって寝ていた。
蒸気を吐きながら、ガーボーグは門の真ん中に立つ。

こうして、ガーボーグは紅魔館の門番として、働くようになった。




-白玉楼-

冥界の上部分にそびえ立つ屋敷。その近くに何をしていたか、記憶を失った亡霊ロボ・ゴーストンが倒れていた。


続く…


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。