二次創作小説(新・総合)

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逃走中 〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 完結
日時: 2024/01/25 20:08
名前: 夏風邪 (ID: 1P5WAk/n)

逃走中 〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜

今回の逃走劇の舞台は『大坂城下町』。豊臣秀吉が戦国の世を統一し、日の本に平和が戻った頃戦国黎明期より生き続けていた、細川幽斎の息子である細川忠興とその妻である玉が大坂にやって来ていたがある夜、玉が鬼に連れ去られてしまった。

その事を知った忠興は激怒し大坂に来ていた8人の武将を集め、鬼を倒しガラシャ姫を救うべく動き出した!果たして忠興達は鬼を打ち倒し最愛の妻であるガラシャを助け出すことが出来るのか!?

今回、この城下町を逃げるのは不運の否定者、魔女、クイズ王など計25名の逃走者達!果たしてこの中より110分間の逃走劇を制し、逃げ切る逃走者は現れるのか!?


逃走者(25名)

アザゼル・アメリ
五十鈴大智
出雲風子
エイジア
乙木守人
火神大我
上条当麻
喜多郁代
城崎メイ
木下秀吉
幻燈河螢多郎
ゴウカザル
konakun.
Ga.c=evo.
ジェラミー・ブラシエリ
鈴木入間
東堂葵
鵺野鳴介
灯焔
広尾
藤崎佑助
矢澤にこ
夕凪ツバサ
若月ニコ
吉井明久


☆見所
▽初参加の作者、エイジアの活躍は!?
▽初の男子キュア、夕凪ツバサは…?
▽もうすぐ参加30回の猿…レギュラーらしく走り抜けるか!?
▽魔女と使い魔コンビ、今回はポンコツ発揮か…?
▽今回のミッションの内容とは!?
▽衝撃の結末!ゲームの行方は…!?

〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 ( No.73 )
日時: 2023/12/18 17:57
名前: 夏風邪 (ID: mIyy9UND)

前回までのあらすじ

妖怪達が大坂に襲来!!そんな中珠を持つ7人の武将とお路が妖怪達から街を守るべく動き始めた!

そして最後の1人の忠興も鬼のアジトへ向かっていったのだが…!?


ーーー


忠興
「はあ、はあ…」


お路
「あ!忠興さんですよね!?」


忠興
「むっ…貴殿は…!」


お路
「私はお路と申します!すいませんが一緒に来てください!!」


忠興
「………すまぬ…無理じゃ…わしにはやらねばならぬ事がある…!」


お路
「やらないといけない事…?」


忠興
「わしの妻…玉を助けねば…!ぐはっ」ドサッ!


お路
「忠興さん!?忠興さーん!!と、とにかく妖怪達が目につかない場所に連れてかないと…」



一方、大坂


しょうけら
「しゅるるるるー!」


ガキン!


三成
「くっ、刀が…!」


正則
「うぃー…やっぱ計算はともかく武芸はヘタクソだなぁ」


三成
「黙っていろ正則!」



子泣きジジイ
「おぎゃー!おぎゃー!!」


ぬりかべ
「ぬーりーかーべー」



行長
「ちぃ!こっちはこっちで刀よか商いの方が得意なんだがな…!」


吉継
「アンタ本当その体つきで商いの方が得意って…」



高虎
「こちらはなんとか民の避難を済ませたが…抑え切れるか…!」



吉継
「そうね…ゴホッ…」


砂かけババア
「ひひひ!」バッ!!


吉継
「くっ!顔に砂をかけるのやめなさいよ!!」


かみきり
「ひゃぁぁぁ!!!」ズバッ!


吉継
「チッ…!弱ってるところを狙うんじゃないわよ!」キン!!


かみきり
「ぐひゃっ!」


高虎
「吉継殿、ここはもう良い。一旦引いて皆と合流しよう」


吉継
「ぜえ、ぜえ…結構ギリギリだったわね…!」

行長
「チッ、忠興のやつぁどこに…」


妖怪達
「ぐひひひ…」


氏真
「動けねえ…」


秀秋
「ち、義父上は…義父上は…!?」


氏真
「大丈夫だとは思うんだけどよ…」


みんなで妖怪達の侵攻を防いでいた…




〜〜〜

忠興
「はっ!」


お路
「気が付きましたか!」

忠興
「う、うむ…体は大丈夫じゃ」


お路
「良かった…とりあえず休みましょう。今大坂はとんでもない事に…」


忠興
「そうか…分かっておるがわしは妻を…」

お路
「1人は危険です。他にも仲間達がおります!みんなでいきましょう!」


忠興
「確かに…1人では勝ち目は薄い…か。分かった。連れて行ってくれ」


お路
「分かってくれて嬉しいです!!」



かくしてついに8人の武将が集まった!果たして酒呑童子率いる百鬼夜行を食い止められるか!?

Re: 逃走中 〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 ( No.74 )
日時: 2023/12/19 19:35
名前: 夏風邪 (ID: mIyy9UND)

【43:59】


ゲーム時間は残り44分を切り、逃走者は約半分の12人となった!!



螢多郎
「なんとかミッションクリア出来て良かった…」


運動神経はないながらなんとかここまで生き残って来た螢多郎…


ジェラミー
「やれやれ…本当大変なミッションだったねぇ、少年」


螢多郎
「少年って歳じゃないんですけど…」


ジェラミー
「俺からしたみんな少年どころか赤ん坊さ。じゃあお互い頑張ろうか」



螢多郎
「行っちゃった…」


prrrr♪


螢多郎
「ん?電話…?」ピッ


夜宵
『イェーイテレビデビューしてるー?』


螢多郎
「やめなさい!放送事故だよ!?夜宵ちゃん!!」


スタッフ
「なんか今回はいつもと比べて平和だなあ」


螢多郎
「平和…?放送事故起こってるのに…!?」


夜宵
『それじゃあガチのポルターガイストでも…』


螢多郎
「嫌だからね!?」




一緒に行動するゴウカザルと東堂!


ゴウカザル
「そういやお前よくこんな目立たない場所にいた武将見つけたな。どうやったんだ?」


東堂
「高田ちゃんのファンになるなら教えてやらんこともないぞ」


ゴウカザル
「まあ………どんな子か知らんけどちょっと見せてくれよ」


東堂
「ほらこの子だ」


ゴウカザル
「おお、割と良いな…結構可愛い」


東堂
「ふ、お前も俺のブラザー適性はあるようだがダメだな。ブラザーには及ばん。」


ゴウカザル
「なんだそのブラザー適性って…」


東堂
「場所の特定の仕方はなまず瞳に映る光景から場所を…」


ゴウカザル
「キッショ、なんだその特定の仕方…マジのストーカーやん…」


東堂
「あと日の指す方向でもいけるぞ」


ゴウカザル
「いけるぞじゃねえよ!!なんだその知性は!!ゴリラやんお前!!」


東堂
「知らなかったのか。俺の座学は10だ」


ゴウカザル
「知らねえよ!!」



大我
「にしてもこの鉛筆マジすげえな。ハズレなしじゃねえか」


鉛筆を転がし続けてアラームを回避し続けて来た大我…


氏真
「はあ、はあ…戻って来たぜ…」

大我
「お!氏真!どうした!」


氏真
「今この大坂の街が…大変な事に!」


大我
「そんな事よりも俺虎のオーラ出せるようになったぜ!!うおお!!」



『ガオオ…!!』


氏真
「す、すげえ…!」


スタッフ
「すごいけどなんか…」





ハンター3
「………………」


Ga.
「ハンターいるなぁ…」


早くも唯一の作者勢の生き残りとなってしまったGa.!


Ga.
「言っちゃなんだけど灯焔さんより長く生き残るとは…」



一応逃走成功者なのにこの謙虚さ…


Ga.
「自己評価低いだけなんすけどね()網はあるけどどうせ当たらんやろなぁ」


果たして彼の活躍は来るのだろうか…


【42:38】
残り12人VSハンター4体
網鉄砲所持者
火神大我 Ga.c=evo. 夕凪ツバサ

Re: 逃走中 〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 ( No.75 )
日時: 2023/12/20 19:43
名前: 夏風邪 (ID: mIyy9UND)

【42:37】



ツバサ
「にしてもあんまり日本文化楽しめてないですね…」


日本に住んでいるスカイランド人のツバサ…


ツバサ
「ほら、日本と言ったらスシソバテンプラですよ…ないんですか…?」


スタッフ
「それ江戸時代ですね」


ツバサ
「ええ!?そうなんですか…っと誰かいますね」


成田甲斐(演:園田海未【ラブライブ!】)
「ラブアロー…シュート!!」パシュ!!


※成田甲斐→甲斐姫。女性だが武勇に秀でており忍城の戦いでは大暴れした男勝りな姫。


ツバサ
「何してるんですか?弓道?」


甲斐
「!?!い、今の聴いてましたか…!?」


ツバサ
「はい!!その掛け声いいですね!弓道っていうのはそういう掛け声があるんですね!僕知りませんでした!」


甲斐
「そ、そうですよねー。私これ言わないと気合いが入らなくてーあははー」


スタッフ
「う、海未さん…そんな無理なごまかしは…」



甲斐
「ですよねこんなの信じるわけが」


ツバサ
「僕も今度弓道する機会があったらその掛け声使わせてもらいます!!」


甲斐
「あはは勝手にしてください」


スタッフ
「(これは…ドンマイ…)」




東堂
「すんすん…」


ゴウカザル
「どうした?何スマホ嗅いてんだよ」


東堂
「ああ、ブラザーからLINEが来てな…あまりに美しい文章だったから嗅いでしまったんだ」



ゴウカザル
「あの少しの間でいいんでこっちに寄らないでもらえますか?」



螢多郎
「怖いなぁ…」


身体能力は低いながらなんとかここまで生き残って来た螢多郎…



ぬ〜べ〜
「お、幻燈河少年!」


そこに鵺野と

















ハンター4
「………………」


ハンター…!


螢多郎
「鵺野先生!」


ぬ〜べ〜
「そういえばその手、呪われてるんだったな…俺の鬼の手ならばどうにか出来るかも知れないが…」


螢多郎
「その…気持ちは嬉しいですけど人を巻き込みたくはないんです…すいません…」



ハンター4
「………………」


ぬ〜べ〜
「………そうか!君がそう言うなら仕方ない!だが何かあったら俺に相談してくれ!」


螢多郎
「ありがとうございます!!」












ハンター4
「………………!」ダッ!


見つかった!


ぬ〜べ〜
「どこに動こうか…っ!」ダッ!


螢多郎
「わっ!来た!」ダッ!


ハンター4
「………………!」ダッ!


ハンターが視界に捉えたのは…!



















ハンター4
「………………」ダッダッダッ!!


螢多郎
「はっ、はっ…速い!!」ダッダッダッ!!



螢多郎だ!


ハンター4
「………………」ダッダッダッ!!


ポン!


螢多郎
「めちゃくちゃ速かった…!無理だよ…」


【41:56】幻燈河螢多郎 確保
残り11人


話に気を取られ、逃げ遅れた…


prrrr♪


Ga.
「『螢多郎 確保』残り11人…!」


当麻
「こんななんか俺ついてね?」



ツキが回るとかいう上条…


当麻
「このまま逃げ切ったりしてな…まあわかんねえけどよ…」


このツキのまま逃げ切れるか!?


【41:00】
残り11人VSハンター4体
網鉄砲所持者
火神大我 Ga.c=evo. 夕凪ツバサ

Re: 逃走中 〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 ( No.76 )
日時: 2023/12/21 17:53
名前: 夏風邪 (ID: mIyy9UND)

【40:59】



アメリ
「はあ…」


溜め息を吐くアメリ…


スタッフ
「どうしましたか?」


アメリ
「いや…せっかく人間界に来たというのに初恋メモリーを知ってる人間が全く居なくてな…」


スタッフ
「少女漫画ですからね…知ってそうな人は今回居なさそうな感じですね」


牢獄


風子
「ふわぁぁ…!!」


秀吉
「どこから漫画取り出したのじゃ…?」


風子
「最近この初恋メモリーって漫画ハマってるんですよねー」


ニコ
「ニコも○ッコマで読んだことあるのよ!」

灯焔
「電子書籍派なんですね。魔女なのに…」


守人
「ニコは片付け出来ないからな」


明久
「駄魔女…」

ーーーー

アメリ
「同志はいないのか…」



同志達は既に牢屋の中だ…



ゴウカザル
「もうすぐ40分切るのか…」


東堂
「うーむ…」


ゴウカザル
「なんだお前いきなり黙りやがって…」


東堂
「ああ、俺のブラザーと高田ちゃんへの愛の印がついこないだ出来てな。ちょっと見てくれ」


ゴウカザル
「ペンダント…?えぇ、お前推しアイドルと自分のブラザーが顔合わせになってるペンダント作って喜んでるの…?」


東堂
「当たり前だ、なぜなら高田ちゃんの好きな人はブラザーだからな」


ゴウカザル
「コイツと話してると俺がおかしいんじゃねえかって感じてくるんだけどマジで」




Ga.
「網温存出来てるからなんとか…」


ハンター4
「………………」


Ga.
「なんかついさっきからハンター来まくるな…」


ハンター接近率の高いGa.…その近くに













???
「………………」


Ga.
「あのいかつい顔は園長!?」


黒田官兵衛(演:高倉文太【クレヨンしんちゃん】)
「あわわ!す、すいません!!」


Ga.
「いや怒ってないんだけど…」


※黒田官兵衛→秀吉の軍師、竹中半兵衛と共に両兵衛と呼ばれた類稀な謀将。とある戦にて1年半もの間閉じ込められていた事もある


官兵衛
「いやその…私なんかそんな頭良くないんで…」


Ga.
「なんか悩んでそうだったが…俺で良ければ相談に乗るぞ」


官兵衛
「は、はいその…私顔がいかついってよく言われて『隙あらばアイツ裏切りそう』だとか『領地の切り取りしそう』って陰口を言われてるんです…」


Ga.
「(まあその顔じゃ…)」


官兵衛
「本当は刀すら振れないのに…どちらかと言うと戦よりも茶の湯の方が楽しいですね」



Ga.
「どんだけ弱気なんだよ…」


官兵衛
「私が本陣で指揮取ってるだけでなんか敵城が顔が怖いって言って降伏して来ますし…」



Ga.
「覇王色の覇気かな?」



当麻
「妖怪騒ぎ?してるらしいけど全然見ねえな…っ!」


妖怪's
「「ひひぃぃぃ!!!人間じゃぁぁぁ!!!」」


妖怪達と鉢合わせた!!


当麻
「ちょ、ちょっと待て!なんかめちゃくちゃいるけどアレ全部俺に突っ込んで」



妖怪達
「「きひゃぁぁぁ!!!」」ダッダッダッ!!!


当麻
「不幸dーーーー」


後に上条はこう語る


「いやその…マジで全力疾走してくる異形のヤツらに轢かれるってこんな怖いんだなって。いや激突寸前で気絶しましたけどね(笑)」


「普通に死ぬかと思いました。幸運の揺り戻しってこんな感じなんですねw」


ーーーー

当麻
「………はっ!お、俺生きてる…!?」


スタッフ
「いきなりなんか出ましたね…」


当麻
「今生きてるって事は俺やっぱついてるんじゃ…」



また轢かれかけそう


【39:00】
残り11人VSハンター4体
網鉄砲所持者
火神大我 Ga.c=evo. 夕凪ツバサ

〜ガラシャ姫と百鬼夜行〜 ( No.77 )
日時: 2023/12/22 19:39
名前: 夏風邪 (ID: mIyy9UND)

前回のあらすじ


百鬼夜行を食い止める7人の武将達!しかし、多勢に無勢で押されてしまう。

そしてようやく忠興との合流を果たしたお路!反撃が今始まる!


ーーーー


吉継
「くっ…!かなりこの体に無理強いるわね…!」


三成
「刑部少し休め。僕達が踏ん張るから…病に冒されたその体じゃ…」


吉継
「民を守らなきゃなんの為の武士よ…!!ゴホッ…!」


行長
「住民はみんな避難できたが…!」


氏真
「どうにもなんねえな…」




パカラッ!パカラッ!!





忠興
「皆の衆待たせたな!!」


秀秋
「た、忠興さん!!」


お路
「私も居ますよ!!」


高虎
「ようやくこれで…」


正則
「8人揃った…!」


お路
「さあ反撃開始ですよ!!」


カッ!!

忠興
「珠が…光っておる!!」


ガサッ!!


河童
「グヘヘヘヘ!!人間がいっぱいいるぜ!!」


高虎
「きおった…!」


河童
「おりゃーーー!!」ビュン!


忠興
「ムン!」ズバッ!


河童
「な、なんだその刀!光ってやが…ぐわぁ!!」



吉継
「妖怪を…あんなにあっさり!!」


忠興
「皆の者!珠の力を使い別れて妖怪退治と行こうぞ!!」


8人
「「おおー!!!」」


ーーーー

酒呑童子
「フフフ、ようやく面白くなってきたわね…行くわよ!茨木!!」


茨木童子(演:野原ひろし【クレヨンしんちゃん】)
「ちょ、俺も!?いやなんだけど人里…」


酒呑童子
「行・く・わ・よ!!!」


茨木童子
「わ、わかったよ…逆らえねえ…」


ドスン!!



「………今の内に!」


ガチャ!!



「こっそり鍵を盗み取っておいて正解でした…早く忠興様と合流しなくては…!」


最終決戦の時が近づく…!!



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