二次創作小説(新・総合)
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- 秩序と混沌組の日常 リマスター版
- 日時: 2023/04/04 09:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんばんは、女剣士です。
前作は作者の都合により、ロックしました。
今回は最後まで描こうと思いますので、宜しくお願いします。
第1章:あの人との復縁 >>1-
1話>>1
2話>>2
3話>>
4話>>6
5話>>9
6話>>
7話>>
8話>>
9話>>
10話>>
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〜コメント返し〜
スレッド誕生日:3月30日
- Re: 秩序と混沌組の日常 リマスター版 ( No.1 )
- 日時: 2023/03/30 21:36
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第1話「少女の旅立ち」
【モブリズの村】
『キュッ……』
「……。行って来るねディーン、カタリーナ!」
私の名前は、ティナ・ブランフォード。
此処はあの頃に流れ着いた、モブリズの村。
世界が引き裂かれる前までは、多くの大人たちが暮らしていたの。
だけど、ケフカの放った攻撃によって……色んな町や村に大きなダメージを与えてしまった。
『パラッ』
「此処からフィガロまではまだ遠いわね。何処かで、野宿をしようかしら!」
そう決意した時、敵と出会ってしまった。
ルクと呼ばれる鳥だけど、私はお得意の魔法・ファイガで何とか倒した。
そして蛙は何もせずに逃走し、何とか難を逃れたのはいいけど。
問題は、此処からだった!!
『ギャオォォォォ……』
「!? こ、このままじゃ!!」
「フシギバナ、あの子をガードしろ!」
「バナ!」
「敵…? あなたは、一体?」
「おっと。話は後だ、とにかくこの事態を打破するぞ!」
「ええっ!」
ロックとは違うバンダナに、緑の法衣を身に付けている。
年齢的には分からないけど、3つ年下かな。
勇敢な青年と共に立ち向かい、残りのモンスターを殲滅して行く。
少しだけ私が怪我していると察したのか、その人は私にベホマを唱えてくれたの。
この回復魔法はまるで、ケアルガに近い威力その物だわ。
2話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 秩序と混沌組の日常 リマスター版 ( No.2 )
- 日時: 2023/03/30 23:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「陽気な青年との出会い」
【フィールド】
「何とかなったな…」
「助けてくれてありがとう。私はティナ、あなたは?」
「おれはポップ。宜しくな、ティナ」
「ええっ。こちらこそ宜しくね、ポップ!」
此処は、おれの知ってる世界じゃないな。
以前クロコダインのおっさんから聞いていたけど、辺り一面は夕焼けその物だ。
つまりおれは、崩壊した世界に流れ着いたと言うことになるな。
まずは各自の英気を養う為に、野宿出来る場所を探そう。
【森】
『パチパチパチパチ……』
「丁度煮えたな。ほらよっ、ティナ!」
「ありがとう…。ねえ、聞いてもいいかな?」
「んっ?」
「その格好、かなり強化しているみたいだけど…あなたは元の世界でどんな旅をしていたの?」
「大魔王・バーンって奴を倒す旅を、おれはかつての仲間や相棒と共にして来たんだ」
「バーン……。もしかして、私のようにかなり高度な魔法を使う人と戦って来たの?」
「まあな。それに、今まで相棒と一緒にいた珍獣がさ…幻のアイテムだとは知らなかったんだよ…」
「アイテム…。確かカイエンから聞いていたけど、そのアイテムは神の涙?」
「そうだ。おれのいた世界は幾度かの戦争は続いていてな、クロコダインのおっさんとヒュンケルは初め…魔王軍の一団長だったんだ!」
「要するに。一時期は敵対していた、て事かしら?」
「簡単に言うとそうなる。だけど、おれの相棒のピンチをおっさんが助け出してくれてな。いつかおれと相棒はそいつにリベンジしようと思ったんだよ」
「………。かなり過酷な戦いをしていたのね、きっとそのヒュンケルさんも何かに苦しんでいたんだわ。私のように…」
「ああ。ヒュンケルはさ、育ての親をアバン先生に殺されたと思い込んでいた。その時仲間が見つけた貝殻に真実の出来事があったんだよ!」
その貝殻には、その人の魂が入っていたんだ。
確かにバラトスさんはアバン先生と対峙していたけど、ハドラーのように酷い事はしない人だった。
その事実を受け入れたヒュンケルは、アバン先生が仇討ちじゃないと悟ったんだぜ。
本当の敵役が、ハドラーである事が分かったんだよ。
その後にアイツは、おれたちと同じアバンの使徒であると分かったんだ。
「だけどその後。フレイザードの野郎が乱入して来やがったんだ!」
「それで、あなたたちはどうなったの?」
「助けられたよ。ヒュンケルが自ら盾になって、おれたち3人を逃してくれたんだ」
そのせいでアイツは、湖の中に引き摺られていたけど。
アイツを助けたのは、クロコダインのおっさんだった。
その後フレイザードによってレオナが攫われてしまい、おれは相棒と行動を共にしたんだ。
マァムはバタックのおっさんと行動していたけど、かなり苦戦していたみたいでよ。
マァムたちの窮地を救ったのがおっさんで、おれたちはヒュンケルに助けられたんだ。
何故かおれだけ薬草を放り出されたけど、相棒はヒュンケルにお姫様抱っこされていたんだぞ? 何なんだよ、あの待遇の差は!!
3話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 秩序と混沌組の日常 リマスター版 ( No.3 )
- 日時: 2023/03/31 09:47
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第3話「お互いの想い人」
【港町ニケア】
「何とか着いたな。ひとまずは、情報収集だ!」
「ええっ!」
此処も、あの崩壊によって変わってしまった。
2手に分かれて、私たちはお互いの仲間に関する情報を探ったの。
その内の1人から、赤いマントを身に付けたポケモンが少し前までフィガロにいたみたい。
特徴まで聞き込むと、私はそのポケモンに心当たりがあったんだ。
「ティナ。何か分かったのか?」
「ええっ。人気者のポケモンが獣ヶ原の洞窟にいる事が分かったわ!」
「おれも。好機が恵まれて来たんだよ、沈んじまった砂の中にツインテールをした女性がフィガロの兵士たちを介抱しているそうだ!」
「女性のルフレだわ。間違いない、生きていたんだわ!」
「よしっ。早速行こうぜ、フィガロ城に!」
「ええっ!」
ピカチュウはかなり遠い場所にいるけど、ルフレちゃんが近い場所にいる事が分かったの。
運搬船でサウスフィガロまで赴くと、彼の知り合いの1人と再会したんだ。
この人がアポロさんね、初めて見たけど…私の好きな人に似ているわ。
【サウスフィガロの町 宿屋】
「君たちの分の宿を取ったから。今夜はゆっくり休んでくれ!」
「ありがとう。助かったよ!」
「その間私は旅に必要な道具を揃えて来るから、君たちは先に休んでいてくれ!」
「おう。……まさか此処で、アポロさんに会うとはな……」
「ポップ。あの人もかなりの魔法を使うの?」
「ああ。攻撃系を使う賢者が3人いるんだけど、おれが好いている人も一部は使えるんだ」
だから、賢者と呼ばれているのね。
力を求めているだけの私とは違い、その人はその人の恋人や国の為に戦っている。
逆に私は力を得る事で、周りから恐れられるかも知れないと勘違いしている。
一体私の中に眠っている力は、何の為に存在しているのかしら。
4話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 秩序と混沌組の日常 リマスター版 ( No.4 )
- 日時: 2023/03/31 21:26
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
キャラ紹介
ティナ・ブランフォード
元ガストラ帝国の兵士。
人と幻獣との間に生まれた混血で、時々は悪夢に魘されることもしばしば。
現在は24歳であり……恋愛経験が全くない為、リーダー・シップのポジション的存在のポップからたくさんの感情などを色々学ぶ。
ポップ
かつて自身の世界を救った18歳の大魔導士。
15の若さで一時は幼馴染の少年・ダイの為に、メガンテを放って命を落とす。
しかし、バランの放った竜の血により…復活。
2人目の兄弟子だが、何かあるとすぐに逃げ出してしまうことも。
しかし、バッツやレオナと再開するまでティナのガードを自ら引き受けようとする。
今後は、この2人がメインになります。
引き続き、宜しくお願いします。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪