二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP【完結】
- 日時: 2024/09/02 20:54
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
あなたは、あの『キャラクター』の名前をしっかり覚えているだろうか……?
今回のインターバル回は、プレイヤーとハンターが逆転!プレイヤーがハンターとなり、逃走者を追っていくゲームとなる。
そして、逃走者は……顔はみたことあるけど名前が思い出せない『ギリギリ有名キャラ』。
そのギリギリ有名キャラの本名を答えることが出来れば確保だ。ハンター全員で協力し、逃走者全員の確保を目指せ!
※注意※
・当作品は『ギリギリ有名人が逃走中』という作品のパロディとなっております。作品の性質上、もしかしたら読者様のお気に入りのキャラクターが『ギリギリ有名キャラ』として出てくるかもしれません。予めご了承の方をお願いいたします。
・『ギリギリ有名キャラ』をコメントにてネタバレする行為はお止めください。
・登場するキャラクターは全て履修済みの作品からの出典です。かつ基本的な性格、口調等は原作準拠を心掛けております。ですが、表記上分かり易くする為キャラ崩壊にならない程度の改変を入れております。
・原作の設定が薄いキャラクター等、一部の登場人物に関しては自作設定を盛り込んでおります。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
・誤字、脱字、展開の強引さ等ございますが温かい目でお見守りの方をよろしくお願いいたします。
・不定期更新です。
【ルール】
<逃走エリア>
『ウラオオサカ』 出典:チェイスチェイスジョーカーズ
チェイスチェイスジョーカーズに登場するマップの1つ。
元々は鬼ごっこのようなゲームのために創られたエリアであるため、入り組んだ道や開けた道が多い。
【ハンター】 ※五十音順 >>1
オービュロン(メイドインワリオシリーズ)
おろさん(作者枠)
ジャイロ・デーモン(逃走中 グレートミッション)
タイガ(クイズマジックアカデミーシリーズ)
骨眼鏡(作者枠)
マルス(ファイアーエムブレムシリーズ)
計6人
以上、逃走中#CR 運営本部がお送りいたします。
- Re: ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP ( No.2 )
- 日時: 2024/08/15 21:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
~某月某日 インターバル回会場~
マルス
「みんな、今日はよろしくね」
タイガ
「オーラがえぐい」
オービュロン
「今日はちーむ戦と聞きマシタノデ、協力シテ頑張りマショウ!」
タイガ
「生命体もえぐい」
ジャイロ
「まぁまぁそう言わなさんな。俺とお前の仲だろうがよ」
タイガ
「ほぼ初対面やで?!ちっとは突っ込ませてや!!」
骨眼鏡
「うん、多分この面子だとキリがないと思う。どういうメンバーなんだよこれ……」
おろさん
「確かに共通点が見いだせないよね」
マルス
「ここにいる作者さん以外の人達は全員、逃走中の運営側から『VIP席』というのに招待を受けたんだよ。でも、破ったり突き返したり盗まれたりして、逃走中のレギュラーに抜擢されたのがここにいる3人という訳なんだ」
骨眼鏡
「VIP席っていうのがあるのは分かったけどオイ」
ジャイロ
「ちなみに破ったのが俺で」
タイガ
「突き返したんは俺や」
オービュロン
「盗まレタノハワタシデス…」
骨眼鏡
「ワリオに?」
オービュロン
「ハイ……ッテ、何で分かるンデスカ?!」
骨眼鏡
「いや、オービュロンの大事な書類盗みそうなのはアイツしかいないなって…」
おろさん
「それで?マルスはVIP席断ってないのにここにいるの?」
マルス
「実はぼくも断る予定だったんだ。でも、クリスやジェイガンが許してくれなくてね……」
タイガ
「ホンマあれは思い出してもヤバかったで。勢いが」
おろさん
「それだけヤバかったんだ」
マルス
「それで、せめてインターバル回は協力させてほしいとぼくからお願いをしてここにいるんだよ」
骨眼鏡
「王子様も大変だなぁ」
早朝。今回ハンター役となる6人が、逃走エリアとなるウラオオサカに集められていた。
全員、各々交流を深めているようだ。
マルス
「それで話を戻すけど、今回はこちら側がハンターとなって逃走者を捕まえるんだよね?詳しくルール説明を聞いていないのだけど……」
タイガ
「確かそんな話だったんは覚えとるけど……。ちょい狭いエリアっちゅーことは、タダでことは転ばせてくれなさそうやなぁ」
ジャイロ
「ま、どんなルールであっても適材適所に動くしかねェよなぁ。ペンタの野郎もいねえし、緩くやらせてもらうぜ」
ピリリ ピリリ
メールだ……!
おろさん
「おや、早速メールが来たみたいだね。
『これより『ギリギリ有名人が逃走中』を開催する。今回は普段の逃走中とは違い、プレイヤーがハンターとなって行う逃走中だ。』」
オービュロン
「『顔は見たことはあるが、名前がうろ覚え……そんな『ギリギリ有名キャラ』が、このウラオオサカエリアに潜伏している。』
エ、普通の恰好デハナイノデスカ?!」
タイガ
「そりゃそうやろ。えーと、続き続き。
『ギリギリ有名キャラを捕まえ、フルネームを思い出し答えられたら確保となる。また、ギリギリ有名キャラは自分が気付かれたと思ったら逃走するため、簡単に捕まえられるとは限らない。』
ほー、逃げるんかいな。これは面白そうやな」
ジャイロ
「『なお、名前を間違えたら1分間の行動停止のペナルティが与えられる。』
間違えたらペナルティ付きってわけか。慎重に答えねェとまずいな」
骨眼鏡
「『今回は全てのギリギリ有名キャラを確保するまでゲームは終わらない。プレイヤー全員が協力し、逃走者全員を確保するため動きたまえ。』」
マルス
「僕達全員で協力をして、このウラオオサカエリアにいる逃走者全員を捕まえればいいんだね。洞察力と知識、どちらも問われる内容になっているみたいだ」
ジャイロ
「へっ。面白そうじゃねェか。こういう逃走中も悪かねェんじゃねえか?」
タイガ
「ジャイロはんは逃走中、好きなんでっか?」
ジャイロ
「俺の星でやる逃走中には、債務者を追いかけるために参加してるんだが……。逃走中自体も好きだぜ。でなきゃ何回も参戦してられねェからな。こういうタイプの逃走中は初めてだがよ」
ゲームマスターにより、今回の逃走中のルール説明がなされた。
今回の逃走中は、プレイヤーがハンターとなって行う逃走中だ。
エリア内に潜伏している逃走者を捕まえ、本名を答えることが出来れば確保となる。しかし、ギリギリ有名キャラは自分が見つかったと思ったら逃走してしまう。
名前を間違えて答えてしまった場合、1分間の行動停止のペナルティが与えられる。
今回はハンター側全員が逃走者全員を捕まえるまでゲームは終了しない。力を合わせて全ての逃走者を確保せよ!
骨眼鏡
「俺の逃走中でもそうだったけど、こういう潜伏するタイプの逃走中は中にエキストラが混じってるから厄介なんだよな。気を付けて探さないと」
マルス
「ここはエリア外だから分からないけど、気配で人がいそうなのは何となく分かるよ。あの人だかりの中から逃走者を探すのか……」
タイガ
「ま、ヤルしかないならヤルだけやからな。人混みがあろうがなかろうが関係あらへん」
オービュロン
「ア!マタすまほが鳴ってイマスヨ?エート……
『これより10秒後にゲームをスタートする。ゲームがスタートしたら、エリア内への侵入が可能となる。』
イ、イヨイヨ始まるノデスネ……!」
おろさん
「僕も協力するから、皆で力を合わせて逃走者を捕まえよう!」
ジャイロ
「気負わずいこうや。そんじゃ、ターゲットを捕まえるかァ!」
3
マルス
「よし、気合を入れていこう!」
骨眼鏡
「いよいよ始まるぞ……!」
2
オービュロン
「ワタシのIQで全員捕まえてヤリマスヨ!」
おろさん
「頑張るぞー!」
1
ジャイロ
「ターゲット全員、俺に捕まる覚悟は出来てるんだろうなァ?」
タイガ
「ほな行きまっせ~!」
プシューーーーーーーーーーーー
GAME START
ゲーム開始の合図と共に、エリアの中に駆けていく6人のハンター達。
果たして、エリア内に潜む逃走者全員を捕まえることは出来るのだろうか!
【ゲーム進捗】
確保した逃走者 0人
逃走者 残り??名
- Re: ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP ( No.3 )
- 日時: 2024/08/16 21:21
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
タイガ
「マラリヤんもここでたまーに鬼ごっこしちゅうってことか。いやー、あの時は驚いたわー」
ジャイロ
「クラスメイトがここに来たことあんのか?だったらどこに何があるかくらいは聞いてんじゃねェか?」
タイガ
「いーや、なーんも聞いてへんで。アイツ、マイペースやし。俺もココに来るのは初めてやしなぁ」
今回の舞台は、チェイスチェイスジョーカーズに登場する『ウラオオサカ』。
元々鬼ごっこのようなゲームの為に創られたエリアである為、隠れ場所は多く隠密をするにはもってこいの舞台だ。
骨眼鏡
「うわ、早速エキストラだらけじゃないか!やっぱりこの中から逃走者探すのか……」
おろさん
「誰かになり切ってたり、どこに隠れてるか分からない人もいそうだからね。慎重に探さないと」
今回の逃走者は、エリア内のエキストラの中に紛れている!
早々簡単に捕まるわけではない。慎重に見つけなければ、ゲームは終わらない!
マルス
「隠れ場所も多そうな場所だね。丁寧に探すことを心掛けなければ」
オービュロン
「ココで身長が低いコトを恨む日が来るトハ思いまセンデシタ……。イヤ、ココでコソワタシのIQが輝く時デス!」
4人は現在バラバラの場所に向かっている。
最初に逃走者を見つけるのは誰だ……!
ジャイロ
「そういやよタイガ。お前、その刺青はなんなんだ?」
タイガ
「気になりまっか?」
ジャイロ
「そうだな。学生の身分にしては随分な不良野郎だと思って気になってただけだよ。シンパシーって奴だ」
唯一一緒に行動をしているタイガ、ジャイロの2名。
ジャイロはどうやらタイガの刺青が気になっているようだ。
タイガ
「シンパシーて。確かにアカデミーに転校してくるまでイイご身分じゃあらへんかったけど……。別に裏金とかに手ェ出してへんで?刺青はお洒落の一つや。模様も俺が決めたヤツや。かっこええやろ~?」
ジャイロ
「ふぅん。何か含みがある言い方だが、これ以上俺が突っ込むのも野暮って奴か。ま、かっこいいのは頷けるけどよ。俺も刺青が入れられるんであれば、お前みたいに両腕に入れてみるのもありだな」
タイガ
「ホンマか?!いや~、俺のセンスわかるってエエ奴やん~!これからも仲良うしたってや~!」
ジャイロ
「お前のは結構独特なセンスだが、俺は嫌いじゃねェぜ。何かと似てるとこもありそうだしよ、これからよろしく頼むぜ。何なら舎弟にでもしてやろうか?」
タイガ
「それは遠慮しときます…」
ジャイロは相手が債務者でなければ面倒見がいい男のようだ。
謎の絆が生まれた……。
おろさん
「ここら辺に誰かいそうな気がするんだけどな。こう人が多いと……」
人混みを掻き分けて逃走者を探すおろさん。
しかし、中々見つからない……!
おろさん
「屋内エリアは使えないし、丁寧に探していけば見つかると思うんだけどなぁ」
今回、屋内に隠れるのはエリアの構造上出来ない。
つまり、逃走者全員が必然的に外にいるということにある。エキストラの中に隠れている逃走者を探し出すことが鍵だ……!
おろさん
「うーん。1人ずつ気になった人を見ていくか……」
そんな彼の元に……。
???
「…………」
逃走者……!
おろさんとすれ違いそうだ。
おろさん
「どこかな?」
???
「…………」
すれ違った……!
おろさん
「……ん?あの人どこかで見たことがあるぞ?」
???
「…………」
おろさん、すれ違った人物に違和感を抱く……。
おろさん
「――あっ!やっぱりあの人『あいつ』じゃん!動画配信してるからよく見てた子じゃん!」
黒髪の少年
「うわ、見つかった!」
おろさんが遂に逃走者を発見!逃走者も気付きおろさんから距離を取る!
彼が言う『動画配信している子』の正体は……?
おろさん
「ま、待て!!」
黒髪の少年
「人混みが多くて走りにくい……!」
人混みは隠れるための盾となるが、見つかってしまえば逃げるための障害となる!
逃走者は上手く逃げることが出来ない!
おろさん
「よしっ!追いついた!」
黒髪
「うわー!そんなぁー!!」
ポンッ
おろさん
「あとはこの子の名前を答えるだけだ。間違えないように慎重に行かないと」
黒髪の少年
「間違えてくれー!!」
しかし、捕まえても勝負は終わらない。
逃走者の名前を答えられれば、確保となる!
おろさん
「君の名前は―― ブラックチャンネルの『さとし』だよね!」
さとし
「……うん、そうだよ」
おろさん
「よしっ!!これは一番乗りなんじゃないか?!」
おろさん、ブラックチャンネルの『さとし』を確保!
○さとし(ブラックチャンネル)
コロコロコミックにて連載中の漫画、及びアニメ「ブラックチャンネル」の登場人物。
当作品のもう1人の主人公で、優中部小に通う小学生ヨーチューバーである。
ピリリ ピリリ
マルス
「あ、通知だ。
『おろさんがさとし(ブラックチャンネル)を確保 逃走者残り14名』
おろさんさんがやってくれたんだね。凄いじゃないか」
オービュロン
「オー!モウ見つけた方がイルノデスネ!ワタシも負けてイラレマセン!」
骨眼鏡
「おろさんさんのことはよく知らないけど、こんなに早く見つけるならアニメやゲームのキャラに詳しそうだな……。これは頼りになりそうだぞ」
タイガ
「それに、これで逃走者の数が15人ちゅーことが分かったな。人数がはっきりしたのはええことやな」
ジャイロ
「これだけの人数に14人か。ちょいと骨が折れそうだな」
確保情報は随時通知で知らされる。
そして、ここでハンター達が見つけるべき逃走者の数の残り人数が知らされる!
さとし
「おかしいだろー!どうしてオレがギリギリ有名キャラの枠に入ってるんだよー!」
おろさん
「ブラックチャンネルって今コロコロ内でも大分地位が上の方の作品じゃなかったっけ?」
さとし
「だったらブラックだってここにいてもいいじゃないかー!見つからなかったら動画のネタに出来たのにー!」
おろさん
「な、なんかごめん…」
ブラックは、流石にギリギリ有名人にしては目立ちすぎだ……。
もしかしたら、知らないところで本人がさとしのことをネタに動画をアップしているかもしれない……。
【ゲーム進捗】
確保した逃走者 1人
さとし(ブラックチャンネル)
逃走者 残り14名
- Re: ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP ( No.4 )
- 日時: 2024/08/18 00:17
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
骨眼鏡
「ここには出店が並んでいるのか。いや普段からあるかは分からないけど」
出店が並んでいるエリアへとやってきた骨眼鏡。
一旦人混みの中を探すのは諦め、何者かに扮している逃走者を探す作戦に出たようだ。
威勢のいいおばちゃん
「いらっしゃーい!!今ならこの魚100円2匹で売ってあげるよー!」
黒髪の男性
「新鮮な野菜が沢山売ってるよーー!!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
寡黙なおじちゃん
「……らっしゃい」
怪しいおばあさん
「ヒッヒッヒ……そこの若いの。今ならこの宝箱をタダで差し上げるが、いるかね?」
骨眼鏡
「乗っ取られそうなんでいりません」
出店では店主らしき人々が客に声掛けを続けている。
この中に逃走者はいるのだろうか?
骨眼鏡
「さっき声かけられた怪しいおばあさんはあからさますぎるし、威勢のいいおばちゃんが逃走者だったら俺わかんないしなぁ……」
店主の顔をじっと見つめる骨眼鏡……。
骨眼鏡
「……ん?あの人どこかで見た気が……」
骨眼鏡が気になったのは――
黒髪の男性
「いらっしゃーい!!」
黒髪の男性だ……。
骨眼鏡
「あのメタボ体型は絶対にそうだ!あいつしかいない!声をかけてみよう!」
黒髪の男性
「今なら野菜安くしておくよー!」
骨眼鏡が怪しいと踏んだ黒髪の男性は彼が怪しいと思っていることに気付いていない!
彼が言う『メタボ体型の男性』の正体は――?
骨眼鏡
「あっちは俺に気付いていないみたいだな。というか吞気すぎだろ……」
ここまで近付いても気付かない男性に憐みの目を向ける骨眼鏡……。
そして――
骨眼鏡
「すみません、ちょっといいですか?」
黒髪の男性
「なんだい?今なら野菜――って、あ!!」
骨眼鏡
「今更気付いても遅いんだよ!」
黒髪の男性、遂にハンターが間近に来ていることに気付くも時すでに遅し……!
骨眼鏡
「こんなあっさり捕まえられると拍子抜けしちゃうけど……。確保だ!」
黒髪の男性
「そ、そんなーー!!」
ポンッ
骨眼鏡
「俺の作品にも同じ出典から色々キャラは出してるし、この人なら分かるぞ!」
黒髪の男性
「う、うかつだった……」
骨眼鏡が男性の名前を答えられれば、この男性は確保となる!
果たして、男性の運命は――?!
骨眼鏡
「あなたの名前は―― クレヨンしんちゃんの『川口』ですね?」
川口
「……はい、そうです」
骨眼鏡
「これで2人目だな!それにしてもこんなあっけなく捕まるなんて……」
骨眼鏡、クレヨンしんちゃんの『川口』を確保!
これで確保人数は2人となった!
○川口 (クレヨンしんちゃん)
漫画及びアニメ「クレヨンしんちゃん」の登場人物。
双葉商事の社員で、営業部所属。しんのすけの父、ひろしの後輩にあたる。
ピリリ ピリリ
おろさん
「ん?通知だね。
『骨眼鏡が川口 (クレヨンしんちゃん)を確保 逃走者残り13名』
流石ですね骨眼鏡さん。結構いいペースで捕まえられてるんじゃないか?」
タイガ
「もう2人かいな。これは俺もうかうかしてられへんで」
ジャイロ
「にしても、エキストラ多すぎだろ……。俺の星の逃走中でもここまで人だかりは無かったぜ」
オービュロン
「足しか見えマセン……。ドウシマショウ……」
マルス
「制限時間はないけど、こちらにも体力の限界はあるからね。早めに見つけるのは吉というものだよ」
2人目の確保が通知され、士気が上がるプレイヤーチーム。
このままリズムよく全員確保となるか!
骨眼鏡
「それにしても呑気だなーと思ってたら、気付いてなかったんかい」
川口
「どうにかして店主に扮していたら近付いていることに気付かなかったんだよ……。逃げる暇もなかった」
骨眼鏡
「俺の分かる人が近くにいてよかった……」
川口、あまりにも迂闊すぎた……。
オービュロン
「困りマシタ……。身体が小さいノデ足シカ見えマセン……」
一方。未だに人混みから抜けられていないオービュロンは困り果てていた。
元々の背の小ささが相まって、腰から下しか見えず顔が確認できないようだ。
オービュロン
「チキュー人背が高すぎるのデスヨ!少しハワタシのコトモ考えてホシイデスネ!プンプン!」
怒っても、この状況はどうにもならない……。
オービュロン
「トニカク人混みカラ抜けなクテハ……」
移動を続けようとする彼の元に――
???
「…………」
マルス
「大丈夫かい?」
オービュロン
「オオ、ソノ声はまるすサンデスカ? 実は助けてイタダキタイノデス……」
逃走者と思われる人物、そしてマルスがやってきた!
オービュロンもマルスも互いに集中しており逃走者とすれ違ったことに気付いていない……!
???
「…………」
そのまま逃走者は2人から遠ざかっていった……。
マルス
「――そうなのか。確かにきみの背だと顔が見えないよね……」
オービュロン
「面目丸ツブレデス……。イツモナラぴっぐしっぷに乗って空を飛べるノデスガ、今回は禁止サレテオリマシテ……」
マルス
「成程。じゃあ、ぼくの肩に乗るかい?」
オービュロン
「ヘ? ヨロシイノデスカ?」
マルス
「きみが顔が見えない方が困るだろう?ぼくの事なら気にしないでほしい」
オービュロン
「高貴なおーらを持つダケデハナク優しい心マデ持ってイルトハ……。わりおサンに爪の垢を煎じて飲ませてアゲタイデス。チキュー人もタマニハ良いトコロアリマスネ!」
マルス
「ワリオはワリオなりに良いところがあるから、そこまでじゃないんじゃないかな?」
どうやら、オービュロンの為にマルスは一緒に行動することを宣言したようだ。
ひょいっとオービュロンを掬い上げ、自分の左肩に乗せた。
オービュロン
「コレナラ顔が見えマース!」
マルス
「タイガやジャイロのように背が高いわけじゃないから、あまり役には立てないと思うけど…。顔が見えるようになったのであれば嬉しいよ」
オービュロン
「デハ、改めて逃走者を探しに行きマショウ!」
2人で行動することにしたマルスとオービュロン。その決断は吉と出るのか?
【ゲーム進捗】
確保した逃走者 2人
さとし(ブラックチャンネル)
川口
逃走者 残り13名
- Re: ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP ( No.5 )
- 日時: 2024/08/18 21:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
ジャイロ
「こういうところに1人くらいいねェもんかねえ」
タイガと別れ、人気の少ない路地裏を攻める選択をしたジャイロ。
なんとも借金取りらしい選択だ。
ジャイロ
「借金取りとして債務者を追う時だってそうだ。債務者の考えの裏を……二手三手先読みして行動する。そうして追い詰めて金を取り返すって寸法だ」
債務者に対する知識や経験を活かして逃走者を追い詰める作戦のようだ。
果たして、その考えは生かされるのか?
ジャイロ
「……ん?あの個性的な緑の髪……。どっかで見たような」
路地裏にも少ないがエキストラは存在している。
その中に紛れて逃走者がいる可能性は充分ある!
目を凝らした先に、どうやら気になる人物がいるが……。
緑髪の青年
「!! まずい、見つかった!」
ジャイロ
「チッ、気付かれたか!」
青年の方も気付きジャイロから距離を取る……!
しかも人混みの中に紛れてしまい、探すことが出来ない!
ジャイロ
「人混みの中に紛れられちゃ探しようがねえな……。だが、1人は誰だか分かった。次見つけたらぜってェ捕まえてやる」
エキストラの多さのこともあり、一旦追いかけるのを断念したようだ。
緑髪の青年
「ひぃ……心臓止まるかと思った……」
ジャイロがはっきりと『分かった』と発したこの緑髪の青年。
果たして一体誰なのだろうか……?
オービュロン
「ナカナカソレッポイ人が見つかりマセンネ……」
マルス
「これだけ人が多いんだ。丁寧に探していかないと見つからないと思うよ」
オービュロン
「簡単に見つけてシマウ作者サンが改めて凄すぎマスネ」
合流したオービュロンとマルスは、店が並び立つエリアへとやってきた。
ここは入り組んだ道も含まれているため、隠れるのにも逃げるのにも絶好の場所と言えるだろう。
マルス
「ここら辺に隠れている人が1人くらいいないかな?」
オービュロン
「ソウイエバ、今回の『ぎりぎり有名きゃら』トイウノハ全員がチキュー人のヨウナ風貌ナノデスカ?」
マルス
「それが分かれば苦労はしないのだろうけど……。ただ、残り人数が分かっているだけでも救いだね」
今まで見つかったさとしや川口のように、全員が全員人型とは限らない。
その可能性も示唆し、2人は丁寧に逃走者らしき人物を探す……。
オービュロン
「……アレ?」
マルス
「どうしたんだい、オービュロン?」
オービュロン
「何か、近くデがたがたと物音がシマシタ!コチラデス」
マルス
「行ってみよう」
ふと、オービュロンが何か物音がしたととある店を指さす。
マルスも彼の言葉を信じ、オービュロンが指さす方向へ向かってみると……。
オービュロン
「コレデス!ココカラ物音がシマシタ!」
マルス
「樽の様だけど……。開けてみてもいいかい?」
オービュロン
「ハイ、オネガイシマス!」
オービュロンが聞いた物音の正体は樽の様だ。
試しにマルスが蓋を開けてみると――
緑色の太鼓
「あばばばば!」
マルス
「…………」
マルスは一旦蓋を閉めた。
もう一度蓋を開けてみると――
緑色の太鼓
「あばばばばばばば!」
オービュロン
「オー……」
マルス
「もしかして……逃走者?」
緑色の太鼓
「み、見つかったでござるー!!」
マルス
「あっ、樽が!」
緑色の太鼓も気付き、樽を転がす要領で2人から逃げ出す!
そのスピードは常人の比ではない!
オービュロン
「まるすサン!追いかけナイト!」
マルス
「でもこのスピードは……!」
緑色の太鼓
「このまま逃げ切るでござるー!このスピードならいけるドーン!」
2人も追いかけ始めるが樽の転がるスピードの方が速い!
この緑色の太鼓に実は名前があるのだが、その正体は……。
【ゲーム進捗】
確保した逃走者 2人
さとし(ブラックチャンネル)
川口 (クレヨンしんちゃん)
逃走者 残り13名
- Re: ギリギリ有名キャラが逃走中 in #CRSP ( No.6 )
- 日時: 2024/08/19 20:59
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 2EqZqt1K)
緑色の太鼓
「このまま逃げ切るでござる!」
マルス
「は、速すぎる……!」
オービュロン
「転がるノハ反則デスッテー!」
緑色の太鼓は転がる加速力を利用しぐんぐんと2人から距離を離していく!
このまま逃げ切られてしまうのか……?!
おろさん
「……待って、今転がってる太鼓見覚えがあるぞ?!」
骨眼鏡
「というかよくあんなに速く転がれるな」
近くを探してたおろさん、そして骨眼鏡も緑色の太鼓を発見し確保しに向かう!
6人中4人が太鼓に夢中の展開だ!
骨眼鏡
「うわ、危ないな?!ぶつかるところだった……」
緑色の太鼓
「よそ見してるとケガするでござるよー!」
おろさん
「見た目以上に速すぎて捕まえられない!」
緑色の太鼓
「そう簡単には捕まらないドーン!」
骨眼鏡、おろさん共に捕まえられず……。
緑色の太鼓はどんどんスピードを上げて逃げていく!
緑色の太鼓
「はわっ そういえばどうやって止まればいいでござるか~~?!
め~が~ま~わ~る~!!」
なんと、転がったはいいものの止まり方を考えていなかった!
人混みの中を猛スピードで樽が転がっていく!
マルス
「なんかどんどん速さが上がっていってないかい?!」
オービュロン
「サ、流石にモウ追いつけマセン……!」
追いかけていたマルス、オービュロンコンビも諦めようとしたその時!
タイガ
「……ん? なんかゴロゴロ言うとるやんけ」
マルス
「タイガ!危ない!!そっちに樽が転がって来てるよ!!」
タイガ
「……樽ゥ?!」
緑色の太鼓
「た~す~け~て~~~!!!」
近くに、タイガ……!
マルスが忠告するも、それよりも速いスピードで樽が迫る……!
タイガ
「……ハァ。しゃーないなぁ」
ため息をつくと、タイガは迫ってくる樽に足をかけて止めてしまった!
恐らく少しだけ魔法を使ったのだろうが、樽が暴走していたため今回はお咎め無しのようだ。
緑色の太鼓
「はわわわわ……」
タイガ
「これでええんやろ?」
マルス
「あのスピードを一撃で止めちゃった……。凄いねきみ」
タイガ
「クルマとおんなじなら、こっちからエネルギー与えれば止まるゥ考えたら上手くいったわ。いや~、流石本番に強い男!俺やな!」
緑色の太鼓
「た、助かったでござる……」
タイガ
「で、コイツ……アニゲ苦手な俺でも答えられるで。ほい、ターッチ」
緑色の太鼓
「はっ!エキストラじゃなかったドーン!」
タイガ
「エキストラちゃうわ!」
ポンッ
タイガ
「なんか漁夫の利してもうたみたいでスマンな」
マルス
「いや、大丈夫だよ。きみが止めてくれなかったら樽がもっと暴走してただろうし……」
おろさん
「え、まさかあの樽止めたの?!」
骨眼鏡
「凄い勢いだったもんな……。とりあえずは止まって良かったな」
緑色の太鼓
「良くないドン!見つかっちゃったドン!」
骨眼鏡
「それはルールだから仕方ない」
緑色の太鼓も逃走者の1人(匹?)だ。
名前を答えられれば確保となる!
タイガ
「これは俺でも分かるで!アンタの名前は――太鼓の達人に出てくる『よもぎまる』や!」
よもぎまる
「そうでござるー!」
タイガ
「これで3人目!……ヒトカウントしてええんかいな?」
骨眼鏡
「それ以上突っ込んだら野暮だぞ流石に」
樽の暴走というアクシデントもあったが、怪我人もなく無事によもぎまるを確保!
これで残りの逃走者は12人となった!
○よもぎまる(太鼓の達人)
アーケードゲーム「太鼓の達人」の登場人物。
戦国時代の太鼓に魂が宿った存在で、正義感が強い。家庭用ゲーム中では4Pを担当。
ピリリ ピリリ
ジャイロ
「ん?通知じゃねェか。
『タイガがよもぎまる(太鼓の達人)を確保 逃走者残り12名』
へぇ、アイツやるじゃねェか。だが……さっきあっちで騒ぎになってたようだが何があったんだ?」
骨眼鏡
「人じゃないだけで逃げる戦法も変わるけど、アクシデントも起きやすいということが今回よーく分かった」
おろさん
「怪我人が出なかっただけまだいいよね。これからどうなるんだこれ……」
これで3人目の確保となったプレイヤーチーム。
人型ではない逃走者もいるということを知らされた……!
よもぎまる
「た、タイガ殿。実はもう1つお願いがあるでござる」
タイガ
「いや、俺が牢獄まで連れてかなあかんから別にええけど。どないしたん?」
よもぎまる
「樽から出してほしいドン……。良い隠れ場所だと思って入ったら抜け出せなくなったドン……」
タイガ
「抜け出せなくなる思うて何で入ったん?」
よもぎまる、樽から抜け出せなくなっていた……。
そして、問題はもう1つ……。
骨眼鏡
「マルス。そういえばオービュロンは?一緒じゃないのか?」
マルス
「え? 肩に乗ってる筈だけど――あっ」
おろさん
「走ってる間に落ちたなこれ……」
オービュロン
「ココハドコ ワタシハダレ……」
オービュロン、人混みからは抜けられたがはぐれてしまっていた……。
【ゲーム進捗】
確保した逃走者 3人
さとし(ブラックチャンネル)
川口 (クレヨンしんちゃん)
よもぎまる(太鼓の達人)
逃走者 残り12名