PR
二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【魔法少女リリカルなのは二次創作】放っておけない君へ
- 日時: 2024/12/14 18:13
- 名前: きのこ (ID: sbAJLKKg)
- 参照: kakiko.info/profiles/index.cgi?no
おはよう、なのは」とクロノが声をかける。なのははいつもの笑顔で振り向いた。
「おはよう、クロノくん!」
彼の目には、魔法少女として日々成長していくなのはの姿がまぶしく映る。しかし、それを認めるのは少し悔しい気もする。彼女はもう立派な魔導師だ。
「今日も訓練付き合ってくれるんだよね?」なのはの笑顔は、クロノをまっすぐ見つめる。
「もちろんだよ。…君がサボらなければね」少し意地悪く返すが、なのははくすっと笑う。
「クロノくんが見ててくれるなら、絶対サボらないよ!」
その一言に、クロノの顔が少し赤くなる。咳払いで誤魔化しながら言葉を探す。
「そ、それならいいけど…無理はするなよ。君が無茶すると、僕が心配するんだからな」
「ふふ、ありがとう。クロノくんも無茶しないでね」
言葉にするのは苦手だが、二人の間に確かな絆がある。クロノは目をそらしながら、そっと言う。
「まったく…君は放っておけないな」
その照れ隠しも、なのはにはお見通しだ。
PR