二次創作小説(新・総合)

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作者と推し達の日常。
日時: 2024/03/09 19:40
名前: 虹宮百合(元さとゆり) (ID: 4mrTcNGz)

こんにちは。初めましての方は初めまして。
そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。
元さとゆりこと、虹宮百合と申します。

2年振りにこちらに復帰したので、今回クロスオーバー日常系小説を改めて執筆させて頂きます。
今まで通り、のんびりマイペース更新にはなりますが、どうか温かい目で見てくださると幸いです。


< 注意 >
・本スレッドは「二次創作」「クロスオーバー」を中心としています。
・過去スレ『作者と愉快な仲間達の日常2ッ!』の設定を一部引き継いでいます。
・オリジナル設定、ギャグカオス展開、キャラ崩壊等があります。
・メインジャンル以外のジャンルのキャラも出ることがあります。
・更新はのんびりかつマイペースです。ご了承ください。
・感想は自由です。キャラ貸しもOKです。
・誹謗中傷、荒らしはご遠慮ください。


*〜目次〜*

メインジャンル&キャラ紹介 >>1
結成!スナイパーズ:Reboot >>2-4

タグ:クロスオーバー/オリジナル設定/キャラ崩壊注意/ギャグ/カオス/オリキャラ/ジョジョの奇妙な冒険/名探偵コナン/ゴールデンカムイ/シティーハンター/刀剣乱舞/テニスの王子様/血界戦線/ヒプノシスマイク/アイドルマスター SideM

Re: 作者と推し達の日常。 ( No.1 )
日時: 2023/08/30 23:55
名前: 虹宮百合(元さとゆり) (ID: vSTPbcxr)


ー メインジャンル&キャラ紹介 ー



作者「どうも!作者の虹宮百合です!
レインボーリリーワールドの創造主兼レインボーリリーハウスの管理人を務めています!どうぞよろしくお願い致します!(ペコリ」

作者「…さて、このスレの記念すべき初回は、メインジャンルと各ジャンルを代表する私の推しキャラ達をご紹介したいと思います!」

作者「まずは前作に引き続いて登場する、こちらの4ジャンルからです!
…ではでは、各自紹介よろしくぅ!」



承太郎「…俺からいかせてもらうぜ。
空条承太郎、ジャンルは『ジョジョの奇妙な冒険』だ。よろしく頼むぜ」

赤井「…次は俺だな。
俺は赤井秀一。ジャンルは『名探偵コナン』だ。よろしく頼む」

尾形「……尾形百之助だ。…ジャンルは『ゴールデンカムイ』…まあ、よろしく頼む」

冴羽「…で、最後は俺か。
冴羽リョウだ。ジャンルは『シティーハンター 』だな。…まっ、よろしく頼むぜ」



作者「…はい、ありがとうございまーす!
ではでは続いて、前作に登場したジャンルだけれど、キャラは初登場なこのジャンルから……こちらの方!」



日本号「…っおお、俺かぁ。…んじゃ、名乗らせてもらおうかねぇ。
…天下三名槍が一本にして、日の本一と呼び声も高い、日本号だ!
んで、ジャンルは『刀剣乱舞』だな。…うちの主共々、よろしく頼むぜ!」



作者「…はい、ありがとうございまーす!
…あ、ちなみに言い忘れてましたが、実は私審神者でして…号さんは私の近侍なんです…!」

作者「っん゛ん゛……まあこの話はここまでにしておいて……次は、前作のお話で追加されたジャンルでしたが、ジャンル名もキャラも謎のままだったジャンルから……こちらの方!」



木手「…やれやれ、ようやく私の番ですね。
皆さん、初めまして。私は木手永四郎と申します。
ジャンルは『テニスの王子様』です。これからよろしくお願いしますね」



作者「…はい、ありがとうございまーす!
さてさて次は、今作初登場の3つのジャンルから……こちらの方々!」



スティーブン「…じゃあ、まずは僕からかな。
僕はスティーブン・A・スターフェイズ。ジャンルは『血界戦線』だ。これからよろしく頼むよ」

波羅夷「次は拙僧の番だなぁ!!
拙僧は波羅夷空却ってもんだ!ジャンルは『ヒプノシスマイク』だ!よろしくなぁ!」

硲「…最後は私か。
私は硲道夫だ。ジャンルは『アイドルマスター SideM』という。これからよろしく頼む」



作者「…はい、ありがとうございまーす!
じゃあ最後に、オリキャラ代表のこの子を紹介します!どうぞー!」



如月「…如月瑠奈よ。これからもよろしくお願いするわ」



作者「はい、ありがとねー!
…というわけで、以上10名がこのスレのメインキャラとなります!」

作者「もちろん、この10人だけではなく他のキャラも登場しますので、どうぞ楽しみにしていてください!」

作者「ではでは、今回はこのへんで!次回の更新をお楽しみにー!」




感想OKです!

結成!スナイパーズ:Reboot ( No.2 )
日時: 2024/03/09 19:42
名前: 虹宮百合(元さとゆり) (ID: 4mrTcNGz)

どうも、虹宮百合です!
さてさて今回は、本スレ初の小説にして、前作のお話のリメイク版を書いていこうと思います!つまりリベンジです!←
あと、リベンジってのももちろんあるんですが…近々シティーハンターの劇場版の新作が公開されるので、記念としては丁度いいかな…と思い書こうと思った次第ですハイ←

…というわけで、クールなスナイパー3人組の活躍をぜひご覧ください!
(前作読んだことがある方は多分分かるはず←)

…ではでは、本編へどうぞ!!↓↓↓

(※オリジナル設定あり)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここはレインボリリーハウス内にある管理室。
そこにはこの館の管理人兼レインボーリリーワールドの創造主である女性……この物語では『作者』と呼ばれる存在である、虹宮百合がいた。


作者「……んー……まだかなぁ……」


目の前の自動ドアを見つめながら彼女は静かに呟く。どうやら何かを待っているようだが……



ウィーーーン………



作者「…おっ、来た来た」


と、その時自動ドアが開いた。そして、そのドアの向こうに現れたのは………



?1「ゆぅ〜りちゅわぁ〜〜〜〜〜ん♡」



彼女を見るや否や目がハートになり、のろけた声をだしながら、そちらに向かって飛びかかろうとしてくる男だった←


作者「ぃやああっ!!(バチーン!」

?1「あだぁーっっ!!??」


…しかし、彼女に近づくまであと一歩のところで、男は強烈なビンタをもろにくらい、突っ伏す形で床に激突した。


?1「………っ、いででっ……百合ちゃぁん、何もビンタすることないじゃなぁ〜い……」

作者「…もうっ、冴羽さん。また私にやらしい事するつもりだったんでしょ?
生憎ですが、そうはいきませんからね」

冴羽「でへへぇ〜、ばれたぁ〜?」

作者「……はぁ……あとで香さんに言っとかなきゃ……」

冴羽「…ちょっ!?百合ちゃん、そ、それだけはやめてぇ〜!?」


上記のやり取りをしつつも、"香さん"という人物の名を出した彼女に対して、それだけはやめて、と必死に懇願する"冴羽さん"と呼ばれた男。

彼の名は冴羽リョウ。
(※リョウの漢字はけものへんに「尞」)

東京・新宿を根城にしている裏社会No.1のスイーパー、通称"シティーハンター"。
…だがこの男、超がつくほどの美女好きでスケベな、いわゆる残念なイケメンなのである←
(※ちなみに"香さん"というのは彼の相棒である槇村香ちゃんのことです)



ウィーーーン………



作者「…おっ」

冴羽「んあ?」



一悶着ついたところで、開閉音と共に自動ドアが開き———



?2「…やあ、待たせたかな?」

?3「………呼んだか」



2人の男が現れた。
一人はニット帽が特徴的なほぼ黒ずくめの服装の男、もう一人は軍服姿の男。
…共通点を挙げるならば、どちらもクールなイケメン、といったところか。
(まあ片方は個性的な美形[※公式]だが)



冴羽「…!…秀、お前も呼ばれたのか…!」

?2「…リョウか。そういうお前も呼ばれたようだな」

冴羽「ああ、なんたってこんなかわいい子に呼ばれたからな。そりゃ来るに決まってんだろ?」

?2「……ふ、相変わらずだな」



部屋に入ってきたニット帽の男を見るなり、"秀"と呼ぶ冴羽。
すると男も、冴羽を"リョウ"と下の名前で呼んだ。
どうやら二人は面識があるらしい。しかも、会話からするに親しい仲のようだ。


?3「……なんだ、あんたら知り合いなのか?」

?2「…ああ、昔アメリカで知り合ってな。もうこいつとは長い付き合いになる。言うなれば旧知の仲、といったところか」

冴羽「ま、射撃仲間であり飲み友達って感じだな」

?3「…なるほどな」


二人の会話を聞いた軍服の男が、知り合いなのかと彼らにたずねると、昔アメリカで知り合ったこと、長い付き合いであり旧知の仲だということ、射撃仲間であり飲み友達であることを明かした。


作者「私も最初聞いた時はびっくりしましたよ…。
まさか冴羽さんと赤井さんが昔からの知り合いだったなんて思ってもみなかったし…」

冴羽「…あん時、百合ちゃん結構驚いてたもんなぁ」

赤井「…そんな事もあったな」


男達の会話を一通り聞いていた彼女も、冴羽とニット帽の男…"赤井さん"が昔からの知り合いだったことを聞いた時はびっくりした、と話し出す。
それを聞いた二人もその時のことを思い出したようだ。


作者「コホンッ……さてと、思い出話はここまでにしておいて……お三方とも集まってくださり、ありがとうございます(ペコリ」

冴羽「いいっていいって。俺は君が呼んでくれたら、いつでも駆けつけるからさ(キリッ」

?3「……礼はいい。それよりさっさと用件を言え」

作者「それを今から説明しますからちょっと待っててください尾形さん」

赤井「…この男に乗っかる形で悪いんだが、俺からも頼む」

作者「了解です赤井さん!(ビシッ」


…と、上記の通り会話が進んでいるが、ここで冴羽以外の2人の男について紹介しておこう。


"赤井さん"と呼ばれた男の名は、赤井秀一。
FBI捜査官の1人にして、実質的エース格かつFBIの切り札的な存在であるクールな凄腕スナイパー。

そして、"尾形さん"と呼ばれた男の名は尾形百之助。
大日本帝国陸軍第七師団歩兵27聯隊れんたいに所属する兵士(脱走兵)で階級は上等兵。
遠距離射撃を得意とする、こちらもクールなスナイパーである。



…では、本編に戻ろう。



作者「えー………今日からあなた達にはチームを組んで頂きます!
チーム名は…名付けて"スナイパーズ"、です!」


冴羽「…なっ、ぬわんだってぇ〜!?ち、チームぅ〜!?」

赤井「ホー…………」

尾形「……は?」



突如、今日からチームを組んでもらいたいと彼女から告げられ、三者三様の反応を見せるイケメン三人衆。



……果たしてこの先、3人はどうなっていくのだろうか……?






続きます。感想まだ

結成!スナイパーズ:Reboot ( No.3 )
日時: 2024/03/09 19:42
名前: 虹宮百合(元さとゆり) (ID: 4mrTcNGz)


前回までのあらすじ

冴羽、赤井、尾形の3人は、突如作者からスナイパーズというチームを組むことを聞かされ……




作者「……えーっと……どうでしょう?
…あ、もし嫌なら遠慮なく言って頂いても構いませんよ…?その時はこの話は無かったことにしますから…」


チーム結成の提案を3人に持ちかけた彼女だったが、彼らの反応を見て、先ほどよりも声のトーンを下げてたずねる。
それと同時に、もし嫌ならば遠慮なく言ってくれても構わない、その時はこの話は無かったことにする、とも告げた。



冴羽「…だとよ。どうする、秀?」

赤井「……ふむ、そうだな……久々にお前と共に行動するというのも悪くないが………リョウ、お前こそどうするんだ」

冴羽「……まあ、百合ちゃんからの折角の頼みだし、俺としては引き受けたいんだが……問題は、あいつがどう思ってるかだ」

赤井「……ああ、尾形のことか」



彼女の言葉を聞いた冴羽と赤井は、それぞれお互いの考えを口に出す。
どちらもチームを組むことに対して肯定的なようだが……問題は尾形だ。
…あの男は、チームを組むことに納得するのだろうか。
そう思いながら2人は、尾形の方へ視線を向ける。


尾形「……作者。一つ聞いていいか」

作者「…はっ、はい。なんでしょう…?」

尾形「そこの奴らは、射撃仲間だと言っていたが……その射撃の腕は確かなのか?」

作者「…そりゃあもう2人ともすごい腕前の持ち主ですよ!もう達人級って言ってもいいぐらい!」

尾形「ほう……」


尾形に問われた彼女は、冴羽と赤井の射撃の腕が達人級であると答える。
それを聞いた尾形は一瞬口角をあげたが、その後すぐに無表情に戻った。
…それからしばらく考え込むような素振りを見せた後、口を開く。



尾形「……いいだろう。そのチームとやらに加わってやる」

作者「……ほ、ほんとですかっ!?ありがとうございますっ!」



尾形の返答を聞いた彼女は驚きと歓喜が入り混じったような声をあげた後、勢いよく頭を下げてお礼を言った。


冴羽「…百合ちゃん、俺もチーム結成ってのには賛成だ。…秀、お前もだよな?」

赤井「…ああ」

作者「冴羽さん、赤井さん……ありがとうございます!!」


それを見ていた冴羽も、チーム結成に賛成すると彼女に伝える。
赤井の方も冴羽と同意見のようだ。
2人の返答を聞いた彼女は、再び頭を下げてお礼を言った。



作者「…では、めでたくチーム結成、ということで……早速ですが依頼が来ているので、受けてもらえますか?」

冴羽「おっ、早速か。いいぜ、受けてやろうじゃないの」

赤井「…依頼か。内容は?」

作者「……それについては目的地に着くまでに伝えますので、とりあえず今からそこへ向かってもらってもいいですか?」

赤井「……む、分かった」

作者「…お二方もそれでよろしいですか?」

冴羽「ああ、構わない」

尾形「…構わんぞ」



早速依頼を引き受けることになったイケメン三人衆改め"スナイパーズ"。
その内容の詳細は、目的地に向かう最中に彼女から伝えられるようだ。


作者「…あっ、そうだ。行く前にこれ、渡しておきますね」


そう言うと彼女はピンクのプルオーバーパーカーの前ポケットから、小さな黒い物体を3つ取り出した。

その物体は角が丸っこい長方形の形状のものにフックがついており、よく見るとフック付近に丸い小型スピーカーがあるのが分かる。
また、スピーカーを覆うようにゴムのような物もつけられていた。


尾形「……何だこれは」

作者「…あー、そうか。尾形さん、明治時代の人間だから見たことないですもんね。
これは小型通信機。離れていても相手と通信ができるとっても便利なものなんですよ。
…ちなみに私の能力、"創造の力"で作りました(ドヤ」

冴羽「ほえ〜〜っ、これ百合ちゃんが作ったのぉ?かわいい顔してすっごいなぁ〜〜!」

赤井「ホー…やるな」

作者「えへへ、ありがとうございます…!
…あ、ちなみにこれ、見て分かると思いますが耳につけるタイプのものです。
皆さん、今のうちにつけておいてくださいね」

冴羽「りょーかーい!」

赤井「ああ、分かった」


そう言うと冴羽と赤井は小型通信機を手に取り、慣れた手つきでそれを右耳に装着した。


尾形「…慣れてんだな、あんたら」

赤井「仕事柄、つけることが多いんでね」

冴羽「俺も似たような感じだな」

尾形「なるほどな……」


2人が耳に装着し終えたのを見た後、尾形も小型通信機を手に取り、同じように右耳に装着した。


作者「…つけ心地はどうですか?違和感とかないですか?」

尾形「……まあ、悪くはねぇな……」

作者「よしっ」


つけ心地はどうか、と彼女は尾形に聞くと、彼は悪くはない、と答える。
それを聞いた彼女は小さくガッツポーズを決めた。



作者「…では、各自準備して、それが終わったら玄関ホールへ集合してください。
…あ、言い忘れてましたが、もちろん銃は必須ですからね?」

冴羽「ん、りょーかいっ!」

赤井「ああ、了解した」

尾形「…それは分かったが…あんたはこの後どうするんだ」

作者「私はこの部屋から、あなた達を全力でサポートいたします!」

冴羽「おっ、それは心強いねぇ〜!」

赤井「そうか。…頼んだぞ」

作者「はいっ!!」

冴羽「…んじゃあ百合ちゃん!また後でねぇ〜!」

赤井「では失礼する。また後でな」

尾形「……またな」

作者「はーい、また後でー!(ブンブン」



ウィーーーン………



スナイパーズは色々と準備をするため管理室を後にした。
彼らのサポートのためここに残ることになった彼女は、3人の姿が見えなくなるまで手を振り続けた。



作者「……さて、と。うちも準備しますかぁ」



自動ドアが完全に閉まったことを確認した彼女は、後ろにあった椅子の方へ視線を向けると、そこに座り複数のモニターをしばらく見つめる。
そして、サポートをするための準備を始めたのであった———






続きます。感想まだ

結成!スナイパーズ:Reboot ( No.4 )
日時: 2024/03/09 19:43
名前: 虹宮百合(元さとゆり) (ID: 4mrTcNGz)

祝・劇場版シティーハンター公開!!!
(作者も近々見に行こうと思ってます!←)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


前回までのあらすじ

スナイパーズの3人は、早速依頼を受けることになり……




レインボリリーハウス・玄関ホールにて———



冴羽「……早いな、秀」

赤井「…あまり準備に手が掛からなかったんでな」



冴羽リョウが玄関ホールへ着くと、そこにはすでに赤井秀一がいた。
先程と違うのは、かなり大きめの黒いバッグを背負っていることぐらいか。



冴羽「…そん中に入ってんのは……お前の愛銃だろ?」

赤井「…ふ、さすがだな」

冴羽「ったりめぇよ。何年お前とつるんでると思ってんだ」

赤井「…お見通しというわけか」

冴羽「そーゆうこと」

赤井「……ところで、その銃……もしやM1カービンか」

冴羽「…よく分かったな」

赤井「何度かこの目で見たことがあるんでな。…なかなかいい銃じゃないか」

冴羽「だろ?」



冴羽が肩にかついでいたのは、小型の自動小銃であるM1カービン。
よく見ると狙撃用のライフルスコープも取り付けられているのが分かる。



尾形「……随分と楽しそうだな」

赤井「…む、来たか」



…と、切りのいいところでようやく尾形百之助がホールに到着し、スナイパーズのメンバー全員が揃った。


冴羽「これで全員揃ったな。……つーか尾形お前、そんなマント着て暑くねぇの?」

尾形「…これが俺の性に合ってんだよ。
後ろのこれで顔も隠せるしな(フードちらっ」

冴羽「……ならいいんだけどよ」


尾形も先程までの姿とは違い、軍服の上にフード付きの白いポンチョ風マントを羽織り、左肩には銃を背負っていた。


赤井「……そういや先程から気になっているんだが、尾形のその銃……随分と年季が入っているな」

冴羽「俺も気になってたぜ。…なあそれ、なんつぅ銃だ?」

尾形「…三八式歩兵銃だ」

赤井「ホー…明治時代の銃も中々いいものだな」

冴羽「そうだな。…なんつーか、時代を感じるぜ」



ザザッ………



「「「!」」」



3人が銃について語り合っていると、右耳に装着された小型通信機から、突如ノイズ音が聞こえてきた。
彼らはそれに気づくと、意識をそちらの方に集中させる。


『…もしもーし、聞こえますか?』

赤井「…ああ、聞こえている」

冴羽「ばーちっし聞こえるよん、百合ちゃぁん!」

尾形「…聞こえるぞ」


しばらくして小型通信機から作者・虹宮百合の声が聞こえた。
彼女はちゃんと声が聞こえているのか、と確認すると、3人はそれに対し聞こえている、と返答した。


『…よかった。ちゃんと機能してるし、全員揃ってますね』

冴羽「ねーねー百合ちゃん、もう出発してもいーい?」

『もちろんいいですよ!』

赤井「…了解した。すぐに出発する」

『分かりました!……あっ、それと言い忘れてましたが、通信機の真ん中あたりにボタンがあるので、通信を切る時はそれを押してくださいね!』

冴羽「オッケー♪」

尾形「………分かった」

赤井「ああ。…では、そろそろ切るぞ」

『はーい』



…ピッ!(通信ボタンを押した音)



冴羽「………さーて、行きますか」

尾形「…そうだな」

赤井「…ああ。早速向かうとしよう」



通信を終えた3人は、一斉に玄関ドアの方へと向かい歩き始める。

そしてドアの元まで辿り着くと、先頭を歩いていた赤井が二つのドアノブに手を掛け、それを回す。
…ガチャリ、という音と共に扉を開けると、そのまま3人は館の外へと出たのであった———






一旦区切ります!感想OKです!


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