二次創作小説(新・総合)

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劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑
日時: 2023/10/10 16:28
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「あ、きたきたー。」
「ごめーん!!2分19秒遅刻!!」
「行こうか、乗り遅れても大変だし。」
客観的に見れば普通の大学生の会話だ。
しかし、彼女たちは普通の大学生ではない。秘封倶楽部として
境界のサークルを暴く使命を帯びた、超能力者たちである。
「ヒロシゲ36号の13号車よ。」
「蓮子のことだから忘れることはないと思うけど、、、」
「私を舐めてもらっちゃ、困るって話。」
「時計も携帯してないんだから、時計が読めないと思われるわよ。」
「読めるし読む必要ないし持つ必要ないし。」
「私の目が教えてくれるもの。」
車内
「メリーが指定席だなんて、珍しい。」
「いつもは自由席で冒険するでしょ。」
「今日は永い日になりそうだったからね。」
「ショートケーキのイチゴは最後に食べる派ってこと?」
「何が言いたいのかわかんないし、イチゴを最後に食べるのはオススメしないわ。」
「最後に食べると、酸味を感じやすくなるらしいわ。」
「え?食べる順番ミスった!?」
「笑」
〜続〜
<原作>
蓮台野夜行

大空魔術

<参考にした原曲>
少女秘封倶楽部

ネクロファンタジア

夜のデンデラ野を逝く

古の冥界寺

魔術師メリー

天空のグリニッジ

Re: 劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑 ( No.3 )
日時: 2023/10/10 22:50
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

<最終章 破滅の幻想>
「はあ、はあ、はあ、」
私、宇佐見蓮子は’’誰もいない’’京都の街を走っていた。
普段は観光客でいっぱいの清水寺も、ガラガラだった。
「午後6時31分54秒。間に合う。メリー、待っててね。」
蓮子は呟いた。なぜこんなことになったかと言うと、、、
数日前
「蓮子?ちょっといい?」
「なに?メリー。」
「私は昔から、境界の裂け目が見えるでしょ?」
「うん。それで?」
「でも、その能力にね、ある’’変化’’が起きたの。」
「見てて?」
メリーはそう言って、壁に手をかざした。
「!?」
「空間を操れる様になったの。」
「メリー、それじゃ妖怪じゃないの。」
「!?」
見知らぬ人がどこからともなく現れた。
容姿は、メリーによく似ていたが、雰囲気が少し違った。
その人は名を「八雲紫」と言った。
京都と同じ空間に広がった’’幻想郷’’の管理者だとも言った。
そして、、、彼女の能力を、「空間を操る程度の能力」。
メリーと同じだ。
メリー=紫なのだろうか。
「ということでマユリベリーハーンさん、幻想郷の維持には貴方が必要ですの。」
「幻想郷の結界は、京都の特定の神社仏閣で、決められた時間に少しだけ開きますの。」
「ここからだと、清水寺が一番近いですわ。」
「そこから幻想郷に行ってもらいますわ。」
そう言って、八雲紫はメリーを連れて行ってしまった。
メリーは必ず連れ戻す、そう誓った。
〜続〜
<原作>
東方妖々夢

伊弉諾物質

<参考にした原曲>
ネクロファンタジア

少女秘封倶楽部

魔術師メリー

Re: 劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑 ( No.4 )
日時: 2023/10/10 23:09
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

八雲紫との出会い、メリーとの別れから数日は、結界が開く条件を調べる事に没頭した。
そして、個人携帯スーパーコンピューターという道具でその条件を再現することにたどり着いた。

そして今、ある異変が起きた。人類が消滅したのだ。おそらく、こちらの世界の維持にもメリーが
必要なのかもしれない。
仮にメリー=紫なのであれば、一つの世界に八雲紫は一人で十分なのかもしれない。
「ついた。」
「6時50分52秒。いまだ!」
蓮子は携帯用スーパーコンピューターを広げ、特定の音波を清水の舞台で放った。
一瞬結界が開いた。
「よし!!」
機械の働きを強めた。
完全に境界が開いた。いまだ。
蓮子は結界に飛び込んだ。
「ここが幻想郷?」
「想像以上に暗いっていうか、、、空、紅くない?」
バサッ
頭上を誰かが通り過ぎる。
「観念してこの空を直しなさい、吸血鬼!!」
バサッバサッ
羽が羽ばたく音がする。
「え?何、吸血鬼!?」
「博麗の巫女じゃないの。」
「こんなに月も紅いから」
「こんなに月も紅いから」
「楽しい夜になりそうね。」
「永い夜になりそうね。」
その瞬間、強い閃光。
「やばい、こっち飛んでくる。」
蓮子は必死で走って逃げた。
「ふう、助かった〜。」
〜続〜
<原作>
東方紅魔郷

東方妖々夢

伊弉諾物質

<参考にした原曲>
亡き王女の為のセプテット

少女秘封倶楽部

ネクロファンタジア

少女綺想曲

夜のデンデラ野を逝く

Re: 劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑 ( No.5 )
日時: 2023/10/10 23:24
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「でも、今日はもうメリーを見つけれそうにないし、どうしよう。」
「そこのあんた!」
(やばい、誰かに声かけられた)
(そうだ、逃げよう。)
(別にあっちから話しかけてきたんだし、逃げてもいいよね、急に話しかけるほうがおかしいよね。)
「サ、サヨナラ〜」
全速力でにげた。

逃げていたらいつの間にか不思議な建物があった。
「あ、表札がある。そこはしっかりしてるのね〜。」
「、なんで私を隠れ見る?そこの二人。」
「まあ、感のいい人間だこと。」
「私は八雲藍。紫様の式です。」
「なんのご用?」
「うちのメリーを返してもらおうか?」
「それは無理。」
「要するにやり合うってこと?」
「いや、べつにそんな、、、」
「もう、そんなに喧嘩したいのか。しょうがないなー。」
「いや、だからべつに、、、」
「いや〜、平和主義の心が痛むわー。」
10分後
「ああ、平和主義者なのに、やっちゃった。」
〜次回、最終回〜
<原作>
東方妖々夢

東方非想天

<参考にした原曲>
ネクロファンタジア

少女綺想曲

Re: 劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑 ( No.6 )
日時: 2023/10/12 18:39
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

<あらすじ>
ここは八雲紫のお屋敷、、、の前。狐に邪魔された。

バーンッ
「よし、潜入、、じゃない間違えた、お邪魔することに成功。」
「うわあ」
「なんてベリーベリーロングな廊下なんでしょう。」
30分後
何か部屋のようなものを発見。
「潜入!!、、じゃなくておじゃましまーす。」
???「侵入者?」
「おっと、とぼけても無駄。さあ、メリーを返してもらおうか。」
「マユリベリーハーンは私。私は八雲紫。」
「おっと、それで驚くと思ったら大間違い。」
「すでにその真実にはたどり着いていたわ。」
「それは良かったじゃない。」
「だけど。」
「自分を返すのは無理な話。」
「一つの世界に八雲紫は一人で十分。」
「外の人間はすでに消滅したわ。」
「こちらにも、八雲紫、、、メリーが必要なの!!」
「それが狙い。夢と現を取り返すの。」
「しかし貴方は少し知りすぎてしまった。」
「美しく残酷にこの大地から住ね!!」
八雲紫の後ろに魔法陣。
「魔法でも戦いでもやってやろうじゃないの。」
「秘封倶楽部を、終わらせても!!」
「はああああああああああ!」
蓮子は魔法陣を召喚して投げつけた。
「おやおや、そんな攻撃がきくとでも?」
スキマで跳ね返された。
こっちに飛んできた。避けられない。
???「無理したらだめだよー。」
???「秘封倶楽部は終わらせない、私との約束。」
???「さあさあ、そこの妖怪よ、大事なメンバーをかえしてもらおうか。」
「この宵闇の魔術師、宇佐見菫子(うさみすみれこ)様が相手をしよう!!」
「邪魔ですわ。だいたい、幻想郷は全てを受け入れる、貴方にも話さなかった?」
「こっちは初対面だけど大切な仲間を救うためなら何でもするわ。」
「スペルカード!!」
記号が書いてある紙の束が散らばって魔法陣をかたどった。
「3Dプリンターガン!!」
彼女が撃つ弾丸とともに紫の方へ勢いよく紙の束が発射された。
ものすごい閃光と砂煙が紫を隠す。
砂煙が晴れたとき、紫は消えていた。
「私の夢はここまで。蓮子ちゃん、お仲間のために頑張るんだよ。」
「私も外の人間なの。だから今回の事は許せないし。」
「貴方は?」
「聞いてなかった?秘封倶楽部初代会長、宇佐見菫子よ。」
それだけ言って、彼女は、夢から醒める様に消えていった。
「よし、待ってて、メリー。」

「あら、しつこい。」
「言ったでしょう、私は諦めない。」
???「スキマ妖怪、あんたの悪事、終わらせてやるわ。」
「あら、霊夢まで。」
「なぜここが?」
「博麗の巫女の勘。」
「というか、里で人間に声をかけたら、逃げられてね、」
「追いかけた先があんたの屋敷。」
(あ、私だ。)

やっぱりここで切る。
次回 最終回

Re: 劇場版東方project 空に瞬く秘封の星屑 ( No.7 )
日時: 2023/10/12 22:39
名前: 会長「f」 (ID: /p7kMAYY)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「それに、霊夢だけじゃないのね?」
「やい、スキマ妖怪!!赤い霧が晴れたと思ったら、今度はお前か。」
「冥界の霊たちは外からだけやってくるんです。外の人間がいないとこまります。ね?幽々子様。」
「そうね、妖夢。紫、良き友人として、対立させてもらうわ。」
「藍?」
「ここに。」
「貴方も協力なさい。」
「、、、はい。」
「私を倒すなら勝手だけど。」
「思い出しなさい?私ほど幻想郷を愛している者がいるなら、人間であろうと喜んでこの座を譲るわ。」
チラッと蓮子を見た。
人間 とは、きっとメリーだ。
「わ、わたしも、秘封倶楽部として戦うわ。魔法だってさっき使えたし。」
「菫子さんから、秘封倶楽部を託されたんだから、この先も秘封倶楽部として境界のサークルを暴く。暴き続ける!!」
「なあ、霊夢、あの人間、誰だ?それに菫子って。」
「私が保護対象に置いていた人間のくせして超能力が使えるやつよ。」
「まあいい、あのスキマ妖怪をぶっ飛ばせばいいんだな、ミニ八卦炉がうずくぜ。」
「私も、本気を出しますわ。」
そう言うと、紫の体から、憑依していたメリーが出てきた。
気を失っている。運ばないと。
そう思って、必死に、戦いからとうざけようとして、近くの高台に運んだ。
少女たちの声が聞こえる。
「恋符 マスター・スパーク!!!!」
「符牒 死蝶の舞!!!!」
「陰陽 鬼神玉!!!!」
「メイド必殺 殺人ドール!!!!」
「転生剣 円心流斬!!!!」
激しい閃光。
メリーが目を覚まして呟いた。
「まるで、”夜に瞬く秘封の星屑”ね。」
「眼の前で信じられない事が起きてるわ。」
「なに?」
「止まる時、散る星粒、交差するナイフ、振り下ろされる神剣、空を飛ぶ巫女。そして、、、」
「そして?」
「そしてメリーが八雲紫から助かったってこと。」
その時、砂煙が起きて、爆音が。
しかし紫は無傷どころか、ピンピンしていた。
「で、このあとどうしますの?」
「幻想郷の賢者は止められない。」
「というか私がそんな邪心をいだくとお思いで?」
「私は、もう一人の八雲紫をこっちに連れて来たら外の人間が消滅するのをわかっていて、”一時的に”、もう一人の八雲紫を連れてきましたの。」
「紫、今の貴方、一番ラスボス感があるわ。」
「話を遮らないでちょうだい。それでね、一時的に、外の人間が消える異変を起こしたの。」
「レミリアたちの異変だけでは、幻想郷を維持できませんからね。」
「もちろん、わたしの力で元に戻りますわ。」
「ということは、メリーを返してくれるの?」
「それは無理。言ったでしょう、自分を返すのは無理。」
隙間が出てきて、紫はてを突っ込んだ。
「これで外の世界は元通り。」
「貴方も戻りなさい。」
そう言われると、目の前が真っ暗になる。
気付いたら元の世界に戻っていた。
戻っていないことといえば、メリーが戻ってこないことだけだった、、、、
〜END〜

<筆者>
会長「f」
<原作者>
上海アリス幻樂団 神主、ZUN
<原作>
東方妖々夢

東方紅魔郷

東方深秘録

東方永夜抄

東方非想天則
<参考にした原曲>
少女綺想曲

恋色マスタースパーク

優雅に咲かせ黒墨の桜

広有射怪鳥事~Till When?

ネクロファンタジア

フラワリングナイト

少女秘封倶楽部

魔術師メリー

<筆者メッセージ>
ついに完結しました劇場版東方project第一弾 空に瞬く秘封の星屑。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
秘封倶楽部の二人が織り成す物語がスクリーンに映し出されるところは想像できましたか?
劇場版東方projectは、第二弾も作ろうと思います。
ぜひぜひ、ご感想等、返信にてお書き残しください。


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