二次創作小説(新・総合)
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- MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲(完結)
- 日時: 2023/05/01 23:29
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「初めまして拳獣リカルドです、時空の皆さんをブッ潰しに来ました」
『注意』
テレビで放映されている『戦闘中』とはルールが異なります。
『台本形式』ではありませんので読みにくいかも?
作者募集はしません。
『AIのべりすと』に頼ってないので更新頻度は遅いです
逃走中が再開して早数ヶ月、逃走中の派生ゲームである『戦闘中』も遂に研修期間が終わった。
クロノス社のエンターテインメント部門チーフにして戦闘中ゲームマスターの高月ハンゾウは、たくっちスノーに『戦闘中特別スタッフ』の兼用を命じた。
時空に出てよりハードに、より過酷に、より高レベルに生まれ変わった戦闘中はどうなるのか!?
今回は参加者の殆どが新規メンバーとして登場!
ガンダムで有名な富野監督によるオリジナル痛快ロボアニメ『戦闘メカ ザブングル』の主人公ジロン、ホラー二次創作『MarioPC85』より本物のMXが、アニメ化もした話題沸騰の『チェンソーマン』の主人公デンジに、特別スタッフの新規メンバーは2022年話題になったあの主人公も!
レギュラー枠のゼンカイジャーからは遂にゾックスが参戦!
また、空条承太郎も新たに第4部仕様となって新登場!
戦闘中の新ルールまとめ >>5
【逃走者】
『クロノス社所属 特別スタッフ兼プレイヤー』
たくっちスノー(マガイモノ)
★スレッタ・マーキュリー(機動戦士ガンダム 水星の魔女)
赤塚骸(ジョジョの奇妙な冒険Part3if 7人目のスタンド使い)
★リカルド(TOUGH外伝 龍を継ぐ男)
『通常の逃走者』★はメイドウィン小説初登場、☆はメイドウィンクロノスゲーム初登場。
★ジロン・アモス(戦闘メカ ザブングル)
松山那雄宏(寄生ジョーカー)
☆ゾックス・ゴールドツイカー(機界戦隊ゼンカイジャー)
桃谷ジロウ(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)
★オリジナルMX(MarioPC’85)
★デンジ(チェンソーマン)
★デボネア・ダイヤモンド(レッドフード)
★※シーザー・アントニオ・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流)
※新・メイドウィン小説には初登場。
空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない)
★知恵袋雪花(スーパーダンガンロンパアナザー2)
☆我妻道長(仮面ライダーギーツ)
【見所】
戦闘中『特別スタッフ』新登場!
ルールを新たに一新、さらに過酷なそれでいて【凶暴】な潰し合いが始まる!
帰ってきたスシワルドの逆襲!
- Re: MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲 ( No.2 )
- 日時: 2023/02/03 22:40
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノーが特別スタッフと合流し、ゲームエリアへと向かっていく所だったが。
「ゲーム開始は明日だろ?なんでもう行くんだ?」
「高月さんがな、民間人の確認をするようにって……逃走中と違って完全な攻撃戦になるから、普通に危ないんだよ。」
戦闘中は選手の全力が存分に発揮される。
その為1時間もせずにエリアが崩壊してしまうことも珍しくは無い。
そういう時は自費でクロノス社がなんとかしているが……
「ところで皆、戦闘中の特別スタッフってことは強さを求められるけど大丈夫なのか?」
「言われるまでもなく」
「ドッジボールはあまりやったことありませんけど……多分いけます!」
「最悪ボクが全部片付けます」
「それはまぁ心強いことで………」
時空の渦がある部屋にたどり着いた、某建築ゲームの黒い扉のように火をつけることで、クロノス社員は好きな世界に飛べるのだ。
………
今回のエリアとなる赤い屋敷の中にたどり着いた。
事前に屋敷の主人には避難通告を出して、貴重品は全て持ち出すように指示はしてあるので、話が行き渡ってるなら中には問題は何も無いはずだ。
「室内ですか」
「ああ、見たところ貴重品も骨董品も高級品も無さそうだ、出費は軽く済みそうだな」
「壊さないようにやることは出来ないのか」
「そんなように誘導できたら苦労は……ん?」
たくっちスノーが中を移動していると、松山がいた。
りりすた革命団内で、時空で、そして今回のゲームで最も警戒すべき人物が。
「おい松山、ゲームは明日だぞ」
「知らねぇわ、言っとくが全員もう集まってんだからな」
「どんだけ皆ゲームしたいんだよ………もう、逃走中の時はちゃんと皆予定守ってくれるのに……」
たくっちスノーは頭抱えながらも、特別スタッフを読んで仕方なく今日、戦闘中を始めることにした。
「ってことで血気盛んなお前らの為に!!今から戦闘中を開始する!!」
かくして、戦闘中が生まれ変わって登場するが……
「おい、その後ろのフード3人は?いつものあの3人は……」
「戦闘中は逃走中とは別の特別スタッフが担当する、俺もまだ顔を見ていない新人だ。」
「では、ルール説明の前に自己紹介がてら、アレをやっておきましょう」
戦闘中は始まる前に、代表者が戦闘の誓というものを宣言する。
特別スタッフ達がそれをやるというのだ。
3人は前に立ち、フードを掴む。
「1つ!ゲーム中は 『真剣勝負を楽しむ』こと!」
「あ、新しく特別スタッフに任命されました!スレッタ・マーキュリーです!水星から来ました!」
「2つ、勝者への『リスペクトを忘れない』こと。」
「ジョースターエジプト一行幻の7番目 赤塚骸、所有スタンドは『レッド・ガーランド』だ」
「そして………3つ、ルールを守り『全力で勝ちにいく』こと。」
「初めまして、ボクは『拳獣』リカルド、時空の皆さんをブッ潰しに来ました」
- Re: MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲 ( No.3 )
- 日時: 2023/02/03 23:19
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「拳獣リカルド……?」
最後の特別スタッフに対して、松山は首を横に傾ける。
何も分かっていないたくっちスノーは視線を向けた。
「どうした?」
「いや、確かこいつ前に……例の眼鏡から聞いたことがある」
「……『怪物を超えた怪物』『デビルオブデビル』と呼ばれた伝説の闇の男【宮沢鬼龍】の血を引く息子の1人とか、潜在能力がありすぎて力を出すと相手を破壊しちまうとか、そのせいでスパーリングだと避けることしかしないとか……」
「へぇ、随分知られてるんですね……父の事。」
「正直アウトローさで言えばそこのたくっちスノーと引けを取らないレベルだろ、どうやってクロノス社に入った?」
「ボクも正直お金には悩んでいるんですよ、闘技場の賞金もままなりませんし、地道に働くというのはしょうに合いません」
「そこで、株式会社ガンダムのスレッタさん共々ハンゾウさんから引き抜いて貰ったわけです」
「俺はジョースターさんからのお墨付きで」
改めて一同は思う。
こいつら大丈夫なのかと。
何せ逃走中の方の特別スタッフが異常者が含まれているので……
といっても、たくっちスノーが選んだのではなく高月ハンゾウが選んだというだけである程度の信頼性はあるかもしれないが……
「さて、皆さんにお伝えしたいことなのですが……今回よりルールを大きく変更いたしました」
「え!?ルール変更!?」
それによって一同はざわつくが、リカルドは一切気にさず話を続ける。
「まず、ボールを当てて相手を脱落させて賞金を奪い合うサバイバル形式は廃止です」
「その理由は皆さんも自ずと察している通り、ボクを含め参加者が強過ぎるんですよ。 」
現在、時空のあちこちから参加者が寄せられてゲームが始まる。
この戦闘中というゲームは、さながらドラゴンボールの孫悟空のような桁外れに強い存在1人居るだけで破綻してしまう。
その人1人に手も足も出ず、忍さえも足でまといとなり、10分も経たず一方的な勝利となってしまう。
かと言って、弱い相手に合わせて手を抜いてくれなんて言えるはずもない、充分に実力を出せない参加者は目に見えてやる気が落ちていく、本気ではない勝負など視聴者も参加者も面白くもなんともない。
結論から言うと、戦闘中はグローバルになった事で非常に不安定なゲームになった、そのせいで研修期間が非常に長引くことになったのだ。
「では、ここまで長くなりましたが新ルールを説明します」
- Re: MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲 ( No.4 )
- 日時: 2023/02/06 08:30
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「まず、女性は特別処置で盾を最初から装備しても構いません、要望があればバックシールドに変えますよ、後はリーダーお願いします」
「はいはい、ルール形式についてだが……バトルボールを各自装備、これは変わらない。」
「ボールを当てることが出来たら、その人に10万ジーカが電子マネー式で振り込まれる」
「50分間ゲームを行い、この振り込まれた額が多いやつがランキングで並べられる」
「3位は10分の1、2位は半分、1位は全額ゲット……まぁつまり、取り放題だ」
「気をつけて欲しいことは、『連続で同じ人間には当てられない』パターン防止だし、下手したらイジメになるからな」
「そして、現在の賞金額は基本的に自分のモノしか分からない、他者の金額が分かるのはトップ3のみ。」
「あっ、今『どうせ強い奴がトップ3総ナメするでしょ』って考えたでしょ」
たくっちスノーは紐を引っ張ると、扉の先からアンドロイド達がわらわらと歩いて来る。
戦闘中でハンターの代わりとして使われる『忍』だ。
それとは別の見た事ないものもある。
「なんか見たことないやつもあるんだけど」
「こいつは高月さんが新しく作った新アンドロイド『侍』だ」
「忍3体、侍3体……こいつらのみチームで活動する、あの人は『チーム月光』と呼んでたな」
「忍は今回から味方ではなく完全な敵として戦う、つーかお前らからすれば忍なんて要らないし却って足でまといだろ?」
「忍はボールで、侍は持っているバットで戦う、こいつらもお前らを倒すと賞金額が蓄積される」
「更に!忍、侍は相手を倒した時そのプレイヤーの賞金をリセット!……つまり、ゼロに戻す」
「そして………チーム月光がランキングトップ3のいずれかに入ってゲーム終了した場合……プレイヤー全員強制敗北!どんなに稼いだとしてもお前らは一銭も手に入らない」
「一応対策はある、忍もバトルボールを当てられると賞金額がリセットされる、あと30秒停止する」
「ただし侍は強固な甲冑に身を包んでいる、お前らがどんなに強くてもバトルボールは効かないようにしている、その分ボールを持てず近距離攻撃しか出来ないんだがな」
「ああ、あとエスケープなんてものは無くなりました……てか、これも要らないだろ?チマチマ逃げるほど弱き者なんていないし」
「興味本位でゴリラに喧嘩を打っておいて、腕の骨を折られてボコボコにされるみたいなバカな考えは避けたい気持ちもあるかもしれない、だが」
「お前ここをなんだと思ってんだ、『戦闘中』だぞ」
「逃走中とは違う、戦えもしない奴がこんな所に来るんじゃねえって話になる」
- Re: MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲 ( No.5 )
- 日時: 2023/02/06 16:00
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: ACwaVmRz)
『戦闘中新ルールまとめ』
制限時間50分。
・相手にバトルボールを当てると脱落ではなく、10万蓄積。
・当てた数がランキング形式で表記、相手の数値はトップ3しか分からない。
・制限時間経過後、ランキングトップ3のみ賞金を獲得できる。
一例↓
1位 Aさん 200万→200万獲得
2位 Bさん 150万→75万獲得(半分の金額)
3位 Cさん 100万→10万獲得(10分の1の額)
・アンドロイド『忍』と『侍』で構成されたチーム月光というものがある。
・忍と侍はチーム共有でポイントを持つ。
・忍はバトルボールを持ち、相手に当てると相手の金額をゼロに変える、逆に当てられるとチーム月光の金額がゼロになる。
・侍も相手の金額をゼロに出来るがバトルボールを持てない、ただしバトルボールが効かない。
・チーム月光がランク入りしてゲーム終了した場合、プレイヤーは強制敗北となる。
・プレイヤーは相手が怪我をしなければ、どんな暴力でも容認される。
- Re: MM戦闘中 カイ鮮!スシワルドの逆襲 ( No.6 )
- 日時: 2023/02/11 18:35
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………今、ルール表記に一つおかしなものがあった。
「今、暴力が許されるって?」
「ああ、ただし怪我をしない範囲だ……盾を奪う、ボールを奪い取る、怪我をしない程度の攻撃……」
「ここまでは、特別に許可する!」
バラエティの暴力解禁。
この時代で、そんな事が決して許されるのだろうか、いや……今、許されているのだろう。
「あっ、リーダー……ちょっといいですか?」
「ああ、打ち合わせ通り頼む」
「えいっ!!」
たくっちスノーが指示を送ると、スレッタがバトルボールをたくっちスノーに向かって投げ飛ばす!玉に当たったたくっちスノーはちょっと仰け反るが、すぐに体勢を立て直す。
「おーすっげ、今本気で投げた?」
「は、はい!」
「ほう………ふふふ、凄いや、高月さんの作った新ハンドボール!99%衝撃をシャットアウトして、怪我しない!」
「それだけじゃありませんよ」
ズドン!!……リカルドが持っていたボールを、屋敷の中にあった壺に向かって投げ飛ばした、壺はちょっと揺れるだけであり………ボールは跳ね返ってリカルドの手に帰る。
「ボクがある程度力を解放して投げても、あんなに脆いツボがヒビすら入らない」
「と、こういうわけだ………そうした方が面白いだろ?」
今回のメンバーはえらく好戦的だ、選出によっては不満を漏らすものもいるかもしれないが………
「好きなやつをボコボコにするついでに金が手に入るんだ!!やるしかねぇよな!!」
「「「うおおおおおお!!」」」
この始末である。
金が手に入るついでに好きなやつをボコボコに出来るのだが……
「まあいいや、とりあえず制限時間は50分!好きなように戦って」
「おい待て、たくっちスノー」
「ここまでやっといて、まーーーーーたトジテンドに邪魔されるんじゃないだろうな?」
そう、毎度毎度毎度毎度トジテンドに邪魔をされてゲームが成立しないのがいつものクロノスゲーム。
というか毎日の逃走中。
そしてそれは戦闘中も例外では無い。
「ああ、そこら辺は大丈夫だよ……だって、戦隊は用意してある。」
カノコから以前聞いた件から、ゼンカイジャーだけでは心持たないと判断した、最近確認される『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』も信用出来ない。
なら……作ればいい、新しい戦隊を。
たくっちスノーはショーウィンドウに映る5人の戦隊の映像を見せた。
「これが、クロノス社が新しく作ったクロノスジャーに次ぐスーパー戦隊」
「『王様戦隊キングオージャー』だ。」