二次創作小説(新・総合)

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【Lunatic Play EPISODEⅩ】
日時: 2023/04/17 07:54
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Lunatic Play(ルナティック・プレイ)】とは?
それは決められた時間内を3匹の狼から逃げ惑い、賞金を獲得する遊戯である。

今回の舞台は少し霧がかかった朽ち果てた村とその周辺。
今までLunatic Playは全て夜に開催されていたが、
なんと今回は珍しく昼に行われる。ただし天候は良くなく、曇っている――。

今回はいつものルールに戻り、時間内を狼から逃げ切れば賞金を獲得できるシステムとなった。
逃亡者は今回もとてつもなく素早い狼から逃げ惑う。

第10回突破記念として、逃亡者の人数はルナプレ過去最多の50人越えである!
果たして、この村とその周辺で最後まで逃げ切れる者は現れるのか――?



※注意事項
・オリジナル設定ありです(まあ第1回からなんですが←)。そして設定の少ないキャラ(Southparkのキャラ等)はオリジナルの設定を含ませております。
・筆者は原語版しか視聴&プレイせず、日本語訳版には一切触れない主義なので、海外キャラの一人称や口調は自分のイメージで決めております。なので公式邦訳とは違う恐れがあります。

それでもよろしい方はどうぞ。



~逃亡者~ ※【】内は作品名で{}内は参加回数

レッド・マッカーサー(Red McArthur)【Southpark】{10}
カレン・マコーミック(Karen McCormick)【Southpark】{10}
ジェニー・サイモンズ(Jenny Simons)【Southpark】{10}
パウダー・ターナー(Powder Turner)【Southpark】{9}
ミニリーナ(Minireena)【Five_nights_at_freddy's: Sister_Location】{10}
ビディバブ(Bidybab)【Five_nights_at_freddy's: Sister_Location】{3}
ハッピーフロッグ(Happy frog)【Freddy Fazbear's Pizzeria Simulator】{2}
ラッセル(Russell)【Happy Tree Friends】{1}
ジェフ・ザ・キラー(Jeff_the_killer)【Creepypasta】{10}
ニーナ・ザ・キラー(Nina the Killer)【Creepypasta】{1}
エリザベス・ヴァスケス(Elizabeth Vazquez)【Creepypasta】{2}
パパ・グランデ・ディ・マジコ(Papa Grande Di Magico)【Creepypasta】{1}
ニック・ヴァニル(Nick Vanill)【Creepypasta】{1}
ライフレス・ルーシー(Lifeless Lucy)【Creepypasta】{1}
リリー・ケネット(Lily Kennett)【Creepypasta】{1}
パイレーツ・パーシー(Pirate Percy)【Candle Cove】{2}
アンジェリカ・ピクルス(Angelica Pickels)【Rugrats】{8}
ジェニー・ウェイクマン(Jenny Wakeman)【My Life as a Teenage Robot】{2}
ナ・ギチャン(나기찬)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{3}
トランプ(트럼프)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{1}
ハン・ナヨン(한나연)【스피어즈(Spheres)】{3}
ビサエール(공주)【스피어즈(Spheres)】{1}
バン(반)【르브바하프 왕국 재건설기(Revbahaf Kingdom Rebuilding Story)】{2}
コナ(코나)【르브바하프 왕국 재건설기(Revbahaf Kingdom Rebuilding Story)】{2}
チュ・ティンヨ(주딩요)【또봇(Tobot)】{1}
ユ・ミンヒョク(유민혁)【ENIGMA : An Illusion Named Family】{1}
ナ・チャン(나찬)【터닝메카드(Turning Mecard)】{1}
コン・ジュヒ(공주희)【터닝메카드(Turning Mecard)】{1}
ダナ(다나)【터닝메카드(Turning Mecard)】{1}
キム・ヘヨン(김혜연)【와라! 편의점(Welcome to my convenience store)】{1}
アイザック(Isaac)【The Binding of Isaac】{3}
マーヴォ(Maavo)【MUGEN】{3}
マリッツァ(Maritza)【MUGEN】{2}
イヴェット(Ivette)【MUGEN】{2}
ナラヤン・マキシム(Narayan Maxime)【MUGEN】{1}
ラミ・ザ・フォックス(Lami the fox)【MUGEN】{1}
ルビー・ローズ(Ruby Rose)【RWBY】{2}
ワイス・シュニー(Weiss Schnee)【RWBY】{2}
ヤン・シャオロン(Yang Xiao Long)【RWBY】{4}
ブレイク・ベラドンナ(Blake Belladonna)【RWBY】{3}
イリザベス・ファウスト(伊麗莎白)【浮士德的噩夢(Fausts Alptraum)】{6}
ヴァレンタイン(瓦倫丁)【浮士德的噩夢(Fausts Alptraum)】{1}
リッパー(“杰克”)【第五人格(Identity_V)】{1}
ジル・スティングレイ(Jill Stingray)【VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action】{1}
バッター(The Batter)【Off by Mortis Ghost】{2}
ビクター・ストロボフスキ(Viktor Strobovski)【Advanced Education with Viktor Strobovski】{2}
ニコ(Niko)【One shot】{1}
ハントレス・ウィザード(Huntless Wizard)【Adventure Time】{1}
伊草ハルカ【ブルーアーカイブ(블루아카이브)】
琴葉姫【応募枠】{8}
柊【応募枠】{7}
わたげ【応募枠】{5}



△今回の舞台は朽ち果てた村!
△Lunatic Playシリーズ、10回突破!
△逃亡者の人数は過去最多!
△チームRWBY全員集合!
△「또봇」「ENIGMA : An Illusion Named Family」「터닝메카드」「와라! 편의점」「VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action」「One shot」「Adventure Time」など、初参戦の作品が盛りだくさん!
△今回も韓国作品のキャラがたくさん参戦!
△果たして、最後まで逃げ切る者は一体現れるのか――!?

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅩ】 ( No.1 )
日時: 2023/04/17 07:54
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Fugitives List】

≪Southpark≫

レッド・マッカーサー(Red McArthur)

「Lunatic Play」シリーズの主人公。
Lunatic Playのレギュラー。
サウスパーク小学校に通う美少女。髪の色は赤。
ウェンディとベーベの友人。結構気が強く、クールな性格だが
優しい一面も持っている。しかし怒ると怖い。


カレン・マコーミック(Karen McCormick)

「Lunatic Play」シリーズのヒロイン。
ケニーの妹。Lunatic Playシリーズのレギュラー。
とても優しく、その様はまるで天使のよう。
大人しいが泣いていることが多い。後とてもかわいい。


ジェニー・サイモンズ(Jenny Simons)

サウスパーク小学校に通う女の子。
Lunatic Playシリーズのレギュラー。
ローラの親友であり、彼女と一緒にリスト作成委員会の
委員長やチアガールを務めている。優しい性格であるがナイーブなところがある。
あと肛門が緩い。


パウダー・ターナー(Powder Turner)

サウスパーク小学校に通う女の子。
Lunatic Playシリーズの準レギュラー&マスコット的存在。
レッドと同様に赤毛。ヘアピンとパーカーが特徴的。
結構短絡的であるが、明るく健気で仲間思い。



≪Five Nights at Freddy's: Sister_Location≫

ミニリーナ(Minireena)

バローラのステージにおける女性バックダンサー。Lunatic Playシリーズのレギュラー。
いたずら好きで勝気な性格。男口調でしゃべる。バローラのことが苦手であるが、
家族みたいな関係なので何だかんだで大事に思っている。
因みにこのシリーズでは擬人化で登場している。
(三白眼・銀髪セミロング・黄色の半袖オフショルダー・白スカート・白ブーツ)


ビディバブ(Bidybab)

サーカス・ベイビーのステージにおける女性バックダンサー。
小さいが殺傷力があり、人間を容易く始末することが可能
一見穏やかそうだが、中身は怖い。
ルナプレシリーズではミニリーナが好きという設定がある。



≪Freddy Fazbear's Pizzeria Simulator≫

ハッピーフロッグ(Happy Frog)

カエルのアニマトロニクス。女性。
楽しいことが大好きで、子供のように無邪気な性格をしている。
第3回でミニリーナの友達となった。



≪Happy Tree Friends≫

ラッセル(Russell)

初参戦。
水色のラッコ。海賊のような格好をしている。
よく釣りをしており、潜水も得意である。
たまに「イヨーア!」(または「イヨアー!」など)と特徴的な声を出す。



≪Creepypasta≫

ジェフ・ザ・キラー(Jeff_the_killer)

海外のストーリー「Jeff_the_killer」に登場する少年殺人鬼。
Lunatic Playシリーズのレギュラー。
白いパーカーを着ていて真っ白い肌と裂けた口をしている。
殺人鬼なので狂った人格であるが、案外優しい一面もあったり。


ニーナ・ザ・キラー(Nina_the_killer)

初参戦。
黒髪でポニーテールが特徴の女性シリアルキラー。
狂気的な人格の持ち主で血と殺戮の光景が好き。


パパ・グランデ・ディ・マジコ(Papa Grande Di Magico)

初参戦。
年老のマジシャン。
過去に妻と子供を失っており、それがトラウマになっている。
狂気的な男であり、怒りやすい。しばしば狂気に陥なっては落ち込み、
冷静になることがある。武器はノコギリを使う。


エリザベス・ヴァスケス(Elizabeth Vazquez)

9歳の女の子で足の無い幽霊。いつも枕を抱きしめている。
怖がりで静かで恥ずかしがり屋。
よく落ち込んでいて、滅多に笑顔を見せないがたまに少しだけ笑う。


ニック・ヴァニル(Nick Vanill)

初参戦。
お金の為に殺人を犯すシリアルキラーの男性で同性愛者。
知的でカリスマ性のある青年。
毒の入った注射器を使って殺人をしている。


ライフレス・ルーシー(Lifeless Lucy)

初参戦。
幽霊の少女。
周囲に迷惑をかけること、人を怖がらせて楽しむことを楽しむ。
また、蝶やウサギが好き。幽霊なので飲食は出来ないが、食べ物の匂いは好き。
そのほかにも、親しくなった人たちと一緒に過ごすのを好んでいる。


リリー・ケネット(Lily Kennett)

初参戦。
8歳の少女。
とても親切でフレンドリーで明るく、好奇心旺盛で楽観的で遊び好きな性格。
人形を縫うことが得意のようである。孤独が苦手なのか、一人になると落ち込む。



≪Candle Cove≫

パイレーツ・パーシー(Pirate Percy)

海賊の少年。
かなり臆病な性格で何事にも怯え、神経質である。
しかし非常に注意深く、分析的な思考を持っている。



≪Rugrats≫

アンジェリカ・ピクルス(Angelica Pickles)

3歳の少女。Lunatic Playシリーズのレギュラー。
支配欲が強く、意地悪な性格である。
いたずら好きで、よく年下の子供を虐めている。
レッドをライバル視しており、自称ライバル。



≪My life as a teenage robot≫

ジェニー・ウェイクマン(Jenny Wakeman)

地球を守るロボット。
高度な武器や装置を自由に操ることが出来る。
熱心で優しく、おてんばな性格。ティーンエイジャーらしいことは何でも好き。
優しさゆえに他人を信じやすい。世間知らずなところがある。



≪플라워링 하트(Flowering Heart)≫

ナ・ギチャン(나기찬)

Lunatic Playシリーズのレギュラー。
コンマンウル初等学校の5年1組に通う男の子。
ジン・アリに片思いしているやんちゃな小学生。
いたずら好きで、遊びや嫌がらせで自分の気持ちを表現するが、
その度にアリを怒らせてしまう。


トランプ(트럼프)

初参戦。
フラワーリング王国の第2王子。
冷静な性格だが、自分の気持ちを表現したり理解したりすることが苦手。
若干子供っぽいところもある。



≪스피어즈(Spheres)≫

ハン・ナヨン(한나연)

小さい田舎町で両親と一緒に住んでいる少女。
Lunatic Playシリーズのレギュラー。
明るくて積極的で運動(野球など)が好き。幼児の時から超能力を持っている。
ルナプレではミニリーナとは友達の関係である。


ビサエール(공주)

初参戦。
ピパオ王国の王女。
生意気な性格で子供っぽく、行動的。
かわいい動物が好きでありデコレーションしたりする。因みに音痴。



≪르브바하프 왕국 재건설기(Revbahaf Kingdom Rebuilding Story)≫

バン(반)

ルブバハフ王国の王子。Lunatic Playシリーズのレギュラー。
基本的に楽天的で明るい性格だが、責任感は強い。
王子であった為、少々世間知らず。コーセン王国のユリエル王女とは
婚約者同士であり互いに愛し合っている。


コナ(코나)

ルブバハフ王国の従者。
優しくて礼儀正しい性格。しかも料理の腕前は絶品。
華奢な見た目とは裏腹に怪力の持ち主であり、
重くて大きな物も軽々と持ち上げる。



≪또봇(Tobot)≫

チュ・ティンヨ(주딩요)

初参戦。
変身自動車トボットDのパイロットで10歳の女の子。
取材が得意。堂々とした性格で、論理的に話すことができる。
全体的に大人な感じの少女。



≪ENIGMA : An Illusion Named Family≫

ユ・ミンヒョク(유민혁)

初参戦。
茶髪で赤い半袖のジャケットが特徴的な男性。
暗闇が大嫌いで、暗闇に長くいるとパニック発作を起こしてしまう。
チョコレートバーを食べると落ち着くのか、メンタルが回復する。



≪터닝메카드(Turning Mecard)≫

ナ・チャン(나찬)

初参戦。
ミニカーが大好きな元気な少年。
フレンドリーで面倒見がよく、困っている人を助けるのが好き。
少年漫画の主人公みたいにフラグを立てまくることがある。


コン・ジュヒ(공주희)

初参戦。
ピンクの髪の少女で、チャンのクラスメート。
優しい性格で、ナチャンに片思いをしているようだ。
自分の容姿に自信があるようである。


ダナ(다나)

初参戦。
ダビの妹。ツインテールが特徴的。
異次元の世界出身である。
生意気で子供っぽい性格で、単純なところがある。



≪와라! 편의점(Welcome to my convenience store)≫

キム・ヘヨン(김혜연)

初参戦。
コンビニでアルバイトしている女性店員。
英語、仕事、喧嘩が得意というハイスペックな人。
しっかり者で、タバコを買いにくる未成年に厳しい。



≪RWBY≫

ルビー・ローズ(Ruby Rose)

チームRWBYのリーダーで武器マニア。
気を許した相手には明るく饒舌でよく懐くが、
あまり親しくない相手とは積極的なコミュニケーションを避けようとするなど、
人付き合いがあまり得意ではない。


ワイス・シュニー(Weiss Schnee)

レムナント世界最大手のダスト企業「シュニー・ダスト・カンパニー」の令嬢。
高飛車で気が強く、沸点の低い。思ったことはそのまま口に出すため
何かと摩擦を生みやすい性格だが、単なるワガママなお嬢様ではなく、
相手の心情に配慮して自分から歩み寄ることのできる聡明さを併せ持っている。


ヤン・シャオロン(Yang Xiao Long)

豊かな金髪が特徴的な少女。
Lunatic Playシリーズのレギュラー。ルビーとは異母姉妹。
豪胆かつ好戦的な性格。戦闘中でもジョークを忘れない。
感情が昂ると瞳が真っ赤になり、髪を傷つけられることをひどく嫌う性質。


ブレイク・ベラドンナ(Blake Belladonna)

獣人の女の子。
クールな性格で口数も少ない。読書を好み、時にはルビーやヤンと
一緒になっておふざけに興じるなど、年相応の少女らしい一面もある。
因みに犬が苦手。



≪The Binding of Isaac≫

アイザック(Isaac)

Lunatic Playシリーズのレギュラー。
赤ちゃんによく似た人型の生物。常に泣いている。
絵を描いたり、おもちゃで遊んだりするのが好きな子供。
体液、排泄物、昆虫、宗教にトラウマがあるようだ。



≪MUGEN≫

マーヴォ(Maavo)

Lunatic Playシリーズのレギュラー。
茶色のスパイキーヘア、黒い目、そしてアプリコット色の肌を持つ長身の少年。
元気な性格でワナビーらしい。ペルソナ5が好きなのか、よくそれっぽいことをする。
武器は鉛筆であり、盾にしたりブーメランのように投げたりなど、器用な使い方をしている。


マリッツァ(Maritza)

赤髪ロングとギザ歯が特徴的な小柄な女の子。
明るい性格で、大きな赤いハンマーを武器としている。
マーヴォと同じく、ペルソナ5が好きらしい。


イヴェット(Ivette)

黒髪と白パーカーが特徴的な女性。
けだるげな印象を受けるが、実際はクールな性格。
マーヴォ、マリッツァと同じく、ペルソナ5が好きらしい。


ナラヤン・マキシム(Narayan Maxime)

初参戦。
元王子様、今は召使い兼ボディーガードのウサギの男の子。
好きなものは寝る事、キャロットケーキ、戦いに勝つ事。
召使いなので家事全般はそこそこ得意である。


ラミ・ザ・フォックス(Lami the fox)

初参戦。
唐傘とマフラーを着用した二足歩行のメスのキツネ。
全く喋らないのでクールな印象を受ける。
自分の背丈以上に長い刀を主武器としているが、魔法と思しき攻撃も使える。



≪浮士德的噩夢(Fausts Alptraum)≫

イリザベス・ファウスト(伊麗莎白)

Lunatic Playシリーズの準レギュラー。
常に不機嫌そうな少女。退屈が嫌い。
よくあくびをし、眠たくなるとすぐに転寝をする。


ヴァレンタイン(瓦倫丁)

初参戦。
マルガレーテという名の女性の兄。
目の下にクマが出来ており、そして神妙な面持ちである。
道徳や規律といったものを重んじている。



≪第五人格(Identity_V)≫

リッパー(“杰克”)

初参戦。
ハンター。本名はジャックで、「切り裂きジャック」がモデルとなっている。
趣味は解剖の殺人鬼。
霧のある夜を好んでおり、懐中電灯を嫌っている。



≪VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action≫

ジル・スティングレイ(Jill Stingray)

初参戦。
ツインテールが特徴的な女性バーテンダーでバイセクシャル。
バーテンダーとして酒を集めるのが趣味。ビールを愛飲する。
よく心の中で毒づいたり冗談を言ったりする。また、下ネタ好き。



≪Off by mortis ghost≫

バッター(The Batter)

野球選手の格好をした男。
冷静かつ寡黙で、必要なこと以外は喋らない。敵には無慈悲。
だが、ジェットコースターを両手を上げて楽しむ姿もある。



≪Advanced Education with Viktor Strobovski≫

ビクター・ストロボフスキ(Viktor Strobovski)

数学専門の教師。
しかし呪いを受けているせいで恐ろしい殺人鬼となっている。
自分の意思に反した生徒を残酷な方法で殺害する。
白い仮面が特徴的であり、斧を武器としている。



≪One Shot≫

ニコ(Niko)

初参戦。
新しい太陽を持った救世主。
ネコのような外見だがネコではない。
優しくて思いやりがあり、好奇心が旺盛な傾向にある。



≪Adventure Time≫

ハントレス・ウィザード(Huntress Wizard)

初参戦。
狩人の魔法使い。
のんびりした性格、物事に対して皮肉な態度で臨んでいる。
動物や自然が大好き。身体能力は高く、かなり機敏に動ける。



{ブルーアーカイブ(블루아카이브)}

伊草ハルカ

ゲヘナ学園1年生。
いつもオドオドしているが、恐ろしい提案を出したりとかなり頭が回っているが故、
便利屋で一番怖い子である(おそらく)。趣味は雑草を育てること。



{応募枠}

琴葉姫

嫁・推しが生きがいの腐女子兼夢女子。
推しのことになるとトンデモパワーを発揮することがある。
割と図太くお調子者。基本テンション高めだが、自己肯定感は低め。
頼られると断れず誰かのためになりたいと思っているが、早とちりしがち。




小説カキコで活動している女性作家。
明朗だがビビりで、ホラーは大の苦手。基本的に緩く、テキトー。
人の恋路はにやにやしながら見守るが自分の恋路はドヘタレ。
第五人格のハスター様の信者。年下の推しに関しては甘やかしそうになる。
自己犠牲しがち。


わたげ

かなりのマイペース。何もしていない時は大抵意識が宇宙に飛んでいる。
人見知りだが、話しかけられた時は頑張って話す。
しかし好きなキャラに会ったり話題が出たりするとテンションがおかしくなる。
イケメンと美少女をこよなく愛している。うさぎも好き。





合計52人の逃亡者が、朽ち果てた村の中で狼から逃げ回る――!!

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅩ】 ( No.2 )
日時: 2023/04/17 05:09
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【GAME START】


ゲーム開始前に集められた、52人の逃亡者達……。




ジュヒ「やっぱ廃墟だからどの家もボロボロね……」





XJ-9「生き残りたいね……!」





ハッピーフロッグ「久しぶりの参戦だ……頑張って逃げ切るぞ!」




エリアを下見する、逃亡者達。




ギチャン「この小屋は……うお、ボロボロな上になんもねーな。隠れる場所としては使え無さそうだぜ;」




ワイス「服を汚さないようにしたいですわ……」








ゲームスタートまで――







10





























































{START}



{残りゲーム時間 400:00}


{残りゲーム時間 399:59}


{残りゲーム時間 399:58}




カッ!!


狼3匹「「「ガルルルル!!」」」ダダダダダ!!


スタートと同時に3匹の狼が光と共に現れ、逃亡者たちを捜しに走り出した――。




-------------------------------------------------------------------------


パウダー「わわっ、虫だ! ……あうっ、枝に当たっちゃった……ゲーム開始時から不幸だなぁ、あたし;」


今回のゲームの舞台は、自然に囲まれ、少し霧がかかった朽ち果てた村。
この村は大昔に廃れ、誰もいなくなってしまい廃村となってしまった。
その為、大体の家が朽ちており中には植物に飲み込まれている廃家も存在している。

因みに今までLunatic Playは全て夜に開催されていたが、今回はなんと昼だ。
ただし天候は曇り空。いつ雨が降ってもおかしくない――。

前回では最後に残った一人だけが賞金を獲得出来るサバイバル的ルールであったが、
今回でいつものルールに戻り、時間内を狼から逃げ切れば賞金を獲得できるシステムとなった。

今回の逃亡者の数は全員でなんと52人! 果たして、逃げ切れる者は現れるのか――!?


------------------------------------------------------------------------




{残りゲーム時間 399:00}




パーシー「ううう……狼には会いたくない……」ガクブル


臆病な海賊の少年であるパイレーツ・パーシー、身を潜められそうな場所を探している。


パーシー「さっさと何処かに引きこもりたい……;」


第6回のように、隠れられそうな場所に入ったらそこから動かないつもりでいるようだ――。








ミニリーナ「ナヨンの奴、何処にいんのかな……?」キョロキョロ


一方、バローラのステージのバックダンサーであるアニマトロニクスのミニリーナは、最近仲良くなった韓国育ちの少女のハン・ナヨンを探していた。


ミニリーナ「前回はあんまりナヨンといられなかったから、今回は長く一緒にいたいぜ」








マーヴォ「ルナプレ、もう第10回なのか……第10回記念だし、いつも以上に頑張りたいぜ!」


記念すべき第10回ということで、気合を入れている少年・マーヴォ。


マーヴォ「あとこのゲーム終わったらジーグブルートに礼を返さねえとな!」 ※複垢のPrivatter参照


礼返しに礼返ししようと思っているのであった――。









バン「はあ……前回は本当にしんどかったなぁ…・・・いや、しんどいってレベルではなかったが;」


前回、ブラッディ・ペインターと相打ちになって退場となった、ルブバハフ王国の王子・バン。


バン「カレンの話によると、余がやられた後レッドを復活できたようだ……良かった。あの二人大分仲良しらしいから、これからも仲良くしてほしいものだ」


仲の良さを保ってほしいと思う、優しい王子の近くに――


蛇「シャーッ!!」

バン「!!?(;゚Д゚) うばあああ!! 蛇!!;」アタフタ


突如、一匹の蛇が近づいて来た――。


バン「だ、誰かアアア!! コナ、ユリエル、도와 줘、도와 줘!!(;゚Д゚)」アタフタ ←あまりにも焦って母国語が出てしまってる


彼の近くにはコナもユリエルもいない、というかそもそも今回ユリエルは参加してすらいない。蛇を見てパニックになっている王子の近くを――


マーヴォ「? 何の騒ぎだ……ってなんじゃこりゃ! つーか蛇いんじゃん!;」


元気な少年・マーヴォが偶然通りかかった。 ※王子であることを知らない為タメ口です


バン「へ、蛇!! 蛇どっかやって!! アタイ怖い辛いそして辛い!;」

マーヴォ「落ち着け! オラ蛇、あっちへ行って!」ポイッ


マーヴォは近くに落ちてた木の棒にその蛇を絡ませ、そしてその蛇ごと遠くへ棒を投げ捨てたのであった。


バン「あああー、恩に着る!!」ダキッ ←マーヴォに抱き着く

バン「助かったよぅ! ほんとに恩に着る! マジ恩に着るぅぅうぅう! ありがとんありがとん!(´;ω;`)ウゥゥ」ギュウウウ

マーヴォ「そ、そんな大袈裟な!(;゚Д゚)」

バン「だって蛇だったんだもん! 下手すりゃ余は死ぬかもしれなかったんだもん!(´;ω;`) ところでお主の名前は?」

マーヴォ「マーヴォだ! よろしくな。あんたの名前は?」

バン「バンだ、ルブバハフという王国の王子である」

マーヴォ「へえー、王子……王子ぃ!? す、すみませんでした、無礼な口の利き方を……;」

バン「気にするでない」HAHAHA

バン「それよりお主、狼に気を付けたまえよ。命の恩人が早期に退場されるのは嫌だからな。では!」


バン王子は去って行った。


マーヴォ「なんか王子とは思えないくらいに明るかった……」











ジェニー「今回も長く生き残れるかなぁ……」


僕っ娘のジェニー・サイモンズ、前回はパウダーに助けてもらって脱糞を回避し、終盤まで生き残った――。


ジェニー「前回終盤まで残ったから、今回も終盤まで……いや、逃亡成功したい!」


そう意気込む彼女に―― ゴキュルルルルル!!!


ジェニー「ア゛ッ゛!!!!!」ビクン


便意が襲い掛かった――。


ジェニー「畜生、分かってたけど嫌だわこれ……だ、誰か人いない……!?;」ゴキュルルルルル


前回のように誰かが助けてくれるんじゃないかと思って辺りを見渡すが、不幸にも誰もいない――。これは自力でなんとかするしかない。因みに今の彼女はちょっとでも身体に衝撃が加わると、脱糞してしまう状態だ。


ジェニー「と、トイレ――!! そ、そうだ、あそこの草むらですれb」

ヤン「やぁジェニー! そんなに震えてどうしたの?」ポンッ


そこにヤンが何も知らずにやってきてジェニーの肩を軽く叩く。


ジェニー「ア゛ッ゛!!!❤❤❤」ブリュルルルルルウリュルルルウルル!!

ヤン「えっ、どうしたの―― な、何か臭って……これはもしやくその噴出!? だ、大丈――ウプッ」


ジェニーのウンコの臭いに誘発されゲロを吐きそうになる。


ジェニー「ウヴァアアアア!!❤❤」ブリュルルルル……ガクッ

ヤン「ヴオ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!★★★」ゲロゲロゲロゲロ!!


二人の美少女が汚物をまき散らす様は、最早地獄絵図であった。



【ジェニー・サイモンズ     失格   ≪残りゲーム時間≫】
     残り  51人      {386:57}




ヤン「ジェ、ジェニー、助けてやれなくてごめん……ヴオ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!★★★」ゲロゲロゲロゲロ!!






ピコン!


情報は、スマートウォッチで知らされる――。



ハルカ「『ジェニー・サイモンズが脱糞して退場し、残り51人となった』。う、うんち漏らしたんですか!?;」



バッター「こいつ第7回の時も漏らしてたよな……?;」



パウダー「今回は漏らしちゃったか……ごめん、今回もあたしがそばにいてあげれば……;」



ニック「いや何があってくそなんか漏らしてんだよ……;」









ラミ「……」キョロキョロ


その頃、今回初参戦であるアカギツネのラミは廃家の裏に隠れながら、近くに狼がいないか確認していた。しばらく確認したが、狼は一匹もいなかった。


ラミ「……」フゥ


それに安堵する彼女。狼に噛まれてしまえば、賞金はゼロだ――。










マーヴォ「さっきの王子様、結構いい人な感じだったな~。普通タメ口きいたら処罰もんなのに許してくれて、しかも「生き残ってほしい」みたいなこと言ってたし……また会ったら会話してーな!」

マーヴォ「そういや、マリッツァとイヴェットって何処にいんだろ」キョロキョロ

マリッツァ「呼んだ?」ヒョコッ ←草むらから出て来た

マーヴォ「マリッツァ!」

マリッツァ「エヘヘヘヘ、アタシもマーヴォを探してたのだ! 因みにイヴェットとはまだ会ってないんだ~」

マーヴォ「そうか、なら次はイヴェットを探すか。折角みんな(オレ、マリッツァ、イヴェット)参戦してんだから、第8回の時みたいにまた一緒に行動したいぜ!」

マリッツァ「そーだねー、折角だもんね! じゃ、アタシも一緒に探すー!」

マーヴォ「おう!」


仲良しのこの二人はイヴェットも見つけられるのか――?


マーヴォ(あと出来ればバッターともまた会いてーな~!)








ルビー「ルナプレに参加するのは2回目だけど……やっぱドキドキするなぁ;」


武器マニアの美少女であるルビー・ローズ、まだルナプレのダークな雰囲気には慣れていないようだ。


ルビー「今回はワイスとお姉ちゃんだけじゃなく、ブレイクも参加してるんだったよね。その三人の内誰かと一緒に行動したいなー」


そう考えている彼女の近くに――


ヤン「ハッロー! ルビー、元気かい?」


ヤン・シャオロンがやってきた。


ルビー「お姉ちゃん! グッドタイミング! 私一緒にいたいと思ってたんだー!(>▽<)」ダキッ

ヤン「あはは、そう思ってもらえて嬉しいよw」プ~~~ン

ルビー「……なんかお姉ちゃんの口からゲロみたいな臭いが……;」

ヤン「えっ。あー、えっと、気のせいじゃない? それよりルビー、一緒にいたいと思ってるなら私から離れるんじゃないよ」

ルビー「はぐらかされた!;」

ヤン「折角私の可愛いルビーと会えたんだ、離れちゃ嫌だよ!」ギュウウウウウウ! ←ルビーを抱きしめる

ルビー「ちょっ、お姉ちゃん! グエエ;」


ハグの力が強い、ヤン――。


ルビー(――まぁ、いっか! お姉ちゃんと一緒にいれるなら何でもいいや)


異母姉のヤンから溺愛されており、ルビー本人もお姉ちゃんっ子である――。









柊「よし、狼はいないな……」キョロキョロ


一方、応募枠の柊は慎重に村の中を歩いている。前回、活躍できずに終わってしまった彼女だが、今回はどうなるか。


柊「前回アレな結果だったから、頑張る……!」





---------------------------------------------------------------------


その頃、ゲームマスターがモニターで今回のゲームの様子を監視していた――。


ゲームマスター「そろそろだな……よし、最初のお知らせを送信するか……!」ピッ


モニターを操作し、最初のお知らせを発信した――!








シュンッ!!


狼10匹「……!!」ダダダダダ



ステージ内に、光と共になんと10匹の狼が追加された――。




シュンッ――

宝箱「」


そして、各地に一つ宝箱が設置された。




追加された狼達が、逃亡者に試練となって降りかかる――!




----------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間 380:00}





ピコン!


ヴァレンタイン「『お知らせⅠ』……!」


ビサエール「『エリア内に10匹の狼が追加され、合計13体となった』!?」


わたげ「『残り360分までに、宝箱から狼捕獲用のアイテムを手に入れ、狼を拘束せよ』」


リリー「『360分を過ぎると、そのアイテムは使用できなくなる』」


パウダー「『因みに拘束された狼は消滅する』。消滅って何だか怖いね……;」




----------------------------------------------------------------------


【お知らせⅠ 狼を捕獲せよ】


エリア内に10匹の狼が追加され、現在の狼の数は合計で13体となった。
残り360分までに、宝箱から狼捕獲用のアイテムを手に入れ、狼を拘束せよ。
360分を過ぎると、そのアイテムは使用できなくなる。因みに拘束された狼は消滅する。


----------------------------------------------------------------------




レッド「残り360分になるまでなら、いくらでも狼を減らせるのかしら?」




パウダー「狼を捕まえられるんだ! なら行っとくべきだよね!」




ミニリーナ「あのクッソ速くて厄介な狼を無力化――いや、無力化どころか減らせるってわけか!」




逃亡者にとっては厄介な敵を減らせるチャンスだ。果たして、どれだけの狼を減らせるのか――!?



---------------------------------------------------------------------

残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、ミニリーナ、ビディバブ、ハッピーフロッグ、ラッセル、ジェフ、ニーナ、
エリザベス、パパグランデ、ニック、ルーシー、リリー、パーシー、アンジェリカ、ジェニー、ギチャン、トランプ、
ナヨン、ビサエール、バン、コナ、ティンヨ、ミンヒョク、チャン、ジュヒ、ダナ、ヘヨン、アイザック、マーヴォ、
マリッツァ、イヴェット、マキシム、ラミ、ルビー、ワイス、ヤン、ブレイク、イリザベス、ヴァレンタイン、リッパー、
ジル、バッター、ビクター、ニコ、ハントレス、ハルカ、琴葉姫、柊、わたげの51人。




続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅩ】 ( No.3 )
日時: 2023/04/19 17:36
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Binding】



{残りゲーム時間  379:00}



レッド「狼を捕まえなければいけないのね。大分危険そうだけど行くわ、減ってもらわないと困るし」

レッド「カレン、私このミッション行くけど私から離れないようにね」

カレン「勿論! もしレッドお姉ちゃんが危ない目に遭いそうになったら私が守るから」

レッド「……あんた肝が据わった顔になったわね」


レイク撃破からたくましくなった、カレン・マコーミック――。


レッド「……あんまり無理はするんじゃないわよ?」

カレン「うん!」








ジュヒ「狼拘束かぁ……行っとこうかな?」


今回初参戦の普通な感じの女の子のコン・ジュヒも挑むようだ――。


ジュヒ「狼は少ない方がいいもんね……!」タッ


狼が13体もいれば、最後まで生き残るのはかなり至難の業であろう――。









ミニリーナ「狼13体って……ふざけてんのかよ!; 多すぎだ! こりゃ行くしかねーわ!」タッ


ミニリーナも向かうようだ。


ミニリーナ「さっさとアイテム見つけて捕獲を――ん? あっこにいんの……おお!! おーい、ナヨン!」

ナヨン「! その声は……ミニリーナ!」タッ


ミニリーナの友達である、韓国育ちの少女のハン・ナヨンがやってくる。


ミニリーナ「ナヨン! 会えて良かった」

ナヨン「あたしも……! あの……ごめん、ミニリーナ……前回、再合流できずにエテレドにやられちゃって……」

ミニリーナ「ああ、エテレドか……私前回、そいつに一発ぶちかまして撃破しといてやったよ。友達おまえをやったそいつが許せなくてな……」

ナヨン「ミニリーナ……!」


自分のために敵討ちしてくれたことを知り、そして喜びに心も体も包まれるナヨン。


ミニリーナ「つーか謝んなよ、私別に怒ってないし! それよりまた会えて嬉しいよ。一緒に行動しようぜ」

ナヨン「うん!」

ミニリーナ「それでお知らせの方だけど、私行くけどお前どうするよ」

ナヨン「ミニリーナが行くならあたしも行く!」

ミニリーナ「OK! 今度はお前と離れ離れにならずに長く一緒にいたいもんだぜ」

ナヨン「あたしだって!」


ルナプレでどんどん仲が深まって行く二人。この仲良しコンビ、果たして活躍できるのか――?






{残りゲーム時間  376:00}



柊「アイテムって何処にあるんだ……?」キョロキョロ


辺りを見渡しながら宝箱を探している彼女。


柊「前回何もせずに終わったから活躍した――ん! あれは……!?」タッ


なんと探し始めてから間もなく、宝箱を発見! 早速開けてみると、中には冷凍銃が入っていた。


【柊  冷凍銃  獲得】

{冷凍銃……これを狼に向けて撃つと凍結させることが出来る。ただし使えるのは1回だけ}


柊「冷凍銃か……いいもの貰った!」









バン「ううう~~~、狼は増えたままだとみんなが困るであろうから行きたい! でも狼怖い……; どうしようか、他の人に任せておくべきか、それとも……(;´・ω・)」ウロウロ


狼捕獲に向かうかどうか悩んでいる彼の近くに一人の少女が現れた。その少女の見た目はウェーブがかかった青髪ロングでピンク色のワンピースを着用。そう、今回初参戦のビサエール王女だ――。


ビサエール「おいお前、何ウロウロしてやがりますか」

バン「!? あ、お主は……確か今回の参加者であったか。名前は確か、えーと……」

ビサエール「ティオスニア・ウコニオ・ビサエール王女です」

バン「ティオスニャ…ウカニビスouneen~……」

ビサエール「言えてねーじゃねーですか。ティオスニア・ウコニオ・ビサエール王女!」

バン「ティ、ティ……ティッシュ・ウコヌヌ・ビイヌnu………?」

ビサエール「また間違えてんじゃねーですか! 大体お前だって本名長いんですから人のフルネーム間違えねーで下さい!(# ゚Д゚)」

バン「すまぬ」

ビサエール「はあ……それでさっきブツブツ言いながらウロウロしてやがったのは何だったんです」

バン「狼捕獲に行くか悩んでたところなのだ。でも狼に襲われるかもしれないと思うと怖くていけないのだ!(;´・ω・)」

ビサエール「まあ狼に噛まれりゃ即失格ですからねぇ。つーか怖いんならわたくしがついてってやりましょうか?」

バン「本当か!? ありがとん! では行こうではないか、狼捕獲へ!(`・ω・´)」

ビサエール(調子のいい男ですねぇ)


バン王子はティアスニオ・ウコニア・ビサエール王女と共に狼捕獲に向かう事にしたのであった。


ビサエール「おいナレーションまで間違えてんじゃねーです」










ハッピーフロッグ「アイテム、何処かな何処かな?」タッタッタ


エリア内を走って宝箱を探している、カエルのアニマトロニクスの女の子・ハッピーフロッグ――。


ハッピーフロッグ「てか今回、ミニリーナも参加してるらしいんだよね。また会いたいな~、あれから全然会ってないんだもん! あたい楽しみ~!(*´▽`*)」タッタッタ


第3回でミニリーナと友達になった彼女はミニリーナを探そうと考えた。第4回から今まで全然ルナプレに参加できずミニリーナと会えてない彼女、果たして今回で再会出来るのか――?








ヘヨン「アイテムねぇ……行きたいけど、あそこの狼が……」

狼「グルルルル……」


今回初参戦の韓国人女性のコンビニ店員であるキム・ヘヨン、廃家の裏に隠れながら狼の様子を伺っている。


ヘヨン「早くどっか行ってくれないとアイテム探せないじゃん……;」ソワソワ


狼に噛まれてしまえば、賞金はゼロ――。








ハルカ「宝箱は何処でしょうか……急いで狼を減らしませんと……!;」アセアセ


焦りながら走って宝箱を探し回っている、ゲヘナ学園所属の少女・伊草ハルカ。すると――。


ハルカ「――! あ、あれはもしかして……!;」タッ


ハルカ、宝箱を発見! 早速中を開けてみると――冷凍銃1丁が入っていた。


ハルカ「銃ですか……! 私銃使いなので助かります……」


【伊草ハルカ  冷凍銃  獲得】








{残りゲーム時間  374:00}




ハッピーフロッグ「宝箱、宝箱! ミニリーナ、ミニリーナ!」キョロキョロ


アイテムと友達を探す彼女の近くに――。


ビディバブ「ねえ……」ヒョコッ


木の陰から、サーカス・ベイビーのステージにおけるバックダンサーの美少女・ビディバブがやってきた――。


ハッピーフロッグ「あっ、あなたは……えっと」

ビディバブ「ビディバブ。それより……貴方ミニリーナの名前を口に出したよね?」

ハッピーフロッグ「それがどうしたの」

ビディバブ「貴方ミニリーナの何なの?」

ハッピーフロッグ「何なのって……友達だけど?」

ビディバブ「友達? いつから友達になったの?」

ハッピーフロッグ「第3回のルナプレから……まあそれ以降、全然会えてないんだけどね;」

ビディバブ「全然会えてないかどうかなんて関係ない。わたしのミニリーナと近しくなるなんて許せない……」ゴゴゴゴゴ


ミニリーナ大好きなヤンデレ美少女、ハッピーフロッグを憎む――。


ハッピーフロッグ「えっ、何!? 何で怒ってんの!;」←ビディバブがヤンデレであることを知らない

ビディバブ「警告する。またわたしのミニリーナに近づいたら始末するから……」ゴゴゴゴゴ

ハッピーフロッグ「うへえ」

ビディバブ「――それじゃあ、わたしはミニリーナ探しに戻るね……」スタスタ


ヤンデレ少女、去る。


ハッピーフロッグ「あー、怖かった……ていうか、わたしのミニリーナって何さ、別にビディバブのもんってわけじゃないでしょ……;」

ハッピーフロッグ「……始末するとか言ってたけど、ミニリーナに会ったらあたい殺されんのかな……; いや、殺されそうになったらあたい抵抗する! だから大丈夫! さーて、ミニリーナとアイテム探し再開!♪」


自身のパワーに、自信アリ――。







ジュヒ「アイテムって何処にあるんだろ……あ、あれかな?」タッ


コン・ジュヒ、宝箱を発見――。早速近づいて中を見てみると、赤色の手袋が入っていた。


【コン・ジュヒ   タッチグローブ  獲得】


ジュヒ「何だろこれ」


グローブの横には説明書がついていた。


{タッチグローブ……これを装着した状態で狼にタッチするとその狼を拘束することが出来る。使用回数は3回まで。因みに装着している間は狼に狙われなくなる(残り360分までは)}


ジュヒ「なるほど……結構良さそうなアイテムを手に入れたわ!」


冷凍銃より強力であるレアアイテムを運よく手に入れることが出来たジュヒ! 逃亡者達に走らされていないが、宝箱の中にはこういったレアアイテムがたまに入っているのだ――。







ティンヨ「狼13匹だなんて放っといたら確実にヤバいんじゃない……?」


今回初参戦である変身自動車のパイロットのチュ・ティンヨも、狼を捕獲するためのアイテムを探し中だ――。


ティンヨ「狼って移動速度が半端ないらしいし、被害が多く出る前に減らしておきたいわ……」


13匹もいれば、逃亡者脱落のペースがかなり早くなってしまうだろう。








コナ「ちょっとこのお知らせ、怖いので止めておきます……;」


怪力メイドのコナは、このお知らせに消極的なようだ。


コナ「13匹もいる状態で動き回ったりなんかしたらほぼ確実に脱落しちゃうでしょうし……」


大量の狼の存在に怯えている彼女の近くに、一匹の狼が近づく。その狼は涎を垂らしながら彼女をじっと見つめている。彼女はそれに気づいていない――。


コナ「なので他の皆様にお任せいたします、申し訳ございません……;」

狼「ガルルルル……」


果たして、コナの運命やいかに――?



-------------------------------------------------------------------

残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、ミニリーナ、ビディバブ、ハッピーフロッグ、ラッセル、ジェフ、ニーナ、
エリザベス、パパグランデ、ニック、ルーシー、リリー、パーシー、アンジェリカ、ジェニー、ギチャン、トランプ、
ナヨン、ビサエール、バン、コナ、ティンヨ、ミンヒョク、チャン、ジュヒ、ダナ、ヘヨン、アイザック、マーヴォ、
マリッツァ、イヴェット、マキシム、ラミ、ルビー、ワイス、ヤン、ブレイク、イリザベス、ヴァレンタイン、リッパー、
ジル、バッター、ビクター、ニコ、ハントレス、ハルカ、琴葉姫、柊、わたげの51人。




続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅩ】 ( No.4 )
日時: 2023/04/27 18:09
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Binding2】



{残りゲーム時間  372:00}



狼「グルルルル……」

コナ「皆様、頑張って狼を凍結して下さい……!? なっ、狼……!」タッ


彼女はそれに気づき、咄嗟に逃げ出す。


狼「……」キョロキョロ

コナ「こんな早くにやられたくありません……!;」タッタッタ




狼「……?」


狼は彼女を見失った――。



コナ「来てないですよね……?」タッタッタ


上手く、回避できた――。








その頃、ルビー・ローズとヤン・シャオロンは――


ルビー「ねえお姉ちゃん、アイテム見つかった?」

ヤン「ぜーんぜん! 宝箱の在り処についてのヒントが少なすぎるんだよね~;」

ルビー「確かに……やっぱ闇雲に探すしか――ん! お姉ちゃん、あそこに宝箱あるよ!」

ヤン「おおっ! でかしたルビー!♪」ダキッ

ルビー「うぐっ!; ちょ、いちいち抱き着かないで!;」ジタバタ


その後、宝箱を開けてみるルビー。中には冷凍銃一丁が入っていた。


ルビー「わあああっ!! カッコいい!! カラフルでファンタジック!(*´▽`*)」

ヤン「おおー、いかしたデザインじゃない! エアーガンみたいな形してる! ルビー、あんたが持っときなよ。あんたこういうカッコいい武器好きでしょ」

ルビー「うん!(≧▽≦)」



【ルビー・ローズ  冷凍銃  獲得】



ルビー「あ、でもお姉ちゃん……」

ヤン「私もアイテム見つけるから大丈夫! あ、でも危なくなったらルビーヨロシク!」

ルビー「あ、はい」









レッド「アイテムの入った宝箱、何処にあるのかしら……あら」

カレン「宝箱だ! あ、ねえねえ、あっちにももう一つ宝箱があるよ」

レッド「本当だわ! 私たち、ついてるわね」フフ


レッドとカレン、二つの宝箱を開けてみる。両方とも、中には冷凍銃が入っていた――。


カレン「ううっ、ちょっと重たいなぁ……;」

レッド「大丈夫?」

カレン「あ、うん! ちょっと重たいってだけで全然持てるから! お姉ちゃん、これで狼さんを駆逐しようね!」

レッド「……ええ」

レッド(カレンの口から「駆逐」って言葉が……どうやら攻撃を仕掛けることに抵抗が無くなったっぽいわね。あのカレンが……)


レイク撃破以降、心が強くなったカレン――。










ラッセル「他の皆、狼を拘束出来てるのかな……;」


今回初参戦の海賊のような恰好をしたラッコの男の子・ラッセルはこのお知らせ、他人任せのようだ――


ラッセル「オイラちょっとやる勇気ないから他の人に任せ――うわっ、狼!!;」タッ

狼「……」キョロキョロ


狼を見つけ、すぐさま逃げ出す彼。


狼「……」キョロキョロ

ラッセル「ヤバイヤバイ……」タッタッタ


狼に気づかれずに振り切ることに成功したのであった――。


ラッセル「うん、ここまでくればもう大丈夫……うん、確かに来てない。危ない危ない……ここでオイラが噛まれたりなんかしたら、原作ハピツリみたいにグロいシーンを晒すことに――え、ならない? 一応全年齢対象のSSだから? なるほどw」


ハピツリほどグロいシーンは描かない方針なのでそこについては安心してよろしい。











ミニリーナ「アイテム何処にあんのかなっと――おっ、宝箱じゃん!」

ナヨン「ほんと!?」


ミニリーナ、宝箱を発見し早速開けてみる。中には冷凍銃一丁が入っていた。


ミニリーナ「おおっ、なんか強そうだな。これで狼を凍結させろってか。説明書には使用回数は1回だけって書いてあんな」

ナヨン「銃の使い方分かる?」

ミニリーナ「使ったことないがまあ大丈夫だろ」

ナヨン「……間違えてあたしに向けて撃ったりしないでよ」

ミニリーナ「なにビビってんだよ、銃なんかトリガー引くだけ――あ」バシュウウウウウ!!

ナヨン「びゃっ冷たっ!!!(◎_◎;)」

ミニリーナ「あ、悪ぃ……暴発しちまった;」

ナヨン「いや別にいいけど……それよりさっきので銃使えなくなっちゃったんじゃないの?」

ミニリーナ「銃のメーターが0になってないから大丈夫だ」

ナヨン「メーターあったんだ……」

ミニリーナ「とにかくアイテム手に入れたから凍結しに行くぞ!」

ナヨン「うん!」











ハッピーフロッグ「宝箱、宝箱……あたい早く見つけたい――お、あった!」ガチャッ


彼女、宝箱を発見しすぐさま中身を見てみる。中には冷凍銃一丁が入っていた。


【ハッピーフロッグ  冷凍銃  獲得】


ハッピーフロッグ「おおーっ、なんだか強そう! これで狼凍結できるね! 後はミニリーナを見つけたいな~!」



ルビー、レッド、カレン、ミニリーナ、ハッピーフロッグと、多くの逃亡者が冷凍銃を獲得していく。

現在、アイテムを持っている者は柊、伊草ハルカ、コン・ジュヒ、ルビー・ローズ、レッド・マッカーサー、カレン・マコーミック、ミニリーナ、ハッピーフロッグの7人。果たして、この7人は狼を拘束出来るのか――?







{残りゲーム時間  369:00}





柊「狼、何処にいるのかな……さっさと凍結したい……」キョロキョロ


冷凍銃を構えながら森の中を歩く彼女。狼がいないか辺りを見渡していると――徘徊している一匹の狼が視界に入った。凍結させられる機会がやってきた――!


柊「いた! おい狼! こっちだ!」

狼「! ガルルルル!!」ダダダダダ


狼を呼び寄せる彼女――! 狼は半端ないスピードで彼女のところへ走って行く――!


狼「ガルルルルル!!」ダダダダダ

柊「そりゃああっ!!」バシュウウウウウ!!

狼「!!?」カチンコチン


【狼  1匹凍結  残り12体】


狼「」シュンッ


凍結した狼は消え去った――。


柊「狼が消えちゃった……これで一匹減ったっていうことだな?」












ルビー「狼、出ておいで! 凍結してあげるから!」

ヤン「随分強気だねえ――お、ルビー! あそこに一匹いるよ!」

ルビー「ほんとだ!」

狼「!!」ダダダダダ


ルビーとヤンに気づいた狼が、彼女たちに物凄いスピードで走り寄る――!


ルビー「来た! それ!!」バシュウウウウウ

狼「!?」カチンコチン


【狼  1匹凍結  残り11体】


ルビー「やった……狼消えた!」

ヤン「やるじゃん! 流石私のルビー!!♪」タッ ←ルビーを抱きしめようとする

ルビー「」サッ ←それを回避

ヤン「――ルビー……私のこと嫌いになっちゃった?;」

ルビー「いや好きだよ、それはそれとしてハグの威力がきついから」

ヤン「(´・ω・)」




狼2「グルルルル……」


その時、二人の近くにもう一匹の狼が現れる。ルビーとヤンはそれに気づいていない――。


狼2「ガルルルル!!」ダダダダダ

ヤン「それじゃあ次からはハグの力を弱めに――ってルビー!? 狼が!!」

ルビー「へっ!? うわあっ!!」


冷凍銃を使い切ってしまったルビーに襲い掛かる狼! しかし狼は彼女を噛むことは出来なかった。


バシュウウウウウ!!


ルビー、ヤン「「!?」」

ハルカ「大丈夫ですか!?」


偶然近くを通りかかったハルカが冷凍銃でその狼を凍結してくれたからだ――。



【狼  1匹凍結  残り10体】



ヤン「あんた……ありがとうね! ルビーが助かった!」

ハルカ「いえいえ……」

ルビー「ありがとうございます――ってあれ!? ハルカ、後ろに背負ってる、その銃っぽいの……ちょっと見せてくれる?」

ハルカ「え? 別に構いませんが……」

ルビー「ありがとう!」キラキラ


ハルカ、自身の武器である「ブローアウェイ」をルビーに貸す。ブローアウェイとは、ハルカが害虫の駆除などに使用するショットガンだ――。ルビーは目を輝かせながらそれをじっくりと見る。


ルビー「うわあああっ! トゲがついててカッコいい~! 色もダークな感じでクールだね! こんなカッコいい武器持ってるの、とっても羨ましいな~!(*´▽`*)」キラキラ

ハルカ「あ、ありがとうございます……?;」オロオロ

ヤン「ハルカ、ルビーは生粋の武器マニアなんだよ」

ルビー「うん……ほんとにいい感じ! ハルカ、ありがとう! 返すね!」


ブローアウェイをハルカに返したルビー。


ハルカ「どうも……?」

ルビー「それじゃあハルカ、色々とありがとう! 私、もう行くね~!」

ヤン「狼にやられないようにね」

ハルカ「はい! お二人もお気をつけて下さいね……!」





ルビー「なんだか私、参加するたびにカッコいい武器を見てる気がする! ジーグブルートの銃とか、ハルカの銃とか!」テクテク

ヤン「ふふふ、あんたどうやら武器に縁があるようだね。武器マニアで良かったんじゃない?」

ルビー「うん! これからもジーグブルートやハルカの武器みたいな、カッコイイの見つけたいな~!」


第7回や第10回でもカッコいい武器を見れてウキウキな、ルビー・ローズであった――。










その頃、バン王子とビサエール王女は――今もアイテムを探し中であった。


バン「うう~~、中々アイテムが見つからんぞ!;」

ビサエール「虫やゴミやいっぱい見つかりましたけどね……」

バン「まあ、廃れた場所だからなここ……うう~~、狼怖いから早くアイテム欲しい!(~_~;)」

ビサエール(イケメン王子なのに結構ビビりですねえ……まあ嫌いじゃねーですが)

ビサエール「まあ頑張って探しましょう! 狼が増えたままじゃ困りますから」

バン「ああ……;」


果たして、見つけられるのか――?











その頃、レッドとカレンは冷凍銃を構えながら狼を探していた。


レッド「ええと、狼は……いたわ! ほら狼! こっち来なさい!!」

狼「!!」ダッ


狼がレッドとカレンに向かって猛スピードで走る――! レッドは狼狽えず、照準を狼に合わせ、銃の引き金をひいた。

バシュウウウウウ!!


狼「」カチンコチン



【狼  一匹凍結  残り9体】



カレン「狼さん、ごめんね……あっ、もう一匹あそこに!」

狼2「ガルルルル!!」ダダダダダ


冷凍銃の音を聞いて猛スピードでこちらに駆け寄ってくる、もう一匹の狼。レッドは今しがた冷凍銃を使い果たしたので、カレンがやるしかない――。カレンは怯えつつも、照準をその狼に合わせる――!


カレン「狼さん、凍って!」バシュウウウウウ!!

狼2「!!」カチンコチン



【狼  一匹凍結  残り8体】



カレン「これで2体やれたね……」

レッド「カレン……あんたやるじゃない。あまりビビってなかったの驚いたわ」

カレン「私、ずっとレッドお姉ちゃんに頼り過ぎてたところがあったから……だからいつまでも頼りっぱなしじゃダメかな、思って! 今回のゲームから私も積極的に頑張る!」

レッド「……なるほどね。ありがとう……でも言っておくけど、一人で頑張りすぎるのはダメよ。いざという時はまた私を頼ってね。あなたは私の大切な人なんだから」

カレン「うん……!」


第1回からずっと絆を深めて来た二人――。










{残りゲーム時間  367:00}





ジュヒ「このグローブがあれば狼なんて怖くないね!」


コン・ジュヒ、先程手に入れたグローブを装着中。これを装着している間はなんと狼に襲われない――。彼女が森の中で狼を探していると、目当てのものを見つけた。


狼「……」

ジュヒ「いた!」タッ


ジュヒ、早速狼に近づきグローブでタッチする。


ポンッ!

狼「!」ピタッ



【狼  一匹拘束  残り7体】



ジュヒ「ふふふ、捕まえた! これで使用回数は後2回ってわけね……」




これで6体の狼を拘束できた逃亡者たち。果たして、このまま数を減らせるのか――!?





-------------------------------------------------------------------

残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、ミニリーナ、ビディバブ、ハッピーフロッグ、ラッセル、ジェフ、ニーナ、
エリザベス、パパグランデ、ニック、ルーシー、リリー、パーシー、アンジェリカ、ジェニー、ギチャン、トランプ、
ナヨン、ビサエール、バン、コナ、ティンヨ、ミンヒョク、チャン、ジュヒ、ダナ、ヘヨン、アイザック、マーヴォ、
マリッツァ、イヴェット、マキシム、ラミ、ルビー、ワイス、ヤン、ブレイク、イリザベス、ヴァレンタイン、リッパー、
ジル、バッター、ビクター、ニコ、ハントレス、ハルカ、琴葉姫、柊、わたげの51人。




続く


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