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二次創作小説(新・総合)
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- 【ダンまち二次創作】君と歩む道
- 日時: 2024/12/15 13:12
- 名前: きのこ (ID: sbAJLKKg)
- 参照: kakiko.info/profiles/index.cgi?no http://uuuu
ダンジョンの中。ベル・クラネルはアイズ・ヴァレンシュタインと並んで歩いていた。アイズは、いつも通り無駄のない動きで進んでいる。その後ろで、ベルは少し息を切らしながら、時折アイズを見上げる。
「アイズさん、ちょっと休んでいいですか?」
ベルが尋ねると、アイズは無表情のまま一瞬だけ振り向く。
「休むの?」
「あ、うん、ちょっと疲れて……」
アイズは少し考え込み、そして自然な口調で答えた。
「休んでもいいけど……先に行くよ。」
その一言で、ベルは驚きながらも、アイズが待ってくれることを期待していた自分が少し恥ずかしくなった。アイズはただ黙って歩き始める。
その後、魔物が現れる。アイズはすぐに反応し、素早く剣を振るって一撃で魔物を倒した。ベルは驚いて立ちすくむ。
「アイズさん、すごい……」
「うん。」
アイズは淡々と答え、また剣を収める。ベルはその冷静さに改めて圧倒され、さらに不安になってしまう。
「僕も、もっと強くならないと……」
アイズは振り向き、少し首をかしげて答える。
「強くならないと、ダメ?」
その質問にベルは一瞬戸惑った。
「え、いや、だって、そうだよね?」
アイズは何も言わず、しばらく考えた後にぽつりと言った。
「強くなっても、何か変わるの?」
その言葉に、ベルはふと考え込む。アイズが天然のように言ったその一言は、実は深い意味を含んでいるような気がした。
「えっと……変わると思うけど。」
「ふーん。」
アイズはまたすぐに前を向き、歩き続ける。その後ろで、ベルは少し考えながら、アイズの言葉が頭の中でぐるぐる回っていた。
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